大日岳⇒室堂 － 立山の紅葉を求めて －

2017年10月03日(火) ～ 2017年10月04日(水)

• GPS: 14:10
• 距離: 17.3km
• 登り: 2,214m
• 下り: 754m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:33
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:33

距離 8.2km 登り 1,572m 下り 118m

7:49 称名滝駐車場
8:00 大日岳登山口
8:05 八郎坂登り口
8:09 8:11 称名滝展望台
8:16 八郎坂登り口
8:21 大日岳登山口
9:39 9:48 牛ノ首
11:09 11:58 大日平山荘
15:22 大日小屋

2日目

• 山行: 6:08
• 休憩: 0:23
• 合計: 6:31

距離 9.1km 登り 645m 下り 644m

7:07 大日小屋
7:23 7:27 中大日岳
7:32 七福園
9:16 9:20 奥大日岳三角点
9:43 奥大日岳
10:00 カガミ谷乗越
10:08 ２５１１ｍピーク
10:47 室堂乗越
11:12 11:27 新室堂乗越
12:05 浄土橋
13:38 室堂

2日目早朝に大日岳山頂にピストンしましたが、GPS再開し忘れましたw

天候

1日目：雨のち霧雨
2日目：朝のうち曇り時々霧、のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

立山駅から称名滝行きのバスに乗車。料金は500円、運転手さんに直接支払います。

コース状況／危険箇所等

危険個所はありませんが、岩場もありますので鎖・梯子設置個所の通行は慎重に。

その他周辺情報

立山駅から車で約20分、立山吉峰温泉はモンベル会員割引で550円です。
https://www.yoshimine.or.jp/web/?page_id=197

写真

10/3 7:29

雨のスタート。始発の称名滝行きのバスの乗客は7人でした。

10/3 8:16

落差日本一の称名滝。滝からの横風と、空からの2WAY水攻撃で早々に退散。

10/3 8:26

舗装路を戻って登山口。

10/3 10:18

初日はずっと雨だったので写真は少しだけ。雨に煙る紅葉。

10/3 10:59

濡れナナカマド

10/3 16:20

本日の宿、大日小屋はランプとギターの小屋。

10/3 17:09

夕食のメニューが掲げてありました。凝っていますね。

10/3 17:14

美味しい夕食。

10/3 18:13

夜はランプに火が入ってこの雰囲気。

10/4 5:33

翌朝ガスの中、大日岳に登り北東の方角に向かって「剱岳、姿を見せておくれ！」と心の中で叫んだら応えるように剱岳の雄姿がw

10/4 5:35

どんどん霧が晴れていきました。

10/4 5:40

立山も

10/4 5:41

薬師岳もくっきり

10/4 5:50

御来光は見えませんでしたが満足です。

10/4 6:10

小屋に戻って美味しい朝食。

10/4 7:24

支度をして奥大日岳に向かいます。大日小屋前から見える黒々とした剱岳。

10/4 7:13

8日で小屋閉めとのことで、忙しそうでした。

10/4 7:30

大日連山のピークのひとつ、中大日岳。

10/4 7:34

草原のような気持ちの良い稜線。

10/4 7:38

七福園。まだ時折ガスがかかります。

10/4 8:54

振り向くと中大日岳、大日小屋、大日岳。

10/4 9:03

どんどん近づいてくる立山。いつものバスで室堂に到着して、いきなり見える姿とはひと味違いますね。

10/4 9:06

富士ノ折立から雄山までの見事な台形。

10/4 9:06

南の薬師岳も日が差してきて、たおやかな山容を見せてくれます。

10/4 9:11

弥陀ヶ原。上から立山道路、木道、称名峡谷。弥陀ヶ原が溶岩台地なのがよく分かります。

10/4 9:26

今回の剱ベストショット。

10/4 9:27

ほんとに気持ちがいい

10/4 9:35

しかし調子に乗りすぎて、奥大日岳の標識がある場所を通り過ぎてしまいましたw 最高地点はこの先ですが廃道です。

10/4 9:36

この時間帯は噴煙おとなしめの地獄谷。

10/4 9:37

笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳。

10/4 9:38

雲海のはるか向こうに浮かぶ白山。

10/4 9:38

槍・穂高連峰。先月踏破した大キレットも見えます。

10/4 10:13

