飯豊連峰 梶川尾根〜北股岳〜梅花皮岳〜杁差岳〜丸森尾根
- GPS
- 56:30
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 3,132m
- 下り
- 3,133m
コースタイム
梶川尾根登山口6:22→湯沢峰8:15→滝見場8:55→梶川峰11:15【休憩】11:33→扇ノ地紙12:18→門内小屋12:50【停滞のち宿泊】
10/9(日)
門内小屋6:42→北股岳7:48【休憩】8:03→梅花皮小屋8:26→梅花皮岳9:21→梅花皮小屋9:52→門内小屋11:10【昼食】12:13→丸森尾根分岐13:25→頼母木小屋14:23【宿泊】
10/10(月)
頼母木小屋6:02→鉾立峰7:16→杁差岳7:58【休憩】8:26→頼母木小屋9:51【昼食】11:00→丸森尾根分岐11:43→丸森峰12:15→夫婦清水13:17【熊に遭遇】→丸森尾根登山口14:36
天候 | 10月8日 晴れ後雹 10月9日 快晴 10月10日 晴れのち曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口に有ります。 梶川尾根は登り始めから急登です。 丸森尾根も同様に急登です。展望は梶川尾根の方が良いかも知れません。 下山後は飯豊山荘の温泉に入浴 |
写真
感想
・避難小屋
◎門内小屋
水場は5分ほど下った場所にあります。
トイレは自転車式のバイオトイレ、臭いも無くとても清潔なトイレでした。
テントは少し下った場所に10張り以上は可能。
◎梅花皮小屋
水場は小屋から歩いて50mほどの場所にホースで引いてある沢水があります、水量もカナリ豊富でした。
小屋のトイレはなんと水洗トイレ、下界とほとんど変わりありません。
梅花皮小屋は出来るだけテントは張らないようにとのことですが、小屋近くに5張り程度は可能。
稜線上なので風が強い日はツラい。
◎頼母木小屋
水場は小屋の管理棟横へ沢からポンプアップしている水場があります、ホースも3つありカナリ豊富です。
トイレは自転車式のバイオトイレ、臭いも無くとても清潔なトイレでした。
テントは小屋前に10張り程度。
これらの避難小屋の水場はシーズン中は秋になっても涸れることはないと思います。
梶川尾根と丸森尾根の途中にある水場は若干細いので、時期によっては怪しい。
今回は普通に流れていましたが、あまり期待はしないほうがいいです。
感想/記録:(by gooner3104)
夏に一度訪れた飯豊連峰でしたが、今年もう一度行きたくて今年最後のチャンスである10月の3連休にまたやって来ました。
当初の予定では、梶川尾根〜梅花皮小屋で1泊・2日目は大日岳を絡めて飯豊本山まで縦走して本山小屋で2泊、3日目ダイクラ尾根を下山という行程でした。
しかし、初日は天気予報とは裏腹に期待を見事に裏切られ、稜線上に出たらミゾレが降り出し風も強くなり、手前の避難小屋である門内小屋で停滞を余儀なくされました。
今回は天気予報に確信を持って行きましたが、いきなり出鼻を挫かれ予報もアテにならないと判断し、初日は門内小屋で宿泊することにしました。
初日の晩は風が強く睡眠中風の音で何度も目が覚めました、雪も少しチラついたようでした。
翌日以降、同じような状況に陥ることを想定するとエスケープが取れないダイクラ尾根の縦走をするか非常に悩みましたが、今回は前日の天候を見定めた結果、門内小屋から北股岳〜梅花皮岳をピストンし、
逆側のコースである頼母木小屋へ移動すればまた違うコース取りが出来るだろうと、最終日に杁差岳に登る行程に急遽変更することにしました。
結果的にはこれが良いほうに転がり、杁差岳など北側の山々はとても静かで紅葉もとてもキレイでした。
避難小屋はこの3連休で小屋締めに入ってしまうということで、特別に管理費¥1,500が無料。
ビールも¥700を¥500にして頂きました。
特に頼母木小屋では、ストーブを焚いてもらい、鳥鍋までご馳走になり至れり尽くせりな楽しい一夜を過ごすことが出来ました。
小屋関係者の方には頭が上がりません、ありがとうございました。
各所で飲んだビールも格別でした。
下りでは丸森尾根を下降しましたが、中腹の紅葉は特に素晴しいものがありました。
紅葉に感嘆していたのも束の間、中腹にある夫婦清水で休憩をしていたら野獣のような声が聞こえ、数分後登山道で熊に遭遇しました。
熊鈴も手で目一杯降っていたのですが、それでもまだ近くに潜んでいたようでした、私達ももう少し危険を察知していればよかったのかもしれません。
熊に遭遇した以降はホイッスルや手拍子、熊鈴も振り放題で下山しました(苦笑)
この3連休はミゾレに見舞われ、翌日快晴、最後は熊に遭遇と激動の3日間でしたが、今回の飯豊もほんと素晴しかった。
また来年、今度は残雪の時期に石転び沢やハクサンイチゲが満開の6月に登ってみたいものです。
感想/記録:(by daishopapa)
7月3連休に登った飯豊連峰の紅葉が見たくて、10月の3連休に行って来ました。
梶川尾根はイキナリの急登。重いザックでキツカッタですが、時折見える稜線には目を見張るものが有りました。稜線上で雹に降られた時には心が折れそうになりましたが、幸い門内小屋の近くでしたので助かりました。
避難小屋に泊まるのは初めてだったのですが、コアな皆様との心温まるお話がとても楽しかったです。
管理費無料というのもビックリしました。トイレも綺麗で、管理人さんの努力に頭が上がりません。
特に頼母木小屋で管理人の方から頂いた鶏鍋は絶品でした。ここの小屋は水も沢から引いており、とても豊富でいたれりつくせりでした。
2日目は物凄く良い天気で、稜線歩きを堪能しました。ダイクラ尾根は下りませんでしたが、杁差山にも登ることが出来て、結果的には大正解でした。
下りの丸森尾根は紅葉がとても綺麗でした。夫婦清水近辺で遭遇した熊にはビックリしました。唸声が間近で聞こえたのに、用心しなすぎでした。無事だったのが幸いです。
色々有った3連休でしたが、とても充実した山行でした。
今度は石転び沢から登り、ダイクラ尾根で下山したいですね。
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