本気の甲武信!!///大弛峠~甲武信ヶ岳Piston

2017年11月15日(水) [日帰り]

• GPS: 10:46
• 距離: 21.6km
• 登り: 1,646m
• 下り: 1,633m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:56
• 休憩: 1:50
• 合計: 10:46

7:01 大弛峠
7:10 7:15 夢の庭園
7:35 7:41 前国師ヶ岳
7:44 7:45 三繋平
7:50 8:00 国師ヶ岳
9:05 9:06 国師ノタル
9:38 9:46 東梓
10:24 10:29 両門ノ頭
10:56 10:57 富士見
11:28 11:34 水師
11:42 11:44 2353m地点
12:06 12:53 甲武信ヶ岳
13:06 13:08 2353m地点
13:22 13:24 水師
13:55 13:55 富士見
14:18 14:20 両門ノ頭
14:56 15:00 東梓
15:28 15:28 国師ノタル
17:07 17:10 国師ヶ岳
17:15 17:15 三繋平
17:20 17:20 前国師ヶ岳
17:34 17:38 夢の庭園
17:46 17:47 大弛峠
17:47 ゴール地点

天候

晴れ（後場は冷え冷えの強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大弛峠駐車場

※翌日、2017年11月16日より路面凍結で林道川上牧丘線冬期通行止になる。
http://www.pref.yamanashi.jp/rindoujyouhou/kisei.php?id=61

コース状況／危険箇所等

■標高2360mポイントスタートとなるが、激しいアップダウンのルートにより累積高低差は1600m弱となる健脚ルートである。

■当日は降雪後のコンディションによるが滑り止めは不要であった。

■基本的に展望のない原生林歩きとなり倒木も多く、ある意味メンタル拷問登山に感じた。

■国師〜甲武信間（片道約10�辧砲療庫床媾蠅�2カ所のみ

■復路の核心部、国師のタルより高低差450mの登り返しが最大級の核心部となる。

その他周辺情報

■鼓川温泉（ＪＡＦ割引適用で410円）ロッカー無料
http://www.yamanashishi-kankou.com/iyashi/3onsen.html

私的な温泉評価：ストロング・バイ（5段階中一番上のクラス）

写真

11/15 3:31

AM2時30分自宅を出発、皆野寄居道路を通過

11/15 4:44

そして、雁坂トンネル料金所トイレにて小休止していく。

11/15 6:29

その後、林道川上牧丘線に入り標高2200mポイントより既に凍結箇所が随処に存在していた。
本日は4WD（4ダブ）ノーマルタイヤでの走行であった。
このコンディションでは下りに一抹の不安が生じていたが。

11/15 6:59

標高2,360m地点の大弛峠に到達。
久しぶりに登山で走行してきた4Wノーマルタイヤ車。
因みにOhMyは学生時代に4W（4ダブ）？それは有り得ねぇーだらう...

