富士スバルライン五合目。標高2305m。マイカー渋滞のため、バスは予定より1時間15分遅れて到着。
登山客ばかりでなく、普通の観光客も多い。
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8/17 12:12
富士スバルライン五合目。標高2305m。マイカー渋滞のため、バスは予定より1時間15分遅れて到着。
登山客ばかりでなく、普通の観光客も多い。
吉田口ルートの始まり(昔は河口湖口と呼ばれていた)。事前に聞いていた通り、はじめはゆるやかな下り坂で、早足になりそうなのを我慢しながら、ゆっくり歩く。
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8/17 12:20
吉田口ルートの始まり(昔は河口湖口と呼ばれていた)。事前に聞いていた通り、はじめはゆるやかな下り坂で、早足になりそうなのを我慢しながら、ゆっくり歩く。
泉ヶ滝の分岐。
右側を登っていく何の変哲もない道が、富士山頂へと続く登山道の始まり。
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8/17 12:30
泉ヶ滝の分岐。
右側を登っていく何の変哲もない道が、富士山頂へと続く登山道の始まり。
五合目を出発してから30分ほどで六合目に到着。晴れてはいるが上の方は雲で隠れている。山肌に張りついているはずの山小屋もここからは見えない。
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8/17 12:56
五合目を出発してから30分ほどで六合目に到着。晴れてはいるが上の方は雲で隠れている。山肌に張りついているはずの山小屋もここからは見えない。
ゆるやかな傾斜を登りだす。
今日泊まる山小屋まで、約900mの標高差。
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8/17 13:08
ゆるやかな傾斜を登りだす。
今日泊まる山小屋まで、約900mの標高差。
目の前に迫ってくる大きな雲で、かなりの高度にいることが実感できる。
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8/17 13:21
目の前に迫ってくる大きな雲で、かなりの高度にいることが実感できる。
一定のペースで、ひたすらジグザグ道を登る。日差しは強いが、乾燥した風が汗ばんだ体に気持ちいい。
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8/17 13:24
一定のペースで、ひたすらジグザグ道を登る。日差しは強いが、乾燥した風が汗ばんだ体に気持ちいい。
登っている時は感じなかったが、振り返るとかなりの傾斜だということがわかる。
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8/17 13:37
登っている時は感じなかったが、振り返るとかなりの傾斜だということがわかる。
ようやく七合目の山小屋が連なるように見えてきた。道はこのあたりから急に岩場になる。
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8/17 13:58
ようやく七合目の山小屋が連なるように見えてきた。道はこのあたりから急に岩場になる。
七合目の最初の山小屋である花小屋に到着。ここは標高2700m。
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七合目の最初の山小屋である花小屋に到着。ここは標高2700m。
花小屋から先は、連続的に山小屋が続くのだが、岩盤に建てられているせいか、そのすべてがこのような岩場の急坂でつながっている。
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8/17 14:12
花小屋から先は、連続的に山小屋が続くのだが、岩盤に建てられているせいか、そのすべてがこのような岩場の急坂でつながっている。
七合目トモエ館。
富士山の山小屋にしては珍しく、個室があるらしい。
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8/17 14:18
七合目トモエ館。
富士山の山小屋にしては珍しく、個室があるらしい。
赤い鳥居が目印の鳥居荘。なかなか傾斜がきつい。
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8/17 14:54
赤い鳥居が目印の鳥居荘。なかなか傾斜がきつい。
鳥居荘の前のベンチ。
この頃になると息があがってきて、山小屋に着くたびにベンチで休むようになる。
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鳥居荘の前のベンチ。
