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Yamareco

記録ID: 1481438
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念山脈縦走(燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳〜上高地)2泊3日テント泊

2018年05月25日(金) ~ 2018年05月27日(日)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
25:56
距離
40.6km
登り
3,071m
下り
2,987m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
2:15
合計
7:35
距離 7.9km 登り 1,459m 下り 210m
8:45
9:00
105
10:45
11:10
100
12:50
14:05
20
14:25
14:45
20
15:05
2日目
山行
6:40
休憩
0:35
合計
7:15
距離 11.6km 登り 655m 下り 907m
6:10
55
7:05
7:25
115
10:20
10:30
5
10:35
50
11:25
11:30
115
13:25
3日目
山行
10:35
休憩
0:45
合計
11:20
距離 21.1km 登り 988m 下り 1,897m
5:20
75
6:35
6:50
220
10:30
45
11:20
11:25
50
12:15
12:20
145
14:45
15:00
50
15:50
15:55
40
16:35
5
16:40
上高地バスターミナル
天候 3日連続晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
穂高駐車場に車を停め、バスで中房温泉へ
コース状況/
危険箇所等
合戦尾根、東天井岳、常念〜蝶ヶ岳、長塀尾根には雪がたっぷりの斜度のところあり。
リスク軽減のためピッケル、アイゼン使用がよろしいかと。
燕山荘テント場は雪の上に張ることとなるので、ペグ掘り返しのため要ピッケル。
その他周辺情報 しゃくなげの湯(700円)。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
穂高駐車場はガラガラ。
穂高駐車場はガラガラ。
中房温泉から出発。
1
中房温泉から出発。
第二ベンチ。
天気が良い。
合戦小屋でひと休憩。
合戦小屋でひと休憩。
結構登山道に雪が残ってます。
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結構登山道に雪が残ってます。
燕山荘が見えてきた。
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燕山荘が見えてきた。
近づいてきた。
ここでアイゼンを外して。
2
ここでアイゼンを外して。
視界が開けてきた。
3
視界が開けてきた。
見晴らし良い。
こんなだもの。
燕岳山頂方面。
燕山荘。
吉例の乾杯。雪で冷やして。
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吉例の乾杯。雪で冷やして。
さあ山頂へ向かいますか。
4
さあ山頂へ向かいますか。
常にこんな背景。
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常にこんな背景。
小屋方面を振り返って。
2
小屋方面を振り返って。
軽快に、
登って。
振り返ると眼下に小屋が。
3
振り返ると眼下に小屋が。
燕岳山頂。
小屋方面。
北もこの通り。
イルカさん。
あらためて燕岳山頂方面。
あらためて燕岳山頂方面。
日没近く。
2日目
日の出頃の山頂。
2
2日目
日の出頃の山頂。
日の出。
雷鳥さん。
さあ出発。
槍方面へ歩く。
振り返って燕岳。
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振り返って燕岳。
行先の稜線。
夏ルートでOK。
大天井岳へ。
大下り。
山頂がずっと見えている。
山頂がずっと見えている。
雪もたっぷり。
近づいてきた。
右手はこのとおり。
1
右手はこのとおり。
後ろはこのとおり。
後ろはこのとおり。
喜作レリーフ。
振り返って。
直登します。
剱と黒部ダム。
それなりにトレースが伺える。
それなりにトレースが伺える。
大天井岳山頂到着。
4
大天井岳山頂到着。
来た道方面。
大天荘。
常念岳へ。
進みます。
槍は伴走。
穂高も。
ここから核心。
常念へ向けて。
この雪の壁のトラバースがいやらしい。
1
この雪の壁のトラバースがいやらしい。
横通と常念。
面白い雪模様。
もう少し。
槍穂高方面。
常念へ。
常念小屋が見えた。
常念小屋が見えた。
小屋到着。
テント設営して、吉例の乾杯2日目。
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テント設営して、吉例の乾杯2日目。
ワインも。
目の前が槍。
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ワインも。
目の前が槍。
テント場から常念山頂。
4
テント場から常念山頂。
3日目。
日の出。
テント場からの槍。
テント場からの槍。
常念山頂。
登り途中から振り返り。
3
登り途中から振り返り。
2日目に歩いた山並み。
2
2日目に歩いた山並み。
常念岳山頂到着。
6
常念岳山頂到着。
大キレット。
山頂から槍。
2日間歩いた山並み。
4
2日間歩いた山並み。
蝶が岳へ。
降ります。
結構な登り。
雪もたっぷりあるし。
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雪もたっぷりあるし。
この通り。
登ります。
雪は緩い。
2592ピーク。
蝶槍から蝶が岳。
4
蝶槍から蝶が岳。
この日も絶景が続く。
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この日も絶景が続く。
焼岳の先に乗鞍も。
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焼岳の先に乗鞍も。
来た道を振り返り。
2
来た道を振り返り。
蝶槍へ。
蝶槍到着。
緩やかに蝶が岳へ。
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緩やかに蝶が岳へ。
なだらかに。
方向版あり。
蝶ヶ岳ヒュッテ。
蝶ヶ岳ヒュッテ。
蝶ヶ岳山頂。
長塀尾根も雪多し。
3
長塀尾根も雪多し。
長塀山。
雪が無くなり、
上高地まで降りてきた。
2
上高地まで降りてきた。
徳澤園は観光客多数。
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徳澤園は観光客多数。
気持ちの良い帰路。
2
気持ちの良い帰路。
猿に出くわす。
明神館でまたコーラ。
明神館でまたコーラ。
河童橋は観光客が多い。
河童橋は観光客が多い。
バスターミナル到着。
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バスターミナル到着。