11/15 6:56

大弛峠駐車場に併設されているトイレ

11/15 6:58

今、私は全ての国民の中で一番高い自動車車両が通行できる日本最高所の車道峠にて、アリキックを蹴り放している！
カラダが妬けにつめてぇ〜〜！

11/15 7:00

準備を整えて、まずは国師ヶ岳を目指す。
本日は高度順応しないまま標高の高いポイントからのスタートとなってしまった。
酸欠がぁ・・・・。

11/15 7:02

清閑としていた大弛小屋

11/15 7:03

大弛小屋前にある道標
甲武信ヶ岳まで片道6時間、まぢで！？

11/15 7:11

夢の庭園に続く整備された木段地獄

11/15 7:18

高度を稼ぐといきなり金峰山のシンボル「五丈岩」が視界に映る。

11/15 7:23

南アのエース級のピークを有する甲斐駒、仙丈ケ岳

11/15 7:24

甲斐駒ドカァ〜ン！！！

11/15 7:24

女王「センジョウガタケぇ！」

11/15 7:24

白峰三山

11/15 7:24

ほんまに見にキタダケぇ！

11/15 7:27

僅かに積雪があるが滑るコンディションではなかった。

11/15 7:28

朝日岳〜鉄山〜金峰山

11/15 7:28

ヤツガタケぇ〜

11/15 7:28

大将のアカダケぇー！

11/15 7:28

クライミング王国「小川山」

11/15 7:28

金峰山の五丈岩

11/15 7:29

再び、見に来たダケぇー！

11/15 7:29

国内第3位のアイノダケぇー！

11/15 7:29

カールが素晴らしい「仙丈ケ岳」

11/15 7:29

南アのドンキ・ホーテ「甲斐駒ドカーン！」

11/15 7:35

国内最大級の活火山「フジヤマぁー！」

11/15 7:39

気が付けば前国師岳に到達

11/15 7:40

南ア・オールスターズの稜線

11/15 7:41

前国師からの風景

11/15 7:44

大弛峠を通過

11/15 7:44

今回は北奥千丈ヶ岳はスルー

11/15 7:45

上空には青空が広がる。

11/15 7:46

ムラのない積雪量

11/15 7:49

奥秩父から眺める「富士山」は格別

11/15 7:51

本日、初回となる「国師ヶ岳」にアタック！

11/15 7:51

山頂標識の奥には国内最大級の活火山が聳え立つ

11/15 7:52

高度順応していなかったので、ここで必殺！リーサル・ウェポン
「酸素缶」で酸素注入

11/15 7:53

奥秩父最高峰の北奥千丈ヶ岳

11/15 7:53

国師ヶ岳山頂部は完全独占状態

11/15 7:54

三角点マニアにはたまんねぇー！
一等三角点

11/15 7:57

完全無欠の国師ヶ岳ピークで「荒ぶる紳士の舞」を決め込む！

11/15 7:58

よ〜し、お遊びはここまでだ...
ここより本気の甲武信モードにメンタルを切り替えていく。
本日は視界良好にも拘わらず、敢えて展望のないダラダラ道を歩かされるとは...