この頃になると息があがってきて、山小屋に着くたびにベンチで休むようになる。
次の山小屋への岩場。
金剛杖を持った人達が多いが、こんな岩場では使いづらいだろう、と思う。
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8/17 15:02
次の山小屋への岩場。
金剛杖を持った人達が多いが、こんな岩場では使いづらいだろう、と思う。
東洋館のベンチから下を見下ろす。これまで登ってきた道がジグザグに見える。右手奥に見える明るい緑は、自衛隊の演習場らしい。
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8/17 15:09
東洋館のベンチから下を見下ろす。これまで登ってきた道がジグザグに見える。右手奥に見える明るい緑は、自衛隊の演習場らしい。
東洋館を過ぎると、長い岩場が待っている。この辺はかなりきつかった。
ストックを使うより、軍手か手袋をはめて、よじ登った方が楽。
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8/17 15:20
東洋館を過ぎると、長い岩場が待っている。この辺はかなりきつかった。
ストックを使うより、軍手か手袋をはめて、よじ登った方が楽。
ただ、景色は最高。雲よりも高い場所にいることがわかる。
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8/17 15:35
ただ、景色は最高。雲よりも高い場所にいることがわかる。
いよいよ八合目の山小屋、太子館に着いた。ここは標高3100m。
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8/17 15:51
いよいよ八合目の山小屋、太子館に着いた。ここは標高3100m。
太子館を過ぎると、また砂礫のジグザグ道になる。この辺りの高度になってくると肌寒くなってきたので、レインジャケットの上着と防寒手袋を着用した。
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8/17 16:21
太子館を過ぎると、また砂礫のジグザグ道になる。この辺りの高度になってくると肌寒くなってきたので、レインジャケットの上着と防寒手袋を着用した。
頭上を見上げると、白雲荘のテラスが見える。
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8/17 16:38
頭上を見上げると、白雲荘のテラスが見える。
白雲荘のテラスから見下ろしたところ。まだまだ人が登ってくるのが見える。
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8/17 16:43
白雲荘のテラスから見下ろしたところ。まだまだ人が登ってくるのが見える。
白雲荘のテラスにあるベンチ。空中に浮いているようで、背もたれにもたれかかるのが怖い。
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8/17 16:46
白雲荘のテラスにあるベンチ。空中に浮いているようで、背もたれにもたれかかるのが怖い。
ようやく夕方5時前に、今夜泊まる山小屋、元祖室(がんそ・むろ)に到着。ここは標高3250m。
今のところ高山病の気配は無いので、一安心。
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8/17 16:54
ようやく夕方5時前に、今夜泊まる山小屋、元祖室(がんそ・むろ)に到着。ここは標高3250m。
今のところ高山病の気配は無いので、一安心。
到着した順番に夕食が出される。5時30分に食べたカレーライス、ウインナー添えの夕食。
朝食の弁当も、このとき別に手渡される。
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8/17 17:28
到着した順番に夕食が出される。5時30分に食べたカレーライス、ウインナー添えの夕食。
朝食の弁当も、このとき別に手渡される。
ご来光登山を目指す人が多く、夜7時には周りの人は続々と就寝。眠れる訳がなく、外で時間をつぶすにも凍えるような寒さだったので、iPodを聞きながら横たわっていた。
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8/17 18:35
ご来光登山を目指す人が多く、夜7時には周りの人は続々と就寝。眠れる訳がなく、外で時間をつぶすにも凍えるような寒さだったので、iPodを聞きながら横たわっていた。
この日は満室だったので、この寝所もすぐにすし詰め状態。ただ、ご来光登山のために夜中にはほとんどの人が出発してしまったので、朝までほぼ独り占め状態でぐっすり眠れたのが、不幸中の幸い。
