雄山（室堂から）

2017年11月12日(日) [日帰り]

• GPS: 04:08
• 距離: 6.8km
• 登り: 703m
• 下り: 705m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:14
• 休憩: 0:55
• 合計: 4:09

距離 6.8km 登り 704m 下り 715m

10:21 スタート地点
11:10 11:31 一の越山荘
12:22 12:42 雄山
13:15 13:29 一の越山荘
14:30 室堂

一ノ越に一度スノーボードとスノーシューをデポし、雄山をピストンしました。
一ノ越からの斜面は快適斜面とは言い難いパックスノーで少し重い感じでした。
最後に室堂山方面に登り返し、滑った沢は軽い雪でとても良かったです。ただし岩を避ける必要がありますので斜面をよく見ながら慎重に滑ったほうが良さそうです。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

立山駅駐車場（無料・この時期は空いている？ようで空きも多数あり）
立山駅から室堂までは立山黒部アルペンルート
※11月は信濃大町ナビのHP（http://www.kanko-omachi.gr.jp/info/2017/11/post-108.php）の中のチラシを印刷しておくと2割引になります。

コース状況／危険箇所等

室堂〜一ノ越：トレースが十分あり、ツボでも問題ないくらい。ただし、一ノ越手前の一部が凍結しており、スノーシューもしくはアイゼンがあった方が安心。
一ノ越〜雄山：この日は前日に15cmの降雪があったこともり、雪質は良く歩きやすかった。アイゼン・ピッケルが必要だと思いますが、ストックできている方も見られました。ただ、下りはピッケルがあったほうが良いと思います。ルートは岩と雪のミックス状態で、そこまで歩きにくくはありませんが、ザレた感じの登山道上に薄く雪があるところもあり、注意しながら歩きました。
室堂〜室堂山方面：トレースが多数あり、ツボで登り返しました。

その他周辺情報

立山天然温泉『湯めごこち』http://www.yumegokochi.co.jp/
１１月中は会員料金が常に６００円とのことで、前泊時と帰宅時の２回入りました。タオルがついてくるので、荷物も少なくて済みます。
なお、高速に乗る前に給油しようと思い、ガソリンスタンドを探しましたが、思いのほか見つからず、セルフのガソリンスタンドとなると湯めごこちの近くにある、『立山インターSS』しか無さそうな様子でした。立山駅付近にはお店も少ないので、立山インター付近で調達したほうが良いと思います。

写真

11/12 7:09

朝一の立山駅駐車場。かなり空いていて、まだ滑るのには早かったかと不安に…

11/12 7:11

立山駅にて記念撮影。この記念パネルは帰ってきたら片付けられていたので行きに撮影しましょう！

11/12 7:14

7時の時点で先着の方は約3名。
写真のとおり、ライブカメラはピーカンだったので期待も高まります！

11/12 9:24

大日岳方面です。抜けるような青空です！

11/12 10:03

定点。アジアの方が多数いらっしゃいました。

11/12 10:25

とりあえず探り探り一ノ越へ。

11/12 10:51

振り返ると大日岳がばっちり。見ての通り登山の方も多々いらっしゃいます。

11/12 10:56

岩が出ているところも多数あります。

11/12 10:56

あと少しで一ノ越というところ。一ノ越手前に若干硬いところがありますが、スノーシューのクランポンでサクサク通過。

11/12 11:27

一ノ越につきました。ここで山崎カールを滑るか自問自答しますが、入山届けを出す際にまだ雪が少ないというアドバイスもあったため、雄山ピストンにしました。今考えるとミスったなと思います。

11/12 11:15

一の越からは裏銀座方向がよく見えます。

11/12 11:46

雪の状態も良くサクサク登れます。しかし、硬いと気を遣いそうな斜度です。。登山道自体はほぼ隠れていますが、随所で岩とミックスとなります。しかし歩きにくくはありません。

11/12 12:17

社務所下。こんな建物を良く山頂に立てたと感慨に耽ります。

11/12 12:18

三角点からピーク。

11/12 12:19

この展望！一番左は車山周辺？富士山や北アルプスは簡単に把握できました。

11/12 12:19

11/12 12:19

北アルプス！

11/12 12:19

雲海の先に…白山！

11/12 12:19

龍王岳…浄土山…まだ滑った人はいないようです。

11/12 12:19

富山湾方向は一面の雲海…

11/12 12:19

針ノ木岳を中央に。

11/12 12:20

11/12 12:20

燕岳〜西穂まで

11/12 12:25

猿股カールへ滑ったスキーヤーもいました。

11/12 12:27

雲海に感動しました。

11/12 12:27

剱岳

11/12 12:28

大汝山方向に行っている人は少ないようでした。

11/12 12:27

写真には撮りませんでしたが、雄山の西側の尾根をクライムダウンすれば山崎カールは滑れそうでした。。板を持ってこなかったことを後悔…

11/12 13:04

諦めて、一ノ越へ戻ります。上りは急に見えた斜面も下りではそれほどではありませんでした。凍結している場合は気を遣いそうな雰囲気です。

11/12 13:17

一ノ越でアイゼンを外し、スノーボードに切り替え、一ノ越直下の斜面を滑ります。今シーズン開幕です。

11/12 13:30

あっという間にここまで滑りました。

11/12 13:30

トレースに一番近いトラックが私のトラックです。雪質はパック気味で、少し重くて、シーズン始めの足には若干荷が重い感じがしました。

11/12 13:42

あっという間に室堂手前まできましたが、不完全燃焼に感じたので、良さそうな東面を滑るべく、室堂山方向へ登り返します。ちょうど良いツボ足トレースがあり、ボードを手に持ったまま登ります。

11/12 14:13

約30分弱で100m程度登ったので、良さそうなパイプ状の沢を滑ることにしました。（写真左手の日陰になっている沢です）

11/12 14:14

遠目に別山〜雷鳥沢。既に気持ちよさそうなトラックがありました。

11/12 14:19

パイプ状の沢の滑り出し部分。パフパフでした！

11/12 14:22

無事に下山できました。

11/12 14:22

パイプ状の沢は浄土山〜室堂山の中間部の沢で、上市警察署室堂派出所の南東側です。

11/12 14:34

立山のゆるキャラ？と。

11/12 16:13

室堂からは15時半のバスの列に並びましたが、15時にはバスに乗れ、16時に立山駅に着きました。

撮影機器：

TG-620 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

posurf

天気予報を毎日チェックする中で、雪の状態も気になりましたが、立山の天候が回復しそうだったので、日帰りで立山に初滑りに行くことにしました。山形から新潟経由で下道で約9時間かけ、土曜日に移動し、日曜日は朝一に立山駅側から入りました。
積雪のためバスの遅延が見込まれていましたがラッキーにも定時運行してくれ、天気もバッチリ晴れました！。積雪量も75cmと、少ないながらも、ラインを選べば滑れる程度の状態でした。ただ、山崎カールが行けないと判断し、一ノ越にボードをデポしたのは少し失敗だったかと思います。雄山から西の尾根を少し降りれば、雪付きはまずまずな斜面だったので、問題なかったと思います。（事実、山崎カールにはトラックが多数ありました。）なかなか雪の状況把握するのは難しいところもありますが、これほどのロケーションの中を滑れる立山はすごいところだと実感しました。