白峰三山縦走(広河原〜北岳・間ノ岳・農鳥岳〜奈良田)
- GPS
- 50:20
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,390m
- 下り
- 3,095m
コースタイム
09:50広河原着
10:05広河原出発
12:35白根御池小屋
【全行程2:30(休憩含む)】
05:40白根御池小屋発
07:55肩の小屋
08:45北岳山頂
09:40北岳山荘10:05
12:10間ノ岳山頂
13:30農鳥小屋着
【全行程7:50(休憩含む)】
05:20農鳥小屋発
06:40農鳥岳
09:15大門沢小屋09:35
12:30奈良田バス停
【全行程7:10(休憩含む)】
天候 | 一日目:晴れ 二日目:雨(一瞬晴れ) 三日目:雨のち晴れ、のちまた雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
奈良田から広河原までは、バスで1100円。 芦安は駐車料金無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原から北岳、間ノ岳、農鳥岳経由、大門沢分岐までは危険箇所なし。大門沢の下降時は徒渉や丸太の橋などで沢を渡る箇所多数有。雨天時は増水や手摺りのない丸太橋のスリップに注意。 白根御池小屋は二食付き7800円、水場は小屋内外にあり、南アルプスの天然水飲み放題。トイレも水洗で清潔。 農鳥小屋は二食付き7000円。水場は近くにないが小屋で分けてもらえる。トイレは今時めずらしい垂れ流し。 奈良田下山時はバス停のすぐ上にある奈良田の里温泉に入って汗を流すのがオススメ。入浴料金500円 |
写真
感想
今週は待ちに待った夏休み。今年の夏山第二弾は黒部五郎岳と水晶岳へのテント山行を目論み、一ヶ月前から計画を練っていたが、山行予定初日の23日には新穂高まで行ってみたものの、土砂降りの大雨に心が折れて山行断念。
意気消沈のまま、雨の中高山市内で観光後、3時間半かけて一旦帰宅。
それでもこのまま天気に負けてなるものかと、山行に再チャレンジすべく天気予報の良さそうな場所を探すと、山梨方面の南アルプスは比較的前線の影響が少なそうだったので、急遽行き先を変更し、北岳・間ノ岳の白峰三山にチャレンジ決定。
二日連続の早立ちで睡魔と戦いながら、また自宅から3時間半かけて芦安駐車場に到着。
乗るつもりだった9時のバスは土日ダイヤのみの運行とのことで、ジャンボタクシーに乗り広河原へ入り、10時に登山開始。
今日は白根御池小屋までの予定なのでゆっくりと歩き、13時前に到着。
肩の小屋まで行こうかちょっと迷ったが、以前泊まったときの布団一枚に三人というトラウマで、まあ、たまにはゆっくりするのも悪くないと思い早々にチェックイン。
白根御池小屋は出来て間もないためか大変綺麗な山小屋で、ラウンジには山屋のバイブル「岳」や、単独行で有名な加藤文太郎を題材にした「孤高の人」など山マンガも充実しており、テントとは一味ちがう快適な生活を楽めた。
翌日は、小雨模様のすっきりしない天気だが、とりあえず山頂をめざす。
途中からは土砂降りになり心が折れかけたもののなんとか北岳山頂へ到着。
山頂では調度雨があがり、甲斐駒ヶ岳や鳳凰山がすっきり見え、予想外に展望を楽しめた。
しかし北岳山荘に着く頃にはまた雨となり、風も強かったため、間ノ岳山頂は写真だけ撮って早々に下山し、風と雨にさらされながら、なんとか農鳥小屋に到着。
農鳥小屋は避難小屋に毛が生えた程度の設備で、水場もなくトイレも垂れ流し。
それでも一応食事も出してくれるし、布団もあるのでテント泊よりはましか。
最終日も朝から小雨模様で視界不良。農鳥岳山頂もガスのため展望は望めなかったが、大門沢下降時には、雲も晴れ真正面に富士山が顔を見せてくれ、最後に今回の山行を締めくくってくれた。
雨や風に悩まされたが、たまにはこんな天気の中歩くのも悪くないなと、違った意味で南アルプスの大自然を感じられた三日間だった。
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