ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1500239
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

黒檜山・社山(40-41/栃100):日光・千手ヶ浜でクリンソウ、半袖隊長、爽快・大展望の笹原縦走路を行く

2018年06月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:15
距離
21.3km
登り
1,142m
下り
1,174m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:56
休憩
0:13
合計
7:09
距離 21.3km 登り 1,142m 下り 1,174m
9:55
22
竜頭の滝
10:17
25
10:42
18
11:00
8
乙次郎橋
11:08
11:12
12
11:24
3
千手堂(手前にクリンソウ畑)
11:27
13
11:40
10
撤退地点(その後ウロウロ)
11:50
90
正規登山道合流地点
13:20
3
社山分岐点
13:23
13:25
4
黒檜岳東峰(写真2分)
13:29
13:31
4
黒檜岳西峰(写真2分)
13:35
3
黒檜岳東峰
13:38
11
社山分岐点
14:39
37
15:16
15:21
31
15:52
11
16:03
18
16:21
26
16:47
15
★EK度数:43.955=21.27+(1501÷100)+(1535÷100÷2)
 →→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」・・・暫定値
  EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
  Thanks to murrenさん⇒
  http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
 合計距離: 21.27km /最高点の標高: 1958m /最低点の標高: 1269m
 累積標高(上り): 1501m /累積標高(下り): 1535m
 (標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)

【参考文献】新・分県登山ガイド8栃木県の山(山と渓谷社2015年版)
 24黒檜岳:中禅寺湖の奥に居座るシャクナゲの山
   体力度★★★☆/危険度★★☆☆
 25社山:男体山と対峙し、中禅寺湖や奥日光を一望
   体力度★★☆☆/危険度★☆☆☆
天候 cloudrainsun⇒霧⇒raincloudと忙しい天候変化
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅始発0458代々木上原駅05000535北千住駅05460631南栗橋駅06320807東武日光駅runJR日光駅0837bus0941竜頭の滝BS
【復路】中禅寺温泉BS1727bus1803東武日光駅18131947南栗橋駅19512038北千住駅2047地元駅

【注1】東武電車は株主優待券を利用(金券ショップ価格は1枚800円前後)
 ☆正規運賃(浅草・北千住駅↔東武日光駅=1,360円x2)と比べ、往復1000円以上もお得
【注2】日光駅からはフリーパスを使ってもお得ではないので通常支払
 ☆日光駅⇒竜頭の滝(1,400円)+中禅寺温泉BS⇒日光駅(1,150円)=2,550円
 ☆戦場ヶ原フリーパス(2,650円/2日間有効)
 http://www.tobu-bus.com/pc/service/ticket/nikko.html
【注3】さらにこんなお得な「まるごと日光東武フリーパス」もあります。
 http://tabi.tobu.co.jp/ticket/honsen/a02_k.html
 ☆浅草・北千住からの場合4,520円/4日間有効
コース状況/
危険箇所等
★コース状況【sign01paper
●主な注意点:黒檜岳への取り付き直後の道外しと急登(激坂!)、社山への笹原縦走路での踏み跡錯綜
[菊の滝BS〜仙人庵(クリンソウ群生地)〜黒檜岳登山口
 湖畔に付けられた緩やかな起伏の登山道で、極めてよく整備されている。
黒檜岳登山口〜黒檜岳
 単純標高差は約700m。取付直後に道を誤って引き返す羽目に。その後、正規登山道に復帰すると踏み跡は明確なるも下部は荒れ気味かつ急登。残り200mになると傾斜は急に緩む。
9檜岳〜社山
 大平山分岐点までは幅広尾根を行くため踏み跡を見失いやすい。赤黄マークや赤テープを見落とさずに。最後は1954Pに向かう尾根の左裾を巻く感じで笹原に出る。
大平山分岐点以降は笹原及び部分的にある樹林帯の尾根筋トップ目を忠実に辿る。しかしいつの間にか支線に誘い込まれてしまうので、ルート確認しつつ進むべし。最後に約100mの登り返すと社山。この区間はGPS利用が望ましい。
ぜ匯魁前だこ稙宗前だこ(中禅寺湖畔) 
 社山から下山開始直後に、錫ヶ岳から男体山までの大展望を得る。約400mの急降下で阿世潟峠だが特に危険箇所なし。阿世潟までは整備された幅広登山道。
グだこ磧船ぅ織螢大使館別荘記念公園〜歌ヶ浜駐車場〜中禅寺温泉BS
 最初は砂利道、途中から舗装路となる湖畔の平坦路。素晴らしい広葉樹林の中、余裕があれば大使館別荘観光も。クルマの往来は少ない。
================================= 
★水場sweat02:JR日光駅前、道中にはなし
★渡渉箇所wave:黒檜岳への登りで一1ヶ所…水量は極小だが荒れ気味で急な登降で渡りにくい
★泥濘状況shoe:なし
★蜘蛛の巣 :殆どなし

