・屏風岳 南蔵王山塊 (宮城県刈田郡)

2011年08月15日(月) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 14.9km
• 登り: 711m
• 下り: 714m

コースタイム

9:20南蔵王登山口⇒　10:20杉ケ峰⇒　10:40芝草平⇒　11:15屏風岳11:35⇒　14:00南蔵王登山口⇒　14:20刈田駐車場⇒　14:40刈田岳15:35⇒　16:00刈田駐車場

■歩行距離　12.7Km　　●所要時間　6時間40分　　▲総上昇量　772m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

➊乗用車
　・蔵王エコーラインの蔵王ハイライン合流部近くにある「南蔵王登山口」を目指す。
★登山口・駐車場
　・南蔵王登山口のすぐ東に空き地(2台分)があり、車を置く。
　・蔵王ハイライン入口の路側帯に10台ほどのスペースもある。
　・蔵王刈田リフト乗り場の「刈田駐車場」も利用できる。

コース状況／危険箇所等

【索引】
・南蔵王山系の屏風岳〜杉ケ峰〜(移動)〜刈田岳(かっただけ)を歩く。

【コース状況】

9:20【南蔵王登山口】
　南蔵王登山口から入山し、オオシラビソの灌木を抜ける。
9:30【刈田峠】
　避難小屋の分岐を過ぎて、刈田峠に出ると前山への登りが始まる。
9:55【前山】
　展望の良い前山に着き、一息入れる。
10:20【杉ケ峰】
　展望を背に、なだらかな尾根を辿ると杉ケ峰の三等三角点に到着。
10:40【芝草平】
　木道を下って行くと、芝草平の標高点標柱のある休憩所に着く。
　あたりには無数の湿原が点在しており、花々も咲いて華やかだ。
11:15【屏風岳】11:35
　ガレ場の登山道を登り切り、ピークを少し下がった所に、一等三角点が埋まった屏風岳の山頂標示がある。
　南の方面はガスに阻まれ展望は無いが、小広場に座り込んで、お昼にする。
　しばらく休憩して重い腰を上げ、往路を下る。
12:05【芝草平】
　芝草平の素晴らしい光景に立ち去り難く、しばらく腰を下ろす。
12:50【杉ケ峰】
　杉ケ峰を越え、蔵王ハイラインの車の大渋滞を見ながら、一気に刈田峠へ下る。
14:00【南蔵王登山口】
　ようやく南蔵王登山口へ戻り、刈田駐車場へ車で移動する。
14:20【刈田駐車場】
　駐車場に車を置き、蔵王刈田リフトの東側の荒れた登山道を辿る。
14:40【刈田岳】
　刈田岳に着き、山頂広場を見渡したが、三角点が見当たらない。
　地形図を確認し、刈田嶺神社「奥の宮」の高みに、三等三角点を見つけたが、下からは見えないので分かり難い。
15:35【御釜展望地】
　展望地へ下り、火口湖の御釜を真近に見に行く。
16:00【刈田駐車場】
　往路の登山道で刈田駐車場へ戻る。


【トイレ・水場】
　・蔵王刈田リフト乗り場周辺の施設が利用できます。

【歴史遺産】
　・刈田嶺神社奥の宮

【近隣観光スポット】
　・御釜・不帰の滝

【温泉施設】
　・蔵王温泉郷・青根温泉郷

写真

山行詳細図(クリック毎に拡大)

8/18 18:21

「南蔵王登山口」近くの駐車スペース(この先にも路側帯がある)

8/15 9:18

「南蔵王登山口」

8/15 9:17

「南蔵王縦走登山コース案内図」

8/15 9:22

オオシラビソの灌木を抜ける

8/15 9:23

木道に出ると、なだらかな山容の屏風岳が奥に見える。

8/15 9:36

刈田峠から前山への登りが始まる。

8/15 9:55

前山から北の蔵王ハイラインを望む

8/15 10:14

杉ケ峰直下から往路を振り返る。

8/15 10:17

杉ケ峰の山頂

8/19 8:21

芝草平の湿原に入る。

8/15 10:36

芝草平の案内図

8/15 10:37

チングルマの綿毛

8/15 10:38

芝草平の「1652m」標高点

8/15 10:39

芝草平には、多数の湿原が点在しています。

8/15 10:52

湿原の奥に「屏風岳」が見えてきました。

8/15 11:17

屏風岳の山頂に、一等三角点標石が埋まる。

8/15 11:43

屏風岳から往路を下る。

8/15 12:21

芝草平で一休み

8/15 14:17

「蔵王刈田リフト」の乗場横から荒れた登山道がある。

8/15 14:30

登降リフトを横目に刈田岳に向かう。

8/15 14:43

幻想的な「御釜」

8/15 15:05

三角点から御釜を望む。

8/15 15:02

刈田嶺神社「奥の宮」の高みに、三等三角点があるが、下から見えないので分かり難い。

8/17 18:39

刈田嶺神社「奥の宮」

8/19 8:53

刈田岳の山頂広場に、(社)計量協会:現(社)日本計量振興協会の「蔵王山メートル指導標(平成元年度　東北　北海道　計量大会記念事業)」が建つ。

8/17 18:39

展望地から見た御釜

8/15 15:51

リフト乗り場の駐車場へ下る。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX07 パナソニック

感想

yamaya

【感想・コメント】
　・南蔵王は入山者も少なく、芝草平の湿原植物に癒され、雄大な景色を見ながらの静かな山行が楽しめました。
　・御釜は、少し霞んでいましたが、グリーンの火口湖が綺麗に見えていました。
　・刈田岳方面は、山頂へ向かう観光客の車で大渋滞していました。

【見所】
　・芝草平の湿原
　・縦走路からの眺望
　・グリーンの御釜

【ルートの特徴】
　�ヾ�田峠から緩やかな登山道と木道で芝草平を通過し、ガレ場の登りに耐えれば、屏風岳に到達します。
　��刈田岳へは、リフト横の荒れた登山道を20分ほどで登り切ると、観光客で賑わいの刈田岳に着きます。

【植生・動物】
　・刈田岳の広い尾根には可憐な「コマクサ」がまだ沢山咲いていました。
　・芝草平の湿原の花も賑やかです。
　・南蔵王山塊は熊の棲息域なので、鳴り物は必携。