鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳(冷池山荘テント泊)★雷鳥の砂浴び動画つき
- GPS
- 15:52
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,596m
- 下り
- 2,504m
天候 | ○7/13(金) 晴れのち霧 種池山荘を出たところから霧の中、黒部側からの風が時々強く吹いていましたが、日没後しばらくすると収まり、夜には星空が広がっていました。 ○7/14(土) 快晴 朝から雲ひとつない青空、黒部側からの冷たい風に対して、大町側から上がってくる風の熱いこと! 下山していても暑くて嫌になったぐらいなので、登りの登山者には酷な条件。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
○復路 15:00扇沢発 〜(路線バス・信濃大町駅行き)〜 15:20大町温泉郷下車 [薬師の湯で入浴] 16:55大町温泉郷発 〜(特急バス)〜 18:30長野駅東口着 19:03発(新幹線) (参考)長野駅〜扇沢 特急バス http://www.alpico.co.jp/access/express/nagano_omachi/ 往復4200円 (長野駅東口の地上にある「科の木」にて購入できました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山ポスト 扇沢駅、柏原新道にあり ○トイレ 扇沢駅、種池山荘、冷池山荘にあり ○水 扇沢駅は無料、種池山荘・冷池山荘は150円/リットル |
その他周辺情報 | ○薬師の湯 700円 → 種池山荘のフロントで入手した割引券で500円に 水風呂なし。 新館には36度ぐらいのぬるめのお湯があると聞き、そちらに入ったが、火照った体を冷ますほどの温度ではなかった。 http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/ |
写真
感想
○感想
夏休み第1弾、扇沢から鹿島槍ヶ岳への往復です。
当初は扇沢から種池山荘と針ノ木小屋の2泊を計画していましたが、体力面の不安があったので、冷池山荘でテント泊して鹿島槍ヶ岳へ行くことにしました。
新幹線で長野駅まで向かい、急行バスに乗って立山黒部アルペンルートの起点、扇沢へ。
トイレと水の補給を済ませ、歩いて少し戻ったところにある柏原新道の入口へ。
歩きやすい登山道をひたすら登っていきます。
思った以上の暑さに大量の汗を書きながら歩いていくと、途中で2箇所の雪渓を通過し、種池山荘に到着。
この日の昼食は行動食の予定だったのですが、水分の消費が激しいため、小屋でコーラを買って補給。
そこからは爺ヶ岳へ向かう稜線ですが、すぐに登山道はガスの中に消えてしまいました。
道はわかりやすいので迷うことはなく、3回も雷鳥の姿を見ることができたのはガスの光明?
爺ヶ岳の雷鳥は警戒心が薄いのか、どれも至近距離で観察できました。
予定よりも少しだけ早くテント場に到着し、夕食を取っていると、折からの風が雲を取り払っていき、向こう側の立山連峰の山々が姿を覗かせるようになってきました。
日没で赤く染まる雲が高速で行き過ぎていくのを見ているうちに、夕日は剱岳の稜線の向こうへと消えていきました。
その後は雲が取れていき、明朝の好天を予告するかのように、夜に目が冷めたときには天の川が広がっていました。
翌朝、3時過ぎに近くのテントの片付ける音で目を覚まし、3時半頃から朝ごはんを作りながら身支度を整えました。
行動時間が長めなので朝からガッツリ、マフィンに焼いたランチョンミートを挟んで、刻んだインゲンを入れたトマトスープとともにいただきました。
が、小さいコッヘルで焼くのは時間がかかる…。
大きいフランパンを持ってきて、マフィンとランチョンミートを同時に焼けば美味しかったかも。
いったん冷池山荘まで下ってトイレを済ませて、午前5時に出発。
その後は写真の通りの景色を両側に見ながらの山歩き。
布引山と鹿島槍ヶ岳への登りはシンドかったけど、前日と違って身軽だったので、2時間ほどで南峰に到着。
当初は北峰へ行くつもりでしたが、南峰の絶景から離れるのがもったいなくて、そのまま山頂に留まることにしました。
地図を見たり写真を撮ったりして寛でいたらあっという間に1時間近く経ってしまい、後ろ髪を引かれる思いで下山。
テント場には1時間ほどで到着、テントを撤収して出発。
当初は冷池山荘で昼食をとる予定でしたが、北峰への往復を取り止めたおかげで、予定よりも早かったため、種池山荘で昼食をとることにし、水だけ補給して種池山荘へ向かいました。
時刻は10時に近づき、信濃大町側から吹き上がってくる風が熱を帯びてきて、爺ヶ岳への登りはバテバテ。
購入した水もどんどん減っていきます。
爺ヶ岳に近づくころから、反対に登ってくる登山者はどんどん増えていき、種池山荘に到着するとザックを置く場所も探すのが大変なほど。
小屋でカレーライス(レトルトとご丁寧に書いてあった)と、昨日に続いてコーラを購入。
柏原新道を下り始めると、さらに暑さが一段とアップ。
登ってくる人たちはみんな苦しそう。
下っていても汗をかく気温だから、そりゃ登りはキツイでしょう。
日陰の涼しいところで、こまめに休んで水分補給、今回は塩分タブレットに助けられました。
予定よりも早く順調に下山が進み、1本早いバスに乗れる可能性が見えてきたので、扇沢が見えてきたあたりでペースアップ。
登山口からバス停までは一心不乱に早歩きして、なんとか発車時間ギリギリに扇沢に到着、信濃大町駅行きのバスに汗まみれで乗車したのでした。
大町温泉郷で下車し、バス停から徒歩3分ほどのところにある「薬師の湯」で入浴。
早いバスに乗れたおかげで、次の長野駅行きの急行バスの時間まで1時間半ほど取れたため、ゆっくりと温泉に浸かれました。
少し遅れてやってきたバスに乗り、長野駅でお土産とビールを買って新幹線に乗り込んだところで、今回の夏旅は終了。
トレーニング不足もあって体力的にはギリギリでしたが、景色も満喫、充実した1泊2日になりました。
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