☆半袖 タイム:全行程
★半袖 出会い指数:半袖+半パンのトレラン3人家族(白人系外国人)
☆半袖 驚かれ指数:なし
★入山者run:黒檜山・社山は静かな稜線で出会ったのは一組3人のみ。
 .リンソウ群生地(黒檜岳登山口)まで:ハイカーだけでなく、クルマやフェリー利用者もいるため群生地一帯は大賑わい
 黒檜岳登山口以降では前述の外国人トレラン家族3人のみ
 C譱技湖畔に下ってからは、ジョガー1人と釣り客1人
 さ譽ぅ織螢大使邸以降は観光客が5人ほど
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:なし
★トイレtoilet:歌ヶ浜駐車場にはあったが、登山道にはなし。
★食料調達処24hours:地元商店街のファミマ
 【注】日光駅から最も近かったサンクス日光松原店(東武日光駅から徒歩2分)は閉店(廃業)。
★携帯 :ほぼ圏内
★酒類調達処:味処南摩(なんま、土産・食堂):バスターミナル近く…現金のみ
 【注】東武日光駅舎内売店(2軒)は18時弊店のため利用できず、豪華電車酒場を開店できず
★お土産処present:さかえや(東武日光駅前の土産物店)
 http://www.sakae-ya.com/
 https://tabelog.com/tochigi/A0903/A090301/9003450/
 ゆば饅頭900円を購入するも…1号隊員の評価は栃木県今市市!
 店頭で「揚げゆばまんじゅう(200円/個)」を食べるのが最上らしい(*^^)v
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:寄らず
★宿泊施設hotel:日帰り
JR日光駅前…小雨降る中でバス待ち。
こんな天気なのに…ハイカー多数。
アンタも好きねぇ(;_;)/~~
8:37発湯本温泉行きが最混雑便だそうだ。
6
JR日光駅前…小雨降る中でバス待ち。
こんな天気なのに…ハイカー多数。
アンタも好きねぇ(;_;)/~~
8:37発湯本温泉行きが最混雑便だそうだ。
ところが…いろは坂を駆け上がって雲上に出たかのか?
下車した龍頭の滝BSでは青空。
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ところが…いろは坂を駆け上がって雲上に出たかのか?
下車した龍頭の滝BSでは青空。
中禅寺湖畔を周回する道で千手ヶ原へ。
「歩行注意」とあるもよく整備されている。
中禅寺湖畔を周回する道で千手ヶ原へ。
「歩行注意」とあるもよく整備されている。
高尾・丹沢並みの整備状況ですね。
1
高尾・丹沢並みの整備状況ですね。
時折り左手の視界が開けます。
初老男性がのんびり休憩中。
3
時折り左手の視界が開けます。
初老男性がのんびり休憩中。
ミズナラやトチノキなど豊かな広葉樹林が広がる。
1
ミズナラやトチノキなど豊かな広葉樹林が広がる。
高山からの道を右から合わせると…
高山からの道を右から合わせると…
千手ヶ原の船着場はすぐ。
急に賑やかになりました。
千手ヶ原の船着場はすぐ。
急に賑やかになりました。
中学生の遠足かな?修学旅行かな?
フェリーに乗って来たようです。
中学生の遠足かな?修学旅行かな?
フェリーに乗って来たようです。
お〜!これが乙次郎橋か(*^^)v
ここを渡ると・・・
お〜!これが乙次郎橋か(*^^)v
ここを渡ると・・・
仙人庵。
周囲を取り囲むようにクリンソウ。
ロープの中には入らないでね。
5
周囲を取り囲むようにクリンソウ。
ロープの中には入らないでね。
赤、白、ピンク、朱…微妙に異なる色合い。
4
赤、白、ピンク、朱…微妙に異なる色合い。
コラージュでどうだ!
10
コラージュでどうだ!
仙人庵では無料コーヒー…セルフサービスですよ。
番頭さん?に新装なった千手堂に行くことを勧められます。
近くにクリンソウ畑があるそうです。
2
仙人庵では無料コーヒー…セルフサービスですよ。
番頭さん?に新装なった千手堂に行くことを勧められます。
近くにクリンソウ畑があるそうです。
暫し進むと左手に…男体山じゃないか!
ようやく山頂部分が現れました(^^)v
10
暫し進むと左手に…男体山じゃないか!
ようやく山頂部分が現れました(^^)v
そしてクリンソウ群落。
ここではロープが張ってないのですぐ近くまで。
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そしてクリンソウ群落。
ここではロープが張ってないのですぐ近くまで。
でも踏みつけないように…そうっとね。
