蛭ヶ岳(雷平から白馬尾根↑市原新道↓)


- GPS
- 10:11
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,576m
コースタイム
06:41 魚止橋
06:54 伝道
07:56 雷平
08:03 白馬尾根取付(鹿戸)
09:39 白馬尾根・森林境界
11:30 鬼ヶ岩沢
12:32 中ノ沢乗越沢
13:03 中ノ沢乗越
13:23 蛭ヶ岳(昼食) 13:43
13:44 市原新道入口
14:06 遭難慰霊碑
14:19 市原新道・P1352
14:57 雷滝
15:03 大岩滝
15:24 雷平
16:25 伝道
16:39 魚止橋
16:46 本間橋駐車スペース帰着
■白馬尾根森林境界から中ノ沢乗越までのコース時間は全く参考になりません。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■復路:本間橋駐車スペース(97km)−早戸川林道−県道513号−県道510号−相模原IC−<八王子JCT>−中央自動車道−首都高速(9)−都内(198km) ■駐車スペース 魚止橋の周辺にも駐車スペースはいくつかありますが、落石の恐れがあるので、少し戻った本間橋手前のスペース(2台)に駐めました。 マップコード:251 305 462*84(魚止橋) マップコード:251 305 711*22(本間橋) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■早戸川林道 リヴァスポット早戸の先にあるゲートは開いていました。魚止橋までの舗装区間は支障なく走れました。落石の多い林道です。路上には鋭角な小石がいくつも落ちていました。魚止橋先の車止めはショートカットをしたので確認していません。四駆なら伝道まで行けそうですが、落石が恐いので車止めが無くてもヤメた方がいいと思います。 魚止橋周辺には数台程度の駐車スペースがいくつかありますが、落石に潰されたくないので本間橋まで戻って橋のたもと付近のスペースに駐めました。 ■本間橋−伝道 本間橋から魚止橋まで舗装道路を歩き、魚止橋を渡って左手に登りヘアピンカーブをショートカットします。伝道までは未舗装の林道で、落石の跡が何ヵ所もあります。落石は片付けられていて、車の通れるスペースはあります。 ■伝道−雷平 伝道沢沿いに右手には行かず、伝道橋を渡って林道の終点まで行き、早戸川に降り立ちました。降りてすぐに対岸(右岸)へ徒渉します。川幅もあり脛程度の深さがありますので、渡るための何らかの対策が必要です。川底の石や岩は、水苔でツルツルですので注意が必要です。徒渉、へつりが何回もあります。へつりは高巻きもできます。造林小屋ルートで来ると丸太橋があるようですが、雷平まで見かけませんでした。この時期だけかも知れませんが、最初の徒渉以外は全て飛び石で渡れました。ただし、楽な飛び石ではありません。飛べる場所を探すのに時間を費やしました。 ■白馬尾根(森林境界まで) 雷平から本谷沢の左岸へ徒渉をすると白馬尾根の取り付きです。鹿柵がありますので、鹿戸を開けて入ります。鹿戸を入ると、左手にすぐ尾根があり、右手の先にも尾根があります。最初から右手の尾根に取り付くか、尾根間の沢を登って作業経路で右手の尾根に登るのが正解でしょう。左手の尾根の方が早そうな気がしますが、急がば回れ...です。 森林境界辺りまでは作業経路が続いていますので、鹿柵に沿って登ればルートを外すことはありません。鹿柵の出口は壊れて鹿戸もありません。 杉の植林地帯を抜けるとアセビなど薮っぽかったり踏み跡が薄く不鮮明だったりします。登りではそれほど問題はないと思いますが、下りでは注意が必要です。 ■白馬尾根森林境界−鬼ヶ岩沢−中ノ沢乗越沢−中ノ沢乗越 この区間のルートは無視して下さい。ザイル・下降器等必須ですが危険です。この区間、尾根筋を普通に歩けば1時間程度だと思いますが、3時間半もかかっています。 ■市原新道 市原新道の入口への案内や道標はありません。山荘の東側にある焼却用ドラム缶の奧から入ります。市原新道に入るとすぐに鹿柵があり、鹿柵の間を下っていきます。明るいブナ林で、東の丹沢三山や西の大室山などがよく見えます。途中にも鹿柵があり踏み跡が薄い場所でもテープなどで迷うことは無いと思います。杉の植林地帯になると鹿柵に沿って急坂を下り、雷滝のある原小屋沢に降り立ちます。原小屋沢も徒渉、へつり、高巻きがあります。要所にお助けロープがあります。 |
写真
感想
雪山の道具も出してみたが、土・日とも北アの天候は芳しくない。天気がよさそうなのは土曜日の丹沢...今回も北側から行こう。
早戸川は造林小屋ではなく伝道の先の堰堤の上に降りて早戸川の右岸から雷平へ行く。何回徒渉があるか判らないが、とりあえず徒渉グッズを持っていく。
雷平から原小屋沢を少し登り、中ノ沢に入る。水晶崩レ沢か中ノ沢乗越沢か、いやいや鬼ヶ岩沢をチョックストーンまで登る。その後、左岸尾根を越えて中ノ沢乗越沢に移ってチョット道草をする。
中ノ沢乗越から蛭ヶ岳に登り、帰りは市原新道で雷平まで戻ってくる。
早戸川はドボンしなければ濡れることはないが、このクソ寒いのに中ノ沢で濡れたくないなぁ...
それなら白馬尾根を登って枯れた鬼ヶ岩沢に降りれば...悪魔の囁き
12月も後半、早戸川林道のゲートが閉まっているか心配だったので、ダメなら林道を歩くつもりで早めに家を出た。
ラッキーなことにゲートは開いている。魚止橋まで来たがゲートから先に入っている車は1台もないようだ。明るくなるまでは時間があるので、安全な本間橋まで戻り仮眠をする。
伝道から堰堤を覗き込むが、水量が多いのか少ないか判らない。伝道橋を渡り林道終点から早戸川へ降り立つ。左岸は行けないので右岸に渡り、へつり、高巻き、徒渉を繰り返して雷平まで来た。右岸には作業経路もいくつかあるので、あまり高巻くと川から大きく離れてしまうかも...
白馬尾根、取り付きで時間短縮をしようと左手の尾根に取り付いたがこれが失敗。沢まで下って右の尾根に移動する羽目に...
森林境界を越えてから、トラバースできそうな場所を探しながら歩いたが...
感想はココまで、危険ですのでおバカな真似はしないで下さい。
追記(2017.12.27)
爆撃機「銀河」についてはいろいろな情報が公開されているので隠すことではないと思いますが、もし行かれる場合には中ノ沢乗越から中ノ沢乗越沢を下降するのがもっとも安全だと思います。中ノ沢乗越沢は幅の広い沢ですので、目標なく銀河に辿り着くのは難しいと思います。もし辿り着けたら是非哀悼を...
N 35°29′07.0”/E 139°08′46.0”(参考)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
hottenさん、まいど〜
やっぱりザイルを首からぶら下げてたおっさんがhottenさんだったのですね
なんでソロでザイル持ってんだ?
沢登りかな〜?
ってsadoさんと会話したから覚えておりますよ
ちょっと頭の中にいたスマートなhottenさんとは別人28号でしたけど
hottenさんがヘロヘロになるなんて相当ハードなコースだったんですね
次回は是非ロング缶で乾杯したいです
お疲れ様でした〜
追伸
親愛なるhottenさんの名誉の為に追記します
颯爽と風のように歩く細身のクライマータイプをイメージしていましたが、がっしりした体型でガツガツ歩く野武士タイプのおっさんでした
あら?名誉の為にならなかったり
ども、フレさん!