感想

金曜日から日曜日まで登山日和の予報のため、2泊3日で残雪期登山で久々の登山でもリスクの少ない常念山脈を計画。

5/25(金)
3時に出発、中央道は支障なく豊科インターで降りて、穂高駐車場へ。
駐車場はガラガラ。6時前に到着。朝食と出発準備して、6:33発のバス乗車(1700円)。他に1名と穂高駅から5名程度乗車。

7:30に中房温泉に到着、トイレを済ませ出発。
流石に人気の山、平日にも関わらず比較的多くの登山者が燕岳山頂を目指して登る。

樹林帯の中を緩やかに登り。
合戦小屋でも先行の登山者が休憩している。
小屋ではベンチを緑のペンキで塗っている。
また小屋前にはトイレ新設?工事が行われていた。

小屋前からすぐに雪深くなっているため、ここでアイゼンを履いてから進んでいる方々がほとんど。
当方は少し登ったところの斜度きつくなる手前でアイゼン装着。

ひたすら登りで、水も酒も満載で、久々のテント泊装備+冬装備をザックに詰めているため太腿がプルプルいっていた。

燕山荘到着。
小屋で手続きを済ませ(800円)、テント設営。
テント場は全て雪で覆われている。
目の前に北アルプスの山々。
風も強く、ペグでしっかり固定して張る。

テントの状態を確認後、燕岳山頂へ向け出発。身軽になった身体で軽快に山頂に向けて歩く。
山頂到着。
山頂からは剱岳、鹿島槍ヶ岳などよく見渡せる。
戻ってテントでひと寝。
日が長い。夜中じゅうずっと風が強い。

5/26(土)
この日の行程もそれほど長くないため意図的に遅く起きて6時過ぎの出発。

テント場に雷鳥が現れ、激しく鳴いていた。
大天井岳に向けた登山路には、これまでの喧騒から離れほぼ一人歩きとなる。
この稜線沿いの登山路は北アルプスの山並みが伴走するため飽きずに快適に歩ける。

大下りから先でカメラを途中で落としたことに気づき、ザックをデポし探しに戻る。
幸い斜面に横たわるカメラを見つけた。
デポ地点まで戻ると30分のロス。

喜作レリーフからの登りがきつい。
夏道はトラバースが危険なため、山頂へ直登。
雪はなく、ザレた登山道であるがしっかりと踏み跡が残り、ルートが山頂まで続いていた。
北側に目を向けると黒部ダムの翠の水面が鮮やかに見渡せる。

大天井岳山頂到着。
ここから降りるとすぐに大天荘。

先の東天井脇に雪の壁。
トラバースしながら降る。
十数メートル下はハイマツ、緩い雪でもあるが、慎重を期してピッケル+キックステップで乗り切る。

そこを超えると緩やかなトラバース道、常念小屋へのキツイたっぷりの雪の樹林帯の降りで常念小屋到着。

既に多くのテントが張られていた。
先ずは小屋でテント場代を支払い(1000円)、奥の広いテント場にテント設営。
担いだ6リットルが心細くなってきたので、小屋で水を購入(1L/200円)。

陽が照ってテント内は暑く、テントから出て長い日中を過ごす。
テント場目の前は槍ヶ岳。これ以上ない景色が得られるテント場。

夜は月明かりが眩しいくらいであったが、日が暮れてから風が強くなった。

5/27(日)
この日は行程が長く、上高地からバスに乗らないといけないため、3時半に起床、しかし撤収に手間取り5時過ぎに出発。

テント場目の前の常念岳への登り。ひたすらのキツイ登りは身体に応える。

山頂到着。
ここからも目の前が槍穂高の絶景。

山頂から一旦降ってからの雪上の登り返し。
念のためアイゼンを装着。
これを2度ほど降り登りして蝶槍、そこから緩やかなトラバース道で蝶ヶ岳ヒュッテ。
すぐ先に蝶が岳山頂。

