『北岳を小太郎山と池山クラッシックルートでうっとり』 〜小太郎山のハイマツには殺意を…キタダケソウには癒やしを…〜🗻小太郎山・北岳【山梨百名山1+(1)】（in：野呂川出合bs・out：夜叉神峠駐車場）↑西尾根(日陰四郎兵衛沢左岸尾根）↓池山吊尾根

2018年06月30日(土) ~ 2018年07月01日(日)

• GPS: 35:24
• 距離: 40.1km
• 登り: 4,514m
• 下り: 4,934m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:38
• 休憩: 1:12
• 合計: 5:50

7:13 野呂川出合
7:48 8:43 小太郎山西尾根取付き
10:51 10:55 2391m標高点
11:20 11:33 2535m標高点
13:03 小太郎山

2日目

• 山行: 10:04
• 休憩: 3:36
• 合計: 13:40

4:57 小太郎山
6:40 6:58 小太郎尾根分岐
7:21 7:42 北岳肩ノ小屋
7:52 7:57 両俣分岐
8:16 8:39 北岳
8:56 9:01 吊尾根分岐
9:06 9:15 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
9:24 9:41 八本歯のコル
10:26 12:00 ボーコン沢ノ頭
13:14 13:26 池山御池小屋
14:50 14:58 アルキ沢橋BS
17:04 17:06 鷲ノ住山
18:09 18:11 西口登山口
18:37 ゴール地点

ボーコン沢ノ頭では休憩にトークタイム（60分）が含まれております(笑)
楽しい時間だったぁ…

天候

6/30　晴れ時々くもり　7/1　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

往路　自宅（車・相模原愛川IC〜甲府IC）夜叉神峠駐車場（バス）広河原（バス）野呂川出合い
復路　夜叉神峠駐車場（車・勝沼IC〜横浜町田IC）自宅
※）夜叉神峠前夜車中泊

山梨交通
http://yamanashikotsu.co.jp/index.html
南アルプス市営バス　（広河原〜野呂川出合）
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/fs/1/6/3/4/6/_/__30______________.pdf
山梨交通バス（甲府〜芦安〜広河原）
http://www.minamialps-net.jp/ACCESS/bustime_3.htm

その他周辺情報

天恵泉白根桃源天笑閣
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/onsen-tensyokaku/

竜王食堂
http://www.fujiofood.com/shop_search/shokudo/shop_0663.php

写真

6/30 7:13

【野呂川出合】
さっきまでの混雑が嘘のよう…

6/30 7:21

【野呂川】
程良い林道歩きでアップ
野呂川の深い谷が今回歩く山域の境界線に見えてきます

6/30 7:37

【下降点】
レコのおかげで時間短縮ができます
青い建物裏側に入るとトレースにリボンもあります

6/30 8:09

【小太郎山西尾根取付き】
リボンを探していると自分が上流側に降りた事に気づき修正します
※）林道側は新しめのピンクリボンでした

6/30 8:09

【本日の水位】
あとで近くを歩いてた友達から昨日雨が降った事を教えてもらいましたが、想定内の膝ぐらいの水位で良かったです
比較的流れの弱い川幅をセレクトして巻き上げも少なく済みました

6/30 8:31

【取り付き点の赤テープ】
歩く尾根側は少し古めの赤テープでした

6/30 8:38

【沢からの取り付き】
毎度脚を使わされます
テープがあっても正規ルートか疑いたくなります

6/30 10:07

【隙間からの眺望】
仙丈が近い

6/30 10:09

【隙間からの眺望】
甲斐駒は樹木の間から

6/30 10:32

【北岳と両俣小屋からの尾根】
ロングで食料満載でこの尾根からの北岳へのアプローチは今でも鮮明に記憶しています

6/30 10:52

【甲斐駒とアサヨ峰】
甲斐駒がおとなしく見えますね

6/30 11:34

イワカガミ

6/30 11:56

【テント適地】
事前に確認した山行記録ではテント装備よりも日帰り装備で抜けている方が目立ちましたね

6/30 12:08

だんだん怪しくなってきました
(^^;)

