猛暑の北岳間ノ岳から塩見岳縦走。3000m超でも暑かった!
- GPS
- 32:38
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 3,112m
- 下り
- 2,972m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 9:38
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:25
天候 | 晴。猛暑!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
3000mでも猛暑。熱中症注意。 アイゼン持参したが使用する箇所はなかった。 広河原から大樺沢二俣は先日の大雨の影響で通行止。 御池周りとするしかない。 北俣岳付近はザレが高まっているので要注意。 塩見山頂から塩見小屋までは落石注意。 何度かかなりな落石があった。 北岳山荘から熊の平、熊の平から塩見までは水場なく小屋もないので水は大量に持参して熱中症に備えておいた方が良い。 |
その他周辺情報 | 熊の平テン場。1人600円。水豊富。 塩見小屋のトイレは先に袋を買うこと。三伏は水洗トイレは先に鍵を借りること。 |
写真
感想
好天予報の海の日三連休。
これはどこも激混みに違いない‥。
しかし、平日は仕事しなければならぬしがないサラリーマンとしてはここで出かけるしかない‥。
しかし、帰りの渋滞にもハマりたくない。
それに、車の駐車場所の確保が問題だ。
と、諸々悩んで、結局、「熊の平!初日に熊まで来る人は少ないよ。一泊
テントして塩見超える。本当は三伏でもテント張れば楽だけど、最終日の激混みの帰りを考えれば下りちゃった方がいい。」と妻。
「どこか下界で泊まってゆっくりして朝東京に帰れば渋滞に合わないよ」とのこと。
確かに以前同ルートを降りそのまま自宅まで帰ったことがあったが帰宅が深夜になった上に走行車線を走っていたにもかかわらず速度違反で切符切られたトラウマありで、下界泊まり賛成!
ということで、初日広河原。
連休時はいつも混むが、3時過ぎで既に第6駐車場。仮眠は諦めてタクシーに並ぶ。20台出発したうちの10台目くらいに乗れた。
大樺沢までは通行止なので、遠回りとなるが御池に向かう。
既に暑いが、まだ登山者はそれほどでもない。
白根御池で、既に暑さのためソフトクリーム購入。
いつもは八本歯から行くことが多いが、もうこのまま草すべりを登ることにする。
草すべりは花盛りであったが、酷暑。
暑さと重さで足攣りとなり、芍薬甘草等のお世話になる。
よれよれと登っていたら、目の前に雷鳥の親子が!
雛がプリプリと可愛らしくて癒された。
肩の小屋で30分は待ったという妻と合流。
肩のテン場はまだ殆どテントも張られていないので
あまりの暑さに自分的にはこのまま肩のテン場に張ってしまいたかったが、コーラとサイダーでクールダウンして先へ。
北岳山頂は、3000m超えでも暑い。。
北岳山荘へ向かう。無風で暑いが、ここでバッタリhakkutuさんにお会いした!前日入られてここにテント張られたとのこと。
先日硫黄岳でお会いできなかったので嬉しかった。
殆どここでテントという誘惑にかられたが、先へ。
間ノ岳へ向かう稜線ほ花盛り。しかし、日本一長い3000m超の稜線を歩いているというのに暑い‥。
が、人も殆ど歩いていないので渋滞等はなくそれは良かった。
間ノ岳で休憩して三峰岳へ。途中でまた雷鳥の母子に。
ママは熱心な砂浴び中であったので思わず動画撮影してしまった。
三峰岳は剱岳と同じ高さ。
三国平を経て熊の平到着。
西農鳥の見える良い場所に張り、美味しい水といつも静かな熊の平で過ごす筈であったが‥。
ここから先はちよっと苦言。こちらが夕飯も食べ終わった18時半頃に、隣に8人程のグループがやってきてテント設営。
大きな声なので聞こえてしまう会話は「予定通りの時間で着いた」とのこと。アクシデントがあったのではなく、最初からこの時間に到着予定?
