ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 129005
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳満喫 【西黒尾根~一ノ倉岳~田尻尾根】

2011年08月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.2km
登り
1,484m
下り
1,477m

コースタイム

6:00ロープウェイ駐車場-8:05巌剛新道分岐-9:15トマノ耳-9:30オキノ耳-10:32一ノ倉岳-11:40肩の小屋-14:00ロープウェイ駐車場
天候 曇り時々小雨 のち 雨
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷川岳ロープウェイの駐車場は24時間OPENです。500円。
前泊はこちらでトイレも洗面もありでOKです。
コース状況/
危険箇所等
●西黒尾根
最初は樹林帯の急登です。道路から登山道に入るといきなり急登が始まります。しばらく登って視界が開けると鎖場・岩場が始まります。岩が濡れていると結構怖い。正直言って、下山には使いたくありません。スラブ状の岩が何箇所かあり、これは濡れていると下山時は非常に怖い。登りでもつるつる滑ります。こんな岩登りが頂上付近まで約1時間続きます。
●オキノ耳〜一ノ倉岳
濡れているとかなり滑ります。西黒尾根より滑る気がします。おまけに稜線上の所々に水たまりがあり、それが結構深いところがあります。足首まで埋まりますのでご注意ください。所々に岩場があり鎖もありますが結構滑るので油断すると危険です。一ノ倉岳への最後の人登りは結構急です。
●肩の小屋〜天神平
案外岩が多く決して歩きやすくはないです。天神平が近くなると木道が多くなり一気にペースが上げられます。
●田尻尾根
あまり人が歩かないのか、岩は苔むして滑るし木の根の張り出しが多く、濡れているととにかく滑ります。登山道の終点はロープウェイの作業道?に出会ったところです。この後はひたすらこの作業道を下ります。
西黒尾根の入口です。(ボケボケ…)
2011年08月20日 06:15撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 6:15
西黒尾根の入口です。(ボケボケ…)
石畳のような急な登りです。
2011年08月20日 20:14撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 20:14
石畳のような急な登りです。
視界が開けると雲海が待っていました。
2011年08月20日 07:39撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 7:39
視界が開けると雲海が待っていました。
この鎖を皮切りに何度も鎖が登場します。濡れているととにかく滑って怖い。
2011年08月20日 20:15撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 20:15
この鎖を皮切りに何度も鎖が登場します。濡れているととにかく滑って怖い。
白毛門、朝日岳方面です。
2011年08月20日 07:48撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 7:48
白毛門、朝日岳方面です。
谷川岳!やっと見れた。マチガ沢の雪渓が残っています。
2011年08月20日 07:49撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 7:49
谷川岳!やっと見れた。マチガ沢の雪渓が残っています。
絶壁の鎖。滑って怖いんです。
2011年08月20日 07:49撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 7:49
絶壁の鎖。滑って怖いんです。
天神平が見えます。
2011年08月20日 07:51撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 7:51
天神平が見えます。
もう1回、谷川岳!
2011年08月20日 07:52撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 7:52
もう1回、谷川岳!
巌剛新道との合流点です。ここまで鎖場がいくつもありました。
2011年08月20日 08:05撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 8:05
巌剛新道との合流点です。ここまで鎖場がいくつもありました。
ここから急登再開です。岩場の急登です。
2011年08月20日 20:16撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 20:16
ここから急登再開です。岩場の急登です。
振り返ってみたラクダのこぶです。
2011年08月20日 08:10撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 8:10
振り返ってみたラクダのこぶです。
まだまだ鎖は続きました。
2011年08月20日 20:16撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 20:16
まだまだ鎖は続きました。
たくさん咲いていました。イワギキョウかな?
2011年08月20日 08:17撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 8:17
たくさん咲いていました。イワギキョウかな?
氷河跡と呼ばれるところ。つるつるでとにかく滑る。下山は絶対嫌でした。
2011年08月20日 20:16撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 20:16
氷河跡と呼ばれるところ。つるつるでとにかく滑る。下山は絶対嫌でした。
谷川岳の双耳。
2011年08月20日 09:05撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 9:05
谷川岳の双耳。
着いたぁ〜。谷川岳!トマノ耳。三角点はこちら。
2011年08月20日 09:14撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 9:14
着いたぁ〜。谷川岳!トマノ耳。三角点はこちら。
苗場山に平標山への稜線。ここも一度歩いてみたいな。
2011年08月20日 09:15撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 9:15
苗場山に平標山への稜線。ここも一度歩いてみたいな。
鋭い稜線ですね。大障子ノ頭?万太郎山なのかな?
2011年08月20日 09:16撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 9:16
鋭い稜線ですね。大障子ノ頭?万太郎山なのかな?
2011年08月20日 09:16撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 9:16
オキノ耳の向うに見える一ノ倉岳と茂倉岳。
2011年08月20日 09:17撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 9:17
オキノ耳の向うに見える一ノ倉岳と茂倉岳。
オキノ耳。こちらの方がトマノ耳より少し高い。
2011年08月20日 09:30撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 9:30
オキノ耳。こちらの方がトマノ耳より少し高い。
これまで登ってきた西黒尾根とその向こうの天神平。
2011年08月20日 09:31撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 9:31
これまで登ってきた西黒尾根とその向こうの天神平。
2011年08月20日 09:32撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 9:32
一ノ倉岳へ向かう途中の奥の院。
2011年08月20日 09:44撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 9:44
一ノ倉岳へ向かう途中の奥の院。
これが一ノ倉沢かぁ!
2011年08月20日 09:56撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 9:56
これが一ノ倉沢かぁ!
こうやって見ると、どんだけ断崖絶壁かわかりますよね。
2011年08月20日 20:18撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 20:18
こうやって見ると、どんだけ断崖絶壁かわかりますよね。
2011年08月20日 20:18撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 20:18
一ノ倉岳への稜線も滑る岩が続きます。
2011年08月20日 20:18撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 20:18
一ノ倉岳への稜線も滑る岩が続きます。
一ノ倉岳への最後の登りがアレ。
2011年08月20日 10:54撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
1
8/20 10:54
一ノ倉岳への最後の登りがアレ。
一ノ倉岳に到着。ここは寂しい感じの頂き。
2011年08月20日 10:32撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 10:32
一ノ倉岳に到着。ここは寂しい感じの頂き。
一気に下山。田尻尾根の終点。
2011年08月20日 13:44撮影 by  COOLPIX P60, NIKON
8/20 13:44
一気に下山。田尻尾根の終点。
撮影機器:

