バラが咲いたよ!あのサンショウバラが…
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 779m
- 下り
- 776m
コースタイム
□05:52 山口橋(車)
□06:30 駐車地点出発(不老橋の手前徒歩5分のスペース)
□06:35 不老橋
□06:47 不老の滝
□08:27 湯船林道分岐
□08:30 世附峠
□09:33 不老山・南峰(金時方面分岐)
□09:40 不老山・北峰(928m)山頂(ここで、撮影、コーヒータイムで32分)
□10:17 不老山・南峰(金時方面分岐)
□10:30 世附峠(撮影、小休止で15分)
□11:04 サンショウバラの丘(ここで撮影、ランチ等で55分)
□12:12 悪沢峠
□12:31 峰坂峠
□12:42 峰坂林道へ接続の林道
□13:17 峰坂林道?起点
□13:34 天神山分岐(迂回)
□13:41 天神山690m
□13:46 天神山祠
□14:05 林道への降り口
□14:12 峰坂林道
□14:37 峰坂・湯船林道合流(分岐)地点
□15:00 駐車地点
※総所要時間=8時間30分(休憩、撮影等含む)。
※ゆっくり、のんびり、草花を探し、撮影の山行です。よって、タイムは参考にならいと思います。
※ルートは手入力です。
天候 | ☁/☀☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東名「大井松田IC」よりR246経由で「山口橋(or不老橋)」まで約20Km(40分)。 ■電車🚉 JR御殿場線「駿河小山」駅。 当駅の時刻表はこちら。 http://railway.jr-central.co.jp/time-schedule/srch/_pdf/data/201803/mobile_Suruga-Oyama.pdf ■バス🚌 ‥仍蓋が「山市場」の場合、富士急行湘南バス。 バス停は「山市場」。最寄りの駅の時刻表はこちら。季節により変動。 http://www.syonan-bus.co.jp/pdf/rosen/timetable/01_s.pdf ※小田急線「新松田」駅の時刻表。 https://www.odakyu.jp/station/shin_matsuda/timetable/down/?startId=00004265&linkId=00000686&direction=down&nodeType=train&initDispWeekdayTab=weekday 登山口が「明神峠」の場合、富士急行バス。 期間限定でJR駿河小山駅より「明神峠」まで片道運航(復路なし)。 時刻表、運賃はこちら。 http://bus.fujikyu.co.jp/pdf/rosen/gotemba/201804/timetable_10.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
■湯船林道コース 「山口橋」から「世附峠」間の湯船林道(不老の滝方面)は、完全復旧(地図上の崩落個所すべて)しています。落石とガードレールのない箇所は要注意です。また、工事関係車両の往来があります。 ■「世附峠」から「不老山」の間は尾根道でほぼ樹林帯。クサリ、ガレ場はありません。ルートは明瞭です。 ■「世附峠」〜「サンショウバラの丘」〜「悪沢峠」〜「峰坂峠」。 「世附峠」及び「サンショウバラの丘」に道標有り。「悪沢峠」および「峰坂峠」には文字が確認できない朽ちた道標らしきものあるのみ。確認手段は地形図、GPS必須でしょう。ルートは明瞭です。 ■「峰坂峠」〜「水平道・峰坂林道?」はVR、道標なし。 ■「水平道・峰坂林道?」〜(大崩壊を高巻き迂回)〜「天神山・690m」間。 入口(林道始点?)は大きくU字にえぐれ、えッ、ここが?という感じ(写真)。天神山ピークへの始点です。途中、倒木を跨いだり、潜り抜けたり、巻いたり、沢に埋めたヒューム管が流されたりの箇所はあるものの、通過は可能。難所を抜け気分よく快調に進むと、水平道(もともとのルート?)と右上に上がる分岐点に到達します。ここには倒壊したお手製(多分、岩田さんの)看板(写真)があります。