記録ID: 1422961
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
石棚山稜VRは花たちのお喋りシーズン(^O^)
2018年04月08日(日) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:01
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,580m
- 下り
- 1,405m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 9:59
7:38
7:38
84分
仲ノ沢径路分岐
9:02
9:02
14分
稗畑沢ケルン
9:16
9:52
14分
欅平
10:06
10:06
76分
石棚山東南尾根取付き
16:10
ゴール地点
天候 | 晴れ(千切れ雲が流れる) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅〜最寄駅(machico18さんピック)〜玄倉(車中泊:朝までに全員と合流) 【復路】 箒沢〜(バス)〜玄倉(chanmitsuさん解散)〜さくらの湯(mさん、kさん解散)〜最寄駅(machico18さん解散)〜自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【玄倉〜小川谷出会い】 玄倉林道を歩く。 【〜西丹沢県民の森】 中ノ沢林道を歩く(途中、法面工事区間あり)。 【〜稗畑沢〜デッチ沢〜欅平(VR)】 未舗装になった途端に荒れる林道で尾根を巻くと、渓谷側へ降りる作業径路の分岐がある。 (花に見とれて林道終点近くまで進んでしまい、眼下に径路を確認して引き返す) 分岐後、林業作業径路の渓谷トラバースルートを歩く。 斜面の径路は細くザレた箇所も多いので、不慣れな人はチェーンスパイク装着がおすすめ。 (途中で総員装着としたら評判良し) 欅平手前の石棚山方面への尾根分岐あたりで、林業径路・河原への下降踏み跡(薄い)に分岐する。 (我々は下降ルートのザレ面を楽しんで小川谷の河原へ降りて、古い石積みの作業場跡?orワサビ田跡?へ) 【〜石棚山東尾根取付き(VR)】 欅平あたりのみ河原の右岸は鹿柵が張巡らされているので、それに沿って遡行すると、広い河原でゆっくり休める。おそらくビバークしたであろう焚火の一部もある。 右股支沢の新山沢からは多量のガレが流れ出ており、その上を遡行して右岸の植林帯に戻って作業道を探り、河原に降りるに前に通過した石棚山東尾根の取付きまで戻る。 【〜石棚山(VR)】 尾根縛りで登ればスムーズに登れる。 取付きは植林帯で、尾根が細るあたりから雑木に変わり、地面が低いスズタケに覆われる頃に石棚尾根に着く。 【〜1210m小ピーク(一般登山道)】 石棚山ピークから一般登山道で下り気味のルート。 2つ目の小ピークでロープが張られた南面からVRに入る。 【〜穴ノ平沢ノ頭(VR)】 下り始めから踏み跡は薄いので、ジグザグの踏み易いポイントを歩く。 南南東(磁軸で真南)で、途中で南南東から南南西に尾根が張り出す。 同方位の小谷が入り組むため、尾根筋を1つ読み違えたのを座位で気が付き、下降からの渡りもしくはトラバースでの修正を図ったが、いずれも切れておりザレトラが苦手な人にはきつい。 我隊は高巻きしてヤセた縦走尾根の下降点をやり過ごし、浅い谷から下降して尾根とクロスする位置から戻した。 縦走尾根は広くて安らかな形容から括れきったヤセとアップダウンが交錯するが、慎重さを欠かなければ問題なし。 【〜箒沢(VR)】 穴ノ平ピークの西側支尾根。 一気にザレ尾根を下降する分りやすいルートだが、数か所の分岐尾根があるので緩い側を辿る。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 山北駅前・さくらの湯 (先週と同じ:いつもおなじみ400円也) |
写真
【玄倉林道】
花言葉は「気品・崇高・金運」 法面のあちらこちらで、かざすように咲き乱れている(^^)
毎年、太田道灌の潔い反省を想像して感服。この句にちなむ振舞いの少女は、山深い中で気品と崇高のある人だっただろうと思いを馳せる。
「七重八重 花は咲けども山吹の みの一つだに 無きぞ悲しき」
花言葉は「気品・崇高・金運」 法面のあちらこちらで、かざすように咲き乱れている(^^)
毎年、太田道灌の潔い反省を想像して感服。この句にちなむ振舞いの少女は、山深い中で気品と崇高のある人だっただろうと思いを馳せる。
「七重八重 花は咲けども山吹の みの一つだに 無きぞ悲しき」
【仲ノ沢林道・山神様】
本日のバリルート山行の安全を祈願(^人^)
後半に少し迷ったのは、信心が足りなかったからかなー(^^;
後ろのミツマタの大群生は、花が終わった後でした(;´Д`)
本日のバリルート山行の安全を祈願(^人^)
後半に少し迷ったのは、信心が足りなかったからかなー(^^;
後ろのミツマタの大群生は、花が終わった後でした(;´Д`)
【仲ノ沢径路(VR)】
さて、トラバース路は脚一本分の幅になっていく(^^;
看板は「探検家フリー」と読み替えるのだと言った人もいたけど、あくまで自己責任でノウハウが無い人はNGでっせ!
