シロヤシオ当たり年か(川苔山〜三ツドッケ〜酉谷山〜熊倉山)
- GPS
- 11:40
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 2,535m
- 下り
- 2,492m
コースタイム
- 山行
- 10:37
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 11:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:三峰口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・真名井北陵は山頂標識を除けばサイン一切なし、テープも少なめです。 下部(標高900mぐらいまで)は鉄塔巡視路を兼ねているためか実線並み、 上部は破線〜バリエーションルート、という印象でした。 上部は踏み跡は期待できませんが、尾根が明瞭なので、 登りでは迷う所はありませんでした。 また上部はアップダウンや急登があるので、古里駅からの赤杭尾根に比べると、 体力が必要でしょう。 ・酉谷山〜熊倉山は遭難が発生している区間ですが、 酉谷山〜小黒がルートやや不明瞭でした。 ・シロヤシオは標高1100〜1300mが見頃、1400m台まで咲き始めてました。 |
写真
感想
例年だとGWは標高1500〜1600mに咲くアカヤシオ山行。
今年は花の進行が早いので、早くもシロヤシオ山行を計画。
目指すのは真名井北稜、昨年sat4さんと行った大平山と並んで、
奥多摩のシロヤシオ名所ということを初めて知りました。
その後は、5年前に近くまで行きながら悪天で断念した熊倉山に立ち寄ります。
始発バスで上日向バス停まで乗るより歩いた方が早く着けると思いましたが、
結果的には20分バスより早く着いただけで、ちょっとがっかり。
奥多摩東部は杉の暗い森が多いですが、真名井北陵は自然林率が高い貴重なルート。
中盤では大きく展望も開け、気分上々です。
新蔵指ノ丸の登りにさしかかると、一気にバリルートの様相となりますが、
たどり着いた新蔵指ノ丸(標高1000m)で早くもシロヤシオとご対面。
この付近は落花が大半でしたが、次の雁掛ノ峰からはシロヤシオロード。
花付きがとても良く、奥多摩のシロヤシオは当たり年でしょう。
これまで奥多摩では川苔山、三ツドッケ、御岳山のシロヤシオを見てきましたが、
数は圧倒的で、昨年行った大平山のピーク時と比べてみたいですね。
木は大きめで、写真を撮りにくいのがネックでした。(大平山も同様)
その後も川苔山〜日向沢ノ峰〜蕎麦粒山まではチラホラとシロヤシオが。
さすがに標高1500m超えるとまだ咲いていませんでしたが、
丹沢と並んで自宅から最も近いシロヤシオを観賞できる貴重なエリアです。
この日はGWの晴天ということで奥多摩は賑わっていましたが、
三ツドッケを過ぎると登山者は一気に減り、酉谷山からは誰とも会わない静かな旅。
人もいなければ花も少なく、おまけに展望もなく、我慢の稜線歩きでした。
酉谷山〜熊倉山区間で唯一の展望が開けるシラカケ岩で小休止し、熊倉山到着。
5年越しの宿題をようやく片付けた気分でした。
ゴールはビールをgetすべくいつもの新井商店に立ち寄り三峰口まで歩きました。
結果的には秩父鉄道でビール飲んで大正解。
西武秩父駅構外で行列ができていたので何かと思えば、温泉の入場待ち。
さらに特急券が完売だったのは想定内でしたが、
普通列車も座ることはできず、GWを感じた瞬間でした。
北関東が本場のシロヤシオですが、
東京近郊でもこれだけのシロヤシオが見れたのは収穫です。
まだまだ知らない名所があるのか、調査が必要ですね。
コメント
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hirokさん、こんばんは。
真名井北陵のシロヤシオ、知りませんでした。
昨年の大平山もよかったですが、こちらもみごとなボリュームです。
当たり年でしょう!
私の行った北関東もシロヤシオもりもりでした。
長沢背稜よりアクセスしやすいんで、貴重な尾根ですね。
川苔山だけなら、手軽なハイキングコースになるし、人気がでちゃうかもですね。
hirokさんの奥多摩ランキング、川苔山のランクが上がりました?
来年は、チャレンジしてみます。
sat4さん、こんばんは
大平山といい真名井北陵といい、マイナーながら名所がありますね。
家からとても近くてありがたい存在、奥多摩侮れません。
大平山同様、静かにシロヤシオの鑑賞ができそう、という意味では貴重です。
西上州のアカヤシオはあまり花付きが良くないという印象でしたが、
同じヤシオツツジでシロヤシオは当たり年、なんてことがあるのでしょうか。
エリアの違いなのか、天候の巡り合わせなのか、とても不思議な感じでした。
川苔山へのアプローチとして、古里駅&鳩ノ巣駅からのルートは単調なので、
奥多摩駅からの本仁田山経由と合わせて、真名井北陵は使えそうです。
確かに花の季節に行くと川苔山の印象は違いますが、
やはり雲取山、鷹ノ巣山、三ツドッケにはかないませんね。
hirokさん、こんばんは!
