現地で計画変更 代わりに常念山脈縦走(大天井岳、常念岳⇔蝶ヶ岳〜霞沢岳)
- GPS
- 75:15
- 距離
- 72.9km
- 登り
- 5,168m
- 下り
- 5,165m
コースタイム
-14:40横尾分岐-15:05蝶ヶ岳ヒュッテ
8日 6:35蝶ヶ岳ヒュッテ-9:15常念小屋-
-11:15大天井岳-11:30切通分岐-12:00大天荘-
-13:05常念小屋13:20-16:30蝶ヶ岳ヒュッテ
9日 6:30蝶ヶ岳ヒュッテ-7:45大滝山南峰-
-9:20大滝槍見台-10:50徳本峠小屋11:30-
-13:50霞沢岳-15:40徳本峠小屋
10日 7:00徳本峠小屋-8:05明神-8:45上高地
天候 | 10月 7日 晴れ☀ 8日 快晴☀ 9日 快晴☀ 10日 晴れ☀ 稜線は風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・上高地へのアクセスはネットでご確認ください |
コース状況/ 危険箇所等 |
・上高地バスターミナルに登山ポスト有り 登山保険の加入も受け付けています。 ・上高地〜ババ平 特に危険はありません。ババ平より上(槍ヶ岳付近)は 6日夕方から7日朝にかけて、-10℃以下にまで冷え込んで、吹雪になっ たそうです。7日もまだ雪が降っていて、風も強かったそうなので、ヘタ レな(-_-)自分は予定を変更して、常念山脈を縦走することにしました。 ・横尾〜横尾分岐 急登です。ひたすら登ります。ただし合戦尾根ほど整備 されていないため、疲れます。 ・蝶ヶ岳ヒュッテ〜蝶槍 なだらかな稜線です。景色を楽しんでください。 ・蝶槍〜常念小屋 蝶槍から常念への最初の下り、常念への両側からの登り はホントに急です。落石、下りでの転倒にはくれぐれもご注意ください。 自分か、もしくは他人に大きな怪我をさせる危険が高いです。 ・常念小屋〜大天井岳 特に大きな危険はありません。 ・蝶ヶ岳ヒュッテ〜大滝山南峰 特に大きな危険はありません。 ・大滝山南峰〜徳本峠 大滝山南峰からの下りが急で、片側が切れ落ちてい ます。通行なさる場合には特に気をつけてください。徳本峠への道はぬか るんでいる箇所が多くあります。滑って、転倒されないようにしてくださ い。アップダウンも結構あります。 ・徳本峠〜霞沢岳 コースタイムはきつめ、ルートの整備も他の穂高周辺に 比べて少な目です。K1への登りは急な上にぬかるんでいて、ロープも1ヶ 所のみでした。参考になさってください。 ・徳本峠〜上高地 徳本峠からの下りが少し急な所があるだけです。特に大 きな危険はありません。 ・上高地周辺に売店、温泉、飲食店多数有り |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
行ってきました、テン泊縦走(^O^)/。しか〜し、当初の紅葉狩りは
完全に断念となりました(-_-)。
なぜかと申しますと、初日に天狗池に向かう途中に出会う方々が口を
揃えて「本当に槍に向かうんですか?」とおっしゃる(・o・)。不思議に
思い、ババ平で休憩中の2組にお聞きすると、6日夜〜7日の朝にかけて
-10℃を下回る寒さだったとのこと(+o+)。小屋の方の話では今日も変
わらないくらい冷え込むのではないか、と((+_+))。確かに、槍の穂先
にはずっとガスがかかっている。
「う〜ん。そんな寒さの準備はしてないぞ(>_<)。凍死だけは絶対に
嫌ジャ(^^ゞ。」という訳で、この時点で計画変更は決定。あとはどこ
に向かうか?家(これが一番嫌じゃ)?涸沢(ありきたり)?「とりあえず、横
尾まで戻ろうか」と振り返ったら、青空が広がっているじゃないですか
ぁ〜(^^)、常念山脈!という訳で行き先決定。計画変更から5分のことで
した。
横尾に戻って、今日のお宿の蝶ヶ岳ヒュッテに向かうことにしたので
すが、横尾からの登りは本当にキツイ(+_+)ですね。ホントにヒィヒィ
言いながら、登ってました。テン泊の荷物の重みもあって、死にかけ直
前でヒュッテに到着しました。着いたときは疲れ切っていて、「明日は
おとなしく徳本峠に向かおう(-_-)。」と思っていました。なんで、ご飯
を食べて、すぐにバタンキュー(>_<)しました。
で、2日目。なんと起きたら元気になってるじゃないですかぁ(^^ゞ。
なので、欲をだして、サブザックで青空の下、常念山脈をピストンする
ことにしました。
思っていた以上に蝶〜常念はアップダウンが激しくシンドイですね。
特に常念は両側共に400m位登らなくてはいけないのが「鬼ぃ〜(ToT)。」
って思いました。常念小屋到着時点で時間にはゆとりがありました。さて、
足を延ばすか?おとなしく帰るか?行くんなら大天井岳、加えてマイマップ
繋ぎに表銀座の分岐まで。どうしよう?ここで、おバカ(^^ゞの本領発揮で
す。「帰って、おとなしくしてるのは性に合わない。ヘッドランプもある
し行くべ。」となっちゃいました。っで、前日に引き続きヒィヒィ言って、
無茶したことを後悔しながら、大天井までピストンしてきました(+o+)。
3日目はとりあえずは徳本峠小屋まで。でもこのときはまだ迷っていまし
た。霞沢岳に登るか?登らずに上高地まで下るか?それと霞沢岳に登って、上
高地まで下るか(←霞沢岳に登るまで無茶なことだとは全く思っていません
でした。)?
