くじゅう17サミッツ(2days)+平治岳

2018年05月18日(金) ~ 2018年05月19日(土)

• GPS: 21:14
• 距離: 32.5km
• 登り: 2,558m
• 下り: 2,548m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:50
• 休憩: 1:25
• 合計: 11:15

4:57 長者原
5:20 5:20 指山自然観察路分岐駐車場
6:12 6:13 採石道路分岐
6:34 6:35 諏蛾守越
7:03 7:04 三俣山西峰
7:24 7:24 三俣山�己�
7:28 7:29 三俣山
7:32 7:32 三俣山�己�
7:46 7:59 三俣山南峰
8:06 8:10 三俣山�己�
8:24 8:24 三俣山西峰
8:43 8:43 諏蛾守越
8:51 8:51 諏蛾守越分岐
8:56 8:57 北千里浜
9:37 9:37 久住分れ
10:28 10:37 星生山
10:49 10:49 星生山分岐
11:10 11:37 久住分れ避難小屋
11:40 11:40 久住分れ
12:05 12:05 久住山
12:26 12:26 分岐
12:39 12:39 池の避難小屋
13:07 13:16 天狗ヶ城
13:23 13:31 九重山
13:50 13:50 中岳分岐
14:06 14:06 稲星山
14:24 14:24 稲星越
14:40 14:50 白口岳
15:45 15:45 鉾立峠
16:12 法華院温泉

2日目

• 山行: 8:07
• 休憩: 0:38
• 合計: 8:45

5:47 法華院温泉
5:58 6:00 坊ガツル
6:02 6:04 坊がつる避難小屋
7:32 7:32 段原
8:02 8:09 大船山
8:31 8:32 段原
8:46 8:47 北大船山
9:29 9:29 大戸越
10:23 10:41 平治岳
11:16 11:16 大戸越
12:09 12:09 坊がつる避難小屋
12:12 12:14 坊ガツル
12:59 13:03 雨ヶ池越
14:31 14:32 長者原
14:32 ゴール地点

天候

1日目
ガス、強風。昼過ぎから雨
夜
強風、土砂降り
2日目
ガスのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

バイクを長者原ビジターセンターに駐輪

コース状況／危険箇所等

石や岩がゴロゴロ
黒い火山灰土はズルズル
ツツジなどの枝がザックに引っかかりまくり
と、歩きづらい箇所が多い

今回のルートで気になったところ
星生山尾根ルートは巻き道がわかりにくい個所があり、岩場にぶつかっては撤退を繰り返した。
白口岳から鉾立峠、北大船山から大戸越は急登で厳しい。傾斜が緩い場所は泥道で超すべりやすい。
平治岳は麓から見て右側が登り専用、左側が下り専用。案内が妙にわかりづらいと感じた。

