谷川岳満喫 【西黒尾根~一ノ倉岳~田尻尾根】
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,484m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
天候 | 曇り時々小雨 のち 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前泊はこちらでトイレも洗面もありでOKです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●西黒尾根 最初は樹林帯の急登です。道路から登山道に入るといきなり急登が始まります。しばらく登って視界が開けると鎖場・岩場が始まります。岩が濡れていると結構怖い。正直言って、下山には使いたくありません。スラブ状の岩が何箇所かあり、これは濡れていると下山時は非常に怖い。登りでもつるつる滑ります。こんな岩登りが頂上付近まで約1時間続きます。 ●オキノ耳〜一ノ倉岳 濡れているとかなり滑ります。西黒尾根より滑る気がします。おまけに稜線上の所々に水たまりがあり、それが結構深いところがあります。足首まで埋まりますのでご注意ください。所々に岩場があり鎖もありますが結構滑るので油断すると危険です。一ノ倉岳への最後の人登りは結構急です。 ●肩の小屋〜天神平 案外岩が多く決して歩きやすくはないです。天神平が近くなると木道が多くなり一気にペースが上げられます。 ●田尻尾根 あまり人が歩かないのか、岩は苔むして滑るし木の根の張り出しが多く、濡れているととにかく滑ります。登山道の終点はロープウェイの作業道?に出会ったところです。この後はひたすらこの作業道を下ります。 |
写真
感想
なぜか無性に谷川岳に登りたくなり、8/20の日に決定。ちょうど8月のヤマケイも谷川岳特集で、なんか登る気満々に。でも天気がいまいち。前日の24:00にロープウェイ駐車場に到着。ここはトイレも綺麗で洗面もあり実に前泊には良い。そして翌朝もやはり雨。でもひとまず身支度を開始して出発。
西黒尾根の入口は車道を登って行ったところに現れる。登山指導センターで登山届を提出し少し歩いたところにある。登山口ののっけから急登。さすがは日本三大急登の一つ。確かに急です。しばらく樹林帯を登りますが2時間ほど登ると突然視界が開けて素晴らしい景色が。雲海に浮かぶ白毛門や谷川岳の双耳峰の姿がくっきりと!天気悪いのにここまで来てよかった。神に感謝です。
その後ここから先は待っていました!岩登り。でも雨の中の西黒尾根は結構滑る。必死で滑らない様に登ります。つるつるして気をつけないとそのまま滑落しそうな場所もあり、ちょっとおっかなびっくりでした。この後頂上直下まで1時間も岩場が続きます。楽しいし、非常に充実した登りです。素晴らしい登山道です。
トマの耳、オキノ耳に到着で感動!ここまでは誰にも会わず景色を独り占めできました。素晴らしい景色で最高です。平標山方面へ続く稜線、対岸の白毛門や朝日岳。実にすばらしい景色を拝めることができました。
ここまで来たからには、日本三大岩壁の一ノ倉沢を見なくては!ということでついでに一ノ倉岳まで進むことに決定です。
ところがこの稜線かなり滑ります。油断すると危険です。おまけに水たまりがあって深くて足が埋まる埋まる。靴が泥だらけになってしまいました。ノゾキから見る一ノ倉沢の圧倒的な存在感に感動です。写真を撮る足は硬直!恐ろしい・・・
一ノ倉岳への最後の登りは結構急でした。ところが登りきったところの山頂標識はなんともあっさり。おまけにさびしげな頂上で、さっさと退散しました。
双耳峰まで戻ると誰もいなかった山頂はものすごい人ごみに。
再度頂上を踏む気にもなれず肩の小屋まで進みます。もうこの時点で周りはガスだらけ。早い時間に頂上を踏めて良かった。
ここから天神平まで何度もすれ違うツアーの方々。多いです。
この天神平までの道も決して歩きやすい道ではなく結構滑るので注意が必要でした。でも西黒尾根の充実さから比べると物足りない。雨も降っているせいもあり、下山時の写真はほとんど撮りませんでした。。。
このままロープウェイで下山してしまうことも考えましたが、計画通り田尻尾根を下ることに決定。田尻尾根は更に滑る。あまり歩かれないのかな。苔と木の根で滑る滑る。おまけに粘土質の土に悩まされます。
下りきるとそこにはローうウェイの姿が。そこから先はロープウェイを見上げながらの作業道歩きでした。
最後に沢で泥を洗って終了でした。
今回は濡れる滑るのオンパレードでしたが、西黒尾根は最高に良かった!
景色も最高で谷川岳最高!と良い思い出ができました。
またいずれ、谷川岳に来ようと思います。今度は濡れていないと良いな。
帰りのお風呂は湯テルメ谷側へ。¥550の良心的値段でした。
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