六甲全山縦走大会2017
- GPS
- 10:57
- 距離
- 43.2km
- 登り
- 2,780m
- 下り
- 2,763m
コースタイム
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 10:57
天候 | 雨のち晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:阪急宝塚駅から阪急電鉄 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所はなかったが,雨上がりで路面がぬかるんでいる箇所が少しあった。 |
その他周辺情報 | ナチュールスパ宝塚で汗を流した。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|
感想
2017年11月23日(木祝)に神戸市主催の六甲全山縦走大会に参加した。前日の雨の影響で思ったよりも寒かったが,そのおかげか昨年同様の画期的な時間で完走できた。この記録は二度と出ないかと思ったが,なんとか更新することができた。
今回は昨年同様に栂尾山や須磨アルプスでの渋滞を避けるためにタクシーで須磨浦公園に行った。湊川近くの宿を午前2時半頃に出て,タクシーを拾って須磨浦公園を目指した。須磨浦公園には午前3時頃に着いた。着いた時には20〜30人ほどが並んでいたが,雨の影響か昨年よりは並んでいる人が少ないように感じた。雨は最終的に午前4時半ぐらいまで降っていたように思う。出発直前でも少しぱらついてるような気もしないでもなかったが…。出発までほぼ2時間だったが,トイレに行ったり,写真を撮ったり,そばにいた人と天気の話をしたりしていたら思ったよりも短く感じた。また,効くかどうかわからないが事前にアミノバイタル4000を飲んでおいた。待っている間に,1度前に詰めるようにとの指示があった。また,昨年同様にすぐ後ろに S 浦さんがおられた。今年もゴールは午後9時かな?とおっしゃっておられた。
午前5時の10分ぐらい前になるとみな出発準備を始めた。参加証を出して,一番下の須磨浦公園のタグを切り離しておくようにとの指示があり,そのようにして待った。そして,無事,午前5時頃に受付が始まった。GPSの記録を見ると5時少し前だったみたいだが…。今年は鉢伏山の登りでヘタらないように少しだけペースを抑えて登った。そのおかげか旗振山もいつもよりは少し余裕があったように思う。前日からの雨の影響か旗振山からは霧が濃いめで,ヘッドライトをしていてもルートがわかりにくかった。今回は最初から昨年の時間を気にして飛ばし気味だったので,時々道を見失うかも,とドキドキしながら歩いた。高倉台への下りは今回は階段を使った。雨で濡れていたので少しだけ気を使いながら下った。
栂尾山の登り階段はいつものようにしんどかったが,あまり上を見ずに階段の一歩一歩だけを見ながら登った。ここでもオーバーペースを気にしながら登ったら昨年よりは疲れがマシな感じだった。その先の横尾山,須磨アルプス,東山ともに頑張った甲斐があって渋滞にはあわなかった。その先も一切渋滞には合わずに済んだ。でも,すっごくしんどかったが…。天気が良くなかったこともあり,須磨アルプスはまだ暗くヘッドライトが必須だった。また下り階段が濡れていてとても気を使った。
東山を下って横尾団地,妙法寺前交差点はほぼ昨年通りに通過した。その先の高取山への登りで少し疲れを感じ始めた。それまでもそれなりに疲れを感じていたが,高取山の登りでしっかり疲れたと感じた。しかし,すごく疲れたわけではなかったので,とりあえず前進した。今回は月見茶屋でのバナナは買わずに進んだ。その代わり,アミノバイタル4000を高取山の手前,菊水山の手前,市ヶ原など要所々々で飲んでおいた。また,安井茶屋先の公園のトイレに寄っておいた。その先の丸山の市街地区間は思ったほどしんどく感じなかった。歩き方を多少変えた効果が出たのかもしれない。それでも鵯越駅の通過時刻は出発時間を考慮すると昨年と同じだった。またこの辺りで天候が回復して晴れ間が見えだした。その先,菊水山の急登区間の登り口まではほぼ昨年と同じペースだった。どうもこれが今の限界みたい。
菊水山の急登区間は23分で登った。これまたほぼ昨年通りだった。菊水山の登りはやっぱりしんどかった。ここでどっと疲れが出た。おまけに日差しもあって暑いぐらいでいっぱい汗をかいてしまった。そのため山頂でTシャツを脱いで長袖のシャツ1枚にしておいた。菊水山山頂のチェックポイントは8:42に通過した。山頂ではTシャツを脱いだらすぐに出発した。天王吊橋では昨年より2分遅れ,鍋蓋山では3分遅れだった。鍋蓋山の登りで完全に疲れてしまった。しかし,大龍寺山門では昨年より3分早かった。やはり歩き方を変えたことで疲れても足が動くようになったのかもしれない。今年は大龍寺から市ヶ原への区間の紅葉がきれいだった。天候も良くなったので,絶好の紅葉日和だと思いながら歩いていた。でも必死だったのであまりのんびりと紅葉狩りという雰囲気はなかったが…。
市ヶ原やその先も紅葉がきれいだった。市ヶ原ではトイレ休憩せずに摩耶山を目指した。途中,トゥエンティクロス分岐付近で山がきれいだったので写真を撮っておいた。その先はいつものようにしんどかった。いつもこの辺りが正念場になる。稲妻坂辺りで岡山から来た若人と一緒になった。彼は上司の人と一緒に来たが,一人で先行したらしい。しかし,かなりへばっていて,今にも座り込みそうな感じがした。それでも必死なって登っていたので,ヘタった者どうし一緒に摩耶山を目指した。途中,膝を痛めたかもという大阪から来たお兄さんと一緒になり,三人で摩耶山掬星台を目指した。私も疲れていたが,二人に必死についていく感じでなんとか市ヶ原から1時間20分かけて登った。掬星台のチェックポイントに着いたのは11:14だった。