11/15 8:02

岩岩地帯を下っていく。

11/15 8:09

勿体ないくらいに下り続ける。

11/15 8:20

ガンガン下る下る。
復路の登り返しを想定しながら恐怖心を抱く。

11/15 8:30

原生林地帯の奥秩父の雰囲気

11/15 8:55

まだまだ下る。

11/15 9:00

ここで本気の甲武信に対抗すべく、第二のリーサル・ウェポン「紳士のおやつ、たけのこの里」を投入する。
きのこでは絶対に紳士としては認められない。

11/15 9:06

高低差約450mダウンして鞍部の国師のタルに到達

11/15 9:12

国師〜甲武信間の奥秩父主稜線では早速、倒木地獄の洗礼を受けていく。意外にも倒木数が多く、登山道は明瞭だが荒れ放題。

11/15 9:15

甲武信・木賊山を視界に捉える。

11/15 9:16

本日、ターゲットの本気の甲武信

11/15 9:25

赤テープも随所に貼ってあるが、表示を見掛けると安心できる。

11/15 9:39

振り返って国師ヶ岳

11/15 9:43

よ〜わからんピークの東梓に到達

11/15 9:45

ここで第三のリーサル・ウエポン、ドリンクゼリーを体内に流し込む。

11/15 9:56

まだ甲武信まで3時間って...どんだけ遠いんだよ！

11/15 9:56

ひたすら倒木デジャヴ

11/15 10:07

深刻な登り込み
国師ヶ岳から下って終始展望はNothing
原生林のデジャヴ地帯をひたすら歩き続ける、ある意味メンタル拷問ルートだ。

11/15 10:26

両門の頭にて展望箇所あり

11/15 10:26

絵になる奥秩父からのMt.富士

11/15 10:26

甲武信ヶ岳、木賊山

11/15 10:27

金峰山

11/15 10:28

国師ヶ岳から歩いて来た原生林地帯の稜線

11/15 10:27

鞍部のマシーンデポポイントでもある車両通行日本最高所の峠「大弛峠」

11/15 10:47

再び悲劇のヒルクライムルートで心臓の鼓動が激しくなる。

11/15 10:57

富士見を通過。
富士見と言っても何も展望はない。

11/15 11:08

奥秩父原生林デジャヴルート

11/15 11:29

アップダウンを消化して水師に到達

11/15 11:31

再び、リーサル・ウエポン「紳士のおやつ」を投入。
本気の甲武信に更なる闘志を燃やす。
妬けにたけのこのとんがりが歯茎に当たるのが嫌らしい。

11/15 11:36

第二の展望箇所に出る。

11/15 11:36

甲武信よりも見た目だけインパクトのある「木賊山」

11/15 11:45

千曲川源流遊歩道との分岐点を通過

11/15 12:03

いよいよ往路でのプチ核心部となる甲武信最終アタックルートに突入する。

11/15 12:07

一気に高度を稼いで、国師ヶ岳から片道10�卻發い突茲仁農�を振り返る。

11/15 12:07

豪快に構える奥秩父の勇者「国師ヶ岳」

11/15 12:17

長い道のりであった甲武信に到達して感動を覚える。

11/15 12:14

完全無欠の貸切ピークハントを決め込む！

11/15 12:17

今一度、国師ヶ岳から歩いてきた稜線を眺めるが、戻るのが恐ろしくなってきた。

11/15 12:17

埼玉最高峰の「三宝山」

11/15 12:17

本日何度も登場してくる国内最大級の活火山

11/15 12:18

朝日岳と金峰山

11/15 12:18

大弛峠

11/15 12:23

信州中央部に厚みのある巨大山脈を走らせる「八ヶ岳」

11/15 12:22

風が強まってきていたが、山頂部の風避け箇所でガスを焚く。

11/15 12:24

甲武信に向けて、本気のカプメン「チリトマ」を美味しく頂く。

11/15 12:52

しかしながら、誰もこねぇー、ぼっち甲武信

11/15 12:18

復路に向けて気合を入れ込む。
甲武信ヶ岳へのピークハントは今回で7度目だったと思う。

11/15 12:18

まだ行程は半分、気合を入れ直して来た道を忠実に戻る。

11/15 12:53

過激な岩場ダウンヒル

11/15 13:06

千曲川源流分岐点を通過

11/15 13:14

無心で登り返す。

11/15 13:16

振り返って甲武信、木賊

11/15 13:26

原生林デジャヴ地帯を無の状態で歩く。

11/15 13:55

富士見を通過

11/15 14:16

甲武信、木賊ペアよりだいぶ離れてきた。

11/15 14:57

東梓を通過

11/15 15:27

国師のタルに到達
いよいよ、最大級の核心部450m登り返しのステージに立つ。

11/15 16:23

冷えた風が強まる中、必死且つ着実に登り返していく。

11/15 16:36

日没迫る夕刻に国師の肩で展望を捉える。

11/15 16:57

国師ヶ岳に歩を進める。

11/15 17:08

本日、2度目の国師ヶ岳にアタック！
めっさ、さみぃ〜！

11/15 17:19

画像では上手く捉えることができなかったが、夜景がとても綺麗であった。

11/15 17:45

その後、大弛峠までヘッデン下りを強いられたことは言うまでもない。
大弛小屋の灯りを見てホッとする。

11/15 17:47

大弛峠に無事に帰着する。

11/15 19:04

下山後は冷えた身体を温める為、鼓川温泉で徹底的に温まりながら身体を癒す。

11/15 20:17

癒し温泉後はかけうどんで〆る。
御疲れ様でした。

撮影機器：

COOLPIX S9700 ニコン

iPhone 7 Apple

感想

OhMy_Naru

お世話になります。

今回は久しぶりの有給休暇取得での山行となりました。

チョイスした山域は馴染みの奥秩父山域でした。
以前より大弛峠から国師ヶ岳経由での甲武信ヶ岳ピストンを計画しておりましたが、相当後回しにしてしまった山行でした。

当日は降雪後の僅かな積雪残るコンディションでしたが、滑り止めを装着させるほどではありませんでした。
国師ヶ岳までの登りでは最高の展望が楽しめ南アルプス、八ヶ岳、富士山等綺麗に眺めることができました。

その後、国師ヶ岳の先より本格的な拷問ルートが展開されます。
奥秩父特有の原生林の風景がひたすら連続するデジャヴ地帯を無心で歩き続けます。
更にダウンヒル、ヒルクライムの連射の地獄を脚部に浴びながら甲武信ヶ岳に到達していきます。
復路は勿論、同地獄の繰り返しとなります。
そしてステージのクライマックスは、国師のタルより高低差450mの登り返しが最大級の核心部となります。

甲武信ピストンで疲弊した身体に最後の国師ヶ岳への登り返しが酷でした。
日没迫る夕刻に国師ヶ岳までは何とか間に合うことができました。
山頂部では風が冷たく強く吹き付けていましたが、国師ヶ岳から眺める富士山や夜景は最高の思い出となりました。

結論的にこのルートは拷問認定ルートです。
拷問登山のお好きなハイカーはどうぞ歩かれてみて下さいね。

※翌日11月16日、林道川上牧丘線が凍結により通行止になりました。

Thank you very much.
Best Regards,
OhMy_Naru

コメント

hiro5515

OhMy Naruさま
谷と申します。初めまして。
甲武信ヶ岳はここ数年行きたい山なのですが、どこから攻めたらいいのか、いやどこからも攻められないのではないかと思いなかなか決心がつきません。そんな状況で『本気の甲武信』を読ませていただきました。持ち物食べ物周りの山々、情報満載で楽しく行った気になっちゃいました😅いやいや、さらにイメージ膨らみ固まりました！
来年こそは川上村から攻めよう、小屋二泊で🖐
大弛峠からは、私には無理だ‥‥。徳ちゃんからは考える余地なく無理だし‥‥。
ということでありがとうございました！😊

OhMy_Naru

Re: 無題
谷-san,

こちらこそ、初めまして。

甲武信ヶ岳へのアプローチでは、毛木平か西沢渓谷側が一般的ですね。

毛木平は訪問したことありませんが、西沢渓谷側の徳ちゃん新道より楽に歩けると聞いたことがあります。
西沢渓谷からでも高低差1,200ｍ前後なので、大倉からの丹沢塔ノ岳がイメージできればよろしいかと思います。

大弛峠からはピストンにすると長く厳しいルートになりますので、片道歩行で抜けられるならばオススメ致します。

是非、甲武信ヶ岳登頂成功されて下さい。
ご報告兼ねてお待ちしております。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
御訪問ありがとうございました。