GWの前半、あれ程山業を重ねられたのに、後半も
登っておられましたか!?
予想外のシロヤシオ開花より、よほど驚きましたよ
しかし、当方がアカヤシオもまだ見られないのに
既にシロヤシオをゲットですか...。
それも、丁度見頃の群落に当たりましたね。
ツキも実力のうちとは、よくぞ言ったものです
それにしても、嗅覚が鋭いですね〜 ヘボ犬を負かしますよ
フイリスミレですが、フモト系は花弁が白で紫の筋が目立つ。
また、花弁の毛が密生している。このように認識してました。
この個体は、微妙な色をしていますね。
シハイスミレは、ピンク系で花弁に毛は無く、葉も尖ってました。
ヒナスミレもピンク系で、毛は目立たず。
葉先は更に尖るので、フモトで良いのでは?
やっぱり、スミレは難しいですね
tailwindさん、こんばんは
なんせ○○クラブの命名の親ですから、
当然山に行っていると予想されていたと思っていましたよ。
予想外のリアクションに、こちらも面喰いました
先日の信州遠征で、信州でもアカヤシオ咲く山の情報getしました
荒船山の西側の稜線(兜岩山付近)にも咲くそうです。
西上州との稜線続きなので、納得でしたが。
南信からは遠いかもしれませんが、いつか是非トライしてみてください。
フィリフモトスミレは葉に特徴があると思っていましたが、
それだけではないのですね。
今回出逢った花は紫の入り方が全体に及んでいて、
また葉に入っている白の線がとても鮮明で、とてもきれいでした。
名前は何にしろ、きれいな花に出会えたことに感謝です
日本は本当にスミレノ種類が多いですね。
hirokさん、こんばんは。
この週末はシロヤシオ狙いで矢岳から大平山を周回しようと
思っていたので(真名井北稜はピークを過ぎそうなので
少し高い所をと)なんとも、ベストタイミングのレコです。。。
と思っていところで、急に夕方から用事が出来て、時間の
読めない矢岳を絡めた山行は見送りになりそう。。。
西上州のアカヤシオはhirokさんと同じ印象ですが
シロヤシオはあたりですか。
う〜ん、なんとかしたいものです
youtaroさん、こんばんは
矢岳〜大平山とは何とも大変そうな縦走ですね。
という自分もいつかはと狙ってはいますが
今回も帰りの候補には上がったものの、難易度高いルートは登りで使うべき、
という原則論を守って、次回に回すことにしました
久々にシロヤシオの花付きがとても良かったと思いました。
毎週花前線の標高が100〜200mぐらい上がりますので、
南関東であれば、次の週末は1300〜1500m辺りが狙い目なのでしょうね。
丹沢よりは空いているので、奥多摩は穴場かもしれません。
ヤシオ系はとても美しいですが、一方でひ弱な感じがします。
今晩結構雨が降っているので、この風雨に耐えられるのでしょうか
hirokさん こんばんはー
この日は GWの富士五湖 シバザクラ渋滞を避けて 武甲山周辺のシバザクラ渋滞でした
ちょうど 谷の反対側を歩いてました。ちょっと ニアミスかな。
しっかし すばらしい シロヤシオですねー
次の日 有間峠から川乗山までのピストンしましたが
ほんと きれいでした。
それにしても hirokさん すっごく 長い距離歩かれますねー
びっくり
このコース 天目山から先は歩いたことないので
いつか歩いてみたいものです
新井商店さん 私も お世話になってます
あれれ 秩父駅&その先では けっこう大変でしたね
温泉 と をミッションとするわたくし、
(そのうち 山と高原地図に 対抗して
さけと おんせん地図出すかも(笑))
早めに下りて 温泉してました
では 初夏のいい山歩きを
tsui
tsuiさん、こんばんは
有間山〜武甲山方面はよく見えていましたよ
谷挟んでのニアミスでしたね。
翌日は川苔山付近を歩かれていたようで、これまた惜しかった。
tsuiさんとはミアミス多過ぎですね
天目山から西は快適な縦走路が続いているので、
快足tsuiさんならあっという間に雲取山まで行けるでしょう。
この日もトレランの方に何人も抜かれましたが、
鴨沢まで行かれるようです
tsuiさんも新井商店ご用達でしたか
三峰口駅では貴重なお店です。
欲しさに駅周辺の酒屋にもだいぶ詳しくなりました。
是非「酒と温泉」の出版お待ちしてます
それにしても下山時間が数時間違ったので、
快適レッドアローvs立ち席と明暗が見事に分かれましたね
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