記録ID: 1405814
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
西穂高岳 〜絶景&快晴の北ア残雪テント泊〜
2018年03月16日(金) ~
2018年03月17日(土)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 23:34
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,002m
コースタイム
天候 | 1日目:小雪。夕方から曇。 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
市営新穂高第3駐車場(深山荘方面)…駐車可(無料) というわけで、夏山シーズンと同じく第3駐車場の利用でした。 駐車場に仮設トイレはありませんでした。トイレは新穂高温泉駅で利用可能です。 登山口まではRWを利用。鍋平高原駅からしらかば平駅までは徒歩1分程度です。 第1RW 新穂高温泉駅〜鍋平高原駅 毎時00分、30分発 始発9:00 最終16:30 第2RW しらかば平駅〜西穂高口駅 毎時00分、30分発 始発9:15 最終16:15 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂高口駅〜西穂山荘: トレースは十分あり。危険なところはありません。登りは終始つぼ足。下山は12本アイゼンでした。 西穂山荘〜西穂独標: 独標手前までは急登ですが危険はありません。独標直下からの登り下りは岩と雪のミックス地帯。慣れていない方には厳しいかも。ここで躊躇するようなら独標より先は諦めた方が無難です。 西穂独標〜山頂: 左右が切れ落ちた稜線歩き、急こう配のトラバース、時にはクライムダウンも必要となります。特に山頂直下の急登はアイゼン&ピッケルの扱いがしっかりできないとかなり危険です。この日は積雪後で雪がフカフカ状態だったためアイゼン、ピッケルの効きがイマイチで、念入りに蹴りこんで一歩一歩慎重に進む感じでした。朝でもこんな感じだったので、昼過ぎはもっと状態は悪かったのではと思います。 |
その他周辺情報 | 西穂といえば西穂山荘の西穂ラーメン。 毎回注文しちゃいます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
ライター
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
都合や天気が噛み合わず、昨年末の赤岳鉱泉以来テント泊から遠ざかっていました。
そうこうするうちに、もう残雪期になってしまいましたが、今回は久ぶりのチャンス到来。予報では土曜が一番天気が良い感じ。でも金曜は夕方まで積雪予報。金曜テントか土曜テントか迷いましたが、予報を信じて金曜のお昼に雪が舞う中、テント場まで向かいました。結果的にこれが大正解。西穂は昨年同時期にも登っていますが、前回よりも天気が良く、最高の景色を楽しみながら登ることができました。
登山道の状況としては、昨年と比べて難易度は間違いなく高かったのは事実でしたが、昨年の経験と、今まで積み重ねてきた雪山スキルが役に立ったかなといった感じです。
今回、西穂を目指す条件としては、天候に恵まれていること、先行者が居てトレースが明瞭になっていること、登山道の状態が危険ではないこと(これは私の独自判断)、そしてMさんが登頂を希望すること、の4点でした。
Mさんはアイスクライミングも雪山テントも経験豊富ですが、今まではそちらに特化していたためピークはほとんど踏んでいません。それでも、体力、技術レベル、経験から、西穂アタックは十分可能と判断していました。なので、独標から先に進むか否かはMさんの判断に委ねました。
幸いにも登頂できる条件が全て揃って、無事戻ってこれましたが、ピラミッドピークと西穂の間でルートミスして少し冷や汗をかいたところもありました。雪山では特に一瞬の判断ミスが命取りになるので、今回の登頂に慢心せずに、今後も無理はせず安全第1で楽しみたいですね。
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