薬師岳・黒部五郎岳(テント泊)
- GPS
- 52:00
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 2,860m
- 下り
- 2,860m
コースタイム
24日5:13薬師岳キャンプ場〜北ノ俣岳〜10:15黒部五郎岳11:25〜16:08薬師岳キャンプ場
25日5:00薬師岳キャンプ場〜6:55薬師岳7:28〜9:40薬師岳キャンプ場10:20〜12:15折立
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
有峰林道は20:00〜6:00まで通行止めのため、亀谷料金所前で車中仮眠して 6:00に折立に向け出発してから、登山の準備をして、いざ登山開始 |
写真
感想
すぐに、昭和38年冬に、薬師岳に向かった13人が遭難した
大学生の遭難碑を通過しました。
太郎平までの道は、前半の三角点までの道が急との認識で
登り始めましたが、驚くほどの急登ではありませんでした。
あられちゃんの看板(確か4代目?)を過ぎると、標高1870Mの
三角点に着きベンチがありました
五光岩ベンチの前を過ぎ、整備された道を登ると太郎平小屋
に出て、15分で薬師峠キャンプ場へ到着しました
薬師峠キャンプ場は、トイレは清潔で、冷たくて美味しい水
が出ている水場も近くにある、快適なテント場でした。
この日は確か54張のテントが張られました。
自分達は5人で5張りのそれぞれが個室のテント泊になりました
薬師峠キャンプ場に、昼前に着いてしまったので、テントを張
ってから、当初の計画を変更して、初日に薬師岳へ登ろうかと
とも思いましたが、皆で話し合った結果、23日はのんびりする
ことになりました
16時から夕食をとり、小宴を開き山談義等をしてから早めに
就寝しました
ぐんぐん気温が下がり、外気温は-3℃、翌朝はテントの外に出
しておいた水が半分以上凍り、テントの内側も霜が張り付いていました
後から分かったのですが、この日は、富士山で初冠雪、乗鞍で初氷
とのことで今秋一番の冷え込みだったそうなので納得しました
翌朝、4時過ぎ、夜明け前の暗いテントの中で身支度して、
黒部五郎岳へ向け出発しました。太郎平小屋の先に、黒部五郎岳
まで9.6キロとの表示がありました。あ〜遠い
霜が降り、滑りやすい木道を通過しましたが、他のグループで転倒した人もいました
北ノ俣岳、赤木岳、中俣乗越、2578峰を過ぎると、いよいよ急登
になり、三俣蓮華方向からの道と合流する肩に出れば、すぐに
黒部五郎岳の山頂に着きました
黒部五郎岳からは、黒部五郎小屋が一番近く、以前泊まった
三俣山荘へ行く方が、薬師峠キャンプ場よりも近いと思いました
24日は、朝から夕方まで晴天に恵まれ、山に雲も上がって来ませんでした。
御嶽山、乗鞍岳、笠ヶ岳、西穂高岳〜穂高岳〜槍ヶ岳〜裏銀座、
白馬岳、立山、剱岳、白山と、ぐるり360度の大展望でした。
1日中こんなに展望がきくのは珍しいことではないかと思いました
昼食をとり、大展望を満喫してから、来た道を戻り、薬師峠
キャンプ場へ戻りました
中俣乗越から北ノ俣岳までは、登りとなりましたが、
あとは下り道になりました
25日、暗い中出発し、薬師岳へは、最初沢沿いの急登を登り、
薬師平に出ると、槍ヶ岳が姿を現しました。
薬師岳山荘から登り詰めるとケルンがあり、
最初はここが頂上かと思いましたが、そこから先に進んだところが頂上でした
まだ、時間が早かったので、昼食は摂らず、休憩してから
薬師峠キャンプ場に戻りました。テントを撤収して太郎平から、
折立に下山し、吉峰温泉に立ち寄り帰路に向かいました
今回は、地図上での全行程は38キロ位でしたが、実際は、
折立から太郎平間でガ、8キロ、太郎平から黒部五郎岳までが
9,6キロとの表示があり、薬師峠キャンプ場から、
薬師岳までの距離の表示は確認できませんでしたが、
全行程で40キロは裕に越えているものと思いました
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