槍ヶ岳(北鎌尾根から(2回目))
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- GPS
- 38:40
- 距離
- 52.0km
- 登り
- 3,322m
- 下り
- 3,179m
コースタイム
- 山行
- 11:07
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 11:59
- 山行
- 9:58
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 12:03
天候 | 2日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般縦走路部分は省きます。 1、水俣乗越から北鎌沢の出会い 最初のガレの下りが酷い。数十mで右に曲がってジグを切ってくれる。 右に沢が見えてくると、そのぎりぎりを降りていく。 今回、雪渓はほとんど終了。 2、出会い〜北鎌沢のコル なぜか赤テープがある!? 最初、間違えやすいところにあるのか?と思っていたら、ほぼ等間隔に着けられていた。かつて、こういうマーキングを排除したことがあるのを知っているのかな? その間違えやすいところ(右股との分岐)にはケルンが積まれている。 上に行くに従い傾斜がきつくなる。 3、コルから独標ちょい手前 ここまで踏み跡は一本のみ。迷うところなし。 ただ、前回(H24年)のようにガスっていると、難しいかも。 基本的に、大きく下に降るのは間違いと思っていい。 4、独標〜北鎌平 独標のトラバースから適当に上に上がると、今回のように大変なことになるかも。見極めが必要! 独標ピークにも北側、南側両方にビバークできる。北側が草付き岩で風もよけれる。ただし、キジ場にもなっている。南側は展望はいいが、風の影響を受けそう。 基本的に稜線を行くのがいいのだが、巻く(トラバースとしたら右(千丈沢)側。 トラバースの方が難しいところもある。 稜線直登は大変かな?と思って行くと、その先意外と楽だったりもする。 どちらにしても、考えながら進むのが北鎌尾根です。 5、北鎌平〜槍ヶ岳山頂 ここも踏み跡が至る所にある。 今回、2つのチムニーポイントともスルー(右側で巻いた) どのルートを通るにしても、十分なクライミング技術が必要。 ところふどころに確保用にシュリンゲがあったりする。 ざれているところもあり、注意が必要。 どのルートを通ったとしても、山頂の祠の裏側で山頂に達する。 |
写真
感想
月曜日が休暇とれたので、北鎌尾根に決行。
(土、日だと北鎌も登山者多い⇒落石の心配)
上高地を自転車で向かっていると、3人の登山者が。追い抜かれるとき1人と話したら、彼は1週間前北鎌に行っていたそうな。ちょっと情報をもらう。独標直登しますか?と聞かれ、今回は天気もいいしそのつもりですと答えたが、今回使用したシューズの底のグリップが良くなく(と言うより恐れをなしたが本音かな)直登はまた次の機会に。
北鎌沢の出会いで単独登山者が休憩していた、その後しばらく一緒に歩くが、ペースが合わないので先に行くことにした。今回、独標を過ぎて北鎌平まで行きたかったが、独標に5時到着。タイムリミットかな、ビバークとする。
夜はそんなに強い風も吹くこともなくて助かった。独標から先も今回は意外と時間がかかった。当初はなるべく稜線越しと思っていたが、1日目の独標の登りでかなりヤバかったので、2日目はほとんどトラバースルートとした。槍山頂直下のチムニーポイントも敢えてスルーして右側から巻いた。
祠の裏側から山頂に達すると、こんなところから登ってきた!と一人の登山者に驚かれたが、拍手起こらず。(ちょっぴり期待はしてたが、・・・。)
槍山頂から肩までは鎖が新しくなっていた。
先週唐松で会った山ガールと槍山頂で11時という予定でしたが、彼女たち大天井岳からだと11時はきついかな?東鎌尾根を行けば、こっちが水俣乗越で降りる前に会えるだろうと思い、槍沢ではなく東鎌尾根を下る。
予想通り、ヒュッテ大槍と乗越の中間あたりで再会できた。
後はどんどん下りを消化するのみ。
横尾からほとんど上高地に向かって帰る人もない中、私の後をほぼ同じペースで下る人がいて、どうしよう、先に行ってくださいと譲ったら、自分の心折れてペースダウンするだろうと頑張る。しかし、いい加減疲れてきたので、徳沢の手前で話しかけてみると、意外や意外、彼も北鎌を行ってきた人でした。昨日、北鎌沢の出会いかからコルまでちょっと一緒だった単独登山者とは北鎌のコルのビバーク地点で一緒だったとかで彼のその後の情報も聞けて安心。
その後、上高地まで松本氏に自宅がある彼と話しながら歩いたので、疲れも知らずに上高地に到着できました。ありがとうございました。
彼はタクシーに乗って、私は自転車(今回はロードバイクを使用)で自動車のデポ地点に向かう。釜トンを出た後、ザックをデポして空身でヒルクライム。空身だと軽いし、苦にもならなかった。
今回の核心(独標の登り)についてはブログの方で詳しく書く予定。
徳沢の手前で声を掛けていただいた者です。
最終盤の一番辛い所でご一緒でき、1人なら心が折れそうな中、疲れも忘れてあっという間に上高地に到着できました。本当にありがとうございました!
また、色々なお話が聞け、とても参考になりました。
ブログの方も拝見させてきいただきます。
またどこかでお会い出来るといいですね。
話しかけてみると驚きもありますね!もう一人の単独行の人のことも気になっていたので安心しました。貴公の過去歴を見たら霞沢岳の西尾根に行ってますね。小生、積雪期ではない時期に藪漕ぎで降りたい計画はあるのですが、・・・・。
今後ともよろしくお願いします。
水取れましたね。ガセネタにならずヨカッタです(笑)。
我々もほぼ予定の行程を消化しました。
お互い無事で何よりです、またお会いしましょう。お疲れ様でした。
下から結構うえまで水出てました。
あんまり抜かれることないので、印象深いです。過去歴見てると、似たようなことしてますね!今後ともよろしくお願いします🙇⤵
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