そこからビールで乾杯して宴会が始まった。会話からは翌日はニ軒に向かうので2時半起床3時半出発ということであったが、20時過ぎまで賑やかであったので、無粋を承知で声をかけさせてもらった。
会話からは、かなり山に行かれている方もおられるようであったのであるが‥。
熊の平は、長い仙塩尾根上の貴重な幕営地。どこから来ても長い距離を来てまた長い距離を行く場所。何度もここに来ているが、これまでは18時過ぎにはどのテントも就寝し静寂さが広がっていたのであるが‥。今回もこのグループ以外はとても静かであった。。
グループの中に我々のレコをご覧になっているという方もいたので、これも目にして気を悪くされるかもしれないが、日が長い時期とはいえ、計画上の予定が18時では何かアクシデントがあると身動き取れなくなってしまうし、賑やかに騒がれたいのであればなおさらもっと陽の高い早い時間に着いて開始していただくよう、どうかお願いしたい。
ということはあったが、翌日はまた快晴。
小岩峰からの眺めはいつも良いが、今日は北アルプスまでよく見える。
熊から伸びる静かな道。
北荒川岳で休憩。塩見がデカく見える場所。富士山もよく見える。
北俣岳の登りはザレ度が高まっていて歩きにくし。
北俣分岐から塩見に入ったところのトラバースもかなりザレていて要注意。ここまで来ると妻の好きな蝙蝠岳が大きい。
今日は蝙蝠に向かわず塩見へ。
塩見山頂は賑わっていた。ここから塩見小屋までは落石注意ゾーン。
ザックがデカいしピストンしている登山者も多いので慎重に。
塩見小屋でまたまたコーラ休憩。
気温が上がってまた殊の外暑くなってきた。
ここから三伏までが今日の核心部。
本谷山、三伏山という登り返しは何度も歩いて織り込み済であるが、今日は暑くて無風サウナ状態の登りとなり、殊の外きつかった。このまま三伏峠で幕営して倒れこみたい気持ちになったが、コーラ2本飲みしてクールダウンし、予定通り下山。
あまりの暑さでか?登って来る人が殆どおらず、すれ違い待ちが無いのがよかった。
ここから先はバス停まで10分割の標識ができており、テンポよく下れたのご良かった。
バス停ではたくさんの人が木陰に避難してバス待ち。
が、我々はタクシーを頼んでいたので、ここから灼熱の林道をさらに40分歩かねばならない。
ギラギラのアスファルトを歩いて駐車場のあるゲート到着。
予約時間より20分以上早かったが、既にタクシーが待っていてくれた。
エアコンの効いているタクシーは実に快適!
非常に暑かったが、うまく人の渋滞も避けられた夏山縦走となった。
そして、今年は雷鳥の当たり年。先週は天候が悪く山には行かなかったが、それを除くと4週連続で雷鳥に遭遇。今回は可愛いヒナにも逢えた。
しかーし、この異常な程の暑さは凄い‥。
防寒着類は全て使わず、ザックの肥やしとなった。
普通はこれだけの標高であればそれなりの防寒着が必要なのであるが‥。
レコは見させて頂き、楽しかったし参考になりました。昨年は肩の小屋でお世話になりましたが、テントで塩見に行きたいけどどうかなあと、1人だし、ちょっと不安(^-^)笑っ
で、思案中に、レコ拝見しました。参考になりました。また楽しみにしています。
MjunjunMさん、コメありがとうございます。
このルートは迷うようなところはないです。
北俣岳付近のザレと、塩見の岩場の落石に注意して、
ぜひ静かな稜線を楽しまれて下さい。
ご訪問ありがとうございました。
北岳山荘でピンクのペン妻さんを見つけたときはビックリしましたが、もし違っていたら大変と隣の男性を確認したらペンさんでした。
中白根の先で追い抜かれ、ペンさん達の足の速さに改めてビックリしました。16時前にはちゃんと熊ノ平に到着されたのですね。
凄い!
テント場でのマナーの悪いグループへのお小言、当然です。
みんな疲れていることに気配りできない登山者は山歩きの資格がないと思います。
北岳山荘では20時を過ぎても24時を過ぎてもテント場に到着するグループがいました。論外です。
お小言ご苦労様でした。
この前硫黄でhakkutuさんがおられないかと
怪しくキョロついていましたので
お会いできて嬉しかったです。
しかし、暑くてロクにお話もできず申し訳ありませんでした。
北岳から間ノ岳の稜線は、混んでいる時はこんにちは攻撃と渋滞がすごいのですが、時間帯とあまりの暑さ?で、殆ど人がいなくて良かったです。
北岳山荘は24時過ぎてもですか!?
それはあまりに酷いですね
張る場所はあったんですかね??