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8/17 17:18
この日は満室だったので、この寝所もすぐにすし詰め状態。ただ、ご来光登山のために夜中にはほとんどの人が出発してしまったので、朝までほぼ独り占め状態でぐっすり眠れたのが、不幸中の幸い。
翌朝5時、山小屋の前から、ご来光を見る。手前に勾玉のように見えるのは富士五湖のひとつ、山中湖。
この時ばかりは、ダウンジャケットを着ないと我慢できない寒さだった。
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8/18 5:07
翌朝5時、山小屋の前から、ご来光を見る。手前に勾玉のように見えるのは富士五湖のひとつ、山中湖。
この時ばかりは、ダウンジャケットを着ないと我慢できない寒さだった。
朝6時過ぎに山小屋を出て、山頂を目指す。今日も良い天気。ご来光登山のラッシュが過ぎた後なので、ほとんど人のいない道を、マイペースでゆっくり歩きだす。
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8/18 6:08
朝6時過ぎに山小屋を出て、山頂を目指す。今日も良い天気。ご来光登山のラッシュが過ぎた後なので、ほとんど人のいない道を、マイペースでゆっくり歩きだす。
富士山ホテルの横にある、人がすれ違えないほどの狭い道にちょっとびっくり。気をつけないと、足を踏みはずしそうで怖い。
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8/18 6:42
富士山ホテルの横にある、人がすれ違えないほどの狭い道にちょっとびっくり。気をつけないと、足を踏みはずしそうで怖い。
本八合目トモエ館を過ぎると、いよいよ山頂が見えてくる。
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8/18 6:47
本八合目トモエ館を過ぎると、いよいよ山頂が見えてくる。
この辺になると空気が薄くなっているのがわかる。深く息を吐き出す深呼吸を繰り返す。結構な高度の割には暑くなってきたので、防寒のために着ていたレインウェアを上下とも脱いだ。
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8/18 6:49
この辺になると空気が薄くなっているのがわかる。深く息を吐き出す深呼吸を繰り返す。結構な高度の割には暑くなってきたので、防寒のために着ていたレインウェアを上下とも脱いだ。
ふと左を見ると、大勢の人が続々と歩いているのが見えた。後でわかったが、これは下山専用の道らしい。時間的にも、山頂でご来光を見た人たちが、お鉢めぐりを終えて帰るところだろうか。
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8/18 6:53
ふと左を見ると、大勢の人が続々と歩いているのが見えた。後でわかったが、これは下山専用の道らしい。時間的にも、山頂でご来光を見た人たちが、お鉢めぐりを終えて帰るところだろうか。
最後の山小屋、御来光館。
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8/18 7:07
最後の山小屋、御来光館。
ここから先は、山頂まで登るのみ。
なだらかに見えるが、空気が薄いので、10分置きくらいに休みながら登っていった。
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8/18 7:08
ここから先は、山頂まで登るのみ。
なだらかに見えるが、空気が薄いので、10分置きくらいに休みながら登っていった。
途中でへばって休んでいると、小学生の集団に先を越されてしまった。
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8/18 7:24
途中でへばって休んでいると、小学生の集団に先を越されてしまった。
最後は、かなりきつい傾斜の岩場が待っていた。
みんな同じくらいツライのか、歩みが遅くなって、山頂手前でダンゴ状態になっている。
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8/18 8:14
最後は、かなりきつい傾斜の岩場が待っていた。
みんな同じくらいツライのか、歩みが遅くなって、山頂手前でダンゴ状態になっている。
そして、いよいよ山頂の鳥居が見えてきて、
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8/18 8:24
そして、いよいよ山頂の鳥居が見えてきて、
山頂に到着!
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8/18 21:22
山頂に到着!
