剣山から三嶺、天狗塚、京柱峠へ縦走
- GPS
- 31:47
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 2,994m
- 下り
- 3,865m
コースタイム
- 山行
- 12:49
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 13:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
去年のゴールデンウィークに、京柱峠から剣山への縦走をしたので、今回は、反対側の剣山から京柱峠の縦走、併せて初のツェルト泊を目標に行ってきました。
車は剣山登山口に駐車、縦走後はバスで剣山登山口に車を取りに戻るつもりで出発しました。
剣山山頂は風が強く寒かったので、山頂を独り占めできました。
三嶺に向かう縦走路は、朝早くだと笹が濡れていて、靴がびしょびしょになることが多いのですが、風のおかげでよく乾いていて、快適に歩けました。
三嶺山頂は天気も良く景色も最高でした。
山行中、今日のツェルト泊について思いを巡らし、登山者が多くいる「お亀岩避難小屋」の近くが安全でいいかなぁと思ったのですが、少しでも距離を延ばしておかないと帰路のバスに間に合わないと思い、不安ながら行けるところまで行ったところで泊まることにしました。
苦手な深い笹の綱附森に17時までに到着、その先の風が弱いところをと探していると、登山道脇に少しのスペース有り、ここだと思いツェルトの設営をしました。
なんとか間違いながら設営完了、風が少しでてきて気持ちに余裕が無かったので、晩ご飯をさっさと済ませ寝ることにしました。
寝ていると、20時頃、外から明かりが、なんと登山者でした。こんな時間に登山者でビックリ、登山者の方もこんな所にツェルト泊でビックリしていました。
その後は、鹿の鳴き声と風のおかげで落ち着かない夜でしたが、時間的にはそこそこ寝ていました。
寝心地は、設営場所が少し傾斜していたので、気がつくと片側に滑っており、何度も直すって感じで、いいものではありませんでした。
朝は爽やかで、天狗塚も見え最高でした。
綱附森登山口に降り、矢筈峠水場で体を拭いて着替えスッキリしたところで、ゆっくり朝食にしました。
朝食を終え、土佐矢筈山へ、矢筈峠からの登りは、ツツジが鮮やかでした。
結構急な傾斜を下り、京柱峠へ、時間は予定通り。
京上まで舗装路を歩いての下り、長いけど景色を楽しみました。
京上も時間は予定通り、余裕でした。
しかし、京上のバス停の場所を勘違いしているのが判明、歩いて間に合わない、しかも待っていたバス停から京上に行く連絡バスが遅れている。とりあえず少しの期待を持ち連絡バスで京上へ行くも、剣山行きは出発した後でした。
次のバスまで3時間半待ち、しかも次のバスは途中の名頃が終点、じっと待つより、歩いて剣山に向かうことにしました。
歩くこと約11キロ、両足の裏が痛くなり、引きずるようになり菅生バス停から名頃行きバスに乗ることにしました。待ち時間は1時間半、名頃からは徒歩、気持ちは滅入りました。
バスを待っていると、バスの時刻の少し前に、名頃まで行くという親切な方が止まってくれ、名頃まで乗せて行ってくれました、ありがとうございました。
さぁここから剣山まで長い道のりを痛い足を引きずりながら歩かないといけないと思い、歩いていると、前方に車が、思い切って声をかけると、なんと剣山まで乗せて行ってくれるとのこと、夢のようでした。親切な徳島の方、本当にありがとうございました。車内から剣山までの行程で、つくづく歩いて向かうことの厳しさと、ありがたさを感じました。
結局、17時30分頃、剣山登山口に着くことができました。
今回は予定通りに縦走、ツェルト泊を達成でき満足できましたが、交通機関を十分調べる必要性を実感するとともに、自分の甘さを反省しました。
また、人のあたたかさを感じることでき、最終的に幸せな山行となりました。
今回の山行も全てに感謝、感謝です。
何より天気が良くてよかったですね。しかし夜半は寒かったのと違いますか。
ああ、そうか、去年も逆周回で行ってたことを思い出した。確か見ノ残しから自転車で京柱峠まで力走したのだっけ、二重かずら橋で会ったことを思い出した。この連休、多くの人が縦走していたらしいが、この縦走コースを行くのは変わり者としか言いようがないですね。もう、剣〜京柱縦走のりっぱな主になりましたね、おめでとうございます。
birdieさん、コメントありがとうございます。去年のゴールデンウィークは、縦走後に偶然お会いでき、命の水(冷たいコーラ)をいただき、ありがとうございました。手持ちのお金が無かった自分には、birdieさんが神様に見えました。
今回も神様に助けられ、なんとか登り口にたどり着くことができました。
進歩の無い素人ですが、引き続きよろしくお願いします。
harumiruさん、すごいことやりますね・・
小屋じゃなくツエルト、いいですねー・・
最後はとどめの登りのロード・・ちなみに、私が見ノ越→名頃を歩いたときは、足の親指等の爪4本剥がれました・・大丈夫でしたか??
ほんとお疲れ様でした・・
tyobinyiさん、はじめまして。
仰るとおり、harumiru氏は本当に健脚でして、スピード、スタミナが桁外れ、私がヘロヘロで一山行く間に彼は軽く二山に行くぐらいですから。
また、山でお会いした際はよろしくお願いします。
tyobinyiさん、コメントありがとうございます。いつも山行記録を楽しみに拝見させていただいております。
終盤の舗装路歩き(京柱峠から菅生)で、登山靴をスリッパに履き替えたのがいけなかったのか、足の爪は2枚がダメになり、足の裏は大きなマメができ、今も針を刺して水を抜いています。最後の方では心が折れかけましたが、親切な方のおかげで無事帰ることができました。
また、ツェルトはうまく張れなかったので、居心地は今一つでしたが、持ち運びも軽く、なかなかいいものでした。
また、tyobinyiさんとどこかでお会いできることを楽しみにしています。
今後ともよろしくお願いいたします。
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