幌尻岳/戸蔦別岳 新冠ルート

2011年08月15日(月) ~ 2011年08月16日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 42.8km
• 登り: 2,988m
• 下り: 2,977m

コースタイム

15日:道の駅新冠6:10-新冠湖7:30-イドンナップ山荘8:20(休憩)-ゲート(駐車場)出発9:30-ポロシリ山荘13:10(泊)
16日ポロシリ山荘4:40-幌尻岳7:50-戸蔦別岳9:25-幌尻岳11:15-ポロシリ山荘13:45着14:20発-ゲート着21:15

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

コース状況／危険箇所等

イドンナップ山荘までは距離は長いが普通の林道。ゲートからポロシリ山荘までの林道はチャリをこぐには予想以上にアップダウンが激しい。路面は幌尻湖までは普通、幌尻湖からポロシリ山荘までの約2Kmは荒れている(よってチャリは途中で乗り捨てる)。今回ヤワなチャリを運び込んだので、帰途大変な目にあった。チャリを考えるならばタイヤやブレーキのしっかりしたものを。
ポロシリ山荘から幌尻岳までの登山道は特に危険個所はない。あえて言えば山荘付近の路肩がヤワ。1か所渡渉するところがあるが増水時でも問題なし。

写真

8/15 6:10

新冠の道の駅で朝を迎えました。

8/15 6:15

日高らしい風景

8/15 7:27

新冠湖は大きな湖です。

8/15 8:18

新冠湖畔のドンつまりのイドンナップ山荘。
快適そうに見えますが虫が多くて寝られないという話も。

8/15 9:34

イドンナップ山荘から数百メートルでゲート。車はここまで。右が幌尻岳への林道。

8/15 9:55

ゲートから2kmほどで噂の橋上第2ゲート登場。

8/15 9:56

ミヤマカラスが吸水中。

8/15 9:58

このようにしてハンドルが曲がる自転車であれば通せます。

8/15 11:39

ベニヒカゲ

8/15 11:40

ミドリヒョウモン

8/15 12:30

林道を進むこと10数キロで幌尻湖のダムが見えてきました。

8/15 13:06

ポロシリ山荘に到着。
ちょうど山から下りてきた人たちと会えました。

8/16 5:13

この倒木の上を歩いて渡渉します。

8/16 6:39

なぜか山頂近くにある水場の清流。

8/16 7:44

幌尻岳に到着。99番目。視界なし。

8/16 9:19

新冠ルートの人はあまり来ないようだが戸蔦別にも足を伸ばした。視界が悪いので七ツ沼カールは見えず。

8/16 9:39

8/16 9:40

8/16 9:41

8/16 11:38

大変背丈の短いツツジ

8/16 11:39

8/16 11:42

8/16 11:58

8/16 12:34

幌尻沢の滝

8/16 13:05

撮影機器：

RICOH GX200 RICOH

感想

natoshi

2011年から、額平川沿いのルートは上高地ばりのバス規制となってしまった。バスには自転車は持ち込めないという。今年からかなり手前に設定された車止めゲートからチャリをこぐ心づもりはあったものの、いざ北海道入りしてみると雨模様。これでは額平川ルートでは渡渉も危うかろうと思われ、新冠ルートに変更した。
19kMの林道上りもチャリなら4時間であった(歩きなら6時間)。ポロシリ山荘は前の人が残していった銀マット、食糧もあり、薪ストーブもあり快適だった。その晩の宿泊者は4名で話が弾んだ。
　山荘からの幌尻登山自体は大したものではない。多少熊が怖かったものの戸蔦別まで行ってみた。途中のお花畑で癒される。天候は霧雨から横殴りの雨になりつつあったのでそそくさと下山。14時過ぎに山荘出発。当日明るいうちに車に戻る予定であった。
　ところが帰途崖から転落したり、パンクしたりとアクシデントに見舞われたため、ほうほうの体でゲートに帰着したのは21時過ぎであった。今年のお盆の時期幌尻を諦めた人は多いと思う。やはり天気が思わしくない場合は無理しない方がよいでしょう。