感想

なぜか無性に谷川岳に登りたくなり、8/20の日に決定。ちょうど8月のヤマケイも谷川岳特集で、なんか登る気満々に。でも天気がいまいち。前日の24:00にロープウェイ駐車場に到着。ここはトイレも綺麗で洗面もあり実に前泊には良い。そして翌朝もやはり雨。でもひとまず身支度を開始して出発。

西黒尾根の入口は車道を登って行ったところに現れる。登山指導センターで登山届を提出し少し歩いたところにある。登山口ののっけから急登。さすがは日本三大急登の一つ。確かに急です。しばらく樹林帯を登りますが2時間ほど登ると突然視界が開けて素晴らしい景色が。雲海に浮かぶ白毛門や谷川岳の双耳峰の姿がくっきりと!天気悪いのにここまで来てよかった。神に感謝です。
その後ここから先は待っていました!岩登り。でも雨の中の西黒尾根は結構滑る。必死で滑らない様に登ります。つるつるして気をつけないとそのまま滑落しそうな場所もあり、ちょっとおっかなびっくりでした。この後頂上直下まで1時間も岩場が続きます。楽しいし、非常に充実した登りです。素晴らしい登山道です。

トマの耳、オキノ耳に到着で感動!ここまでは誰にも会わず景色を独り占めできました。素晴らしい景色で最高です。平標山方面へ続く稜線、対岸の白毛門や朝日岳。実にすばらしい景色を拝めることができました。

ここまで来たからには、日本三大岩壁の一ノ倉沢を見なくては!ということでついでに一ノ倉岳まで進むことに決定です。

ところがこの稜線かなり滑ります。油断すると危険です。おまけに水たまりがあって深くて足が埋まる埋まる。靴が泥だらけになってしまいました。ノゾキから見る一ノ倉沢の圧倒的な存在感に感動です。写真を撮る足は硬直!恐ろしい・・・

一ノ倉岳への最後の登りは結構急でした。ところが登りきったところの山頂標識はなんともあっさり。おまけにさびしげな頂上で、さっさと退散しました。

双耳峰まで戻ると誰もいなかった山頂はものすごい人ごみに。
再度頂上を踏む気にもなれず肩の小屋まで進みます。もうこの時点で周りはガスだらけ。早い時間に頂上を踏めて良かった。

ここから天神平まで何度もすれ違うツアーの方々。多いです。
この天神平までの道も決して歩きやすい道ではなく結構滑るので注意が必要でした。でも西黒尾根の充実さから比べると物足りない。雨も降っているせいもあり、下山時の写真はほとんど撮りませんでした。。。

このままロープウェイで下山してしまうことも考えましたが、計画通り田尻尾根を下ることに決定。田尻尾根は更に滑る。あまり歩かれないのかな。苔と木の根で滑る滑る。おまけに粘土質の土に悩まされます。
下りきるとそこにはローうウェイの姿が。そこから先はロープウェイを見上げながらの作業道歩きでした。

最後に沢で泥を洗って終了でした。

今回は濡れる滑るのオンパレードでしたが、西黒尾根は最高に良かった!
景色も最高で谷川岳最高!と良い思い出ができました。
またいずれ、谷川岳に来ようと思います。今度は濡れていないと良いな。

帰りのお風呂は湯テルメ谷側へ。¥550の良心的値段でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1726人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら