未踏経路で檜洞丸周辺巡邏山行
- GPS
- 09:31
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 2,111m
- 下り
- 2,102m
コースタイム
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:31
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
https://yamap.co.jp/activity/1909678 |
写真
感想
https://yamap.com/activities/1909678
皆さんのレポートを拝見していると西丹沢は美しいシロヤシオとミツバツツジが満開とか。この季節はやはり檜洞丸に行きたくなっちゃいますね。しかし日曜は西丹沢山開きということで、激混みの予感。昨年はこの季節、檜洞丸北尾根↑、源蔵尾根↓で混雑を避けました。でも山頂近くのツツジ新道と犬越路から檜洞丸の登山道の王道ツツジ地帯も外し難いです。今年はどうしようか?と考えて、やはり比較的混まない日陰沢橋からスタートして広河原へ、そこから彦右衛門谷を遡行し、同谷の右岸尾根を登って檜洞丸-蛭ヶ岳の稜線登山道に出ます(標高1520m)。ここは自分でも謎ですが、ちょっと前から興味のあった檜洞沢の上流で合流する経角沢を見るために、登山道を横断してユーシン側に下りていきます。約300m下って標高1200mで経角沢と邂逅、そこから沢沿いに遡行していきます。遡行して行きつく先はツツジ新道と石棚山稜の登山道の分岐になります。そこから檜洞丸と、また犬越路への下りの間でツツジを鑑賞、でも犬越路まで行くのも遠回りで、また矢駄尾根を下るのも芸がないので、小コウゲの先の東沢ノ丸から日陰沢橋へ連なる尾根を下っていくこととしました。
6AMに神ノ川林道の日陰沢橋にバイクを停め、スタート。駐車している車はいつになく多く、林道の下の方にもすでに結構駐車していました。やはり檜洞丸かな?天候は晴れ。しかし珍しく温度は低く、10℃くらいでした。神ノ川林道を進み、広河原のヘアピンカーブの所で彦右衛門谷の沢に下りる。ここを徒渉した尾根は源蔵尾根ですが、今日は前に立ちはだかる堰堤群を越えていく。まずは木製の堰堤、左岸に取っ手がありそれを使って登って超える。ということを繰り返しすべて左岸から5個の堰堤を越えていく。途中で檜洞丸北尾根に至る径とニアミスするんですね。登っていく方が見えました。最後の堰堤を越えるとすぐに、彦右衛門谷と源蔵小屋谷との出会いとなります。そこで沢とはお別れし、両谷の間の彦右衛門谷右岸の尾根を登っていきます。取り付きは結構急です。気につかまりながら登っていきます。雰囲気としては檜洞丸北尾根と似ていますが、植林帯はなく、自然林であまり人が通らないのでしょう、踏み跡はほとんどありません。林の中ですのであまり眺望はないですが、散ったシロヤシオが所々地面を覆っています。強い北風が吹いていたせいか、山の北側のこの尾根は直撃を受け、体感温度的には寒かったです。いつもとは逆に日向を探して歩いていました。標高が上がってくるとやはりシロヤシオとミツバツツジがまだ咲き誇っていましたね。最後は林を抜けバイケイソウ地帯に入り、ポコンと檜洞丸へ連なる登山道稜線に出ました。登山道を横断してユーシン側に下りていきます。鹿柵が迷路のようにあって思うようにコース取りができませんが、適当な尾根に乗って、地図の1308Pを経て下って行き経角沢と邂逅します。南側は風もなく日向で北側より暑かったですね。沢縁には平坦なところが多く、たまに焚火をした跡があったので沢登りの方が野営をするときもあるのでしょうか。沢自体は滝と言ってもナメのみですので厳しいところはありません。むしろ沢が枯れて、上を見上げるとツツジ新道の登山道が見え、人の話し声やクマ鈴の音が聞こえるようになってからの詰めが急こう配で足場も砂地でズルズルで往生しました。ここで事件発生。スマホを落として、急こう配の沢を10mくらい落ちていってしまいました。ロープを使って下りて回収しましたが、上の方から皆さんの嬌声が聞こえる中、何でこんなことやっているの、私は?という感じでした。やっとこ登り詰めて登山道に出ました。そこは予想された通り別天地、皆さんシロヤシオとミツバツツジに見入っていました。もちろん私も楽しませていただきながら、檜洞丸山頂へと続く木道を進んでいきます。山頂へは1PMでしたが、当然混雑していました。外国人の学生さん?のグループが音楽をジャンジャンかけていていつもとは違う雰囲気。そそくさ犬越路方向の登山道に下りていきます。矢駄尾根分岐まで、富士山とツツジを見ながら木階段を下りていきます。いい気分ですね。そこからは大コウゲ、小コウゲと上り下りと、鎖場、梯子が続き、久しぶりに歩いてこんな厳しかったかな?と思いました。小コウゲを越えて小ピークの東沢ノ丸(ヤマレコでそういう地名になっている)から北側の藪に入り、尾根を下りていきます。感じとしては源蔵尾根に似ており、途中まで自然林、途中から杉の植林帯と混在となります。一旦神ノ川林道に下り、横断してまた尾根を日陰沢橋に向かって下りていきます。周りは一面植林の杉林、それも急こう配で最後に結構足に来ました。修行にはいいですが、私はもうここは歩きたくないかな。最後再度神ノ川林道が見えると、そこはフィニッシュの日陰沢橋です。晴れていましたがそれほど暑くもなく未踏のルートを含めて檜洞丸周辺を歩き、ツツジや富士山の鑑賞ができ満足でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する