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Yamareco

記録ID: 148668
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

八方尾根より花を見ながら唐松岳往復

2000年07月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:10
距離
9.0km
登り
796m
下り
796m

コースタイム

8:10八方第一ケルン(発)-9:10-20八方池-10:30丸山
-11:20-12:00唐松小屋-12:40丸山-13:40八方池-14:20八方第一ケルン着
天候 霧、ときどき晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(前日)東京よりJR中央線で松本経由、大町泊
(当日)大町よりJRで白馬まで、白馬からはロープウエー、リフトを使用。
    帰りは白馬からJRで東京に帰着
コース状況/
危険箇所等
ルートは特に問題なし。人が多い。
八方池手前、ニッコウキスゲの群落
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
八方池手前、ニッコウキスゲの群落
ニッコウキスゲ(黄色)とシモツケソウ(ピンク)
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
ニッコウキスゲ(黄色)とシモツケソウ(ピンク)
ウツボグサ(紫色)、シモツケソウ(ピンク)などの群落
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
ウツボグサ(紫色)、シモツケソウ(ピンク)などの群落
八方池までゆるやかな木道を行く
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
八方池までゆるやかな木道を行く
ハッポウウスユキソウ
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
ハッポウウスユキソウ
オオバギボウシ
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
オオバギボウシ
イブキジャコウソウ
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
イブキジャコウソウ
チングルマ(白)、コイワカガミ(ピンク)など
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
チングルマ(白)、コイワカガミ(ピンク)など
唐松小屋付近より、西側は良く晴れていて、残雪の残る剣岳が良く見えた
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
唐松小屋付近より、西側は良く晴れていて、残雪の残る剣岳が良く見えた
唐松山荘付近より、唐松岳山頂(今回は時間がなく、山頂にはいかず)
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
唐松山荘付近より、唐松岳山頂(今回は時間がなく、山頂にはいかず)
ホソバヤマハハコ
2011年11月06日 12:30撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:30
ホソバヤマハハコ
撮影機器:

感想

【山行No 279】

※ 週末だが、土曜日の午前中は用事があるため、午後から出発して、
  お手軽そうな唐松岳に行ってみることにした。

7月29日(土)
 ・午前中の用事を済ませて、いったん家に帰り、山登りの準備をして出発。

15:00 新宿発  
 ・アズサ号で松本まで、そこから大糸線に乗り換えて大町まで行く。
 ・大糸線からの車窓は、暮れてゆく安曇野の風景、その向こうには黒々とした北アルプスの山なみがそびえ、
 なつかしさをさそうような風景だった。子供のころの夏の夕暮れの情感だ。

19:00 大町着
 ・とりあえずビジネスホテルのガイドブックで駅前のホテルを予約しておいたが、
  久々にハズレの、ボロなホテルでガックリ。
  TVがコイン式というのも淋しい。

7月30日(日)
6:14 大町駅 発
 ・始発の鈍行で白馬駅に向かう。
  今日も天気はまずまずのようで、車窓からは後立山連峰の稜線が、雲間から顔をのぞかせている。

6:55-7:05 白馬駅
7:10 八方バス停
 ・ここからゴンドラ駅まで歩く。
7:25 八方ゴンドラ駅
 ・事前に調べたのではゴンドラは8時始発のようだったが、
  夏場はハイシーズンのため、7時から運行しているようだった。早速ゴンドラにのる。
  しばらくすると雲の中に入り、視界はなくなったが、ゴンドラから眼下のスキー場跡には、花が結構咲いている。
  クガイソウ、シモツケソウ(多い)、ニッコウキスゲなど..
 ・ゴンドラの終点から、さらにスキーリフトを2本乗り継ぎ登高する。
  ぐんぐんと標高を稼げるのはうれしいが、楽すぎてちょっと後ろめたい感じもする。

7:50-8:10 八方第一ケルン(リフト終点:標高=1820m)
 ・さすがに楽に登れるコースとあって、ここには登山者と観光客が入り混じって
  うじゃうじゃと群れており、ちょっと先が思いやられる感じ。

 ・登山道は登山者と観光客が行列となっており、霧の中、列に続いて登る。
  早くも、予想以上にたくさんの花が出てきた。
  シモツケソウ、ウツボグサ、ニッコウキスゲ、ミヤマアズマギク、キジムシロ
  カライトソウ、キンコウカ、クルマユリ、ハッポウウスユキソウ、クモマミミナグサ
  マツムシソウ、ヨツバシオガマ、エゾシオガマ、オヤマソバ、と早くも16種。

9:10-20 八方池
 ・霧の中で、池もぼんやりしている。
  初めてみるシロウマアサツキのほか、オオバギボウシ、ツリガネニンジンなど  
 ・この先、ダケカンバの樹林帯を通る。花の相が少し変わった感じ。
  ミヤマキンポウゲ、コメツツジ、サンカヨウなど

10:30 丸山
 ・丸山から先は、再び砂や岩場の道となった。
  高山植物らしい花がたくさん咲いていて、豪華な花の道。
  ハクサンシャクナゲ、ミヤマキンバイ、チングルマ、コイワカガミ、アオノツガザクラ
  ツガザクラ、ミヤマダイコンソウ、ゴゼンタチバナ、アカモノ、ミヤマリンドウ(?)
  ハクサンボウフウ、コバイケイソウ、テガタチドリ、タカネナデシコといった多数の種類の花が、咲き乱れている。
 ・今日は合計、38種類の花を見ることができた。

11:20-12:00 唐松山荘
 ・今日は、最初はおなかの調子がイマイチだったが、その後は足取りも軽くなり、
  100人くらいは追い越して、割と早く稜線に着けた。
 ・八方尾根はずっと霧の中だったが、稜線から西側は霧もなく、青空が広がっており、
  立山や剣岳の稜線が黒部の谷を隔てて、素晴らしく、くっきり見えている。
  今日は時間も少ないので行くことはあきらめたが、唐松岳の山頂も堂々と高い。
 ・気持ちの良い夏山の世界。
  下界から持ってきた、少しぬるくなったビールを飲みつつ昼食とし、
  そのあとは岩の上に寝転んで、山の風に吹かれ、気持ちの良い一時を過ごした。

 ・下りは、登ってきた八方尾根をてくてくと下る。
  まだまだ登ってくる人が多く、上部の岩稜帯ではすれ違いの待ちが多い。
12:40 丸山
 ・標高=2200m付近で雲の下に出た。上から眺めるお花畑も、なかなか豪華な感じ。
13:40-50 八方池
 ・八方池もようやく姿を現し、いい風も吹いている。
  八方池の向こうには、白馬の雪渓がなかなかに大きい。

14:20 八方第一ケルン 着
 ・リフト、ゴンドラも混んでおらず、すいすい下る。
  ゴンドラからの東の方向の展望も割と良かった。
  雨飾山、火打山、妙高岳、戸隠山、飯綱山や、遠くには志賀高原も見えている。

14:50 八方ゴンドラ乗り口
 ・バスで駅まで
15:20-45 白馬駅
 ・白馬始発のアズサ号にのり、東京まで戻る。新宿着は20時過ぎ。

 
・今回は、一度登頂したことのある唐松岳に、さくっと登ってきただけだが、
 予想以上にたくさんの花を楽しめたし、高山の風も心地よく、なかなか良い山行だった。
 

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