その他周辺情報

1日目に利用
法華院温泉
入浴500円
テン場利用300円

2日目に利用
筌の口温泉
アメニティ一切なしの共同浴場
入浴料200円
コインロッカー100円
新清館駐車場利用200円

写真

5/18 5:29

第一ミヤマキリシマ

5/18 5:31

雲の流れが速い

5/18 5:40

イワカガミ

5/18 5:49

イワカガミ+ミヤマキリシマ

5/18 5:52

コケモモの花？

5/18 6:00

晴れていれば。この台詞をあと何回繰り返すのか

5/18 6:04

ガスっていても絶景の片鱗が

5/18 6:15

道の付いてないガレ場でもマーキングで迷いなし

5/18 7:00

マイヅルソウとイワカガミ

5/18 7:03

とりあえず最初のピーク

5/18 7:19

一瞬ガスが晴れて三俣山の山頂が姿を見せる

5/18 7:23

一株だけのシャクナゲ

5/18 7:28

第一座。三俣山本峰。しんどいけど意外と素直に登れた

5/18 7:42

三俣山南峰への登山道、ツツジの枝にザックが引っかかり進めないので置いてゆく

5/18 7:44

クサボケ。終わりかけ

5/18 7:46

第二座。三俣山南峰。三俣山山頂は踏み跡が多くて迷いやすい

5/18 8:51

時折ガスが晴れて素晴らしい岩の世界が姿を見せる

5/18 8:54

霧と硫黄の臭いも相まってケルンが賽の河原みたい

5/18 9:54

マイヅルソウ

5/18 10:23

星生山尾根ルートは霧と風と歩荷がなければ楽しい岩稜

5/18 10:33

第三座。星生山。このあたりから稜線、山頂付近の風がやばい

5/18 12:03

四座目。久住山。日田市から来たという学童の集団に追われながら登頂。よくもまあこんな日に登頂を決断したもんだ

5/18 12:46

風が強くてじっくり読んでないけど、何？

5/18 13:07

五座目。天狗ヶ城。立っているだけで引き倒されそうな猛烈な風

5/18 13:30

六座目。最高峰中岳。とにかく風を避けたい一心で早々に退散

5/18 14:05

七座目。稲星山。くじゅうの山々の中でも久住山とならんで登りやすい山だった

5/18 14:31

このあたりはぼちぼち咲いてる

5/18 14:41

八座目。白口岳。今日のピークハントはここまで。あとは下るだけ、ってそれが辛いのよ

5/18 14:46

白口岳から鉾立峠は登るのも降るのもしんどい

5/18 15:07

ベニサラドウダン？　ツクシドウダン？

5/18 15:15

ツクシドウダンかな

5/18 15:43

向かいは立中山の麓。晴れてればミヤマキリシマの回廊なのに

5/19 5:50

朝霧の坊ガツル。出発を1時間遅らせたが、そう簡単にはガスは晴れない

5/19 6:29

湿度が高い、汗ダラダラ

5/19 7:21

大船山、三分咲きぐらいの株が多いが、こういうのもある

5/19 7:31

全体的にはまだまだ

5/19 7:34

荷物が重くて丈の低い花を撮るのが大変

5/19 7:39

ヨウラクツツジ？

5/19 8:01

九座目。大船山。期待してた火口湖も見えず。(中岳などでもそうだったが)

5/19 8:35

北大船周辺は3〜5分咲きだが、それでも綺麗

5/19 8:40

いよいよラストの十座目。火口稜線上であっさり北大船山。山頂の位置がヤマレコと違う？

5/19 8:42

ちょっとだけ白が入ってる。ブレブレ残念

5/19 8:44

満開でなくても十分綺麗

5/19 8:51

北大船山周辺はとにかく狭い！薄手のシェルやアタックザックはご用心。離合も大変

5/19 9:17

スギゴケが林みたい

5/19 9:32

ここから平治岳。まだまだ霧の中

5/19 10:02

五分咲き程度でもこの迫力

5/19 10:06

霧の中でも十分綺麗

5/19 10:23

平治岳山頂。下りルートで登ってしまった。幸いすれ違いは一人だけ

5/19 10:23

5/19 10:26

やっとガスが晴れてきた

5/19 10:32

今までの鬱憤を晴らすが如く写真を撮る

5/19 10:33

セグロカッコウの声が聞こえる！（写真とは全く関係ないコメントですが）

5/19 10:35

いよいよ三俣山が姿を見せる

5/19 10:36

もう少し粘ればよかったか

5/19 10:36

もっと晴れろー

5/19 10:41

5/19 10:42

直近の三俣山が絵になる感じ

5/19 10:43

5/19 10:45

中岳方面もいい

5/19 10:46

平治岳より大船山方面

5/19 10:49

下りながらも撮る

5/19 10:49

霧が晴れてようやく見ごたえのある姿に

5/19 10:51

まだまだ綺麗になるんだろうな

5/19 10:53

平治岳からだと踏破してきたピークをほとんど見れて感慨深い(久住山だけ隠れてるっぽい)

5/19 11:15

平治岳登山口より。ピークハントしなくても十分楽しめる

5/19 12:08

朝には気付かなかったが、湿原にはハルリンドウが沢山

5/19 12:10

坊ガツルから平治岳。山肌のピンクがきれいに出だせないのがもどかしい

5/19 12:11

三俣山と諏蛾守越

5/19 12:21

中岳方面

5/19 12:21

大船山方面

5/19 14:27

ビジターセンター付近から。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 タオル カメラ テント テントマット シェラフ マップサコッシュ

感想

もみじ🐤@momijiosamu

予定していた山の講習が中止になったので、ミヤマキリシマを求めて初のテント泊縦走にチャレンジ！
天気がとにかく心配でした。天気アプリ3つとてんくらをずっとにらめっこ。時間単位でころころ予報が変わるのですが、何とかいけそうと判断。

歩荷17kgで歩きにくい山道の縦走はなかなか堪えました。普段使ってる45lのザックでは通り抜けられそうな木々の間も90l（内容量は70l程度）だとガシガシ引っかかる。こんなにも違うのか。
そして風。ザックが重い分、より大変だったのでしょうが、荷物が少なくてもやっぱり強烈。てんくらCってこういう天気なのね・・・

当初は坊ガツルに幕営予定でしたが、雨の中法華院温泉まで往復するのに嫌気がさし、テン場を借りることに。
夜中は土砂降りと強風でテントがきしむ。設営がまだまだ不慣れでフライがインナーに触れたところからじんわり濡れましたが、ギアトップの一万円のテントでも寝袋ぬらさずに耐え抜けました。
あと、鳥（ホトトギス）の声をやかましいと感じたのは生まれて初めてです。ホント寝れん。

二日目の最後の平治岳でようやく報われました。
今まで真っ白の中を歩いてきただけに、姿を見せた九重の山々がより雄大に感じられました。おまけに満開とまではいきませんがなかなか開いたミヤマキリシマの花畑つき。
前日の五里霧中もこの時の為の仕掛けと思えば悪くないとまで感じるほどのインパクト。
この後も坊ガツルからの姿、ビジターセンターからの姿にいちいち感動。終わりよければすべてよしを地で行く山行となりました。
いろいろ苦労もありましたがテン泊縦走楽しい。また機会を作りたいですね。

余談。珍鳥セグロカッコウの鳴き声を久々に聴けたのも大満足。
カカカッコウと鳴きます。決してカッコウがどもってるわけじゃありません。