4
でも踏みつけないように…そうっとね。
短時間ですが…堪能しましたヽ(^o^)丿
3
短時間ですが…堪能しましたヽ(^o^)丿
すぐに千手堂…残念ながら内部は非公開。
1
すぐに千手堂…残念ながら内部は非公開。
黒檜岳登山口の道標。
まず見落とすことはないでしょう。
直進すれば中禅寺湖周回路へ・・・いずれ行きたいですね。
2
黒檜岳登山口の道標。
まず見落とすことはないでしょう。
直進すれば中禅寺湖周回路へ・・・いずれ行きたいですね。
赤リボンあり。
踏み跡あり。
ここを直進したものの…
赤リボンあり。
踏み跡あり。
ここを直進したものの…
行き詰まりました。
踏み跡がなくなり、リボン・テープもない。
情けないことに登山口から13分で撤退開始。
2
行き詰まりました。
踏み跡がなくなり、リボン・テープもない。
情けないことに登山口から13分で撤退開始。
撤退途中で赤テープを発見。
なんだ!あるじゃないか!
行ってみたが…道じゃないよ!
撤退途中で赤テープを発見。
なんだ!あるじゃないか!
行ってみたが…道じゃないよ!
撤退開始して10分。
お!登山道を示す赤黄マークを発見。
もしかして…先に進んでみましょう。
撤退開始して10分。
お!登山道を示す赤黄マークを発見。
もしかして…先に進んでみましょう。
マークもテープもあるし、踏み跡もある。
間違いなさそうだなぁ・・・。
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マークもテープもあるし、踏み跡もある。
間違いなさそうだなぁ・・・。
よっしゃ〜!道標がありました。
この辺りから確りした踏み跡に。
1
よっしゃ〜!道標がありました。
この辺りから確りした踏み跡に。
二つ目の道標もすぐでした。
1
二つ目の道標もすぐでした。
ところが取付後から暫くは難路かつ急坂で…ロープあり。
ところが取付後から暫くは難路かつ急坂で…ロープあり。
厭らしげなトラバースあり。
2
厭らしげなトラバースあり。
唯一の渡渉地点。
ががっと下って…顔ザブ。
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唯一の渡渉地点。
ががっと下って…顔ザブ。
そして、ががっと登り返す。
足場が悪くて難儀しました。
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そして、ががっと登り返す。
足場が悪くて難儀しました。
これなんて何処を歩いたのか覚えていない。
これなんて何処を歩いたのか覚えていない。
道のど真ん中に立派な樅ノ木?
風格があったな。
道のど真ん中に立派な樅ノ木?
風格があったな。
岩と倒木が重なり、歩き難いんだよな。
2
岩と倒木が重なり、歩き難いんだよな。
標高1470m付近でようやく支尾根に乗っかった。
標高1470m付近でようやく支尾根に乗っかった。
サラサドウダンは辛うじて残っていたが…
1
サラサドウダンは辛うじて残っていたが…
シロヤシオも一面に落花。
花を観賞するには6月初旬に登る山だね。
2
シロヤシオも一面に落花。
花を観賞するには6月初旬に登る山だね。
でも急登は続く…今見てもため息が出るぜ!
2
でも急登は続く…今見てもため息が出るぜ!
指三本はまだコンタ300m登ることを示す。
まだまだ急登が続いたが…
1
指三本はまだコンタ300m登ることを示す。
まだまだ急登が続いたが…
残り200mぐらいから傾斜は劇的に緩やかに。
1
残り200mぐらいから傾斜は劇的に緩やかに。
あと100mだけ(^_-)-☆
1
あと100mだけ(^_-)-☆
この岩場に達すると山頂が近いとレコで読んだぞ。
1
この岩場に達すると山頂が近いとレコで読んだぞ。
…とその時、鹿太郎と出くわす。
ビックリするじゃないか。
あれ?この鹿太郎もレコで見たぞ。
4
…とその時、鹿太郎と出くわす。
ビックリするじゃないか。
あれ?この鹿太郎もレコで見たぞ。
黒檜岳の山頂部は平坦だ。
まず社山分岐点を経て
黒檜岳の山頂部は平坦だ。
まず社山分岐点を経て
数分で黒檜山1976mに到着。
先週の男体山より疲れたぜ。
栃木百名山の40座目。
7
数分で黒檜山1976mに到着。
先週の男体山より疲れたぜ。
栃木百名山の40座目。
更に西に進むと…黒檜嶽1977mなる手製山頂標。
手元の高度計ではどっちも同じだったけどな。
4
更に西に進むと…黒檜嶽1977mなる手製山頂標。
手元の高度計ではどっちも同じだったけどな。
社山分岐点まで戻って縦走開始。