さて、トラバース路は脚一本分の幅になっていく(^^;
看板は「探検家フリー」と読み替えるのだと言った人もいたけど、あくまで自己責任でノウハウが無い人はNGでっせ!
【欅平】
花言葉は「犠牲・献身・純粋・二人で旅をしよう」
馬酔木と青空のコントラストが眩しい静かな河原は、小川谷が詰まり新山沢のガレが流れ込む。
自然のパワーの前に花言葉の気分になる。
花言葉は「犠牲・献身・純粋・二人で旅をしよう」
馬酔木と青空のコントラストが眩しい静かな河原は、小川谷が詰まり新山沢のガレが流れ込む。
自然のパワーの前に花言葉の気分になる。
【新山沢・東沢の合流点(VR)】
春の陽光は大量のガラをジリジリと照らす。
新山沢を少しだけ遡行して右岸尾根に戻る・・・この沢の上流は、私なんぞに手に負える世界ではない・・・(^^;
春の陽光は大量のガラをジリジリと照らす。
新山沢を少しだけ遡行して右岸尾根に戻る・・・この沢の上流は、私なんぞに手に負える世界ではない・・・(^^;
【石棚山ピーク】
machico18さんの地元土産「ぴーなっつ最中」をイタダキマス!(^▽^)!
かわいいキャラだけに一気にパックリ(^○^)
右隣は撮影中のメグさん(^^)/
machico18さんの地元土産「ぴーなっつ最中」をイタダキマス!(^▽^)!
かわいいキャラだけに一気にパックリ(^○^)
右隣は撮影中のメグさん(^^)/
【大杉山稜・穴ノ平沢ノ頭へ(VR)】
ザレ面のバリ尾根を下りていく!
午後1時の暖かな陽光で暖まった枯葉の上、セカンドはリズミカルに(^^♪
センターは楽しみながら(^^)
シンガリは優しく見守りなから(^^)/
ザレ面のバリ尾根を下りていく!
午後1時の暖かな陽光で暖まった枯葉の上、セカンドはリズミカルに(^^♪
センターは楽しみながら(^^)
シンガリは優しく見守りなから(^^)/
【大杉山稜・穴ノ平沢ノ頭へ(VR)】
怪しい時の鉄則は「読み返し&引き返し!」
樹林の向こうで南南西へ並行する尾根へトラバース開始!
でもね、この先は地図に無いキレキレ・・・( ̄▽ ̄;)
怪しい時の鉄則は「読み返し&引き返し!」
樹林の向こうで南南西へ並行する尾根へトラバース開始!
でもね、この先は地図に無いキレキレ・・・( ̄▽ ̄;)
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:ツォロミーブーツ2
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---|
感想
ちょっと前ですが、4/8(日)は春が全開な丹沢山塊で五感を全開にし、ルーファイをしながら「淡い色、芽の薫、葉の風、岩の音、気の味」をゆっくりと楽しみました(^O^)
人の気配が無いバリルートは、樹々・草々たちが新たなシーズンを祝うかのように、今年の彩をやわらかに吹かせていました(^^)
【山行記】
花たちが浮ぶ湖畔
枝垂桜が優美にささやき
三椏が健やかにうなづく
花たちが歌う渓谷
壺菫が遠慮がちにひらき
山桜が麗しさにほほえむ
花たちが騒ぐ沢筋
山吹が気高くかたりかけ
紅葉苺が愉快にやきもち
花たちが呼ぶ尾根
三葉躑躅が尾根をまもり
馬酔木が旅立ちをさそう
今年も丹沢は春爛漫(^^)
【付録:花言葉】
シダレザクラ
「優美・ごまかし」
ミツマタ
「強靭・壮健」
ツボスミレ
「純粋・誠実・謙遜」
ヤマザクラ
「純潔・高尚・淡白・美麗・あなたに微笑む」
ヤマブキ
「気品・崇高・金運」
モミジイチゴ
「いつも愉快・愛情・嫉妬・後悔・羨む」
ミツバツツジ
「節制・節度」
アセビ
「犠牲・献身・純粋・二人で旅をしよう」
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