予定時間からかなり遅れていた為、すぐに下山に入る。
ひたすら分厚い緩んだ雪を降る。
途中から雪が消え長い樹林帯の降りで徳澤園到着。
自販機が目の前にありコーラ購入(500ml/250円)。
宿では香を焚いているようで、いきなり文明の真っ只中に降り立った感じ。

そこから自然探勝路で、観光客?が散見されるが、シーズン前だからか人は少ない。
黙々と進み、明神館でまたコーラを補給(500ml/250円)し、上高地バスターミナル到着。

16:45発のバスが出発10分前だった為、チケット販売の女性に脅されるように急かされてチケット購入。
このバスは新島々で鉄道に乗り換えて松本へ行く(2450円)。
やはりシーズン外れているためか、バスチケットも並ばずに買え、バスも余裕があった。

沢渡近辺で降りる人もいたが、新島々駅で外国人も含め10人近くが鉄道に乗り換えた。
18:01出発、18:31に松本駅着。

そこから19:09発の比較的混んでいた大糸線に乗り(320円)穂高駅に戻る。
駐車場で車を拾い、汗流しのためにしゃくなげの湯へ。
そこから中央道で家に帰ったが途中事故渋滞で帰路時間がかかってしまった。

6ヶ月ぶりのテント泊+冬装備の負荷で脚にきてしまったのは情けなかった。
しかし残雪期梅雨前に3日晴れて槍穂高の絶景を横目に登山出来、満足な登山であった。

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コメント

mfaysalさん、お久しぶりです
この時期のこのコース、私もぜひやってみたいと画策してました。表銀座もこの時期なら静かで、存分に残雪の槍穂の眺めを楽しめますもんね

テン泊でやるか小屋利用でやるか悩ましいところですが、さすがmfaysalさん、ストイックにテン泊ですね。今年も素晴らしい残雪期のテン泊縦走です

車の回収が厄介だと思っていましたが、スムーズにつながって回収できますね。参考になりました。来シーズンの実行に向けて、テン泊の修練に励みます
2018/6/1 8:03
Re: mfaysalさん、お久しぶりです
あ、Pinball_1957さん、お元気ですか?
残雪期の平日スタートでしたので、人も多くなくゆっくり自分のペースで登ることができました。幸運にも3日晴れ間の予報でしたので目の前の北アルプスの景観をこれでもかというほど楽しめました。

最初、半年振りのテント+冬装備+水の担ぎ上げがあるので小屋泊にしようかと悩みましたが、初日、二日目のコースタイムが長くないため、テント泊としました。

下山路は一ノ沢や三俣も考えましたが、どうしてもタクシーをある程度の距離利用しなければならないので、それなら上高地に降りてバスを使おうということとなりました。接続も悪くなく、バスも最終が18時台もあるので、こちらに降りてきてよかったかと思います。

エスケープも多く、この時期小屋も営業しているので自分の体力・スタイルに合わせてコースや持ち物を調整できる、それでいて景色も最高なこのコースを楽しんでください。
2018/6/1 22:40
素晴らしいですね
素晴らしい景色に思わずコメントさせていただきました。
自分が歩いた夏の時期を思い出して。雪がある山の景色本当に素晴らしいですね。言葉を失ってしまいそうな感じです。
カメラ見つかってよかったですね。
2018/6/1 8:30
Re: 素晴らしいですね
fragranceさま、コメントありがとうございます。

北アルプスの山々はまだまだたっぷりと雪を被っていますね。
このコースは本当にパノラマの景観を登山中ずっと楽しめていいですね。

カメラを落としたのは2年前に黒部五郎で落としてから2回目です。
探しに行って登り返して戻るのがまたキツイのですが、幸い2度とも見つかってます。
紐で結ぶなど工夫しないといけませんね。
2018/6/1 22:50
教えてください
5月後半に休みがとれるので、このレポートを真似たテン泊旅をしてみたいです。
そこで一つ教えてください。アイゼンは12本の冬靴で歩いたのでしょうか?
距離もあるし、10本の軽アイゼンと、夏靴で歩ければと思ってます。ピッケルは持って行くつもりです。
参考までに教えて頂けたら幸いです。
2019/4/20 11:35
mobiさま
常念縦走へのコメントありがとうございます。
mfaysalです。
このときは、12爪アイゼンと靴はラスポルティバのトランゴs evoでした。
雪がない路がほとんどでしたので、冬靴ではありません。
今シーズンの山の状況が同じかわかりませんがご参考になればと思います。
2019/4/20 12:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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