出発の時点で、当初の計画から30分遅れ。徳本峠到着時点で予定の1時間
遅れ。「霞沢岳をサブザックでピストンして、上高地の平湯行き最終バスに
は乗れないこともないけど、テント持ってきてるのにそこまでキチガイにな
らんでもいいわぁ(-_-)。」と自分の頭の中で脳内会議が行なわれまして、
徳本峠でもう1泊することにしました。テントを設営して、小屋の炊き込み
ご飯定食(ご飯、みそ汁おかわり自由で\700!おススメ)をいただいてから出
発。コースタイムで行ったら、真っ暗になっちゃうので頑張りました。我な
がらアホでしたが、K1で水が切れて、諦めて引き返そうかと思っていたら、
親切な60位のお姉さん(^^ゞが300mlほど水を分けてくださった<(_ _)>の
で、霞沢岳のピークを踏むことができました。
この場を借りて、あつく感謝を申し上げます<(_ _)>。
テン場で休んで、4日目はのんびりした気持ちで上高地まで下りました。明
神からの人の多さには蝶から徳本までの数えるほどしかすれ違わなかった、
ゆったりとした雰囲気と対照的でビックリしました(・o・)。
当初の計画と全く違う山行になってしまいましたが、「自分としてはこっち
の方が性に合っていて良かったな(^^)。」と実感しています。涸沢の紅葉が
例年ほどでない、という情報があったのも影響しているかもしれませんが…。
涸沢行かなかったんやねw
紅葉はまた来年かな?
行けないこともなかったんだろうけど…。
紅葉は来年の平日かな。今年、テントが1000張位だった
らしいから(+o+)。日常を超えた感覚を味わいたくていくの
に、なんでそんな人混みにわざわざ行くんだろう、と思っ
てます。
そのせいもあって、今回の常念縦走を選んだのは大正解
だったんじゃないかと思ってるんだわ。
いやぁ〜、でも蝶ヶ岳ヒュッテも稜線上にあったから寒
かったねぇ(^^ゞ。
sugibozuさん、超々亀レコでゴメンナサイ。
レコのアップ、見てた筈なんですが何故か見逃してたみたい、
と思ってたのですが、既に拍手済みになってる???
何時目を通したのか覚えてないんです、ひょっとしたら酒飲んで酔っ払ってみたのかもしれません・・・
ババ平から引き返して常念山脈の方へ行っちゃったんですね。
槍から穂高の稜線上から比べれば蝶や常念の方のテン場の方が若干だけど気温が高いかも。
でも7日の午後はどこも寒かった筈ですよね。
蝶では雪は舞わなかったのでしょうか?
しかし、翌日の大天井のピストンは凄いですね、
何が凄いって行きも帰りも常念を越えてくる事です!
単なる縦走だって登って向こう側に下りるだけでも常念は結構辛いのに・・・、それをわざわざ2回もやるなんって・・・、溜息出そうです。
霞沢岳、ちょっと地味だけどずっと気になってる山です。
少しばっかり背が低いけど、西穂方面からは嫌顔でも目に飛び込んでくる存在、侮れません。
今年はチャンスがなかったけど来季は是非とも行ってみたいです。
但し、テン場で大騒ぎする輩が居ない時にまったりしてみたいです。
あ、お水を分けてくれる親切なお姉さん(?)も居るんですね、ありがたいものです。
はい、計画変更して常念に行ってきました。
蝶に逃げたんですが、やっぱり寒かったです(+o+)。結局は
穂高方面に行くのと寒さはそう変わらなかったかもしれないで
す。常念の帰りの登りはシンドかったです(-_-)。そのせいで
大天井に向かうのを迷ったくらいですから…。
noborundaさんには全く問題無いと思いますが、霞沢岳は少
し注意が必要な山かと感じました。上高地周辺の山は登山道の
整備がいきとどいていますが、ここは必要箇所だけだなと。
テン場に関してはその日その日の当り外れですから、なんと
も言えないですよねぇ(~o~)。
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