綿毛のチングルマ。ものすごく沢山あったので花の時期にも来てみたくなりました。

10/4 10:22

あれに見えるは、たぶんツバクロ滝。

10/4 10:37

称名峡谷に美しい紅葉の斜面。

10/4 10:42

称名川が長い長い年月をかけて、この峡谷を作ったんでしょうね。

10/4 10:55

新室堂乗越の手前でようやくライチョウに出会えました。教えてくれた登山者の方、ありがとうございました。

10/4 11:50

ナナカマド越しの雷鳥沢ヒュッテと、去年泊まったロッジ立山連峰。

10/4 11:51

圧倒的なスケール感。

10/4 11:59

ナナカマド越しに。

10/4 12:31

「神の道」に入って、雷鳥沢ヒュッテの方角。

10/4 12:33

称名川

10/4 12:42

奥行が分かりにくいですが、広大な草紅葉の草原が広がっています。

10/4 12:45

大汝山の真下あたりから見上げた構図。

10/4 12:52

真紅のナナカマド越しの浄土山。

10/4 12:54

ルビーのような紅さ。

10/4 13:00

葉が落ちてしまっている木もありますが、まだまだ見ごろです。

10/4 13:04

びゅーてほー

10/4 13:05

「神の道」、紅葉素晴らしくて最高です。

10/4 13:07

室堂はすぐそこなのに別世界のように静かでした。

10/4 13:32

立山室堂山荘を横目に、バスターミナルに戻りました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

感想

catscream

9月下旬に見ごろを迎えた北アルプスの紅葉。10月4日頃から寒気が流入するとの予報を聞き、短い紅葉ピークに何とか追いつくべく立山へ。
当初は室堂から大日岳に向かい称名滝に降りる計画でしたが、初日が雨予報だったので逆回りコースに変更しました。
早朝の立山駅到着時は雨が上がっていましたが、始発バス待ちしている時から強めの雨が降り出し、その後は小雨から霧雨にはなりましたが結局終日雨。
称名滝を見物後の、6時間半の大日小屋まで雨の登山は辛かったですが、おかげで2日目の大日連山縦走は剱岳や弥陀ヶ原、立山連峰などを眺めながらの贅沢な稜線歩きになりました。景色を楽しむなら人も少なめな断然このコースですね。
大日小屋はキャパ36人の小屋ですが、ランプとギターの雰囲気が独特で清潔感があり、食事もおかずが凝っていて美味しかったです。暖房を使った乾燥室が無く、濡れた衣類はストーブで乾かすことになるのでこんな雨の日は少々辛いですが。
天気が悪かったせいか、この日の宿泊は5人でしたが山談義なども出来て楽しかったです。
翌朝、雨こそ止んでいましたが外は霧で真っ白。それでも日の出のタイミングに小屋から20分の大日岳山頂へ。山頂もガスの中でしたが、日の出の時刻と共に霧が晴れ始め剱岳をはじめ北アルプスの名峰たちと感動のご対面。山の神さまありがとう…
小屋を出発後、大日連山から雷鳥沢に下り、そこから浄土橋を渡らずに「山と渓谷」10月号の紅葉特集で「神の道」と紹介されている、一ノ越方面に向かうコースへ。
この「神の道」は室堂平に近いわりには人が少なく、広大な草紅葉の平原とおそらく最後のピークを迎えているナナカマドの美しさが圧巻で溜息が出ました。
室堂は国慶節の影響か、中国からの旅行客であふれ平日でも大変な賑わい。その光景に素晴らしい立山の紅葉を堪能できた山旅の終わりを感じながら、現実に戻るバスに乗車しました。

コメント

アンディー(ちび)

すてきな大日ステイ♪
catsさん、こんにちニャ　＝（＾ω＾）＝
今度はどちらにお出かけかな～？と、思ったら。まぁ～素敵じゃないですか。
錦秋の室堂、堂々たる剱ビュー、ランプのお宿。
あれ？雷鳥さんは… 　あ、ちゃ～んと いますね～

インバウンドさんの喧騒を離れ「神の道」へ…これ、ナイス選択ね～
すばらしい紅葉を独占できたのではないでしょうか
初日降られて、大変でしたね でも、充実の旅たっだと思います。

Aも10月後半お休みをとって、チームのみんなと鳳凰三山行きます。みんな健脚だから、苦労するかもですが 　じゃ、またニャ～　よい山を…

catscream

Re: すてきな大日ステイ♪
こんにちニャです(=^・^=)

登山をするようになって、高い山の紅葉はあっという間に終わってしまうことを学んだので、忙しい時期ですが何とか休みをひねり出して行ってきました
初日は我慢の登山でしたが、2日目の絶景倍返しで報われてほんと良かったです
立山エリア、上高地ほどあか抜けていませんが火山地帯らしい大自然を堪能できます
鳳凰三山！自分もそのうち行くリストに入っております
好天に恵まれた山旅になることをお祈り申し上げます 頑張ってください