『やまなみ湖を関東ふれあいの道【13)山里から津久井湖へのみち・14)峰の薬師へのみち・東海自然歩道と共に山を繋いで周回』津久井城山・中沢山・コンピラ山・小仏城山・嵐山・石老山・石砂山・茨菰山・南山【神奈百9座】【藤野十五名山2座】(in・out:韮尾根)


- GPS
- 37:48
- 距離
- 60.5km
- 登り
- 3,853m
- 下り
- 3,840m
コースタイム
- 山行
- 10:14
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:33
- 山行
- 11:41
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 12:23
天候 | 2/24 晴れ 2/25 くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
往路 自宅(車)韮尾根付近 🚶トレイル🚶 プレジャーフォレスト前(バス)三ヶ木(バス乗換)清正光入口 ※車回収の為 ―さがみ湖温泉 うるり➡車中泊― 2日目 🚶トレイル🚶 清正光入口(バス)三ヶ木(バス乗換え)プレジャーフォレスト前 ―さがみ湖温泉 うるり― 復路 プレジャーフォレスト(車)自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
関東ふれあいの道(14)は高尾南山稜への縦走の為、一部カット |
その他周辺情報 | 温泉・食事 さがみ湖温泉 うるり http://www.sagamiko-resort.jp/ururi/ オギノパン http://www.ogino-pan.com/ |
写真
景信山・陣馬から生藤山あたりまでも見えているんでしょうね
奥多摩湖から歩いた事を思い出します、長い尾根でした(^^;
今度は手前のレイヤー(相模湖側)の山々も通してみたいです
それにしても、随分車が止まっている
そんなにメジャーな山だったか…しかもマイナールートで来ているのに…???
しかしこの後、整備されている方と『ギフチョウ』について少しお話しさせて頂き、色々な事を教えていただきました
この場を借り、本当にお世話になりありがとうございました
短い時間でしたが、とても勉強になり、この日にこのルートを歩いていて良かったと思えました
※詳しい事は日記欄にでも後日まとめたいと考えています
↓日記をつけました↓
https://www.yamareco.com/modules/diary/164879-detail-160376
感想
【タイトル・テーマ】
~やまなみ(四)湖を関東ふれあいの道・東海自然歩道と共に山を繋いで周回~
――――――――――『最初に』―――――――――
今週も腰のリハビリ山行です。
仕事を土日休め腰がきになりますが少し長めの山行で体に負荷をかける段界へ
一座単体だと単調になり少し面白みに欠ける神奈川百名山…
机上登山を繰り返し、上記テーマで歩く事にしました
2月24日(土)1日目
~関東ふれあいの道・韮尾根~
関東ふれあいの道でのミスコースで始まり、韮尾根で津久井城山へ
ヘッデン歩きとは言え、我ながらどうしたものかと(^_^;)
韮尾根を下り、ロードで谷を越えると津久井城山公園から城山登山開始
津久井城山と言うより➡津久井城(山)の印象で、『ブラタモリな気分で』歴史のお勉強をしながら歩いて行く
ピークからはこれから歩く方面に、津久井湖を縁取る南高尾山稜がたおやかで歩きやすそうに見えます
関東ふれあいの道も更に進むと、ロードを経由して峰の薬師へ、振り返ると津久井城山が大きい!
~城山で始め城山で終える南高尾山稜~
再びトレイル、草戸山分岐で一瞬欲張るが、次回高尾山と抱き合わせる事で解決♪
挨拶する人は『走りの人達』か多くそれを裏付けるように歩きやすい道が続き、いきなり南側が開けるとベンチ、ザック置き場まで用意されている『見晴台』に到着
これから歩く石老山から高塚山の背後に丹沢山塊が見えている
先週の渋沢丘陵からの丹沢を今週は背後から眺めていると、また少し丹沢を知ることが出来たように感じる
中沢山、コンピラ山、大洞山 と小さなピークを細かいピッチで刻んでいく、中沢山はピークこそ狭いが、肩の辺りに平場があり団体様たちで大盛況、コンピラ山には再びザック置き場があり、ザックを下ろす口実になる(笑)
大洞山でも立派なベンチのおかげで、現状の自分はベンチを見るたびにストレッチでおしりの筋肉を伸ばす必要が…リハビリ登山者としては本当にありがたい♡
水平道も終わり、大垂水峠に向かって若干北側に巻きながら降りていくと、やがて車やバイクで賑やかになってくる
歩道橋のおかげで道路横断をキャンセルでき、もう一つの城山は、更に賑やかな大都会で私には少し眩しすぎるような感覚になる
茶屋と立派なトイレもあるので、勝手にエイドステーション代わりに、名物『なめこ汁』で大休憩♪
南側斜面にはスペースがあり干物が干されているように気持ち良さそうにレジャーシートに横になる人達を見ていると、小仏城山の歩き方を良く知っているなぁ~と
リスペクト
~関東ふれあいの道から東海自然歩道へ~
次の湖『相模湖』へ、あれほどの山頂の人が嘘のように、まったく『人気』(にんき・ひとけ)共にない…本当に東海自然歩道なのかと
静けさを取り戻しながら降りると、茶屋とトイレを目印にロードにでる
相模湖駅を目指すよう標識に導かれながら、国道を渡り湖を横断するために谷にどんどん降りていく、途中日帰り温泉の標識に驚き、本気で立ち寄るか迷う…(^^;
はるか下に見いていた弁天橋も、あっさり到着すると橋と一体化したような猫のお迎えが(^^♪
嵐山の名前の由来はどうやら京都の嵐山に広葉樹の感じが似ているからとある
普段この時期は広葉樹の山がとてもわかりやすく、いつもの時期にはあまり気にもしていない自分の視野の狭さに気づかされる
静けさを取り戻したかと思った嵐山だったが、何やら聞こえてくる…
プレジャーフォレストからのアナウンスで、いろいろな乗り物が見え、登山道とゴーカードの道が横並びになりながら国道にでる
携帯の機内モードを解除し乗換案内を開こうととした瞬間…
聞き覚えのある音がこっちに上がってくる!
