小津権現山-花房山★聖岳からのご来光と花蝶蛭猿
- GPS
- 12:10
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,530m
- 下り
- 1,538m
コースタイム
天候 | 晴・遠方は霞む |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・小津からの小津権現山の登山道で高屋山直下で北側にバイパスの新しい登山道が開設された ・小津権現山〜花房山の縦走ルートが最近完成(以前は登山道がなく激ヤブコギだった) ・登山道では秋の実、モレ谷林道では多くの秋の花や蝶が見られた。 ・モレ谷林道の崩落箇所は修復済み。落石や土砂があるため普通車はゲートの先に進まない方が無難。MTBなら登山口の取付までは問題なし。 ・猿とヒルにも遭遇。 ・2010年3月22日の積雪期ほぼ同コースの山行記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-59136.html |
写真
感想
小津権現山山頂から星空・夜景・ご来光を撮影するために今年の積雪期にスノーシューで登った小津権現山から花房山を縦走することにした。小津集落手前の小津トンネルを走行中に小動物が走っていた。ゆっくり追うとウサギかと思った。よく見ると小さなタヌキのようだった。少し追い越してしまうと、向きを反転して逃げていった。
三脚を担いでヘッドランプをつけてスタート。途中で鹿の鳴き声がし、光る眼だけが見えた。思った程多くの★は見られず、真っ黒の写真しか撮れなかった。拡大してみると青や赤など小さな星が微かに写っていた。山頂に着くと東の空が赤くなり始めた。上空は快晴だったが、遠景は少し霞んでいるようで中央アルプスや南アルプスの稜線は見られなかった。雲海の上の東の稜線がかすんでいるため満丸の赤いご来光が望めた。写真を拡大すると台形の山の右角からのご来光のようだった。富士山は小津権現山からは見えず南アルプスの聖岳のシルエットのようだった。濃尾平野の夜景は少しだけ見えていた。南には伊吹山の櫛形のシルエットが見えていた。
朝食後、最近ヤブが刈られて新規に開設された花房山への縦走を北に向かった。最初は急な下りで、笹や木の枝につかまりながら下った。人の足跡は見られず鹿の足跡ばかりで途中には鹿のヌタ場があった。途中の稜線のピークからは小津権現山や花房山が樹間から望めた。途中で杉の植林地となりその後広葉樹林帯の上りではシロモジの掌の形状の葉と実が多くみられた。山頂手前ではシロヤシオの木があり、少し葉が赤くなり始めていた。最後の急坂を登ると花房山に到着、山頂は西側以外の展望が開け、三角点があるのみ。北側には徳山ダムが、冠山と能郷白山の間に見下ろせた。白山や北アルプスなどは霞んでいて全く見えなかった。
早い昼食として下山を開始、途中の稜線でサルの集団の遭遇、逃げていったが遠くからその姿が撮影できた。モレ谷林道の分岐から尾根を下ってモレ谷林道の取付に到着。ニガナに似た「ヤクシソウ」の黄色い花が多数みられた。林道を少し下ると斜面の岩肌に岩清水があり給水した。花・蝶・滝を撮影しながらのんびりと下山した。色々な蝶や蛾が花の蜜を吸っていた。アカタテハ、ルリタテハ、キアゲアハ・モンシロチョウ・ツマグロヒョウモン・ウラギンシジミ・ヤマトシジミ・色々な蛾もいたが撮影し損ねた。長い砂利の林道が終わりアスファルトの道路に合流するところで腰を降ろし、お尻付近を手で触ると湿りを感じた。変だなと思ったら「ヒル」に触っていた。振り払うと道路をシャクトリ虫のように高速で移動していた。後でヒルチェックを行ったが、今日は献血していなかった。小津川沿いの道路を下り、小津集落に下っていった。白山神社からの登山道を歩かず、杉谷林道の長い距離の方のルートでスタート地点の駐車場まで上った。途中でフシグロセンノウなどの花が見られた。林道をイモリがコオロギを口にくわえて走っていった。長い林道歩きが終了した、マウンテンバイクを途中にデポする方法を用いれば、かなりの時間短縮ができそうだった。
三連休の中日でしたが誰にも会わなかった。タヌキ・鹿・猿・ヒル・イモリ・蛇・トカゲなどを除く…。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する