前回もそろそろバッタリなんてコメを書いたと思いますが、まさかドンピシャで遭遇しているとは思いませんでしたよ
ここまでの途中、食事も行動食もほとんど摂れなかったので、中ノ沢乗越へ這い上がったときは座り込んでしまうほどヘロヘロでした
レコで何回もフレさんのご尊顔を拝しているので、見ればすぐに判ったはずですが、顔を上げる気力もなかったのでしょう。僅かな距離なのに2時間半も右往左往したのは初めてです
蛭ヶ岳の登りですれ違った人はそれほど多くはなかったし、女性は数人だったように思うので、哀れんでグミを恵んでくれたきれいなオネイさんはフレさんの仲間かと思いました
またお会いしましょう
お疲れ様でした
マネしちゃうかも
hottenさん、こんにちは!
最初にルート図を見ると上部で白馬尾根からそれていたので、hottenさんともあろうお方がまさかのルートロス?と一瞬思いましたが、そうか!アレか!とすぐにわかりました。
前回の疾風に続いての銀河。
今回も興味深く読ませていただきました。
銀河のレコは2,3読んだだけですが、それに比べると今回のルートは最も困難なような気が...あえて困難な道を行く、さすがです!
しかもより厳しい冬の時期だし。
ルート図を拡大してみるとそのご苦労がよくわかりますね〜。
いやはや実に楽しそう
でもやっぱりマネするのはやめとこ。
ソロイストは時間も手間もかかるから大変だったでしょう。
言ってくれればいつでもビレイしますよ〜
でもhottenさんの場合はその大変さを楽しんでる節があるのでいらないかな。
序盤から造林小屋経由ではなく林道終点からの早戸川遡上コースですもんね。
悪戦苦闘しながら自力で道を切り開いていく、そんなスタイルに惹かれます。
それと今回のレコで勉強になったのは、きれいなチャンネーの前で苦しそうな「ふり」をするワザ。倒れたらもっといいことがあるかも
これはぜひマネせねば!
ワタシもFREさんと同じくスマートなhotenさんを想像してたのですが、ちがうのかぁ〜、気になる〜
おはようございます、kanosukeさん!
わはは、ルート図を拡大されましたか
はずかしい...
クライマーkanosukeさんなら、もっときれいなルート図になると思いますが
行かれるなら中ノ沢を登るか、中ノ沢乗越から下るか、是非お参りに行って下さい。
チャンネー...山で会うオネイさんは、どうしてみんなきれいなんだろう
太ってはいないと思うけど
鬼ヶ岩沢で寒くて、シェルの下に厚手のフリースを着込んだからかな
hottenさん、こんばんは!
普通に登れば楽な蛭ヶ岳ですが、相変わらず難易度上げますね〜
このクソ寒いのに、チャレンジグな徒渉の数々やetc....。
例えドボンしなくても、水苔で肝を冷やされ体の芯まで冷えそうです
他にも、レコに書けない程の試練があったご様子。
いやはや、獣道オタクにも困ったものです
でも、友軍に会いに行かれたのですね。合掌
ところで、スマートではない...!?
ロングやバリを登られるので、てっきりデルモ体型かと思っていました。
内臓脂肪過多の、ビヤ樽さん?何かイメージ違うな〜
満州の帰還兵なので、かなり細身のハズですが...。
体型以上に、綺麗なお姉さんが気になりますね
美味しそうなデザートは、一足早いクリスマスプレゼントですね。
私の、唐松岳の女神と、イイ勝負でしょうか?
写真撮ってありませんか?
おはようございます、tailwindさん!
どうも話題が山業ではなく、きれいなオネイさんの方に行ってしまうのは皆さん共通なようで
下って来たオネイさんに声を掛けて頂いて、2、3会話をしたと思うのですが、ヘロヘロでよく覚えていません
すれ違った後、駆け上ってきてグミを渡してくれたので、相当みすぼらしい格好だったのではないかと...
もう天使のようなオネイさんでした
私は普段肉や炭水化物を食べないので...霞みを食べて、糖質ゼロの
したがって、山で食べる質素な食事、カップラとドライは豪華な栄養源なのです
一時期、体脂肪率10%を切って医者に怒られたことがあります
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する