『神奈中です!!』
バスの時効ぐらい記憶しておけと言われそうだが、条件反射でバスを追う!
この時に嬉しい事が2つ
1、リハビリ中の私が走れている事
2、停留所がプレジャーフォレストであるため、乗降者が非常に多かった事
待ち時間0分でバスに乗車する事ができた事で、念願のオギノパンの閉店時間にまで間に合う事もできました
2月25日(日)2日目
~石老山は隆起の山~
ぐっすり眠り、本日は明るくなってからスタート
肝心の体は疲労感はあるが、歩けない事はない感じ
歩きながらも常にストレッチを繰り返し、相模湖病院駐車場までの小一時間が良いウォーミングアップになり、ここから石老山登山開始
所々の案内板にいちいち納得することで、ゆったりとしたペースで歩ける
どうやら石老山は隆起の山で、今歩いているトレイルは昔は海底だったパターン
またまた 『ブラタモリ気分に…(笑)』
体の方は疲労を蓄積できないのか、結構な痛みと体が固まっていく感覚が強かった
その痛みは、途中キリの良いところでエスケープする事もよぎっていた
そんな中、急ぐ事は考えず自分の体と対話する事に重きを置き歩いていると、『桜山展望台』の標識に導かれ大回り
すると私にはこれが本当に良くて、昨日歩いたルートがほぼ全部見える特等席でした
する事は一つ、大好きな山座同定をじっくり行います
送電線と道志の橋ですぐに中沢山が決まったので案外簡単に決着がつきました
また、津久井城山が浮島のようで…写真にはフレームアウトしましたが、小仏城山まで繋げてみる事ができ幸せでした
この後も展望台を梯子しながら、ベンチのたびにストレッチしながらピークで大休憩
ピークからは丹沢方面がよくみえ、焼山への尾根がとても大きく成長していました
~東海自然歩道があるのにマイナールート~
石砂山へは、東海自然歩道ではないルートが気になっていました
その方がダイレクトに石老山と石砂山を繋げると感じ、東海自然歩道にも後ろ髪をひかれながら、ルートファイの練習も兼ねてセレクト
予想よりトレースはあって、最後林道への降り方に気をつかえば問題はないかと
~石砂山とギフチョウ~
マイナールートで石砂山を繋いでいるはずが、林道の車がにぎわってます
軽トラなんかもあったので、作業で人が入っていると想像しながら歩いていると、とにかく登山道が歩きやすい!
さっきの尾根が人が歩いてないせいか、落ち葉ラッセルのようでしたが、こちらは『花道』を歩いているかのようでした(笑)
途中、作業している方に挨拶するとギフチョウの事など色々と教えて頂き勉強になったので別途日記欄にでもまとめたいと考えています
~最後の湖・宮が瀬湖へ~
石砂山を下りると山梨百名山では同じみの道志の道にでると、東海自然歩道も今回はここまでとして、最後の湖・宮ケ瀬湖をめざします
ロード歩きはトレイルより少し余裕があるのか、目の前のエイドステーション(7-11)で何を買うかシュミレーションしてから入店
満足いく補給ができ、心機一転、茨菰山をめざします
小さな集落をこえ、取り付く尾根付近で沢をまたぎ、私は標識は皆無でした、その変わり東電の巡回路を追っていくとピークに到着、東電の方々に感謝致します
ピークにはプラ杭と石に『茨菰山』とあり、その前に丸太椅子があったので座っていると、プラ杭とお見合いしているようで可笑しい
ルートファイ練習ついでに、下りもトレースの薄い尾根をセレクト、小さな白いリボン(紐)が目印であったので落ち着いて歩けた
ロードを経由して少し歩くと南山は先日『相州アルプス』ともに歩いていたので、南山遊歩道をセレクトしたが、あまりにも単調で飽きたので予定より早めに稜線に
南山からは最後の湖、宮が瀬湖と相州アルプスがフィナーレとなった
稜線後半は夜景と月を見ながらとなってしまったが、まもなくロードに出るとなんとかテーマどおり周回する事が出来た中で、予想以上に変化や発見のある旅になった事が机上登山が報われた瞬間でもあった
――――――――――『最後に』―――――――――
リハビリ山行としてのロング山行
良くも悪くも予定調和でない部分もあった中で、対応力、判断力の訓練に少しはなったと思える、それは今後の山行に生きてくるのかと
南高尾山稜には『湖の道』とありましたが、やまなみ五胡のうち、津久井湖、城山湖、相模湖、宮が瀬湖と四つの湖を山を繋いで歩く事を思いついた時は、 『またしょうもない事を考え付いたなぁ…』と同時、今まで色々な9泊前後のロングトレイルを計画する中で一番大事にしている、自分自身に『※注トキメキ』を覚える事ができるかという意味では、この山行はわずか2日でしたが十分『ときめきました』
※注:こんまりの 毎日がときめく魔法の片づけのパクリではありません(^_^.)
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