以前はテン泊者にそのような人はあまりいなかったですが…。
と、つい懐古主義者になってしまいます…。
レコが中々上がらなかったので
もしかしたら怪我でも…❓
暑いから行かなかった…❓
等と、思ったリしてましたが、
全く心配無用の灼熱の南ア縦走、お疲れ様でした(^^)
タクシー🚕予約して塩見経由の鳥倉に降りるとは
思い付きませんでした!
しかし、この暑さ尋常じゃないですね
コーラでクールダウンがいいのかも!
私は今週行く予定があるのですが
少し心配(・・;)
保険掛けて登山届け出しました(・・;)
また、どこかで(^^)
自分的には自宅のエアコンで涼んでいても良かったんですが、
妻が許してくれないかと
いやしかし、高山でも暑かったです
無風でしたし
冬の快晴無風は大歓迎ですが、これだけ暑いと適度な風は欲しいですね。
本谷と三伏の登り返しのところはいつも嫌だと思う箇所ですが、
いつにも増して灼熱地獄でした!
鳥倉に降りたのは久々でしたが、
路駐の列が凄まじかったですよ。
今週末のレコ、お待ちしています
この暑さでも流石に
ペンさんご夫婦は二日でここまで行きますか〜
でも北岳の稜線は多少は涼しいだろう〜と思いますが
かなり暑かったですね。
とってもコーラが美味しく感じられた事と思います。
2本飲むなんて・・かなりですね。
よく熱中症にならず・・コーラで回避されました。
土曜日は遠方から・・・南ア、塩見も見えているなんて
言ってました。雲も無くいい天気でしたが・・・
少し雲があった方が涼しいかも知れませんね。
いやいや、この稜線でも暑かったですよ!
甲府が40度でしたから、比較の問題ですが…。
行動中も勿論ポカリや水などを飲みまくってましたが、
小屋を通るたびに全てコーラ一気飲み!で、
水っ腹ならぬコーラ腹となったため、
自分にしちゃ珍しく炭水化物を欲しませんでした
いや、最後は雲が出たんですが、
ねっとりとまつわりつく感じで、
サウナ状態であり、雲があった方が暑く感じました。
発掘さんのレコで先に写真見ちゃいましたけどね〜〜
北岳で暑いんじゃ、そりゃあ至仏では昇天しかけるわけだ
やっぱりぺん家の定番ギャグ「妻とクマ」今年も出ましたな
クマの水はホント美味しいですよね。
でもこのルート、あそこにしか水が無いって言うのはなかなかハードですよね。
テンバのお小言ご苦労さま。
最近どこのテンバでも19時すぎても到着する登山客がいますね。
静かにそっと張ってそのまま寝てくれるんならともかく、それから宴会はあり得ないでしょ。オートキャンプ場でもNGですぜ
「ヤマでの行動は15時まで」っていう鉄則は私たち世代で終了したんでしょうかね?
hakkutuさんにお会いしたのは
あの豪雨キャンプ以来でした
暑かったのでクマ水の美味しさは引き立ちましたが、
あの長い尾根であそこしか水場は無いですから
大量に持参したので、タダでさえ重いザックが、
さらに重く
そうなんですよ‥。
なんだか遅くて当たり前みたいな風潮になりましたよね。
農鳥の親父さんのレプリカ100人程現れて欲しい気がします‥。
あの日、熊の平まで行かれたのですね。さすがです。
芦安に3時で第6駐車場?その時間に並んで10台目?
芦安の混雑もすごいですね。仙流荘の方もすごいことになってましたが、芦安まで行っても大変だったんだ〜行かなくてよかったかもと、思ってしまいましたよ
それにしても仮眠もせずにそのスピードと体力。本当にいつも感心させられます 私が北岳付近でウロウロ散策してやっとテント撤収した頃、すでに塩見岳に着かれていたなんて、わかっているけどすごすぎます。
だけど…本当に暑かったですよね。お疲れさまでした〜
oさん北岳でしたか。
芦安も凄かったですか、仙流荘もそのようですね
いや本当にヤバいくらいの暑さでしたよね
熊の平に行くときはいつも大樺沢経由でいきますので、
御池経由で北岳山頂を踏んでから熊まで行くとやっぱり大回りになるのできつかったです。特に小太郎分岐までは足が上がらず攣ってしまいましたし
あそこでそのまま肩で張っていればお会いできたのに残念!
oさんのレコにもうかがいます。
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