聖岳-赤石岳-荒川前岳
- GPS
- 23:52
- 距離
- 61.8km
- 登り
- 6,774m
- 下り
- 6,792m
コースタイム
06:40 芝沢ゲート
07:20 易老渡(いろうど)
08:00 西沢渡
10:00 薊畑(あざみばた)分岐
11:20 聖岳
14:45 百間洞山の家(ひゃっけんぼらやまのいえ)
5/20(日) 35.5km +3,150m 15時間40分 CT0.59
02:00 百間洞山の家
03:45 赤石岳
06:00 荒川前岳
07:20 荒川小屋
09:20 赤石岳
10:30 百間洞山の家
--
11:00 百間洞山の家
14:30 聖岳
15:30 薊畑分岐
16:35 西沢渡
17:15 易老渡
17:40 芝沢ゲート
天候 | 2日間とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あまり積極的に走りたくはない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
易老渡-聖岳まで雪の上を歩くことはほとんど無い。 聖岳から先は残雪が出てくる。 荒川小屋-荒川岳間の雪渓はアイゼンが要る。緩めばつぼで問題無い。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉はかぐらの湯。最高でした。食事も最高でした。 |
写真
感想
5/19(土)
深夜1時に自宅を出て高速を走らすこと4時間半で芝沢ゲートに着いた。
雨は変わらずざぶざぶ降っているが先に着いてたパーティが元気に出発していった。
今日のプランは「雨が上がってから出発、行けるところまで行って小屋泊」
というテキトーなプランなので気楽なもんだ。聖平小屋まで行ければ問題ない。
車の屋根を叩く雨の音が聞こえなくなるまでしばらく寝ていた。
6時に雨が上がった。想定より早い。百間洞まで行けるだろう。
支度をして出発。まずは退屈な林道を歩く。雨は上がって青空も出てきた。
西沢渡のハシゴ橋はガタゴト動いて心臓に悪い。沢を渡ればあとは登るだけ。
ここから聖岳まで2,000m一気に上げる。ザ・バーティカル。
日差しが出てきた。ムシムシ暑くて汗が吹き出してくる。
風が出てくるまで試練だった。長い登りは夜明け前に限る。
薊畑分岐に出ると聖岳どーん!!これはテンション上がる。思わず声が漏れる。
息切れに気をつけながらじりじりペースを維持し登頂。半年ぶりの聖岳に立った。
兎岳-小兎岳-中盛丸山のアップダウンは何度見てもため息が出る。
百間洞山の家には昼過ぎに着いた。赤石岳避難小屋まで行けそうだが、
3,000m超えの小屋は寒そうだし酸素が少なそうなので今日は百間までにした。
暇だ…することが無い。話相手もいないし。早めの晩御飯を食べて明るいうちに就寝。
5/20(日)
目覚ましが鳴る前に25時起床。
モンベル#3とシルクインナーの組み合わせだとやや寒かった。
#3は攻めすぎたか。シュラフカバーも持ってくるんだったな。
外に出ると満天の星空でテンションUP. 風もなく動くと暑い。
赤石岳の山頂で東の空が明るくなってきた。雪庇尾根を気持ち良く北上してゆく。
早朝の雪渓トラバースはカチカチで心臓に悪い、この先いくつも雪渓がある。
これは嫌だなあ。チェーンスパイクとバイルくらい持ってくるんだった。
地図を見ると前岳へ直接登る尾根がある。ここを歩けば雪渓は回避できそうだ。
下山する頃には陽が当たり緩んでキックが効くだろう。
ガレガレの尾根を両手両足でせっせと登り前岳到着。
東岳へも行きたかったが普通に登り疲れたので帰ることにした。
帰りは夏道で。雪渓は緩んでいて往路よりだいぶマシになっていた。
両手の石バイルをガスガス刺し込み、ガシガシ蹴り込んで事なきを得た。
百間洞で長めの昼休憩を取り気合を入れて聖平小屋を目指す。
やはりこちらから見ても中盛丸山-兎岳-聖岳のアップダウンは鬼だった。
うんざりする登り返しだが脚を前に出してりゃいつかは着く。
景色を楽しみながらぺたぺた歩いているといつの間にか聖岳到着。
ちょうど聖平小屋から登ってきた男性とおしゃべりした。今日初めて人に会った。
今日は聖平小屋に泊まって明日は上河内-茶臼-光と歩く予定だったが、
なんだか昨日今日でだいぶ満足してしまったので下山することにした。
飛ばせば明るいうちに芝沢ゲートに着くだろう。
高低差2,300mを一気に転がり落ちる。
昨日は夏道の下り方をすっかり忘れていて下りはおっかなびっくりだったが、
今日はだいぶ下りの身のこなしを思い出してきた。ゲートには18時前に着いた。
温泉で二日分の汗を流した。白米がウマすぎて涙が出そうだった。
かぐらの湯がすごく良かった。東山郷いいところだなぁ。今度自転車で来よう。
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