6/30 12:42

【尾根のハイマツ】
近くて遠い小太郎山…
なかなか小太郎山が近づいてきません

6/30 12:43

藪漕ぎの合間に可愛い

6/30 12:45

【尾根のハイマツ】
歩くたびに胞子がすごい！
マスクを下さい…
この頃、あまりにもハイマツが濃いので、右に見えている小太郎尾根にいったん出てみようと巻いてみましたが、ハイマツは止みません…
それどころか、斜面のハイマツになったことで余計にたちが悪くなり、尾根に戻るにも生えている方向への逆走はありえないので多めに下降して進路を打開しました

6/30 13:24

【小太郎山ピーク】
山梨百名山88座目
日本百高山94座目

6/30 13:25

【テント適地】
時間的に肩の小屋のテン場と迷いましたが、下でのバスの込み具合と北岳にかかる黒い雲、一般的にはこの山が縦走路ではなく行き止まりである事から、少し早いですがこの日はここで止める事が賢明と判断しました

7/1 4:01

【北岳と明るい月】
この日は月がとても明るく、寝ぼけてテント内でヘッデンを消し忘れたと勘違いしたぐらいでした
写真では表現できないですが、月明かりに照らされる北岳はなんとも言えない感じで今でも鮮明に思い出します

7/1 4:12

【北岳と富嶽】
ここからの北岳は本当にうっとりします
ここでは北岳の方が一番にみえますね

7/1 4:19

【鳳凰と富嶽】
ここからの鳳凰はオベリスクを探すも高峰で隠れるみたいです
夜叉神峠までの長くたおやかな尾根も懐かしい…

7/1 4:20

【焼ける空と雲海】

7/1 4:20

【雲海と八ヶ岳】
もう何も言えないです

7/1 4:20

【八ヶ岳にズーム】
阿弥陀が目立つんですね

7/1 4:21

【富士山】
本日山梨県側が山開きの富嶽
人口密度は半端ないでしょうが、あちらも素敵な眺望でしょうね

7/1 4:35

【早川尾根からの日の出直前】
何度見ても、この上がる直前が何とも言えなく好きな時間

7/1 4:38

【早川尾根からの日の出】
上がりました

7/1 4:38

【焼ける北岳と富嶽】
これから歩く小太郎尾根と池山吊り尾根
西尾根をテント装備と水担ぎ上げのハイマツ漕ぎでのアプローチが、この特等席をより風光明媚なものにしてくれました

7/1 4:39

【甲斐駒と早川尾根】
後ろの八ヶ岳と雲海に光が染みわたっていくようでした

7/1 4:44

【屏風のような早川尾根】
背後に甲斐駒から鋸がありながら、それ以上の存在感の早川尾根

7/1 4:53

【サンライズ鳳凰】

7/1 4:56

【小太郎山の標柱を入れて】

7/1 5:04

【仙丈と小太郎】

7/1 5:06

イワカガミ

7/1 5:14

小太郎山振り返り

7/1 5:15

早月尾根の向こうはビーチ
雲海が凄い！

7/1 5:18

【小太郎山と西尾根】
仙丈、甲斐駒と共に

7/1 5:22

【前小太郎からの鳳凰シルエット】

7/1 5:33

【瑞々しい朝】
レインウエアーで露払い♪

7/1 5:33

【前小太郎と仙丈】

7/1 5:34

【近くなった北岳】

7/1 5:38

オベリスクより高く見えるのは高峰

7/1 5:52

【仙塩尾根の後ろに中ア】

7/1 5:57

【北ア・オールスター】
日本海側までみえてますね

7/1 5:57

【大キレットと槍】
どこから見てもすぐ決まります♪

7/1 6:08

【甲斐駒と仙丈の間に北ア】

7/1 6:09

【大きい北岳】

7/1 6:11

【鳳凰と富嶽】
オベリスクが見え始めました

7/1 6:17

【高峰とオベリスクにズーム】

7/1 6:24

【日陰四郎兵衛沢左岸尾根】
歩いてきた西尾根が北岳の前衛である小太郎山から仙丈に向って差し込んでいきます

7/1 6:28

標識が見えて分岐かな

7/1 6:31

キタダケソウでもなく、ハクサンイチゲでもなく、チョウノスケソウでもない…どなたか教えて下さいm(__)m

7/1 6:34

【北岳直下からの眺望】
左奥から仙丈・鋸と甲斐駒、一枚手前のレイヤーにアサヨ峰、更に手前に小太郎山があり
ここからは野呂川の境界線がないので、甲斐駒まで稜線で繋がっているようでした

