白根三山テント泊（農鳥岳→北岳）

2018年06月30日(土) ~ 2018年07月01日(日)

• GPS: 30:35
• 距離: 24.4km
• 登り: 3,295m
• 下り: 2,614m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:57
• 休憩: 0:47
• 合計: 10:44

距離 17.6km 登り 2,952m 下り 890m

4:00 奈良田駐車場
4:15 奈良田ゲート
7:02 7:10 大門沢小屋
10:11 10:29 大門沢分岐
11:20 11:25 農鳥岳
11:49 西農鳥岳
12:24 12:37 農鳥小屋
13:37 13:40 間ノ岳
14:24 中白根山
14:44 北岳山荘

2日目

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:46
• 合計: 4:51

距離 6.8km 登り 342m 下り 1,719m

5:42 北岳山荘
6:03 トラバースルート分岐
6:17 吊尾根分岐
6:30 6:44 北岳
6:59 両俣分岐
7:07 7:15 北岳肩ノ小屋
7:30 小太郎尾根分岐
7:40 草すべり分岐
8:20 8:40 白根御池小屋
9:59 10:01 白根御池分岐
10:18 10:19 広河原山荘
10:23 10:24 広河原・吊り橋分岐
10:33 ゴール地点

天候

一日目…晴れのち曇り（稜線の東側は一日中霧に包まれてました）

二日目…晴れ☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田の丸山林道駐車場に停めました。帰りは広河原からバスで奈良田まで。平日は2便、土日祝日も4便しかないので注意⚠️

コース状況／危険箇所等

奈良田〜農鳥岳

今回の山行で一番の核心部。
渡渉箇所の橋は一部崩壊してます。飛び石もありますが流れが強いので慎重に。
大門沢小屋からは急登の連続。標高差2200�辰△襪里任�なり体力を奪われます。

農鳥岳〜北岳山荘

稜線上は特に危険箇所はありません。
西農鳥から農鳥小屋の下降と、間ノ岳から北岳山荘のトラバースは濃霧時にルートを見失わないように注意。

北岳山荘〜北岳

山頂直下のガレ場は混雑時のすれ違いや追い越しでバランスを崩さないように。

その他周辺情報

奈良田の里温泉　女帝の湯http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/tour/spot/spa/narada.html
入浴後、食堂で「もつ煮定食」を食べました。

写真

6/30 4:21

車内で雨が上がるのを待ってからスタート。

6/30 5:10

林道を抜けると、工事区間を回避するための巻き道へ。

6/30 5:22

ここは崩壊（？）の為、迂回路を進みます。

6/30 5:30

傾いた吊り橋。
地味に怖い。

6/30 7:19

川に架かる橋は幾つか崩壊してました。
ここが一番危ない所。
この橋は使わずに渡渉した方がいいかも。

6/30 7:31

大門沢小屋。
ここらは急登。

6/30 7:59

稜線見えるもなかなか近づかない。

6/30 10:14

やっとの思いで着いた大門沢下降点。
同時にガスも抜けて青空が！

6/30 11:21

今回唯一の雪渓ポイント。
下から巻けば雪の上を歩かなくても済みます。

6/30 11:38

農鳥岳山頂。
奈良田から標高差2200�辰呂靴咾譴拭�

6/30 12:18

西農鳥岳。
こここらガスに巻かれる。

6/30 13:01

農鳥小屋。
本日はここまでにしようかと思ったけど、小屋番のオヤジさんに辛辣な言葉を浴びせられ、仕方なく歩を進めることに…

6/30 14:02

怒りのパワーは凄い(笑)
あまりの理不尽さに悶々としながら登ってたらいつのまにか間ノ岳に着いてた。
この辺りからガスの濃さはMAX級に。

6/30 14:10

久しぶりに出会えた雷鳥さん。
この日一番癒された。

6/30 14:48

本日最後のピーク。疲れもピーク。

6/30 16:18

北岳山荘についた。。
とりあえず、ビールで疲れを労う。

7/1 4:49

翌朝。3時起床のつもりが寝坊して、起きたのは4時💦
急いで小屋裏の高台に上がると雲海と朝焼けの富士山の姿。
寒いのも忘れて見入ってました🗻

7/1 4:49

これから登る北岳はラスボス感たっぷり。

7/1 4:50

朝の北岳山荘。農鳥方面に向かう人達は既に出発したみたい。

7/1 4:55

ここで初めてここからは御来光が見えないことが判明(笑)

