御嶽山(奥ノ院-継子岳) コマクサ一輪咲いてました


- GPS
- 09:45
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,421m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
天候 | 霧雨 のち 晴 御嶽山の登山天気 http://tenki.jp/mountain/famous100/point-167.html |
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過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・王滝村では自転車レースが開催されていた。SDA王滝『セルフディスカバリー・クロスマウンテンバイク100km+20km in 王滝』http://www.powersports.co.jp/sda/11_otaki_bike_9/index.htm ・6合目から先が、雨の後で登山道が小沢のようになっていた。 ・奥ノ院の近くに溶岩の岩穴のような「月の門」があった。稜線部は危険で南側に巻道がある。 ・コマクサとミヤマキンバイが一輪だけ見られた。イワギキョウは多数、まだ蕾もあり。 ・一部の山小屋は営業終了。 ・御嶽山は死火山と思われていましたが、1979年(昭和54年)10月28日に突如水蒸気爆発した活火山です。王滝小屋から山頂へ向かう途中の登山道で硫黄の臭いがすることがあります。御嶽山の噴煙の写真集→ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=75602&pid=da67a28fae27fda24e21c3da7c3b280d ・御嶽山の池 http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Pond_of_Ontake ★★★ヤマレコの山行記録登録時のエリアに注意しましょう。 御嶽山の山行記録のエリア→ 甲信越(槍・穂高・乗鞍)★★★ 木曽御嶽山の山行記録登録エリアに要注意! http://www.yamareco.com/modules/diary/6266-detail-23461 |
写真
この水は涸れないため、ポンプで周辺の山小屋に送水されお風呂の水に使われているようです。
テレビ東京の2011年9月放送の「日本山小屋物語」でも紹介されていました。
昨年の8月には、右端の2階の新館部分はまだ基礎工事中でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=75602&pid=e881b31db77e959d819171a7da8a1544
感想
先週寝坊して行き損ねた「木曽御嶽山」にリベンジ。田の原への林道を登っていくと、ナンバープレートを着けた自転車が下ってきた。当日に王滝村内木曽林道で自転車のレースが開催されているようだった。田ノ原の駐車場手前の道路からご来光が迎えられかと期待していたが、生憎の天候でガスの中だった。ポイントで三脚を構えている方が二人いたが、今日は駄目なようだった。田ノ原のトイレに近い駐車場は満車でその上に駐車。展望は全くなく霧雨のような感じだったので雨具をつけてスタート。気温は台風の影響か真夏のようで9月とは思えなかった。
平坦な砂利道を歩いていくと、赤い面白い木の実を発見。以前名前を調べたはずだが忘れてしまっていた。調べ直したら「コマユミ」のようだった。「ゴゼンタチバナ」や「シラタマノキ」の実もあった。シタタマノキの水滴の実を接写したら、レンズのようにその下のものを映し出していた。途中で小雨となったが、登っていくうちに次第にガスが切れ始め、8合目で東の方に雲海の上に中央アルプスが姿を現した。御嶽山の上空には雲が流れていた。9合目でまだ山頂に雲があったが、奥ノ院方面が先に雲が切れそうだと判断して巻道で奥ノ院に向かった。
奥ノ院の手前で「月ノ門」という御影石の石碑が倒れていた。よく見ると稜線の痩せ尾根に穴の開いた岩があった。その稜線伝いに奥ノ院へ下ったが溶岩状のナイフリッジとなっていて危険だった。その稜線にはクロマメノキのブルベリーのような実がたくさんなっていた。若い実は黄緑色のマスカットのような色だった。王滝頂上の小屋は営業を終了していた。最高点の剣ヶ峰に到着すると多くの登山者で賑わっていた。暫くガスが切れるのも待つと、北側に北アルプスが雲海の上に姿を現した。ガスが湧いたり切れたりを繰り返していた。濃尾平野方面を見えていたが、名古屋駅のツインタワーは確認できなかった。
一ノ池の周りの外輪山を歩いて、ニノ池に向かった。途中でニノ池新館小屋の西側に小さな池(窪地に水が溜まっていた)があった。第六の池かも(仮名称「2.5ノ池」、ニノ池の東の窪地にも小さな水溜りがあった。)賽の河原を通って、摩利支天山方面に向かった、西側が雲海に覆われていて展望が無さそうだったので展望台ですぐに引き返した。展望台は絶景ポイントだった。五ノ池小屋まで下り継子岳に向かった、途中で雲の切れ間から濁河温泉方面が見え、白山の山頂部のみが頭を出していた。継子岳頂上にに到着すると北側の北アルプスは完全に雲に隠れたしまった。途中の登山道脇でコマクサ一輪だけ咲いていた。群生地では葉が黄色くなり草紅葉と化していた。四ノ池・三ノ池・ニノ池を経由してアップダウンを繰り返しながら五つの全池のお池巡りをして田ノ原に戻った。山麓のガスは完全になくなり、麓の街並みが見渡せた。途中で「日記のネタ」にしたばかりの「オオハヨウタンボク」の実が見られた。 『この実何の実?気になる樹になる実』http://www.yamareco.com/modules/diary/6266-detail-24745
ホシガラスやイワヒバリが見られたが、ライチョウは晴天のためか見られず。蝶は「キベリタテハ」などが見られた。
この日、alpsdakeさんは御嶽山にいたのですね。
山頂はまずまずの天候だったようで良かったですね。
私は、焼岳にいましたので、乗鞍岳は観ることができたんですが、
御嶽山は、ちょうど乗鞍の向こう側になり確認できませんでした。
今日は天気予報がずれて予想以上の良い天気だったので暑くなかったですか。
でも、なかなかガスが湧いたり消えたりで360度の展望はかないません。
富士山は?観れたようで良いですね
1日で御嶽山一周される脚力に拍手です。羨ましい限りです。
8月に御嶽山へ行った時に、見逃した「日の門」「月の門」が写真で理解できました。
今度、御嶽に行く時は必ず観てきます。
miya162 さん、こんばんは
これまで、「月の門」の倒れている石碑を見ていましたが、今回現物を発見しました。
奥ノ院手前のトラバース道から少し溶岩の尾根に上がるとありました。
その後稜線伝いに、危険な岩尾根と奥ノ院まで進みました
トラバース道に戻ってから奥ノ院に進んだ方が良さそうでした。
「日の出門」は「日の門」の誤りだったので、修正しておきまあす。
ネットで調べたら、倒れた石碑の画像がありました。
「御嶽山 日の門」を画像検索すると、同じような穴から覗いた剣ヶ峰の写真がでてきました
「月の門」から覗いた月の写真を撮り損ねました
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