7/1 6:37

【オベリスクと五丈岩】
鳳凰の背後に奥秩父（金峰）が顔を出してきました

7/1 6:42

分岐から

7/1 6:43

【仙丈・甲斐駒】
女王・貴公子

7/1 6:43

【THE・仙丈】
あらためてカールを抱えて懐の大きな南アの女王
北アで言えば薬師
中アで言えば宝剣ですかね

7/1 6:45

【宝剣と木曽駒】
千畳敷カールがくっきりですね

7/1 7:02

【池山吊尾根と富嶽】
たおやかな尾根、雪渓は少ない
うっすら富嶽の手前に毛無山（天子山塊）あたりが見えてますかね

7/1 7:06

ここまで上がってくると「小太郎山小さくて可愛い」
百高山なのにね

7/1 7:08

これから歩く道

7/1 7:17

【お花畑と仙丈・中ア】
夏山joy!

7/1 7:18

お花畑と甲斐駒、仙丈、奥に北ア

7/1 7:22

肩の小屋からのデンバ

7/1 7:23

【肩の小屋と富士】

7/1 7:41

【キタダケソウ】
肩の小屋に咲いていて、本日開花したそうです♪
なんてタイムリーな！
両サイドは明日ですかね(^^♪

7/1 7:42

【水場への標識とテント場】
この真下のところにキタダケソウが咲いていました
鳳凰の奥には奥秩父もみえてます

7/1 7:47

【仙丈と中ア右奥に御嶽山】
長い仙塩尾根の背後の中アに御嶽まで登場です
もう見えてないものを探す方が至難ですね

7/1 7:49

【両俣分岐下部からの眺望】
一番奥のレイヤーの八ヶ岳は蓼科まで見え、手前に甲斐駒から鋸は吊り尾根のようで、ここまで上がると北沢峠も見えて、早川尾根を経由して小太郎尾根、歩いてきた尾根に肩の小屋と、南アだけでもとても奥行を感じます

7/1 7:54

【早川尾根から鳳凰】
オベリスクがやっと目立つようになり、奥秩父も凄く見えます

7/1 7:56

【両俣小屋分岐】

7/1 7:58

【通行止めの標識】
通れないんですね

7/1 8:01

「全部のせならぬ、全部見えです！」

7/1 8:09

【北岳直下】
白根三山ですね、右に塩見、左奥はザルですかね

7/1 8:10

塩見から伸びる尾根が長い…
奥に高い山も

7/1 8:13

【お花畑】

7/1 8:17

【北岳ピーク】
日本百名山3度目
北岳ピークから仙丈、中ア

7/1 8:19

【北岳ピーク】
日本百名山3度目
メジャーな山の特権📷
写真を撮って頂いた方がとても親切な方で残り少ないキタダケソウ情報まで教えて頂き本当にありがとうございました
1、まず人だがりを見つける
2、この日は少しルートから入った所にある
3、葉っぱが「パセリ」

