前穂高岳〜奥穂高岳〜涸沢岳〜涸沢〜パノラマコース
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- GPS
- 21:07
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,398m
- 下り
- 2,392m
コースタイム
上高地5:50-8:15岳沢小屋-10:35紀美子平(昼食)11:00-11:35前穂高岳11:55-12:20紀美子平-14:20奥穂高岳15:00-15:45穂高岳山荘
【2日目】
穂高岳山荘5:05-5:25涸沢岳5:50-6:10穂高岳山荘6:50-8:35涸沢9:00-10:15屏風のコル-10:40屏風ノ耳(昼食)11:10-11:35屏風のコル-16:10上高地
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
写真
感想
天気予報を見ていたら10/4〜5の2日間は晴れそう。どこか紅葉がきれいな所に行きたいなぁ、と調べてみたら、涸沢がいい感じみたい。
最初は涸沢+奥穂高岳で計画を立てていたが、前穂高から縦走してみた方が面白ろそうだったので計画を変更。前穂高から奥穂高をまわり穂高岳山荘に泊まり、涸沢からパノラマコースを抜けて上高地に戻るコースで回ってみた。
【1日目】
・沢渡のかすみ沢駐車場には4時頃に到着。
・バスターミナルのトイレは4時半からとのことで、歩いて数分の足湯のトイレまで行ってくる。バスターミナルへ戻ってみると、もう出発しようとしている客もちらほら。車で準備を済ませ、4時半頃、相乗りタクシーで上高地へ向かう。タクシー代は4200÷5人=840円。
・釜トンネルのゲートはまだ閉まっていてる。4:55にゲートは開き、上高地のバスターミナルには5:05頃到着。まだ真っ暗。
・しばらくベンチに座って待つ。少し寒いのでダウンジャケットを着込む。
・少し明るくなり、ヘッドランプ無しでも歩けそうな明るさになった5:50に出発。
・河童橋を渡り、岳沢へ。途中、小川の光景もとてもきれい。
・登山口の看板を過ぎると山道に入る。しばらくはそんなに急でもない樹林内の道をしばらく歩く。
・朝のうちはガスがかかっていたが、時々ガスも晴れる。紅葉がとてもキレイ。
・約2時間半で岳沢小屋に到着。
・ガレた沢を少し登り、つづら折りが始まる。
・岩場多くなってくる。結構、急。楽しく登れたが、下りはちょっと怖そうな所。
・岳沢小屋から2時間20分で紀美子平に到着。荷物をデポして前穂高岳に向かう。ここはさらに急な岩場。途中で右膝を痛めてしまい、ゆっくりとしか歩けない。頂上へは30分強かかった。
・頂上からは360度の大展望。雲海もとてもきれい。
・奥穂高岳へ向けて吊尾根を行く。しばらくはアップダウンも少ないが、やがて急登になってくる。膝の痛みもあり、結構しんどい。
・紀美子平から2時間で奥穂高岳頂上に到着。ここでも360度の大展望。ただ風が強く、一気に体が冷えてしまった。
・寒さに我慢できなくなり、小屋へ下る。途中、ブロッケン現象も見えた。小屋への最後の下りはかなり急。ロープやはしごは整備されているが、手がかじかんでいて、ちょっと怖かった。
・頂上から45分、16時前に穂高岳山荘に到着。
・穂高岳山荘は宿泊+夕食で8800円。こういったちゃんとし山小屋って、ほとんど初めて。昔、泊まりで山に行ってた頃でもテント泊や小屋管のいない小屋(寝袋、食料持参)ばかりだったので、とても新鮮な気分。小屋内の雰囲気もよかったし、夕食もおいしかった。
・ちょうど中秋の名月とのことで、夜ちょっと外に出てみる。月もとてもきれい。月明りのせいか、星はあまり見れなかった。
【2日目】
・4時半起床。外はまだ真っ暗だけど、多くの人がすでに起床して準備している。
・5時頃、日の出を見に、涸沢岳に向けて出発。頂上までは20分ほど。
・徐々に明るくなってくる。日の出を待つが、地平線付近には雲が広がっている。
風も強くなく、それほど寒くなくてよかった。
・日の出の時刻をむかえても、雲は広がったまま。残念ながら日の出は見れなかった。でも、雲もとてもきれい。
・小屋に戻って、温かいコーヒー。荷物をまとめ、7時前に出発。
・ザイテングラードを下る。膝痛は残っていて、下りもしんどい。
・涸沢は紅葉がきれい。前穂高〜奥穂高〜北穂高の山並みもかっこいい。
・涸沢からは、予定通りパノラマコースへ行く。岩稜登攀経験者向けのコースらしく、危険個所も少々あるが、それほど難しいわけではなかった。
・涸沢から1時間15分で屏風のコルへ到着。屏風ノ耳で昼食を食べたかったので、ザックはそのまま担いで登る。
・コルから約30分で屏風ノ耳。道は結構急。
・ここでもまた360度の大展望。昼食を食べながら景色を楽しむ。
・コルからは沢沿いを下っていく。途中の紅葉がとてもきれい。
・奥俣白谷では、水の流れもあった。冷たい水で顔を洗う。気持ちいい。
・途中の砂防ダムを過ぎると、幅広の立派な道に変わる。平坦な道だと膝の痛みも気にならない。少しスピードをあげて歩く。
・明神からは橋を渡って右岸コースを行く。右岸コース沿いには小川も流れていて、とてもきれい。
・16時10分、ようやく上高地に到着。まずはコーラを飲んで一服。バスチケットを購入すると、ちょうど16時半のバスが出発するところだった。1250円。
・沢渡の梓湖畔の湯(720円)につかり、帰路につく。
急遽思いたっての穂高岳縦走。天気にも恵まれ、たっぷりと山々の展望を楽しめました。紅葉もちょうどいい季節で、とてもきれいでした。
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