赤岳(真教寺尾根↑、県界尾根↓)
- GPS
- 08:30
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,405m
- 下り
- 1,403m
コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:31
天候 | ガス→晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は以下のURL参照 http://www.japanesealps.net/yatsugatake/access/utsukushimori.html 県道の終点まで行ったが、1台もいなかった。駐車してよいか分からなかったので、サンメドウズ清里スキー場の駐車場(清里テラスの駐車場)に停めた。県道終点まで約1キロ。朝5時前でゲートは1台分通れるように開いていた。駐車場は無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
県道終点から真教寺尾根分岐: 終点から県界尾根登山口に向けて進む林道がある。しばらく行くと「真教寺尾根分岐」の標識がある 真教寺尾根分岐から真教寺尾根(大門沢方面分岐): 道標、赤リボンがあり明瞭。藪こぎはないが、早朝は道の両横の笹が濡れており、スパッツ推奨。蒸し暑い 真教寺尾根(大門沢方面分岐)から牛首山: 樹林帯を進むが、尾根道なので谷から吹き上げる風が涼しい。結構な登り。自分的には一番つらく、牛首山に着く頃にはかなりヘロヘロ 牛首山から鎖場: 牛首山からは打って替わって緩やかに下るか水平移動が続く。その後、しばらく登ると鎖場が出てくる 鎖場から赤岳山頂: 岩には取り付く手がかり足がかりが多く、鎖を使わないで登れる個所が多い。文三郎尾根や地蔵尾根のようには人は多くないが、落石に備えてヘルメット推奨 赤岳山頂から県界尾根で大天狗: 頂上山荘の玄関の横から下りる。最初はガレ場で滑りやすい。その後に鎖場やはしごが出てくる。県界尾根の岩は取り付く手がかり足がかりが少なく、登りも下りも鎖を掴んで、靴底のフリクションを利かして進む。その後は普通の山道の下り 大天狗から小天狗: 比較的緩やかで歩きやすい。小天狗は標識以外何もない。休憩するなら、小天狗手前の岩があるところか、少し開けて風通しの良いところがよい 小天狗から県界尾根登山口: 下りが続く。濡れているときはスリップに要注意 |
その他周辺情報 | コンビニ: 高速を下りてしばらく走るとメジャーのコンビニがある 日帰り温泉: 清里丘の公園「天女の湯」に寄った 10−22時、780円、☎0551−48−5551 http://www.kiyosato-okanokouen.com/blank-12 |
写真
感想
高山に単身赴任したら精神的に八ヶ岳が遠くなってしまった。なかなか行けなかったが、今回は晴れそうな八ヶ岳を目指した。結果的には、千葉にいた頃の2時間半では無理だったが、3時間かからずに登山口に着けた。悪くない
でも、アカンダナの平湯は50分、沢渡も70分くらいで着く。最近、ここを通過して頚城山塊や白馬に出かけるたびに、何で3時間もかけて他の山にいくのか、北ア南部に山が一杯あるじゃないかと、自分でも疑問に思ってしまう
今回の八つもそうだ。北ア南部の天気予報がいまいちだったのと、前日は高山で断続的な豪雨が繰り返したので、登山道がどうかなと思い、八つを選択した。帰りに松本ICで下りて新島々へ向かと、北アの山並みがしっかり出ている。上空には雲があるものの、稜線はきれいに出ており、北アにしておけば良かった。結果論だけど・・
今回はこの夏に計画している山行のシミュレーションを兼ねた。アタックザックを新調し、ほぼ同じ道具を詰め込んで、割と似た岩場のあるルートを選んで八つの真教寺尾根に出かけた。結果は70点くらいかな?もう少し岩に集中できるように工夫を加える必要がありそうだ
まぁ、それはそれとして久しぶりの赤岳を楽しめた。やっぱり八ヶ岳は潰しが利く。いろんな楽しみ方ができる貴重な山だ。加えてガスが出てくることを想定していたので、予想外にコンディションが良く本当に楽しめた。牛首山への登りでヘロヘロになってしまったが・・
今回、真教寺尾根から眺めた天狗尾根のバリルートには改めてそそられた。今期が無理でも来期にはぜひやりたい。いや、その前に持病の立ちくらみ対策を何とかしなくては。夏山でしこたま汗をかくからだろうか、最近の単身生活の食生活の影響だろうか、今回みたいに岩の壁で起きるとそれこそ命取りになってしまう
まずは今回の山行を無事に終え、かつ久しぶりの八つを楽しめたことに感謝感謝!
