ダイトレ全縦走(槙尾山~屯鶴峯)
- GPS
- 09:36
- 距離
- 59.3km
- 登り
- 3,798m
- 下り
- 3,837m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 9:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:香芝駅 |
その他周辺情報 | かしば屯鶴峯温泉にて入浴(市外利用者は800円) |
写真
感想
屯鶴峯からのダイトレ全縦走は昨年踏破したので、今回は槇尾山から攻めてみました。
最近はロードばかりをヒョコヒョコ走っていたので久々のトレイル。
しかも確実に雪の中走ることになる状況なので、
行くっ!って決めるまでの気持ちの整理に時間がかかりました。
前日も準備をしながらラジオの天気予報では「冬らしい寒さが訪れるでしょう」とか言ってるし、、
絶対雪やん。間違いなく寒いやん。どうする?行く?止める?
という葛藤と闘いながら、着々と準備を進め、行かないという選択肢を排除していきます。
準備は万端。朝も予定通り起床。それでも何だか気乗りがしない。
とにかく行けば何とかなる。と思い電車、バスを乗り継ぎスタート地点へ到着。
いつもはワクワクする瞬間のはずが、「この寒い中短パンになるなんて」と
ネガティブな気持ちが脳を支配します。
(そもそも、短パンになる必要はどこにも無いのだが)
それでは、ダイトレ石版プレート順にレポートします。
◇スタート
バス停の待合室で短パンに変身するつもりでしたが、先客がおられたのでダウンジャケットとロングパンツのままスタート。
軽いジョグでカラダを温めながら槇尾山のダイトレ起点を目指していると、道路表示板の温度計はマイナス1度!
これから岩湧山、金剛山、葛城山の1,000m級三座を越えるつもりなのに、山頂付近はどんな天気なのか。不安しか感じません。
とことん気乗りのしない気分は好転せず、とにかく紀見峠まで行けば温泉入れるし、電車で帰れるかな。
などどネガティブシンキングのまま短パンに変身します。
◇槇尾山
朝早くから参拝される方が多数おられました。本日の無事を祈り、ダイトレ起点の槇尾山をスタート。
まだ雪はありませんが、まったくペースが上がりません。ぼちぼち行きます。
◇滝畑
売店で朝うどんでも。と思いましたが、まだ開店前でした。
売店横トイレには、お正月のしめ飾りがあったので、ゲン担ぎに用を足してから、馴染みの岩湧山登山道へ。
どんなに体調が悪くても、ここの登山道は幾度となくタイムアタックした場所なので、何とか一気に登りたい!少し気合を入れます。
◇岩湧山
登り始めて数分でカラダが重く、イマイチペースが上がりません。とにかく止まらずボチボチ行こうと前に進みます。
そういえば、今年の書き初めは「前進」だったことを思い出し、自分に嘘はつけない!と、一歩でも前に進みます。
途中からトレイルに雪がチラつき始めたので、ジャケットを装着。いつもは着たり脱いだりが面倒臭くなって、
走ってたら何とかなるやろ。と、寒さ対策を怠っていたのですが、今回は万全です。
山頂付近は完全に雪の中。素晴らしい景色に少し元気づけられますが、「岩湧山下りて紀見峠で止めようかな」という気持ちは消えませんでした。
三角点付近のダイトレプレート写真を撮って下りへ。と思ったら、プレートは雪の中。
「これで止める理由ができた」と喜ぶ自分に、「ここにあるの知ってるやろ!」と、いつもの自分が突っ込みます。
完全に雪で埋まっているプレートを一発で探し当て、無事撮影完了。紀見峠に向かいます。
◇根古峰
ここは、プレートの場所が分かりにくいので、雪に隠れていたら探せないかも。そしたら止めようかな。
という心配も束の間、はっきり、くっきりとプレートがありました。
◇紀見峠
ここで痛恨のミスコース。止める理由をことごとく否定されたネガティブな自分が、次の止める理由を探そうと
ボケェーーー
としていたら、あれっ、久々に来たら少し風景が変わったかな。という林道を延々下っていました。
集落が見えてきたところでようやくミスコースに気づき、急いで引き返します。
今度こそ紀見峠で止める理由が出来た!下ってきた道を登りながらますますネガティブに考えます。
ミスした分岐に到着し、再びダイトレへ。
こんなところで間違えるなんて、まだまだ修行が足りん!ということで、紀見峠で止めるプランははかなく消滅し、金剛山を目指します。
◇杉尾峠
ここからならまだ引き返せるで!往生際の悪いネガティブな自分が語り掛けますが、「前進」あるのみです。
◇行者杉
行者杉の祠に参拝する方の人だかりができていました。五條方面の写真を撮って先に進みます。
◇久留野峠
いつも金剛山方面からくると壁のような丸太階段が待ち受けていますが、今日は下り♪
数名の方が登ってこられました。ここが一番キツいんですよね。
◇金剛山
素晴らしい景色です。葛城神社に初詣。今年もよろしくお願いいたします。
弱音ばっかり言ってスミマセン。最後までやり切ります!
ようやく全縦走の覚悟が出来ました。遅いわっ!今頃か!
◇水越峠
水越からの登りは初チャレンジ。いつもは下りで、ここは登りたくないなー。と思っていたので、覚悟は決めていました。
薄皮つぶあんパンとコーラでごまかしながら進みます。ゆっくり高度を上げていくと再び銀世界。
短パン寒くないですか?と声を掛けられ、動いていればちょうどいいくらいです。と返答しましたが、雪の中で短パン姿は寒いですよ。ホントは。
でも、ロングパンツだと登るのに邪魔でしょ。特に水越の登りはキツイから。とゴチャゴチャ考えているうちに、つつじ園が見えてきました。
◇葛城山
おおぉー。満開やん!春にはつつじで真っ赤になりますが、冬は真っ白な雪の花が満開です。
さぁ、あとは下りだけ!なんとか日が暮れないうちにゴールしたい。と思った矢先に白樺食堂が目に入り、
あったかいおうどんが食べたい。。。いかんいかん。
邪念を振り切り、ソリ遊びしている小学生も振り切って、下り始めます。
◇持尾辻
ゴールが見えてきたので、カラダと気持ちは持ち直しましたが、スマホの充電がなくなりかけてきました。
◇岩橋山
下りは走ってタイムを稼ぎたいので、岩橋山の登りでスマホ充電をセット。
ここまで高度を下げてくると、手の感覚も戻ってきて割と素早く動かすことが出来ました。
とにかく止まらすに、すべての行動を動きながら(進みながら)出来たのは今回の収穫でした。
◇平石峠
いつもは二上山から金剛山方面に向かうので、私にとっては”逆走”になる今回のコース。
二上山から葛城山までは基本的に”登り”のイメージがあったので、葛城山からは下るだけだと思っていましたが、結構なアップダウンが続きます。
まぁ、ぼちぼち行きましょう。
◇竹内峠
ここでは道路横断が最大の難所だと思っていましたが、一発で通過。
あとは二上山登るだけ!
◇二上山
こんどこそ本当の下りのみ!のはずが細かなアップダウンに苦しみます。
◇屯鶴峯
最後のプレートを撮影してダイトレ全縦走完成!
お風呂までウイニングラン。
◇ゴール
お風呂は水風呂もあって火照った足のアイシングもバッチリ。
サウナで冷え切った顔の感覚が戻っていくのを感じながら、ホッコリサッパリ気持ちいー。
これで、屯鶴峯からと槇尾山からの全縦走達成したので、次は往復。。。暖かくなったら考えます 笑
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