7/1 8:23

【鳳凰から夜叉神峠への尾根と八本歯と富嶽】

7/1 8:28

【北岳からの眺望】
甲斐駒、オベリスク

7/1 8:30

【北岳からの眺望ズーム】
オベリスク

7/1 8:31

【北岳からの眺望ズーム】
こちらは北アの乗鞍まで登場

7/1 8:31

【北岳からの眺望ズーム】
宝剣・木曽駒、右奥に御嶽山

7/1 8:32

【北岳からの眺望】
南アルプスオールスター

7/1 8:33

【富士と八本歯尾根と奥に夜叉神の尾根】

7/1 8:37

【北岳山荘と間ノ岳】
北岳山荘をフォーカスすると、すごい高度感ですね

7/1 8:43

キタダケソウ捜索開始…
ないなぁ

7/1 8:44

【仙丈をバックに】
キタダケソウだけじゃありませんよね

7/1 8:51

【キタダケソウ】
山頂で教わったおかげと、この場所で会った方も親切な方で、見分け方の続きに「茎がつるつる」もプラスされ、さすがの私でも今回は覚えて帰れそうです

7/1 8:53

【キタダケソウ】
こんなに人気者になれたらさぞ幸せでしょうね（笑）

7/1 8:58

「こんなにみえたのは初めてかもしれない…」

7/1 9:01

【八本歯と富嶽】

7/1 9:07

【白根二山】
「農鳥のずっと奥の双耳峰は…笊」

7/1 9:09

【分岐からの鳳凰】

7/1 9:12

【八本歯へ】

7/1 9:17

【懐の深い間ノ岳】

7/1 9:18

【北岳を振り返る】
首が痛い…登る気無くしますね

7/1 9:19

「この時間歩いている人はいませんね」

7/1 9:23

ガスる位がいいですかね
「土踏まずが気持ちいい」

7/1 9:25

しかし凄い…

7/1 9:27

【八本歯ナウ】

7/1 9:28

【八本歯からのオベリスク】

7/1 9:30

【雷鳥】
こんなところで！

7/1 9:32

【ヒナ】
あら可愛い

7/1 9:32

【親子】
くっついたり、離れたり

7/1 9:32

羽も生え替わり、春バージョンですね

7/1 9:41

【岩場の癒し】

7/1 9:46

【北岳】
よく下ってきましたねぇ…そしてよくこれを上るなぁ…

7/1 9:49

【慰霊碑と北岳】
「山で死んではならぬ」という言葉が印象的でした

7/1 9:51

【たおやかな尾根】
歩くと意外と上り下りします

7/1 9:57

【大迫力の北岳】

7/1 10:16

【たおやかな尾根】
見た目より長いです

7/1 10:28

【ボーコン沢ノ頭・ケルンとテント適地】
ここからの朝もコンディションが良ければ最高でしょうね…
本当はここでバットレスを見る事も目的の一つでしたが…(^^;)
残念ながら…
「するとここで山の一期一会」
挨拶からどう発展したのか気づくと1時間も話に花を咲かせてしまい、山の神は最後に素晴らしいお土産を持たせてくれたと感謝の気持ちでいっぱいでした

7/1 12:55

「すっかり、しっとりしました」

7/1 12:58

「さっきまであんなに岩稜帯だったのに…」

7/1 13:16

【池山御池小屋】

7/1 13:17

【室内】　
布団あり

7/1 13:19

【池山御池の草原地帯】
「ふかふか」なんだろうなぁ…

7/1 13:21

【池山御池の草原地帯】
寝っ転がってみる→眠くなる→昼寝したらアウト！

7/1 14:08

倒木多し(^_^;)　
跨ぐつもりがそのまま小休憩に…

7/1 14:43

この付近の地形とルートはリボンがあって良かったです
車の音が聞こえてきます、ロードは近いですね

7/1 14:57

【吊尾根登山口・歩き沢橋BS】
1時間ここで昼寝してれば広河原に連れて行ってもらえますが、もう少し歩きたいので、いつもの悪い癖で夜叉神峠駐車場へ♪

7/1 15:11

【夏山の空】　
上の山に切り込みに見える林道があります
夜叉神峠へはそちらに車線変更が必要…
随分高いのぉ

7/1 15:15

【林道満喫】
「冷てー！」
南アルプスの天然水のシャワー

7/1 15:18

【野呂川】
昨日渡渉した野呂川の面影はもうありません

7/1 15:23

【赤垂隧道】
出口をズームで撮影、ものすごい登り坂に見えませんか？
歩くとほぼフラットですが錯覚って面白い

7/1 15:40

【下降点】
ここからトンネル左から再びトレイルへ復帰して野呂川に下降見えている山を越えて林道へ
「マジか…(^^;)」
高低差がありすぎて、写真に林道が入りきらない

7/1 15:43

【ナイフリッジ(笑)】
朝一のジャンダルムも腰かけたっけなぁ…（笑）

7/1 15:47

【吊り橋】
「いけなぁ！」
間違えて降りてしまった(^^;)

7/1 15:51

【ユーシンならぬ野呂川ブルー】
とても静かな野呂川発電所

7/1 15:52

【吊り橋の上から】
涼しそうなので、あえて渡渉もありでしたかね

7/1 15:53

【吊り橋】
なかなか揺れるのでスラックラインを思い出す
体幹トレーニング♪

7/1 16:18

【本日の腰掛けと鷲住山の尾根】
なかなか乱暴な尾根です(^^;)

7/1 16:34

【下に野呂川発電所】
まあまあ上がりました(^_^;)