社山分岐点まで戻って縦走開始。
最初は幅広い尾根道をユルユル下る。
赤黄道標を見失わないように…と。
最初は幅広い尾根道をユルユル下る。
赤黄道標を見失わないように…と。
ところがいつの間にか外れてしまう。
何処を歩いても同じに見えるぜ。
正面の1954Pの左裾を巻くように進むのがミソ。
ところがいつの間にか外れてしまう。
何処を歩いても同じに見えるぜ。
正面の1954Pの左裾を巻くように進むのがミソ。
お〜、やったね、笹原に出たぞ。
一筋の踏み跡が伸びている。
お〜、やったね、笹原に出たぞ。
一筋の踏み跡が伸びている。
分岐標もあって一安心。
♪晴れた空〜そよぐ風〜♬
気分は憧れのハワイ航路だぜ。
3
分岐標もあって一安心。
♪晴れた空〜そよぐ風〜♬
気分は憧れのハワイ航路だぜ。
数回ほど樹林帯を通過するが・・・
数回ほど樹林帯を通過するが・・・
その前に振り返ると…ワオ〜だぜ。
3
その前に振り返ると…ワオ〜だぜ。
そして樹林帯を抜けても…ワォーだぜ。
そして樹林帯を抜けても…ワォーだぜ。
けっこう深いんだな、笹原。
腰の辺りまで潜るから雨上がりや朝露には要注意。
2
けっこう深いんだな、笹原。
腰の辺りまで潜るから雨上がりや朝露には要注意。
あれ?
男体山(左上)も見えるじゃないか!
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あれ?
男体山(左上)も見えるじゃないか!
再び振り返ると…いいねぇ。
正面のピークは大平山[[mountain1]]
2
再び振り返ると…いいねぇ。
正面のピークは大平山[[mountain1]]
左奥は足尾の山々らしい[[mountain1]]
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左奥は足尾の山々らしい[[mountain1]]
この貴重な道標…外れて笹上に転がってます。
この貴重な道標…外れて笹上に転がってます。
しつこいようだが…振り返ると皇海山らしき山容が登場。
2
しつこいようだが…振り返ると皇海山らしき山容が登場。
いいね、いいねぇ(^_^)v
4
いいね、いいねぇ(^_^)v
♬どこまでも〜行こう♪
♪道がなくなっても♬
♬新しい道がある♪
♪この丘の向こうに♬
小林亜星さん作詞作曲なんだね。
2
♬どこまでも〜行こう♪
♪道がなくなっても♬
♬新しい道がある♪
♪この丘の向こうに♬
小林亜星さん作詞作曲なんだね。
しかし現実は歌ほど簡単じゃない。
ここは左に行きたくなるが…右です。
スマホGPSを見ながらよ〜く確認。
4
しかし現実は歌ほど簡単じゃない。
ここは左に行きたくなるが…右です。
スマホGPSを見ながらよ〜く確認。
疎林を抜けると霧が濃くなりだして・・・
疎林を抜けると霧が濃くなりだして・・・
トレラン外国人家族3人と遭遇。
今から黒檜山を越え湖畔に下るのだと。
道の様子を聞かれたので、急坂だよと説明したが…。
中禅寺湖温泉BSで会いましょう…と言われて別れた。
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トレラン外国人家族3人と遭遇。
今から黒檜山を越え湖畔に下るのだと。
道の様子を聞かれたので、急坂だよと説明したが…。
中禅寺湖温泉BSで会いましょう…と言われて別れた。
この後、どんどん霧が濃くなり…
獣道が多いので、心細いことこの上なし。
この後、どんどん霧が濃くなり…
獣道が多いので、心細いことこの上なし。
なのでスマホGPSを頻繁にチェック。
2
なのでスマホGPSを頻繁にチェック。
道標を見かけて「合ってるねぇ」。
視界が利かない霧の中ではとても有難い。
2
道標を見かけて「合ってるねぇ」。
視界が利かない霧の中ではとても有難い。
最初は疑問も感じず右に行ったが…道が細くなって…。
GPSを見たら「やっちまったぜ(~_~;)」
でも5分程度のロスだけで助かった!
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最初は疑問も感じず右に行ったが…道が細くなって…。
GPSを見たら「やっちまったぜ(~_~;)」
でも5分程度のロスだけで助かった!
こんな岩場を通過したら…
こんな岩場を通過したら…
社山へ向け鋭角に右折地点。
道標があったので迷わなかったが、なければ直進必至。
1
社山へ向け鋭角に右折地点。
道標があったので迷わなかったが、なければ直進必至。
いったんガガン!と下って…
いったんガガン!と下って…
鞍部から120mほど登り返す。
シャリバテしそうなのでエネルギー注入!
2
鞍部から120mほど登り返す。
シャリバテしそうなのでエネルギー注入!
霧も薄くなって男体山が左手に。
4
霧も薄くなって男体山が左手に。
樹林帯に突入。
これが最後の登りだぜぇ。
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樹林帯に突入。
これが最後の登りだぜぇ。
振り返ると)今日歩いた黒檜山(左)。
その右奥には日光白根山や錫ヶ岳。
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振り返ると)今日歩いた黒檜山(左)。
その右奥には日光白根山や錫ヶ岳。
黒檜山から笹原の道をズームアップ。
霧で半分隠れているのが惜しい!
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黒檜山から笹原の道をズームアップ。
霧で半分隠れているのが惜しい!
ようやくトウチャコ!
先週の男体山よりキツかったな。
見えているのはその男体山[[mountain1]]
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ようやくトウチャコ!
先週の男体山よりキツかったな。
見えているのはその男体山[[mountain1]]
社山山頂部を俯瞰。
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社山山頂部を俯瞰。
残念ながら南側は真っ白け。
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残念ながら南側は真っ白け。
…で失敗作(*_*;
下り始めると前方に男体[[mountain1]]
雲海に隠れて中禅寺湖が見えないのが悔しい。
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下り始めると前方に男体[[mountain1]]
雲海に隠れて中禅寺湖が見えないのが悔しい。
更に下ると太郎・山王帽子・金精・温泉・日光白根山まで一望。
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更に下ると太郎・山王帽子・金精・温泉・日光白根山まで一望。
ところが下るに連れて霧が濃くなり…
1
ところが下るに連れて霧が濃くなり…
いつの間にやら雨がポツリ、ポツリ。
いつの間にやら雨がポツリ、ポツリ。
社山雨量観測所を通過。
標高1540m地点なので阿世潟峠まで123m。
社山雨量観測所を通過。
標高1540m地点なので阿世潟峠まで123m。
ここが阿世潟峠1417m。
時間と元気があれば半月山もと思っていたが、とてもじゃないけど無理です。
ここが阿世潟峠1417m。
時間と元気があれば半月山もと思っていたが、とてもじゃないけど無理です。
湖畔へ下る道は広くて歩きやすい。
そのうちに雨も上がって…
湖畔へ下る道は広くて歩きやすい。
そのうちに雨も上がって…
10分ほどで湖畔道路と合流。
いや、ホッとしました。
10分ほどで湖畔道路と合流。
いや、ホッとしました。
後は湖畔の砂利道をのんびりと…
後は湖畔の砂利道をのんびりと…
民家(別荘?)の先から舗装路になりました。
民家(別荘?)の先から舗装路になりました。
イタリア大使館別荘庭園公園。
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イタリア大使館別荘庭園公園。
英国大使館別荘庭園公園。
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英国大使館別荘庭園公園。
歌ヶ浜の立木観音を過ぎ…
歌ヶ浜の立木観音を過ぎ…
先週歩いた中禅寺湖北岸を眺めながら北上。
中央にフェリーが停泊してますね。
先週歩いた中禅寺湖北岸を眺めながら北上。
中央にフェリーが停泊してますね。
今日もバス停近くのこちらで入手。
霧・雨で湿気たTシャツが冷たいのでレギュラー缶[[beer]]
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今日もバス停近くのこちらで入手。
霧・雨で湿気たTシャツが冷たいのでレギュラー缶[[beer]]
東武日光駅前にて。
今週の土産は「ゆばまんじゅう」。
お疲れさんどしたm(__)m
4
東武日光駅前にて。
今週の土産は「ゆばまんじゅう」。
お疲れさんどしたm(__)m

感想

【お詫び】
またもや写真100枚超となりました。皆さまの写真整理術を見習いたいのですが…m(__)m

【プロローグ】
先週に続いて奥日光の探索に出掛けました。
クリンソウが見頃となった千手ヶ原を絡めて、竜頭の滝から
●中禅寺湖北岸の高山
●東岸の半月山
●中禅寺を4分の3周
などを考えましたが、爽快な笹原歩きが魅力の黒檜岳〜社山を縦走するのとにしました。

拙者の手元にある「山と高原地図(1991年版)」では、「千手堂跡〜黒檜山」の間は、湖岸の登山口から少し赤破線が引かれているものの、すぐに途切れて、その後は登山道表示がありません。
また「黒檜山〜社山」の間は赤破線となっています。
おまけですが、「社山」には「やしろやま」とのふり仮名がふってあります。
今では「しゃざん」と呼ぶのが一般的ですが、その昔は呼び名が混在していたのでしょうか?

一方、ヤマプラ機能を利用すると、今では「黒檜岳登山口〜黒檜岳〜社山」区間に赤破線が引かれています。
昔に比べて今の方が入山者が増え、登山道として認知されてきたのか?
それとも、全般論として、昔より今の方が「山と高原地図」に掲載される登山道が増えた一環なのか?
さて、どちらなのでしょうね。

因みにヤマレコには、頻度は少ないですが、ちょこちょこっと山行記録がアップされています。
黒檜山と社山の間の笹原コースの写真を見ると、そりゃ、行きたくなります。
「ここはホンとに奥日光か?」と思うほど爽快さに溢れた展望が広がっています。
「日光、結構、コケコッコー」と叫びたくなるほどですよ。

今回も先達者の貴重な記録を大いに参考にしたのですが…しかし、皆さん、マイカー利用で早朝出立なのです。
「電車バス利用の日帰り組」なんて見当たらないんですよね。
拙者の場合だと、龍頭の滝BSから歩き始めるのが9時45分頃。
マイカー利用組は5時台〜6時台ですから、その差は大きい!
最初は黒檜山・社山に加えて半月山も…なんて妄想しましたが、現実的には無理です。
中禅寺湖温泉BSを20:30に出る終バスに乗れば(但し東武日光駅での乗換時間5分の綱渡り)帰宅できることまでは調べましたが、最後に半月山から歩道林道歩きを選択するにせよ、ヘッ電ナイトハイクするほどタフじゃないからねぇ。

【素晴らしい湖岸周遊路とクリンソウ】
東武日光線車中では曇りだったのに、日光駅に着いた時には霧雨となり、バス待ちの間にポツポツ降ってきました。
「こりゃ、中禅寺湖畔周回コースに変更かな?」と考えながらバスに乗っていたら、龍頭の滝BSに着く頃にはすっかり雨は上がり、青空が広がりました。
「こりゃ、やっぱり、計画したコース通りだ!」と、赤線繋ぎのため、龍頭の滝を一目見てから湖岸コースに取り付きました。
多くのハイカーが訪れるからでしょうが、拙者の好きな広葉樹林帯の中を辿る湖岸の道で、とてもよく整備されていました。
千手ヶ原の船着場に着くと、急に賑やかになります。近くまでクルマで来ることも出来るから観光客も多い(いや、観光客の方が多い)ようでした。
クリンソウはピークを過ぎたそうですが、それでも群生地一面に色とりどりの花を咲かせていました。
「仙人庵に無料コーヒーがある」とレコで見ていたので行ってみたら…ありました。
仙人庵の管理人?と思しき方とお話したところ、この先の千手堂が立て直されたばかりなので行ってみなさいと勧められました。
その近くにもクリンソウ群生地があるのだと。
あまり大きな声では言えませんが、ロープで仕切りがある仙人庵近くよりも、もっと至近距離でクリンソウを見ることができます。
そして圧倒的に観賞客が少ないのです。
クリンソウを100年分ぐらい堪能して、黒檜岳登山口に向かいました。

【のっけから道迷いと急登でヘロヘロだった黒檜山】
登山口を示す大きな指導標に沿って黒檜山登山道に入りました。
赤リボンに沿って進みます。
ところが途中でどれが踏み跡だか分からなくなりました。
「さすが黒檜山だ…手強いぜ!」と思いながら進むも、やはりこれ以上は無理です。
無理せず撤退して、湖畔周回路を歩こうかと考えました。
戻る途中で赤テープを発見して突入するも、そこでも跳ね返されました。
戻る途中でも周囲は似たような景色ばかりで登山口がどっちだかも分かりません。
「まぁ、とりあえず、焦らずに湖岸に向かって…」と戻っていたら、日光山域に取り付けられている「赤・黄マーク」が目の前にありました。
「助かった!!!」…と言うことは、今の今、拙者は正規登山道の上に立っているということです。
安心して周囲を見渡すと…ふむふむ、踏み跡があるねぇ。
行ってみたら再び赤リボンと赤ペンキ、さらに踏み跡は濃くなって「黒檜山⇒」道標が現れました。
その後は道を外すことなく山頂まで辿り着きましたが、冒頭での道外しでの精神的なショックが尾を引いたのか、たかだかコンタ700mぐらいなのに、前半の荒れ気味の急登にしごかれました。

【社山までの爽快な笹原展望路】
黒檜山からの下りは、幅広い尾根道歩きなので、よくよくルートを確認することが肝要です。
だって…どこだって歩けるのですから。
ここでも「赤・黄マーク」に付いて行くことがとても重要です。
でも最後の方で見失い、どうも踏み跡から外れていることに気付き、数十秒ほどですが、キョロキョロと必至になって探しました。
笹原の端っこに到着すると一安心…笹原の中に一筋の踏み跡が吸い込まれて行きます。
ところが、そのうちに笹原が深くなり踏み跡が見えづらくなるとともに、獣道のような踏み跡が錯綜してきます。
「基本は尾根筋トップ目」なのですが、いつの間にか外してしまい、コブを巻いてしまったこともありました。
オマケに途中で霧が流れ出し、視界が狭まり、先が見通せなくなり…難儀しました。
分岐点で絶対にこっちだと確信して行った道が細くなって…GPSで確認したら大ハズレ。
無理して突っ込んで行かなくてよかった…と胸をなでおろした次第です。

でも晴れている時は素晴らしい眺望でした。
青空に白雲と緑の笹原、遠くには山並み。
今まで経験してきた日光とはまるで違う世界でした。
強いて似ているところを探せば…茶ノ木平(奥日光)辺りかもしれません。

それと外国人トレラン家族3人との出会い。
もう遅い時間帯だし、誰とも会わないだろなぁ…と思っていただけに、やや、驚きでした。
英語かな?独語かな?仏語かな?西語かな?いやもしかして伊語か露語か?
どれだろう?と身構えていたのに、
「ドコカラキマシタカ?」
「ドレクライカカリマシタカ?」
と流暢な日本後で問われ、安心して会話できました。
最後に「中禅寺湖温泉バス停で会いましょう」と言われて別れたのですが、残念なことに、再びお会いすることはありませんでした。

【再び雨が降り出した阿世潟への下山路】
社山山頂直下の下山路からは、男体山から日光白根山へかけてのパノラマが広がります。
山腹を雲海が覆っていたので中禅寺湖を見下すことが出来なかったのは残念ですが、先週の男体山山頂からよりもクリアな眺望でした。
しかし社山山頂ではよ〜く晴れていたのに、標高を下げたら雲の中に入ってしまったのか…再び雨が降り出しました。
元来が雨合羽を着用することが嫌いなのでそのまま下山です(⇒傘を持ってくるのを忘れていた!)。
社山まで往復するハイカーが多いからでしょうが、下山路は今日歩いた山道の中でも一番はっきりしていました。
阿世潟峠まで順調に下ると、そこから中禅寺湖畔(阿世潟)まではすぐでした。
その後は中禅寺温泉バス停まで5kmをサクサク歩くだけです。
イタリア大使館も英国大使館も観光は端折って、一本でも早いバスに乗りたい!と頑張りましたが、結果としては先週と同じバスでした。
17時27分発のバスだと、日光駅の到着が18時03分なんですよねぇ…すると駅舎内の売店の営業が終了しているのです。
豪華電車酒場も開けず、持参して残ったお茶とコーヒーを啜りながら帰途についたのでした。

お疲れさんどした<m(__)m>

☆黒檜岳(くろびだけ)1976m…40座目/栃木百名山
☆社山(しゃざん)1827m…41座目/栃木百名山

お疲れさんどしたm(__)m

  隊長

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コメント

一日ですべてのお天気を
経験されたようで 、羨ましいやらお労しいやら
でも青空と男体山 やっぱりいいですねー
日光 いいなー、僕も計画しないと
2018/6/21 14:21
笹原がいいですね
こんにちわ。
中禅寺湖をほぼ1周、お疲れ様です。やはり、笹原の道は気持ちがいいですね。ちょうど、お天気もよかったし、見ているだけで、楽しくなるハイキング道です。

黒ビシ山と杜山って、標高が2,000m近くあって、なかなか手ごわい山なのですね。男体山よりキツイって!

電車酒場が開店できなかったのは残念。日光駅の売店が18時閉店という重要な情報をありがとうございます。
2018/6/21 16:38
cyberdocさん
電車に乗っている時は「あれ、おかしいなぁ?晴れるんじゃないのかなぁ?」
駅前でバス待ちの際は「え、ホントに降って来ちゃって…湖畔周回か?いや、もう帰っちゃおうかな?」
バスに乗っている時は「お〜、雨、上がって来たかな?予定通りに行けるかも?」
バスを降りたら「ヤッターマン。晴れているじゃあ〜りませんか!!」
…ホントにコロコロ変わりました、天気も心も

考えてみれば、昨夏、網膜剥離手術入院直前に行ったのが日光(霧降高原・隠れ三滝)でした。
拙者も久しぶりなんですよ

  隊長
2018/6/21 23:56
3737さん
先週、中禅寺湖を四分の一周したことに加え、今回で一周することができました。
黒檜山(くろびやま)から社山(しゃざん)まで笹原が続いているのは、今回の参考にと諸先輩のレコを見て、初めて知りました。

初っ端に道を間違えたダメージを引きずったので「男体山よりキツイ」と感じたのだと思います。
男体山も急登ですが、道が整備されています。
でも黒檜山は…やや荒れ気味だし、暑さが違ったように思います。

先週と同じバスに乗って日光駅まで戻ったのに「先週は開いていたのに、今週は閉まっている」なんて思いもしませんでした。

土産物店に戻れば売っていたのかもしれませんが、あと数分で電車が出発!だったので購入を断念しました

  隊長
2018/6/22 0:07
クリンソウ綺麗ですね〜
yamabeeryuさん、こんにちは。

花期終盤でも綺麗に咲いていますね!
毎年ヤマレコでも山行記録として沢山アップされますが我が家は未だ行ったことがないのです。
この写真のように青空の日に見に行ってみたいですね

結構な距離、笹原を歩かれたようですがマダニは付きませんでしたか?
2018/6/23 16:00
makoto1959さん
どんなんかなぁ〜と思いながら東武電車に乗っていましたが、肝心なところでは青空が広がり、幸運な日となりました。

拙者も数年前まではクリンソウの名前も知りませんでした。
見たのも、先週、菖蒲ヶ浜バス停近くでが初めてでしたが、もっと小さいのかと思っていました。
意外にも背が高くて……水芭蕉タイプなのですね。

今のところマダニに噛まれた症状はないのですが、半袖・半パンスタイルだった外国人親子3人組は大丈夫だったか?と、心配しちゃいました

半袖隊長
2018/6/23 19:52
プロフィール画像
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