雲取ー飛龍
- GPS
- 13:45
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 2,730m
- 下り
- 2,730m
コースタイム
- 山行
- 11:14
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 13:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風による倒木がコース上に数カ所あり 丹波天平、保之瀬天平周辺は踏跡薄い |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ガス
クッカー
|
---|
感想
◎ヤマケイONLINEから転記
◎駐車場スタートからしばらくの間GPSログなし
_______________________________
初めての雲取山、何とか2017年中に登っておきたいと思い計画。
小袖駐車場から、雲取山までは順調
石尾根からの景色も良く、ダンシングツリーにも挨拶出来、
「雲取山西暦2017年記念」の写真も撮れて大満足
問題は雲取山以降
雲取山避難小屋横に案内があるが、山頂南西側から三条の湯方面へ
三条ダルミまで熊笹の中標高差250mを一気に下る・・・CT20分だが、結構きつい
間違っても登りたいとは思わない坂
尚、雲取小屋からの西の巻道を示す道標には「使用禁止」の表記あり
三条ダルミから狼平は、等高線沿いに移動するような感じで、
ほとんど上下のない熊笹のトレイルだが、途中数か所谷側に崩落し、
笹をかき分けて確認しないと危険と思われる箇所が何箇所かあった
標高差が無い分、この区間もCTに近い所要時間
狼平から北天のタルは、桟道がいくつもあり、
大きなアップダウンは無いが、足元に気を使う
北天のタルから飛龍権現までCT40分は厳しい・・・
途中、飛龍山頂への「踏跡程度」の道がある様に書かれているが
発見できず、あきらめて飛龍権現からピストン
往復で30分程度かかるが、意外と遠い(その割に何もない)
飛龍権現から前飛龍、岩場あり、割と急坂が多い感じ
途中の熊倉山、文字が薄くなった標章有
基本なだらかな下り、踏跡よりテープを目印に進む
そしてようやくサオラ峠に着いたのは16:25
丹波への道はCT1時間10分だが、「悪路」と書かれた急坂道
元々の予定では丹波天平経由で親川迄CT2時間10分
最後の親川への下り以外急坂は無い
どちらに下りても途中で日没になるのであれば、
丹波天平方面でコースタイム稼ぎつつ最短で降りる方が良いと判断してしまった
天平尾根は「道迷いしやすい」場所であると知ったのは帰宅後
通行者の少ないコース、落葉の季節、広い尾根筋、そして日没
ヘッドライト点灯してテープを探しながら進むが、
結局、「保之瀬天平」の先辺りでコースロスト、道迷い状態となる
最後にコース確認した「丹波天平方向」の道標まで戻り
地図とGPSウォッチの高度計とコンパスから、何とかルートを探ろうとするが、
そもそも、国土地理院の地図に記載されたコースは既に廃道になっている様で、
あるべき方向にあるべき道が見当たらない
後で分かった事だが、それでも旧道の尾根道に沿ってしばらく進んでいた様子
偶然、廃屋の屋根を見つけ、下山路に戻る事が出来たが、
一時的にはビバークを覚悟せざるを得ない状況だった
最終的に親川で国道に出たのは19:40
一時間程度のロスで済んだのは不幸中の幸い
無事下山出来た状況に暫く呆けた後、温存した水と食料を取り、
小袖乗越駐車場に向かう
親川から小袖乗越駐車場まで、車と同じルートで歩くと3.3辧
かなり登る事になるので約50分かかった
【反省】
今回の計画はコースタイム積算だと13時間なので、コースタイム通りなら
一日の行程としては不適当なのは明らかだが、CTの7〜8割でなら行けるだろうと言う
漠然としたものだけで、日没までに走破出来ると判断してしまった
駐車場に着くまでの所要時間も見積りが甘く、出発が当初計画より45分遅れになった
時間的な余裕が無い事が分かっていながら、目的地である飛龍山への登頂にこだわり
ここでも時間をロスした
日没まで余裕のない状態になった後、丹波に下りず親川へのルートを選択してしまった
それらの結果、山中での日没⇒コースロストと言う遭難直前の状況の原因となったと
反省している
一応、ツエルト、エマージェンシーシート、ヘッドライト、ハンドライト、予備電池
ガス、水、食料とビバークに必要なものは持ってはいたが、
あくまで「お守り」であって、使う事を前提にしていた訳ではない
今回はコースロスト後2時間で復帰できなかったら
あきらめてビバークするつもりだった
地図上の道が実際の道と合致していればと思わなくもないが、
その辺の情報も事前に取得できる環境にはある訳で、
慎重な計画立案と、綿密な情報収集が重要と痛感した山行になった
【水】
今回のコースは、雲取奥多摩小屋以降水場が無い
11月とは言え長距離なので、1.5Lのハイドレーションの他
0.5Lペットボトル2本とテルモス0.3Lの飲料を持参した
途中補給無しで、飲み切る前に下山出来たが、
夏場は相当多くの水を背負っていく必要があると思われる
EK=76.4
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