7/1 17:08

【鷲住山ピーク付近】
時が止まってる…

7/1 17:17

【鷲住山入口】
林道のはしご、二軒目開始

7/1 17:26

【慰霊碑と展望台バス停】
石碑を読むと年齢が若い人が多く、様々な地名が並んでいました

7/1 17:29

フロントトレイルを見れるなんて
前回はスタートだった夜叉神峠がゴールです

7/1 17:30

中々大きい山だった

7/1 17:42

先ほどまで下の林道を歩いていた(^^;)

7/1 17:49

農鳥から伸びる大唐松尾根ですかね

7/1 18:04

首がいたくなる

7/1 18:06

【観音経トンネル】
良くも悪くも雰囲気ありますね

7/1 18:29

【夜叉神峠隧道】
一部舗装をはがして未舗装区間がありました、
まさかフロントトレイルの下を通ることになるとは(笑)

7/1 18:30

【桧尾峠へ】
ここからもフロントトレイルへアプローチできますね

7/1 18:31

櫛形山ですかね

7/1 18:36

【夜叉神峠駐車場】
本当に良い山行でした

7/1 19:16

間に合ったお風呂！

7/1 20:24

【竜王食堂】
いただきます♪
好きなものを好きなだけ食べれるのは良いですね
お腹空きすぎて頼みすぎました

7/1 20:53

【竜王食堂】
ごちそうさまでした

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

F-01J FUJITSU

感想

RaVieEnRose

【タイトル・テーマ】
北岳を小太郎山と池山クラッシックルートでうっとり
〜小太郎山のハイマツには殺意を…キタダケソウには癒やしを…〜
　
――――――――――『最初に』―――――――――
　今回は残り少ない山梨百名山から、百高山でもある小太郎山をセレクト
北岳からのピストンでは自分の記憶と印象に残らなさそうだったので、皆様の小太郎山での記録を色々とあさっていると、西尾根の存在にたどり着きました

　私の歩きたいリストに、池山吊り尾根もあったことから、繋げて歩ける喜びを感じると同時に、へたなバリエーションより困難である「土日休む」という工程が追加
　夜叉神峠駐車場に無事に到着しスタート地点に立てた時点でこの山行の50％は成功していました(笑)

――――――――――『1日目』―――――――――
6月30日（土）
【詳細日誌】
⬇※）興味・お時間ある方良かったらどうぞ⬇
https://www.yamareco.com/modules/diary/164879-detail-168198

――――――――――『2日目』―――――――――
7月1日（日）
【詳細日誌】
⬇※）興味・お時間ある方良かったらどうぞ⬇
https://www.yamareco.com/modules/diary/164879-detail-168199

――――――――――『最後に』―――――――――
今回のルートの4つの魅力

1、小太郎山のアプローチ
　北岳からのピストンには味わえない、バリエーションルートの醍醐味
そういう場所ならでは人達との一期一会

2、小太郎山ピークで迎える朝
　小太郎山の位置が絶妙なため、北岳の特等席以上に仙丈・鋸・甲斐駒・早川尾根・鳳凰・夜叉神への尾根・富嶽と360の眺望
　今回夕日はダメでしたが、月が明るいこの日は、月明かりからサンライズに移行していくさまがなんとも言えない空間を味わう事ができました

3、キタダケソウ
　この時期にこのルート歩く魅力の一つに花音痴の私でも知っている「キタダケソウ」です、事前情報ですと残り僅かとありましたが、なんとか滑り込みセーフでした

4、ボーコン沢ノ頭からのバットレス
　今回はタイムアウトな感じでしたが、ここもテント適地でバットレス以外の眺望も評判の良い所なので、水の担ぎ上げが大変ですが一度は張ってみたい場所の一つです
次回は広河原からのダイレクト尾根もありかもしれません

【総括】
　小太郎山を西尾根からのアプローチは日帰り装備のライト＆ファストで身体へ負担も少なく抜けてしまうパターンとテント装備で水も担ぎ上げでじっくり歩くパターンが考えられましたが、後者で池山吊り尾根と合わせる事で北岳の表情を余すことなく見ながら歩く事ができる魅力的なルートになりました
　上記以外にも、「キタダケソウ」のおかげで沢山の人とのふれあいや、八本歯での突然の「雷鳥の親子」、バットレスが見れず残念がっていたボーコン沢ノ頭での「山の一期一会」、北岳から夜叉神峠駐車場までの赤線繋ぎなど盛りだくさんの山行になりました

