雲取山、和名倉山(秩父湖発着、テント2泊)
- GPS
- 25:07
- 距離
- 47.4km
- 登り
- 3,533m
- 下り
- 3,509m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:55
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:10
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:20
天候 | 全日程晴れ 出発時-1℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三条ダルミから将監峠間で谷側が切れ落ちているが笹で隠れているところがあり注意。 山ノ神土から北上する西側で一部氷結しているトラバースがあり念の為アイゼン持参が勧められる。 東仙波からは直角に北上すること。 |
写真
感想
週末なかなか天気に恵まれないまま、雪が本格的に降ってきてしまい、ようやく晴れになりそうだが冬型が影響しそうな週末、テント2泊で長距離歩けそうな雲取&和名倉山周回登山を計画する。
11/24(金)
4時過ぎに出発、関越は空いて花園ICで降り秩父湖到着は6時過ぎ、冷え込んでいるが天気は良い。
駐車場は二瀬ダム手前にあり、トイレ、自販機もある整備されたところ。
朝食を摂り、装備を調えて6時半に出発。
上はキャプ3+R1+インサレーションベスト+中厚手ソフトシェル、下はキャプ3+中厚手ソフトシェル
車道沿いを歩き、ダムを渡りトンネル手前で山道に入る。
若干荒れた山道は落ち葉が積もっている。
時間はかかり、2時間余りでようやく三峯神社到着。
朝早くから平日にもかかわらず観光客が散見される。
確かに建物は見応えがありそうで、ここだけでも来る価値のある神社であろう。
手を合わせてすぐに登山に戻る。
鳥居脇のポストに登山届を投函、ここからは3年前の日帰り登山の記憶が蘇る。
穏やかな登りを行くと霧藻ヶ峰到着。
少なくない登山者が休憩している。
先を行き白石小屋でようやく視界が開ける。
眼前に裾野を広げる和名倉山、峻険さが山容に現れている両神山など山並みを見楽しみつつ休憩。
この日は祝日と土曜日の合間であるためか平日にもかかわらず登山者がどんどん先を越していく。
あえぎながら登るとテント場を越えようやく雲取山荘に到着。
ここも多くの登山者で賑わっている。
手続き(500円/人・テント)でもずいぶんと行列ができている。
水の使用を申し出たが水場は止められており、行列の捌き後と言われいったんテント設置に戻る。
再度山荘に戻ると行列が伸びておりなかなか水を貰えない。
隙を見てようやく水を山荘内で酌んでくれた。2L/人の制限とのこと。
16時半過ぎており既に日が暮れ、テントの中でライトを灯しつつワインを飲みながら鍋をつつく。
鍋材料が重かった。
あっという間に就寝。
小屋周囲だけスマホが通じる。
凍るので水のパックはシュラフの中に入れて寝る。
11/25(土)
この日は将監小屋までであり行程が短いため、ゆっくりめに7時過ぎ出発。
装備は1日目からインサレーションベストを外し、更に途中から上ソフトシェルを外す。
多くの人が、ご来光のため6時前に登り始めていた。
山頂に到着。
全方位視界が開けていてよい。海も富士山も見えるし、スカイツリーや横浜も見える。
多くの人が新しい山頂の標識の周りに群がっている。
そのから避難小屋先の岩場で休憩をとり出発。
三条の湯経由のルートと重なるため、多くの登山者と行き交う。
三条ダルミより先でルートが分かれるとぱったりと人がいなくなる。
南方にはずっと富士山が見えている。
アップダウンもきつくないが、谷側が切れているのに笹で端が覆われているところも見られ、気を抜かずに進む。
石清水も枯れていた。
雲取で給水に困ったこともあり水のやりくりを考える。
飛龍山を登らずそのまま将監小屋へ。
時間がかかったが日没まである程度作業する時間がある。
心配していた水も豊富に流れている。
テント場は既に3張、上部は地面が湿っているため、下部にテント設置。
トイレはバイオでペーパーもあり比較的清潔。
テント場でスマホは通じず。
読書をしても時間があり、19時頃就寝。
11/26(日)
テントに出していた水、トマトは軽く凍っていた。
この日はこの山行の核心日。
遭難しないようにルート探査を慎重にするよう気を引き締める。
装備は1日目から上は厚手ウール+R1+ソフトシェル、下は厚手ウール+ソフトシェル
この日は追い越された2名以外は下山まで人に会わず。
日が昇ってから出発。
将監峠で3路に分かれる。
西仙波に到着。
そこでまっすぐ進んでしまうが、周りの状況と地図を確認し、北上ルートに戻った。
伐採場所を通るルートは薄いためわかりづらい。
しかし所々赤テープが導いてくれて助かる。
二瀬分岐でデポして軽くなった身体で和名倉山山頂を目指す。
山頂は木々に囲まれた中にぽつりと看板が細い支柱にぶら下がっていた。
長居ができる場所ではないので、ワンタッチで分岐まで戻り、一休憩後再度北上。
すぐのところは苔むした緑色の世界に紛れ込んだようで、この山域では貴重。
その先はまた伐採で木々の散乱、ワイヤーも残置された荒れ地が物寂しさを感じさせる。
薄い踏み跡とテープを見、地図をたびたび確認しながらの下山。
右手に三峯神社の建物が山腹に見え、いよいよ車、バイクの走行音も大きくなり下山が近くなってくるのを感じる。
反射板からは急降下。ひたすら長い降り。
1時間程度で吊り橋に出、吊り橋を渡り、埼大山寮脇から一般道に出、二瀬ダムを渡り駐車場に戻る。
帰りは道の駅大滝温泉遊湯館で汗流し(700円)。
帰りは秩父市内、関越も渋滞し帰宅に3時間以上かかった。
3日ともよく晴れて、気持ちよく長い距離を歩くことができた。
今年の登山はこれで〆かな。
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