記録ID: 1497588
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無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳
鎌ヶ岳・大河原橋-白滝山-鎌尾根-鎌ヶ岳-武平トンネル西口
2018年06月14日(木) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:33
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 888m
- 下り
- 495m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:59
8:17
5分
スタート地点
16:16
ゴール地点
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大河原橋を渡ると、地道です。猪足谷分岐を過ぎて、15〜20分で、左側の斜面が緩斜面になって来ます。小さな谷筋に、古いテープがありますが、更に少し進みます。ここからは、北側の緩斜面上に、人工林の植生が見えます。立ち木にピンクのテープを付け、ここから、登り始めました。踏み跡はありませんので、前以て、プリントアウトして、予想ルートを書き込んでおいた地理院地図とGPS(CARMIN Oregon 600)で、位置を確認しながら、北北東の鞍部に向かいます。約30分で、目的の鞍部に着きました。ここからは、東に進路をとり、急な稜線ルート(僅かに踏み跡が残っています。) 鞍部から、約35分で、最初の難所に着きました。木の根道・岩場です。例を挙げると、比良山系大津ワンゲル道の上方の岩場が、三回繰り返される感じです。大津ワンゲル道より悪いのは、岩が鎌ヶ岳と同質の砕けた岩である事です。出来れば、大きめの立ち木を利用して、登った方が安全です。岩の露頭に体重を掛ける場合は、必ず、前以て、動かしてみます。一度、足を乗せてから、動く事に気づき、立ち木に、スリングとカラビナで自分自身を確保しておいて、別の岩にステップを取り直した事がありました。この難所の通過は、細心の注意が必要です。下りで通過するときは、ザイル・ハーネス・ATC下降器が必要ではないか?と、感じました。 この難所を通過した後は、緩急入り混じった稜線ルートが続きます。最近では、利用する登山者もいない様子で、両側から枝が伸びていますので、鋸と厚手の鎌で、通路を切り開く感じの箇所もありました。痩せ尾根・崩落箇所も数か所ありましたので、立ち木やしっかりした岩の露頭を利用して、確保しながら通過しました。 白滝山(841mピーク)を通過後、大洞の頭(915mピーク)で、右折しました。白滝山・大洞の頭には、共に、古い表示が残っていました。鈴鹿スカイラインの崩落で、滋賀県側から、武平トンネルにアクセス出来なかった時期に、このルートを利用されていた方々が付けられたものでしょうか? 鎌尾根南西の「西端尾根分岐」に出れば、もう通常の鎌ヶ岳登山になります。 |
その他周辺情報 | 三重県側には、湯の山温泉等、滋賀県側には、野洲川ダム堰堤の西側に、カモシカ荘があります。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
地図(地形図)
コンパス
GPS2台
筆記用具
携帯
予備バッテリー
時計
タオル
ファーストエイドキット
ザイル30m・10m
カラビナ
スリング
エイト環
山仕事用鋸
厚手鎌
ゴム付き軍手
|
---|---|
備考 | 簡易ハーネスとATC下降器を、他の当面不要の荷物を除いてでも、持参すべきだったと反省をしています。 |
感想
今回の白滝山ルートは、滋賀県側からの新たな鎌ヶ岳への登山ルートとして、登ってみました。難度が高い場所としては、稜線ルートに入ってから、標高720m〜770mの間の岩場を登攀する箇所でした。比良山系大津ワンゲル道の上の方の岩場が、三段になっている印象で、危険度は、浮石がある分、白滝山ルートの方が、危険だと思います。次回、挑戦する時は、ザイル・スリング・カラビナに加えて、簡易ハーネス・ATC下降器・シンプルアセンダーの携行を考えています。登攀・下降どちらにも対応出来る様な態勢で、臨むつもりです。
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