ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1272287
全員に公開
沢登り
剱・立山

薬師沢左俣:クマを蹴散らして遡行!

2017年09月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
マメゾウムシ その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:46
距離
21.9km
登り
913m
下り
1,836m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:51
休憩
0:53
合計
10:44
15:59
0
6:07
19
6:26
27
6:53
6:55
4
6:59
16
7:15
7:26
295
12:21
12:22
6
12:28
12:29
51
13:20
4
13:24
14
13:38
14:16
19
14:35
16
14:51
67
16:50
1
16:51
ゴール地点
薬師峠6:10〜太郎平小屋6:25〜薬師沢左俣出合7:15-27〜12mトヨ滝下8:53〜10m魚止めの滝下9:04〜2315m二俣10:20〜稜線11:52〜北ノ俣岳12:20〜太郎平小屋13:25〜薬師峠13:39-14:17〜太郎平小屋14:35〜折立16:50
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岩井谷を遡行した翌朝は見事な快晴! その代わり、夜は放射冷却でかなり冷え、3シーズンシュラフでは寒かった。今日はテントを張りっぱなしにして、空荷で薬師沢左俣を遡行する予定。その間に夜露に濡れたテントも乾くだろう。
2017年09月24日 06:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 6:09
岩井谷を遡行した翌朝は見事な快晴! その代わり、夜は放射冷却でかなり冷え、3シーズンシュラフでは寒かった。今日はテントを張りっぱなしにして、空荷で薬師沢左俣を遡行する予定。その間に夜露に濡れたテントも乾くだろう。
日の出で朝日に輝く山々! 当初は薬師峠から薬師沢中俣を左俣出合まで下降する予定だったが、朝のあまりの寒さに、とても早朝から水に浸かりたくはない。登山道で左俣出合まで下ることにする。
2017年09月24日 06:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 6:16
日の出で朝日に輝く山々! 当初は薬師峠から薬師沢中俣を左俣出合まで下降する予定だったが、朝のあまりの寒さに、とても早朝から水に浸かりたくはない。登山道で左俣出合まで下ることにする。
草紅葉と朝日が見事にマッチして美しいが、木道に霜がおりていて滑りやすい。
2017年09月24日 06:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 6:17
草紅葉と朝日が見事にマッチして美しいが、木道に霜がおりていて滑りやすい。
見事な雲海! 美しい!
2017年09月24日 06:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 6:18
見事な雲海! 美しい!
太郎平小屋から薬師沢方面への道に入る。
2017年09月24日 06:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 6:25
太郎平小屋から薬師沢方面への道に入る。
正面に黒部五郎岳。
2017年09月24日 06:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 6:27
正面に黒部五郎岳。
薬師峠から1時間ほどで薬師沢左俣出合に到着。この時点での入渓者は我々だけのようだ。
2017年09月24日 07:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 7:27
薬師峠から1時間ほどで薬師沢左俣出合に到着。この時点での入渓者は我々だけのようだ。
沢装備を装着して遡行開始。
2017年09月24日 07:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 7:49
沢装備を装着して遡行開始。
テンカラ竿を振ってみるが、どうも魚がスレているようで、岩井谷ほどは釣れないし、サイズも小さい。それでも今シーズン最後となる渓流釣り。悔いはありません!
2017年09月24日 07:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 7:39
テンカラ竿を振ってみるが、どうも魚がスレているようで、岩井谷ほどは釣れないし、サイズも小さい。それでも今シーズン最後となる渓流釣り。悔いはありません!
最初は釣りをしながらの平凡な河原歩き。
2017年09月24日 08:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 8:49
最初は釣りをしながらの平凡な河原歩き。
12mトヨ滝は右から。
2017年09月24日 08:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 8:53
12mトヨ滝は右から。
2段6mと4m2条滝も右から簡単に。
2017年09月24日 08:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 8:57
2段6mと4m2条滝も右から簡単に。
やがてゴルジュ状となり、その中に魚止め滝10m。
2017年09月24日 09:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 9:04
やがてゴルジュ状となり、その中に魚止め滝10m。
これは右から高巻いたが、本当はもっと大きく高巻くべきだったようで、最後は濃い藪に苦労した。
2017年09月24日 09:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 9:18
これは右から高巻いたが、本当はもっと大きく高巻くべきだったようで、最後は濃い藪に苦労した。
4m2条滝。
2017年09月24日 09:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 9:39
4m2条滝。
迫力のある大滝が前方に見えた。1つの滝のように見えましたが、8m、3m、8mハネと連瀑でした。まずは右岸のルンゼを登って途中からトラバース。
2017年09月24日 09:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 9:41
迫力のある大滝が前方に見えた。1つの滝のように見えましたが、8m、3m、8mハネと連瀑でした。まずは右岸のルンゼを登って途中からトラバース。
それから右岸のスラブを登る。
2017年09月24日 09:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 9:49
それから右岸のスラブを登る。
一気に高度を稼いだ感じ。
2017年09月24日 09:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 9:52
一気に高度を稼いだ感じ。
大岩が沢を埋める。
2017年09月24日 09:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 9:55
大岩が沢を埋める。
8m幅広滝。
2017年09月24日 09:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 9:59
