南八(硫黄、横岳、赤岳&阿弥陀)縦走:計画は意欲的でも結局赤岳のみ
- GPS
- 09:51
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,635m
- 下り
- 1,626m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 9:52
( 4:20(4:40) 自宅 )
5:20-24(5:50-6:00) 美濃戸口(八ヶ岳山荘)(1,490m) 登山届 チェーンスパイク装着
6:09(6:45) 美濃戸(赤岳山荘)(1,690m)
8:01-16(15")(8:30-35(5")) 赤岳鉱泉(2,220m) アイゼン、サングラスに、豆大福
8:29-30(1") 2,265mポイント 雪多くトレース少なく、硫黄、横岳断念し戻る
8:40 赤岳鉱泉(2,220m)
9:10 中山乗越(2,375m)
9:17-25(8") 行者小屋(2,350m) ヘルメット、ピッケルに交換
9:27 2,360mP 雪深くピッケル役立たず、再びストックに
9:46 2,455mP 再びピッケルに
( 9:55 赤岩ノ頭(2,656m) )
( 10:15-20(5") 硫黄岳(2,760m) )
2,800m付近でアイゼンに替える
( 11:30-35(5") 横岳(2,829m) )
10-36-39(3")(12:30) 地蔵ノ頭(2,740(2,710)m)
11:22-24(2")(13:10-20(10")) 赤岳(2,899m)
前半:5'58"(7'10") 延標高差:1,504(2,057)m 速度:252(308)m/h
レスト:29"(15" ) 距離:10.5(12.5)km 歩行速度:1.8(1.7)km/h
1:49(13:35) 文三郎尾根分岐(2,720m)
12:10-26(16") 中岳(2,700m) 昼食(ミックスサンド、アミノバイタルゼリー)
阿弥陀岳断念を決断、戻る
12:50 文三郎尾根分岐(2,720m)
13:19-33(14") 行者小屋(2,345m) ヘルメット、アイゼン脱ぐ、手袋交換、チェーンスパイク装着
( 14:35-40(5") 阿弥陀岳(2,805m) )
( 15:40-45(5") 不動清水入口(2,270m) チェーンスパイクに交換 )
( 16:15 御小屋山(2,137m) )
15:16-22(17:15) 美濃戸口(八ヶ岳山荘)(1,490m)
後半:3'52"(3'55") 延標高差:1,669(1,919)m 速度:432(490)m/h
レスト:30"(10") 距離:8.9(6.9)km 歩行速度:2.3(1.8)km/h
山行:9'52"(11'15") 延標高差:3,173(3,976)m 速度:322(353)m/h
レスト:1'01"(35") 距離:19.4(19.4)km 歩行速度:2.0(1.7)km/h
( 16:25(18:30) 自宅 )
Door to Door:12'05"(13'50")
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:八ヶ岳山荘前、そこに登山届投函 地蔵尾根:久しぶりに登ったが緊張した |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー(2枚)
ハードシェル上
インナー下
ズボン
靴下
アウター
(ロング)
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター(ロング)
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
チェーンスパイク
ピッケル
ビーコン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
ツェルト
カメラ
ヘルメット
|
---|
感想
昨年は赤岳(2回)、横岳&硫黄岳(今年含め2回)登っているが、阿弥陀岳は1年半も登っていない。昨年4月は赤岳-硫黄だったので、今回は硫黄-阿弥陀の4山を計画した。夏に美濃戸から4山登ったが、今回は美濃戸口から完全周回を狙った。
不安は一昨日(3/1)の降雪。
赤岳鉱泉までは良く踏み込まれており歩き易い。
しかし、大同心への分岐、ジョーゴ沢を過ぎるとトレースが少なくなる。
硫黄岳までも大変、その先の横岳へはトレースもない可能性大。稜線は風で雪は飛ばされているかもしれないが吹き溜まりも心配。結局、硫黄岳、横岳は断念。地蔵尾根から赤岳に向かうことに変更する。
地蔵尾根は十分に踏み込まれていると思ったが意外と少ない。
踏み跡を外すと足が埋まる。ピッケルも刺すと完全に埋まる。役に立たない。再びストックでハイクアップ。
段々急斜面になり再びピッケルに交換。段々緊張感が増す。
地蔵ノ頭までは緊張感のせいか時間の割りにあっけなく着いた。
やはり、横岳からのトレースはない。丁度横岳に向かうパーティがいた。
赤岳までの登りはきつかった。途中息を整えるため何度も止まる。
風は八ヶ岳にしては弱かったが、それでも10m/s程の風は吹いており時折地吹雪もあった。稜線の積雪は風で飛ばされ少ない。山頂手前は昨年4月ナイフリッジになっていたが今回はなかった。
山頂では写真を撮って早々に下る。
下からどんどん登ってくる。文三郎尾根分岐から更に下り阿弥陀岳に向かう。
鞍部から中岳までの標高差55mがきつい。バテ気味だ。
中岳で風も弱いので360度のパノラマを見ながらのんびりと昼食を取る。
阿弥陀岳から下ってくるパーティが見える。急斜面だ。
標高差は165mしかないが緊張感は相当だ。
「御小屋尾根はトレースがないかも、樹林帯に入るとラッセルになる」と頭に浮かぶ。するとあの急斜面を戻ってこなければいけない。と思うと急に気持ちが沈む。
撤退を決断。鞍部から文三郎尾根分岐の標高差75mもきつい。行かずが正解と自分に納得させる。
文三郎尾根途中で後の人が頭から転び沢に滑落するところだった。幸いわずかに出ていた鎖に掴まり転落を免れた。正に危機一髪!
行者小屋からチェーンスパイクを装着したが、靴底に団子ができて失敗。
雪が北沢より柔らかく多少歩きにくかった。
今回のリベンジは雪が締まった5月頃の残雪期が良さそうだ。
追記(3/5)
過去の記録を見ていたら4年半前(2013/9/17)に硫黄-阿弥陀の完全周回をやっていた。夏道とは云え9'16"速い。一番充実していた時だ。
今回の予定は11'15"だったので実績から割り出した計算は確かかもしれない
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