掬星台のチェックポイントは12:00に受付を開始する。そのため,しばらく休憩になる。今回は昨年ほどは寒くはなかったが,それでもソフトシェルを着ないと凍えそうだった。ソフトシェルを着ても寒いぐらいだった。休憩中におにぎりを食べ,トイレに行き,写真を撮り,ストレッチをして過ごした。するとあっという間に12:00になった。12時の少し前に参加証の準備などの説明があり,無事12時に受付が始まった。掬星台からは数カ所の短い登りののち,アゴニー坂を下り,しばし車道沿いを歩く。その先の神戸市立自然の家の先から三国池下への登りがいつもしんどい。その辺りまで岡山の若人と大阪のお兄さんと一緒だったが,その登りで離されてしまった。そのため,その先はしばし一人で歩いた。しかし,藤原商店辺りで大阪のお兄さんに追いついたので,なんとかついて歩いた。
その先の郵便局では例年甘酒が振る舞われる。今年は猪汁も振る舞われたので,猪汁と甘酒を一杯ずつ頂いた。いやぁ,美味しかったなぁ…。そこで少しのんびりしていると大阪のお兄さんにも遅れを取ってしまった。その先は六甲ガーデンテラスまではほぼ平坦な舗装路を行くが,少しずつ登っているのでいつも徐々にヘタる感じがする。今回はなんとか似たペースの人々について行ったが,みよし観音からガーデンテラスへの登りで足が攣りかけてしまい,少しペースが落ちてしまった。そのため,一団から完全に遅れてしまった。攣りかけた足はアクエリアスを飲むことで収まったような気がする。その後,なんとか踏ん張ってガーデンテラスまで登り,さらにガーデンテラスの先のアンテナ群へのちょっとした登りもヘロヘロしながら登った。そこからは階段を下り車道に出るが,その先で大阪のお兄さんの背中が見えたので,少しずつペースをあげて,一軒茶屋の少し手前で追いつくことができた。さらに,同じ辺りで岡山の若人にも追いついた。どうやら一人で歩いていてペースが落ちてしまったみたい。おまけにリュックのチャックが開いてしまって落とした物をいろいろと拾っていたらしい。
一軒茶屋のチェックポイントを通過したのは13:53だった。当然まだまだ明るく,ヘッドライトのチェックは全然なかった。その時点で午後4時まで2時間ちょっとあるので,岡山の若人と頑張って午後4時を目指すことにした。大阪のお兄さんは膝が痛いから少しゆっくり下るとのことだった。そこからは岡山の若人にこの先どれだけ登りがあるとか,塩尾寺からの下りが意外ときつい,などの話をしながらぐいぐい下った。若人は下りが速いのでついていくのは結構たいへんだった。本人はヘタっていると言っていたが,登りも私よりは速かった。船坂峠から先は他の人に追いついたこともあり,引っ張っていってもらう感じで先を目指した。その頃にあの辺りを行く人達はやっぱり速い。ついていくだけでも大変だった。
大平山で一瞬舗装路に出るが,そこで黒い服を着たお兄さんと一緒になった。3人でこのペースなら午後4時前に着けるかも,という話をした。その先,大谷乗越までは私が引っ張った。しかし,その先は黒服のお兄さんに引っ張ってもらった。またそのお兄さんが速いこと。ゆっくり下ると膝にくるからと下りもガンガン下るので大変だった。しかしおかげで,塩尾寺に15:26に着くことができた。おかげで余裕をもって午後4時前に宝塚宝来橋南詰そばの湯本台のゴールに到着することができた。一人だとあそこまで頑張れなかったと思う。もしかしたら黒服のお兄さんも岡山の若人もみんながいたからがんばれたのかもしれない。大阪のお兄さんも20〜30分遅れで到着した。膝が痛いにしては速いペースだと思う。みんなよく頑張りました。
ゴール後,16時半の受付を待つ間に記念撮影をし,アンケートを記入し,リボンを返却したりした。ゴールのチェックの後に,岡山の若人をナチュールスパ宝塚にお連れした。彼は上司の人がまだ一軒茶屋の辺りということだったので,温泉に入って汗を流すことをお勧めした。ナチュールスパ宝塚は縦走完走者でいっぱいだった。みなさん,お疲れだが充実した感じだった。お風呂ののち,私は思わず生ビールを飲んでしまったが,岡山の若人は上司の人と上司の友人の人がゴールする時に湯本台にいる方がいいと思うということで,湯本台のゴールに向かった。私は宝塚駅そばのショッピングモールの地下の食堂でオムライスとビールという晩飯を食べ,駅前の甲子園大学の学生さんたちの歓迎ブースでとん汁を頂き,炭酸せんべいをおみやげに買って帰路についた。家に着くと午後8時頃だった。まだまだ多くの人たちは歩いてる時間やなぁ,と大会の大変さを感じた。我々がゴールした時刻には最後尾はまだ摩耶山掬星台やし…。
今年も無事に完走できた。これで,個人的には 2014 年から数えて13回の六甲全山縦走を達成したことになる。しかし,昨年以上に疲れた感じがした。来年は2日ともボランティアでもいいかなぁ?という気がしてきたが,どうなりますやら…。
全山縦走の完走、お疲れ様でした。
さすがに早いですね、私が見た湯本台広場の光景とは全く違う・・・
周囲のペースに引っ張られて歩くのも大会ならではですよね(私なんかとは全然違うレベルですが・・・)。
matsupさんのタイムに(わずかでも)近づけるように私もこれからも頑張ります!
13日のボランティアと23日の大会、お疲れ様でした!!
今回のペース(昨年もですが)はかなり厳しいものがありました。頑張ってみてください。私はそろそろのんびりペースに変えようかなぁ??
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する