ハードなルートの最後に待っていたものは・・・霞沢岳


- GPS
- 26:11
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,783m
- 下り
- 1,781m
コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 2:49
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 10:10
天候 | 10/7:くもりのち雨 10/8:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
8000円/台 ※天然ガスで走るタイプのタクシーは、スタンドが松本市内にしかないので、 ドライバーの方は、ガス欠前に松本に帰ってしまうそうなので、繁忙期に 遅くなるとバスの方がつかまえやすそうですね。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は、「竜島温泉せせらぎの湯」510円 今年4月にリニューアルオープンし、きれいになっていました。 |
写真
感想
予定ではクラシックルートの新島々側からアクセスする予定でいましたが、
前日からの雨で沢筋が増水した場合のリスクを考慮して登山口を変更し、上高地側
からのアクセスとなってしまいました。
上高地バスターミナルで各自昼食後、いざ出発というタイミングで小雨が降り
出すものの、ほとんど濡れることもななそうだったので、雨具を着用することなく
出発します。明神から徳本方面に半分ほど進んだあたりから雨量が増すものの、
カッパを着込むメンバーと着込まずに頑張るメンバーで小屋を目指します。
明神から2時間弱で徳本小屋に到着。旧館の軒先で宴会(?)されている方々から
「お帰り〜」というありがたい声掛けをいただき、ふとそちらに目を向けると
見覚えのある女性が。なんと、ほぼ1年前に後立山を縦走したときにお会いした
Iさんでした。あまりの懐かしさに、荷物の整理後にお酒を抱えてそのメンバーに
合流させていただき、またもや楽しいひと時を過ごささせていただきました。
翌日、4時前に小屋の外に出ると、空にはきれいな星空が広がっていて、天気
予報通りの快晴のもと、山歩きが楽しめそうです。ジャンクションピークまでの
登山道は、前日の雨の影響でグチャグチャ。その上、ヘッデン点けての歩きの
ため、その泥沼に突入することしばしば。かなり時間がかかってしまいました。
やっと到着したJPからは、明るくなりだした東の景色を楽しめましたが、御来光
までここで時間を過ごすのは時間のロスとなりますので、御来光は諦めて先に
進みます。この後、一気に200m弱下り、その後はアップダウンを繰り返しながら
K1ピークへ。その途中では、吊尾根方面の景色も開け、いやが上でもテンションが
上がってきます。K1ピーク手前では急登が続き、ヘロヘロになりながらも何とか
到着。ここで一息つきながら、景色を見てテンションを高め、山頂を目指します。
しかし、調子が上がらない2名はここで体力回復をはかるとのことですので、全員
での登頂はできなくなってしまいました。この先もアップダウンを繰り返し、30分
ほどで山頂に到着。ちょっと狭い山頂で景色を楽しみつつ、積雪期時のコースとなる
西尾根を確認してから、下山します。
この先のアップダウンは、疲れた身体にはかなりきつく、特にJPへの上りは本当に
辛かった〜。テント撤収チームに遅れること40分、ちょうど撤収が終わると同時に
徳本峠に到着。ここからは、紅葉を楽しみながら一気に明神へ。ここまで下りて
くると、先ほどまでの静かさが嘘のような賑やかさ。それらの人たちを避けながら
かなり早足で歩いてBTへ。その手前200mほどのところで2本の人の列が並んで
います。そうです、帰りのバス待ちの人の列でした。バスに乗れるまで1時間以上は
かかることでしょう。我々は、タクシー待ちに列に加わり、30分ほどで待った時に
ジャストタイミングできたジャンボタクシーに乗って沢渡へ。このタクシーの運転手
さんからは、8月の連休の時にはバス待ちの列が河童橋まで伸び、待ち時間は5時間
だったとのことでした。その時期の上高地には近寄らないようにしないと。
この霞沢岳、単純に地図だけ見ると徳本峠(2140m)から霞沢岳(2646m)までは
標高差が500m。しかし、アップダウンがかなりありますので、実際にはその間の
累積だけでも1000m弱あり、かなりハードなコースとなりますので、それだけの
心積もりで歩かないといけませんね。そして、今回のメインのひとつだった
クラシックルートを歩くことはできませんでしたが、霞沢岳を目指さないと
日帰りで上高地まで行けそうですので、こちらは来年くらいにチャレンジして
みようかな。
秋の徳本峠は、終始汗だくとなってしまいました。この前週のようにもう少し気温が低いと思ってたので半そでTシャツはスキンメッシュ一枚だけ。薄手のソフトシェルを脱ぎ、人目を気にせずスキンメッシュで行動してました…(照)今回の失敗(?)はレイヤリングですね。微妙な時期ですが、テント装備もあったのであまり荷物を持っていきたくなったのも理由ですね。
二日目の島々への下りは時間が足らなくなってしまったのでまたの機会に。でも霞沢からの穂高は見れたし、霞沢山頂直登する西尾根からの雰囲気は何となくでしたが確認もできましたし今回も良い山行でした!少し欲を言えば、全員で山頂に立ちたかったですね〜!
コメント
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前日の天候の関係で、島々からのクラッシックルートが歩けなく残念だったように思いますが、霞沢からの眺め、最高ですね。2日目は天気に恵まれ良かったですね。
体調不良で、参加できなく(Realizeリーダー、車の調整などすいませんでした)残念でしたがクラッシックルートは、何れ挑戦したいと思います。
また、NIKONのほうで写真は、じっくりと見させていただきます。
皆さん、お疲れ様でした!!
久しぶりにご一緒できるのを楽しみにしていたのですが、
突然の風邪による不参加でご一緒できなく、すごく残念でした。
GW以来、ず〜っとご一緒できていませんが、今年は来週の山行で
山小屋で一緒になりますね、楽しみにしています。
徳本峠から霞沢まで、かなりのアップダウンがあり、久しぶりに
きつく感じた山行でしたが、最後に待っていた景色は最高でした。
次回は、是非とも新島々から歩けるといいですね
霞沢岳の展望は最高ですね。
昔、夏場に3人で行きました。
きついし、水切れで疲れましたが、いい思い出になりました。
きついですが、今度は、餓鬼岳なんかいいですよ!
(g)
大正池辺りから見る吊尾根もいいですが、霞沢岳から見る吊尾根は
最高ですね。特に、あの明神のギザギザ。gさんはちょっと苦手なルート
かもしれませんが、我々メンバーの一部は、ウズウズしていましたよ
餓鬼岳、いいですね〜。こちらも以前から狙っていまして、チャンスを
待っています。可能なら、ここから表銀座を縦走したいですね
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