7/1 4:56

仙丈ヶ岳。
また登りたいな。

7/1 5:14

昨日食べれなかったチキンカレーラーメン（？）を朝からがっつく。

7/1 6:08

バスの時間まで余裕あるのでゆっくり片付けしてから山荘を出発。

7/1 6:29

徐々に近づく北岳。

7/1 6:29

西側のトラバース。風が強めで結構寒い。

7/1 6:34

梯子を登って、しばらく進むと。

7/1 6:32

三度目の正直。快晴の北岳山頂&白根三山完登できました！

7/1 7:02

山頂から大樺沢を見下ろす。雪渓はだいぶ小さくなったみたい。

7/1 7:02

山頂は人でいっぱい。

7/1 7:13

続々と登山者が増えていく。
こんな混んだ北岳初めて見た！

7/1 7:32

肩の小屋。
次はここで張ろう。

7/1 7:35

雲海と八ヶ岳。
あそこの縦走もやいたいな。

7/1 7:35

肩の小屋の西側もテント張れるのか？
仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳の見える抜群のロケーション。

7/1 7:35

ざっくり中央アルプス。

7/1 7:35

仙丈ヶ岳の向こうにざっくり北アルプス。
何がどの山か良くわからん。。

7/1 7:55

小太郎山の分岐。次はあそこも。

7/1 7:59

シナノキンバイの群生地。
夏山アルプス感たっぷり。

7/1 8:48

白根御池小屋。暑いのでたまらずサイダーを買う。
近くの登山グループで「みいけ」なのか「おいけ」なのかここの読み方の議論が始まる。
そんなのも気にならないくらい疲れた(笑)

7/1 9:21

体力少し回復したので最後の力を振り絞って歩き出します。

7/1 10:47

で、いきなりのゴール(笑)
というのも、途中で知りあったソロの若者と意気投合して話しながら歩いてたら写真撮るの忘れてた。

7/1 11:02

広河原のバスターミナルに着きました。
長い縦走お疲れさま！

7/1 11:02

帰りのバスはどの方面もいっぱい。

撮影機器：

NEX-5T SONY

SC-03J samsung

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ テント シュラフ

感想

eito0123

元々は山友と笹山〜白根三山を計画してましたが、一日目に稜線が霧に包まれる可能性があり、迷いやすいルートでもあることから計画を変更。
ハードながらも時間設定のしやすい大門沢のルートから白根三山を縦走することにしました。

初日は朝から蒸し暑い陽気で一時間も歩かないうちに全身汗だくに💦
崩壊した橋の沢渡りに苦労しながらも大門沢小屋までは二人とも順調に来れました。

しかし、このあと予想もしない事態に…
百戦錬磨で自分より体力ある山友が急にペースダウン。
聞けば先週滅多に引かない風邪を引いたらしく、病み上がりの状態で来たとの事。

ペースを落として登り続けたものの彼は縦走を断念。帰りの体力を残した状態で撤退を決意しました。深刻な体調不良でもなさそうだし、本人からも「気にせずに先に行ってくれ」との事なので、ここからは一人で進む展開に…

初めて見る山友の姿に動揺しながらも、（途中で無事下山の一報を受け安心しました）何とか白根三山を歩ききることができました。

楽しみにしてた間ノ岳〜北岳山荘までの稜線歩きはガスに包まれてしまったけど、翌日一番メインにしてた北岳からの展望を眺めることが出来て良かった。
（過去2回の北岳はガスで何も見せてくれなかったので…）

北岳からの長い下山も、途中で知りあったソロの若者（後にお医者様と判明）と話ながら退屈することなく歩けました♪

コメント

tomochiaki

心配かけて申し訳ない
白根三山縦走達成おめでとう。病み上がりが主要因じゃなくて、後々考えてみたら軽い熱中症になってた気がします。下山してたらかなり回復してきて、登り返そうかと思うくらい元気になりました。次こそ笹山から縦走してきますよ。

eito0123

Re: 心配かけて申し訳ない
いえいえ、ご無事で何より！　つっちーなら笹山からの白根三山踏破は全然行けちゃうね。レコ楽しみにしてます。