コメント
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チョウノスケソウの群生が凄いですね。
八ツに行きたくなりました。
アタックザックで行くとメチャクチャ軽くていいですよね。入れば重いザックじゃなくてもコレでいいんじゃないかと思うのですが、背中の汗がたまにキズです…
ジムニーさん、チョウノスケソウはキレットからの縦走路と真教寺尾根の合流地点周辺から竜頭峰にかけて一杯咲いていました。ぜひお出かけください
アタックザック、実は今回はそこそこ重たかったんです。12本爪アイゼン、50mロープ、ハーネスにカラビナなどなど。28Lがパンパンになりました。水は500mlペット3本を入れるのがやっとでした。本当はピッケルも括りつけるつもりだったんですが、場違い感が半端ないのでやめました(笑)
今夏の計画のいいシミュレーションができたと思っています
感想欄にも記載されているように、久々の、しかも東側まで回ってきての八ヶ岳ですね。
最近私も足が遠のいてしまっていますが、ルートを変えれば確かに色々と楽しめるのでしょうね。
さて、Pinballさんの立ちくらみとは異なりますが、私は長時間歩いていると筋肉疲労ではないのに体に力が入りづらくなり、また食欲もなくなることがありました。
下記を参考にハイドレーションに塩を混ぜるようにしてから、少し改善したような気がします。
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=263
色々と試行錯誤してみるしかないですね。
あと、アタックザック、いいですね。
普通のリュックで代用していますが、やはり重量が気になり、ほしいなと思っていました。
ただ、わざわざ購入するのももったいない気がして、いまだ購入に踏み切れていません。。。
eurekapapaさん、いつも情報ありがとうございます
「塩分チャージ」というクエン酸やカリウム、ブドウ糖などが入ったタブレットを頻繁に舐めたりポリポリしたりしています。確かに塩分補給は汗をかいた時に効きますね。ドリンクの調合も試してみます
ザイルをどうやって持っていくのかICI石井のスタッフに聞いたところ、このアタックザックを勧められました。今回は中に入れていきましたが、本番は推奨どおり外付けになる予定です
新品のザック、今回の下山途中で2mmくらいの小さな穴をあけてしまいました。スリップして大転倒した際に、ザックを下に仰向けにひっくりかえりました。岩の上に引っくり返り、岩角で穴があいてしまったようです
怪我しなかったのでザックさまさまですが、普通のザックなら穴が開くことはなかったでしょう。軽量化とのトレードオフですね
汗かき、立ちくらみ…私もこの時期、毎年頭を悩ませます。
鉄分補給のサプリ服用してますがなかなか優れもの…値が張るのが悩みの種ですが。
ターゲットは北アの縦走ですか?
用意周到というか、マメで頭が下がります。
私は初めてのテン泊、ぶっつけ本番でした。
八ツはいろんなルートありますし、VRもたくさんあり、潰しがききますね。
何でしょうね?小学生の頃は全体朝礼でよく倒れていました。しゃがみ込めばいいのに我慢して立っていて倒れるというパターン
風呂でもよく立ちくらみでしゃがみ込みます。谷川大縦走の後に疲労した体で日帰り温泉に浸かっていて、立ち上がったらそのまま気が遠くなり湯船にずぶずぶ。危うく誰もいない湯船で溺れるところでした(笑)
いつまで高山にいるか分からないので、今シーズンは北ア周辺に集中します。今まで出かけたことのない北アの最深部、辺境、マイナールートの3つの計画が出来上がっています。といっても、沢を遡上するようなマニアックなルートではなく、一般縦走路としてのマイナールートですが・・
ピンさんこんにちは!
東側斜面の登りはキツかったでしょうね。ずっと直射ですもんね。真教寺も県界も上の方の岩場が湧水スリッピーでイヤだった記憶があります。
急に暑くなったので私も日曜は脱水症っぽかったです。今回は脚が止まって手もシビれて水も受け付けにくくて気持ち悪いしなかなか難儀しました。熱中症タブレットに結構助けられました。自分のところには書かなかったですが水消費が5L強でした。頭の衣替えが必要だと認識して帰ってきました。
貧血症状のような感じがしますね。とりあえずウィダーの紫2つくらい、とかドライプルーン忍ばせていくとかいかがでしょう。ちょっといいかも!くらいでだいぶ違ってくるかな・・・とはいえ、小学生時分からのお付き合いならば釈迦に説法な気もします。失礼しました。
葉が白くなっているのはマタタビ、ですかね。アタックザックにはネコはさすがに入らないですね。今度はぜひネコを一匹・・・冗談です!
真教寺尾根、やられたのは直射のない樹林帯です
尾根も谷から風が吹き上げる部分はまだよかったのですが、風の通らない部分でしっかりやられました
直射の当たった鎖場は風が通り視界も良く気持ちよかったのですが、そこまでに蓄積した消耗がじわーっとやってきたみたいです
やはり、そろそろ例年のごとく夏眠すべきなんでしょうね。でも今年は高山の地の利で欲張って夏も登り続けたいと思っています
20代の若い頃に、針ノ木雪渓から上がって尾根を種池山荘へ進んでいるときに立ちくらみに合い、黒部湖を眼下に30分ほど尾根で倒れこんでそのまま寝込んでしまったことがあります
尾根ならうたたねですむけど岩壁ではね・・。鉄分サプリと熱中症タブレット、ダブルで試す必要がありそうです
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