山頂では大勢の人が休んでいるが、これでもピークは過ぎた状態なんだろう。
自販機で、400円の缶コーヒーを買って飲む。
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8/18 8:55
山頂では大勢の人が休んでいるが、これでもピークは過ぎた状態なんだろう。
自販機で、400円の缶コーヒーを買って飲む。
山頂から下を見ると、まだまだどんどん登ってくる。
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8/18 8:57
山頂から下を見ると、まだまだどんどん登ってくる。
時間がないので、さっそく火口の周りを一周する、お鉢めぐりを開始。
草一本生えていない、荒涼とした風景が広がっている。
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8/18 9:03
時間がないので、さっそく火口の周りを一周する、お鉢めぐりを開始。
草一本生えていない、荒涼とした風景が広がっている。
左下に見える白い楕円形は万年雪。
溶け出た水を回収しているように見えた。
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8/18 9:15
左下に見える白い楕円形は万年雪。
溶け出た水を回収しているように見えた。
富士山頂の西の端から見た雲海。もう少し雲が少なければ、南アルプスが見えていたはずの方角。
この岩は、ずっと昔からここにあるのだろうか。
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8/18 9:20
富士山頂の西の端から見た雲海。もう少し雲が少なければ、南アルプスが見えていたはずの方角。
この岩は、ずっと昔からここにあるのだろうか。
まるで中世のお城か要塞のようにそびえている岩の塊が、日本最高峰の剣ヶ峰。
てっぺんにある観測所は2004年から無人になっているが、今でも自動で観測を続けているという。
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8/18 9:23
まるで中世のお城か要塞のようにそびえている岩の塊が、日本最高峰の剣ヶ峰。
てっぺんにある観測所は2004年から無人になっているが、今でも自動で観測を続けているという。
富士山の噴火口、大内院(だいないいん)。
恐る恐る覗き込んでいた小さな女の子が、ホッとしたように「火口がふさがってるから、落っこちても大丈夫じゃん」と言っているのが聞こえた。オイオイ。
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8/18 9:33
富士山の噴火口、大内院(だいないいん)。
恐る恐る覗き込んでいた小さな女の子が、ホッとしたように「火口がふさがってるから、落っこちても大丈夫じゃん」と言っているのが聞こえた。オイオイ。
正真正銘の日本最高峰、3776mの剣ヶ峰に立つ。
この撮影スポットは、順番待ちで10〜20分の行列ができている。
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8/18 21:24
正真正銘の日本最高峰、3776mの剣ヶ峰に立つ。
この撮影スポットは、順番待ちで10〜20分の行列ができている。
通称、馬の背から観測所を振り返ったところ。
この日は、東京で今年いちばんの暑さだったらしいが、快晴の富士山頂も風さえ避けられれば薄着で歩けるほどだった。
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8/18 9:58
通称、馬の背から観測所を振り返ったところ。
この日は、東京で今年いちばんの暑さだったらしいが、快晴の富士山頂も風さえ避けられれば薄着で歩けるほどだった。
剣ヶ峰を別の角度から撮影。火口から天に向かって、ぐぐっと伸びている様子がわかる。
富士山頂には、このような小さい山がいくつもあって、お鉢めぐりはなかなか楽しかった。
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8/18 10:00
剣ヶ峰を別の角度から撮影。火口から天に向かって、ぐぐっと伸びている様子がわかる。
富士山頂には、このような小さい山がいくつもあって、お鉢めぐりはなかなか楽しかった。
約1時間半かけて、富士山の火口をぐるっと回り、元の場所に戻ってきた。
休憩したあと、右下に見える鳥居をくぐって、下山することにする。
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8/18 10:26
約1時間半かけて、富士山の火口をぐるっと回り、元の場所に戻ってきた。
休憩したあと、右下に見える鳥居をくぐって、下山することにする。
何ともダイナミックな景色の下山道!
こんな景色が見られるのは、富士山だけかもしれない。
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8/18 11:04
何ともダイナミックな景色の下山道!
こんな景色が見られるのは、富士山だけかもしれない。
この先は、ザレ場の下り道が標高差1000m近く、延々と続くのでつらかった。
ときどき、山肌を上がってくる雲に包まれると、涼しかった。
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8/18 11:38
この先は、ザレ場の下り道が標高差1000m近く、延々と続くのでつらかった。
ときどき、山肌を上がってくる雲に包まれると、涼しかった。
20回近く折り返して、ようやく最後の傾斜道。
この辺になると、山頂と違って土が赤いことがわかる。
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8/18 12:53
20回近く折り返して、ようやく最後の傾斜道。
この辺になると、山頂と違って土が赤いことがわかる。
落石避けのシェルター。中は階段状になっている。なぜか、誰も中を歩こうとしない。
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8/18 12:59
落石避けのシェルター。中は階段状になっている。なぜか、誰も中を歩こうとしない。
六合目を過ぎて、ゴールが見えてきた。
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8/18 13:47
六合目を過ぎて、ゴールが見えてきた。
富士スバルライン五合目に到着。
帰りのバスにも間に合った。
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8/18 14:01
富士スバルライン五合目に到着。
帰りのバスにも間に合った。
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