また、”通せんぼ”の横木が水平道と天神山の頂に上がる方にも、しかも、迂回するルートには多めの横木が…。ここ分岐点から大崩壊は植林で確認できません。おそらく水平道を直進すれば崩壊地点にたどり着くでしょう。右の”通せんぼ”を越えて緩やかな登りを詰めると690mのピーク。そして左(東)は見通しの効く大崩壊箇所の頂点。小さな2つの祠はピークの少し先(南西)です。 ■迂回路の下降地点 祠から南へ進むと樹木の赤ペンキが目に飛び込んできます。赤ペンキの樹木間、約2mあるでしょうか、”ここが降り口”の表示のように思えます、というのはこの位置、左下(東)にカーブした林道が視認できるからです。枝打ちや枯葉の堆積で踏み跡は明瞭でありません。ので、一歩一歩慎重に足置き場を確保しながら九十九折りに降りれば林道に降り立つことができます。(写真) ■迂回最終地点(林道)〜山口橋 峰坂林道?は少々荒れてはいますが、通行に支障はありませんでした。 |
その他周辺情報 | ■🚻 世附峠に1つの仮設トイレ(臨時)があります。 水洗(足踏み式)、ペーパー付。綺麗でした。 ■日帰り温泉 「さくらの湯」(山北町健康福祉センター) 詳細はこちらで。 https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=1845 |
写真
感想
■感想
□ 前回の丹澤山登山から2週間ぶりです。足首捻挫から1年、2回目の試しの山行です。今回は、丹沢山塊の中で、行きたい最西端の不老山とサンショウバラの丘(樹下の二人)。咲いたバラを一目見たかったこと、そして足首の回復状況を確認するためでもあり、開花時期を狙ってのことです。ご案内のとおり今年はソメイヨシノ、ゴヨウツツジやシラネアオイなど例年に比べて1週間から10日程度開花が早いですね。このサンショウバラは例年ですと5月の下旬から6月中旬が見ごろということから、今年は1週は早いだろうとの推測でこの日に決めました。
□ 不老山の山頂手前でお会いした地元小山町の長老のお話では、「小山町の駅前ではもう散ってしまった。先週、確認しに来た(開花を)が全く咲いていなかった。今日も、不老山(北峰)はどこに蕾があるのか探すのに苦労した。咲いていない。いつも世附(峠の)が先だ。丘の方はこれから確認しに行く。」とのこと。
□また、長老曰く「いつもここにご一緒した、岩田さん(岩田澗泉翁)が、昨年秋に亡くなった。入浴中に…。91歳でした。」と。
小山の岩田さんと言えば、知る人ぞ知る、著名人のようです。
□岩田さんのことをNetで調べてみると、なんと160枚近くもお手製の看板を作製し多くのハイカーを楽しませてくれたようで、以前、「ヤマケイオンライン ニュース」で扱われたようです。内容はこちら。
https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=1941
□長老のお話しと、不老山北峰に咲いてなかったのを確認したときは、1週早かったかな、とあきらめの気持ちでしたが、世附峠で半開のバラを見つけたときは少し慰められた気分でした。しかし、バラの丘に着くとたくさんの人が、花の撮影に夢中じゃないですか。休憩は二の次にして私も撮影の仲間入り。写りのよさそうなのを探しながら歩き回りました。結果はご覧の通り。皆さんに”自慢できる作品”は見当たりませんが、自己満足です。
□峰坂林道コースは迂回路をはじめ、荒れた箇所の整備と適格な道標を設置すると安全に使えるルートと思います。ので、今後に期待したいと思います。
□普段はひっそりのサンショウバラの丘(樹下の二人)が賑わうのはこの時期に集中するのでしょう。不老山北峰に到達するまでは、お遭いできたのはトレランの2人を含め8名でしたが、バラの丘に到着後は、ツアーを含め40名ほど。人気があるんですね。であれば明神峠方面の道標の設置、ルートの整備、バスの便等々、ご一考をお願いしたいですね。
今回もおかげさまで楽しい山旅ができました。関係者の皆さま有難うございました。
ーおしまいー
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