　計画段階で自分の記憶に刻まれる山行になる事を常にイメージしていますが、今回は想定以上に色々な事が味方してくれて、心を大きくうごかされた山行になりました

―――次回歩いてみたいと思ったルート―――
甲斐駒から鋸を絡めたルート
　　　　　　

コメント

kaitaiyo

ボーコン沢の頭ではどうも！
お疲れ様です！
すぐにレコ見つかりました笑
1時間も話していたんですね。申し訳ないです、、でも、とても楽しい時間をありがとうございました！

RaVieEnRose

Re: ボーコン沢の頭ではどうも！→こちらこそ
早速見つけてもらい嬉しいです！

本当に楽しい時間で、刺激的でした。
ルートが人を引き寄せてくれたと思っていて、藪漕ぎが名刺代わりになるとは思いませんでした(笑)

HPも少しだけお邪魔しました、当分通勤電車の楽しみに困らなそうなので、あまりニヤニヤしないようにじっくり読まさせてもらいます(笑)

写真の件、ありがとうございます
再度連絡しますね♪

skipos0208

百高山
小太郎山いいね、行きたいと思っているところ
まもなく王手ですな
赤沢山と鋸岳に行きましょうや

RaVieEnRose

Re: 百高山
北岳を見るのにはすごく良い所だと思いますよ♪
私は変なアプローチをしましたが、ハイマツが嫌でなければ(^^;)
結構ヤバいですよ

百高山は、意識しないように、意識しています(笑)
鋸は計画が周りを含めて3日かかりそうなので、なかなか休みが取れないです…

人違いだったらすみません、「アリさんですよね？」

skipos0208

Re[2]: 百高山
正解っ！（笑）

しっかし、野呂川出会から小太郎山までのルートって「みんなの足跡」に全然表示されないから、歩いてる人カナリ少なさそうだねぇ

鋸はどんなルートで行くか興味ありますな。黒戸尾根からでなくて八丁尾根かな？
ルート教えてネ♪

RaVieEnRose

Re[3]: 百高山
やっぱり(笑)

正体隠して、なんでこんなパブリックなところで会話してるっスか
「みんなの足跡」がない箇所は中々ですね、小太郎山が近づいて来ない来ない(^^;)

鋸は黒戸を考えてます、八丁尾根は来年あたりから高原地図に載るとか…
黒戸から入って、鋸をどう抜けると面白いか頑張って机上登山しています
そのまま降りては、記憶に刻まれないなさそうなで…

赤沢も全然計画してないですが、そろそろ考えないとね
百高山のはしごで真砂と抱き合わせなんて一瞬考えたけど、えらい事になりそうですね

skipos0208

Re[4]: 百高山
いやいやいや、全然、正体かくしておらんよ〜
前にも絡んだことあったハズ？？

黒戸尾根いかねばなぁ
誘ってもらおうかな〜的にふってみたけど、スルーされた感が・・・（笑）

赤沢山がまだなのが意外、赤岩岳は行ってるんだもんね？

そう言えば、まだよくわからんときに裏銀座歩いたけど、真砂のピーク踏み忘れてる・・・
ま、南真砂がまだだから、その時に踏んでくればいいかな〜とは思ってるんだけどネ

RaVieEnRose

Re[5]: 百高山
前絡んだ時も覚えてますよ♪
その時も怪しいなぁと思ってたんですけど、聞けなかったっスね(笑)

スルーしてないですよ(笑)
ただ、自分が歩くルートは中々人には理解されないというか…
だからいつまでも黒戸と鋸が残ってるんですがね(^^;)

赤沢山って確か少し主稜線から外れてませんでしったけ？
あと、真砂→南真砂かもしれないです、湯俣に降りていく長い尾根の途中の方です確か

skipos0208

Re[6]: 百高山
ま・さ・か・・・
ちゃんとわかっていなかったとわぁ

いやいや、ルートは全然理解できますょ
やっぱり、バリエーションも楽しそう
RaVieEnのマニアックそうなルートいいねぇ

赤沢山はちょっとずれてるよね
ヒュッテで教えてくれるってどこかのレコで見た記憶が

>真砂→南真砂かもしれないです・・・
そそ、湯俣に降りるかあがってくるか
よくチェックしないと湯俣ら辺も川が荒れるらしいぢゃん？