記録ID: 1507638
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ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳栂池ピストン〜既に稜線は花畑
2018年06月23日(土) ~
2018年06月24日(日)
新潟県
富山県
長野県
aberchan
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 14:53
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,719m
- 下り
- 1,689m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:51
距離 11.4km
登り 1,409m
下り 380m
天候 | 1日目 曇り時々晴れのち雨 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行き:ゴンドラ7:30始発 ロープウェイ8:00始発 帰り:ロープウェイ13:00発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【行き】 栂池から天狗原:時々雪道、雪渓横断あり、キックステップで対応 天狗原から白馬乗鞍岳:巨大な雪渓、ロープあり、登りは、6本爪アイゼン+ストックで問題なし(前爪あり推奨)下りは自己リスク管理が必要 白馬大池周辺:ところどころ雪道あり、ルートファインディング必要、ピンクリボン見えにくい所あり 雷鳥坂から小蓮華山:ほとんど夏道、雪道もアイゼン不要 小蓮華山から三国堺:最後に雪道トラバースあり、取り付き、夏道に戻る周辺がわかりにくい 雪道を迂回する踏み跡もありそちらを進むと三国境をショートカットしてしまったが、ザレ場で足元不安定なところを通過する必要がある 三国堺から山頂:夏道、岩場の登りあり、雨で濡れていると滑るので注意、ところどころ、浮石、ガレ場あり このコースの両脇には、ツクモグサ、ウルップ草、ハクサンイチゲの花畑が広がる。広さ、量、密集度と、規模にして、横岳の数十倍のレベルでは?特に三国境から白馬岳までが凄い。この二種類の花は、氷河期の生き残りとのことだが、本州で数少ない場所であり、白馬岳周辺は冬季の厳しさがそれらの花を生き延びさせたと思うと、今後も温暖化の影響を受けず、頑張ってほしい。 【帰り】 白馬乗鞍岳から天狗原への下り 途中からロープがあり、そこまでは斜度も急でなく6本爪アイゼンとストックで問題ありません。ロープから下は急斜面で、正面から下ると前後に爪がなくグリップが利かす怖いので、少し横向きで下り始めました。途中、下向きにスリップし、そこから30メートルほど滑落、幸いにも、斜度が緩くなるところで止まりましたが、ストックでは制動出来ず、下り始めた時の加速感も合わせて恐怖の体験をしました。30度以上の斜度があるところでは、最低10本爪アイゼンプラスピッケルは必須と教訓を得ました。 |
その他周辺情報 | 栂池ゴンドラ山麓駅でジェラート食べたあと、八方の湯に入浴後帰宅 |
写真
感想
ツクモグサとウルップ草のコラボの花畑を見ようと翌日晴れ予報の中、白馬山荘泊で、水芭蕉祭りが開催されている栂池高原経由で白馬岳まで行って来ました。まだ氷結の残る白馬大池、上記花々に加えて、コマクサ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ?などが咲き誇る稜線、ところどころの雪渓と緑のコラボ、雷鳥との至近距離での遭遇、山頂でのご来光、周辺山々のモルゲンロート、済んだ星空、日本海まで見渡せる夜景、など、これまでにない体験に大感動。
意気揚々と引き上げて帰る最後の核心部で大失態!こちらも初めてのミニ滑落を体験してしまいました。要因は、緊張感の欠如からくるものですが、準備が足りないところもあり、適切なアイゼン、ピッケルの装備はもちろんのこと、最悪に備える心構えが欠けていたと大いに反省しています。今後は万全の準備なしに危険なコースを取らないなど、リスクマネジメントの重要性を心に誓った山行でした。
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