8m幅広滝。
右から回り込む。
2017年09月24日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 10:01
右から回り込む。
次は大滝多段70mとのことですが、10m程度の滝が連続している感じ。
2017年09月24日 10:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 10:08
次は大滝多段70mとのことですが、10m程度の滝が連続している感じ。
まとめて大滝ということ? 登るのは容易ですが、豪快ではあります!
2017年09月24日 10:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 10:11
まとめて大滝ということ? 登るのは容易ですが、豪快ではあります!
連瀑帯が終わったところで、2315m二俣。ここで大休止して、左俣へ進む。
2017年09月24日 10:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 10:20
連瀑帯が終わったところで、2315m二俣。ここで大休止して、左俣へ進む。
最後の3m滝を左から越える。
2017年09月24日 10:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 10:34
最後の3m滝を左から越える。
最後の滝を越えると緩やかな小川状となる。時々チビイワナが走るから驚きである。
2017年09月24日 10:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 10:57
最後の滝を越えると緩やかな小川状となる。時々チビイワナが走るから驚きである。
2017年09月24日 11:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 11:07
ダラダラとした歩きは飽きてきますが、紅葉した美しい景色はそんな気持ちを吹き飛ばしてくれます。
2017年09月24日 11:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 11:30
ダラダラとした歩きは飽きてきますが、紅葉した美しい景色はそんな気持ちを吹き飛ばしてくれます。
流れがなくなり、稜線への詰めに入ります。
2017年09月24日 11:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 11:31
流れがなくなり、稜線への詰めに入ります。
前方になにやら黒い動物がいるぞ!
2017年09月24日 11:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 11:38
前方になにやら黒い動物がいるぞ!
なんとクマでした! そこは我々の進路なんだけど。
2017年09月30日 18:05撮影
1
9/30 18:05
なんとクマでした! そこは我々の進路なんだけど。
クマは高山植物の根を掘り起こして食べているようだった。クマは食べるのに夢中で、我々には気がついていない。このままだと進めないし、沢を戻るわけにはいかないので、蹴散らすことにする。蹴散らすと言っても、こちらの存在を知らせるだけ。「ヤッホー」と叫んでみる。ちなみに黒部では「オーイ」と叫ぶと、妖怪に取り憑かれるらしいので、「ヤッホー」と叫ぶのがよいそうです(黒部の山賊より)。
2017年09月30日 18:12撮影
9/30 18:12
クマは高山植物の根を掘り起こして食べているようだった。クマは食べるのに夢中で、我々には気がついていない。このままだと進めないし、沢を戻るわけにはいかないので、蹴散らすことにする。蹴散らすと言っても、こちらの存在を知らせるだけ。「ヤッホー」と叫んでみる。ちなみに黒部では「オーイ」と叫ぶと、妖怪に取り憑かれるらしいので、「ヤッホー」と叫ぶのがよいそうです(黒部の山賊より)。
声に気がついたクマは振り返って我々の方をジッと見る。しばらくすると稜線方向に逃げていきました。クマは基本的にはヒトを恐れる。稜線方向には登山道がついているのだが、大丈夫かな? 
2017年09月30日 18:12撮影
9/30 18:12
声に気がついたクマは振り返って我々の方をジッと見る。しばらくすると稜線方向に逃げていきました。クマは基本的にはヒトを恐れる。稜線方向には登山道がついているのだが、大丈夫かな? 
クマがまだいるかもしれないので、気を付けながらガレと草付きを詰めて、登山道に出ました。何人かの登山者が歩いていましたが、登山者と出会い頭はなかった模様で一安心。とりあえず、出会った登山者にはクマがいたことを伝えておきました。
2017年09月24日 11:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 11:47
クマがまだいるかもしれないので、気を付けながらガレと草付きを詰めて、登山道に出ました。何人かの登山者が歩いていましたが、登山者と出会い頭はなかった模様で一安心。とりあえず、出会った登山者にはクマがいたことを伝えておきました。
沢装備を解除して、薬師峠へ戻ることに。北ノ俣岳を通過。今年5回目の登頂です。
2017年09月24日 12:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 12:20
沢装備を解除して、薬師峠へ戻ることに。北ノ俣岳を通過。今年5回目の登頂です。
チングルマの綿毛
2017年09月24日 12:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 12:34
チングルマの綿毛
休まずに薬師峠を目指す。すっかり空が雲に覆われてしまいました。
2017年09月24日 12:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 12:49
休まずに薬師峠を目指す。すっかり空が雲に覆われてしまいました。
薬師峠に戻ったら、テントを撤収して下山です。沢装備をパッキングしたザックは重い。
2017年09月24日 14:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 14:25
薬師峠に戻ったら、テントを撤収して下山です。沢装備をパッキングしたザックは重い。
2017年09月24日 14:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 14:35
前日に遡行した岩井谷です。また来る機会はあるかな?
2017年09月24日 14:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 14:39
前日に遡行した岩井谷です。また来る機会はあるかな?
2017年09月24日 15:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 15:02
2017年09月24日 16:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 16:17
2017年09月24日 16:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
9/24 16:49
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング 渓流シューズ トポ ルート図
共同装備
ロープ

感想

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1524人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら