三伏峠-塩見岳-農鳥岳
- GPS
- 20:03
- 距離
- 55.2km
- 登り
- 4,988m
- 下り
- 4,986m
コースタイム
02:30 鳥倉林道ゲート駐車場
04:30 三伏峠小屋
06:40 塩見岳
09:50 熊ノ平小屋
11:50 間ノ岳
12:30 農鳥小屋
13:30 農鳥岳
14:30 農鳥小屋
16:00 熊ノ平小屋
6/17(日) +1,200m 6時間30分 CT0.50
02:50 熊ノ平小屋
06:00 塩見岳
08:30 三伏峠小屋
09:20 鳥倉林道ゲート駐車場
天候 | おおむね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート上に際どい雪渓トラバースは無い |
その他周辺情報 | 下山後の食事は塩の里にある美濃屋豆腐店で幻の大豆豆腐を。 温泉は塩の里の近くの山塩館。the 温泉。サウナ水風呂は無い。 |
写真
感想
金曜日に仕事を終えたらクルマを4時間走らせ鳥倉林道へ。
この林道もなかなかのぐねぐね具合だが綺麗に舗装されていてる。
落石は易老渡に比べたら少なく夜は対向車も無いので走りやすかった。
ゲート前には僕の他に前泊は1台だけだったが帰りは満車になっていた。
静かで涼しく快適な車中泊だった。
6/16(土)
支度をして2時半に元気に出発…全然元気じゃない。脚おもっ。
最近自転車に乗りすぎて疲れが抜けていないのか足取りは重い。
えっちらおっちら三伏峠に着くもあたりは一面真っ白け。
目指す塩見岳はガスに包まれている。風も出てきて寒い。
10月より寒いんじゃないか。フル防寒を着込んで塩見岳登頂。
寒いし視界は無いし帰りてぇーと思っていると急にガスが晴れ
目指す三峰岳と右手遠くに農鳥岳が姿を現した。よっしゃ晴れた。
せっかく上げた高度をガツンと落とし熊ノ平小屋で水を汲んだら
再び三峰岳に向かってガツンと高度を上げる。
3,000m付近を登り降りすると頭も痛くなる。
脚も頭も痛いが一歩一歩足を前に出して三峰岳を超えて間ノ岳に着いた。
農鳥はめちゃくちゃ遠いがめちゃくちゃかっこいい。
ゴツゴツしていて良い山だ。登りたくなる。
農鳥小屋の番人は間ノ岳から下りてくる者の足取りを監視しているらしい。
さすがに小屋開き前なのでそれは無いだろうと思ったが、
念のためビシッと歩いてきた。いや、いつもビシッと歩いているつもりだが。
小屋開きに向けて忙しそうに準備をしている女性に軽く挨拶をして通過した。
今日の核心部である小屋を無事突破したのであとは念願の農鳥岳に登るだけ。
この登りが結構つらい。やはり3,000m超えなので酸素は薄い。
登りきったと思ったら西農鳥岳。農鳥岳はまだまだ遠い。
ようやく農鳥岳にたどり着くと富士山と鳳凰が見えた。
笹山方面も面白そうだ。破線ルートだらけだがいつか行ってみたい。
農鳥小屋まで戻ったら帰りはトラバースで本日のお宿、熊ノ平小屋へ。
さすがに今日この小屋では誰にも会わないだろうと思いきや、
北岳から来た人たちと一緒になった。この時期に池口まで縦走するらしい。熱いねえ。
3人で楽しく夕食を食べて18時就寝。明日はもっと晴れる。
6/17(日)
今日は下山するだけ。行動時間も短いので気が楽だ。
当初は北岳ピストン後に帰る予定だったが脚は空っぽなので予定変更。
小屋を出ると満天の星空。ハイマツでびしょ濡れになるかと思いきや
今夜はカラッと乾いていて道中は快適そのもの。
塩見岳の手前で素晴らしい朝を迎えた。地平線が群青色に染まる。
低い太陽の光を浴びる花は綺麗だ。往路で見たときよりも元気に見える。
写真を撮りながらのんびり塩見岳を目指し、山頂で昼寝をし、
三伏峠から転がり落ちるようにクルマに戻ってきた。
去年、間ノ岳から眺めるだけだった農鳥岳に念願叶って登れた。
去年、暗い時間に通過した三伏峠-塩見岳間を明るい時間に歩けた。
天気も良くお花も楽しむことができて充実した二日間だった。
来週、再来週になればもっと花の種類が増えるだろう。
初めて訪れた大鹿村の雰囲気がとても良かった。次は赤石荘へ行ってみよう
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