美濃戸山荘前泊 硫黄岳-横岳-赤岳-中岳


- GPS
- 29:18
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,591m
- 下り
- 1,580m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:04
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路の中央道はまたしても大渋滞。八王子JCTまで210分と出ていたので笛吹スマートで降り河口湖経由、東富士五湖道路、東名高速を使ったが、これも渋滞気味で早かったとはいいがたい(;´Д`) 東名も渋滞していたときはやはり道志みちが正解か。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
横岳付近、赤岳から中岳方面の下山道はちょっとだけスリリング。それ以外は注意して進めば問題ないと思う |
その他周辺情報 | 原村八ヶ岳温泉ふれあいセンター「もみの湯」を利用。お昼ごろだったので空いててよかった。 |
写真
感想
この3連休を使って山小屋泊で北アルプス方面に行こうかと急に思い立ったが計画不足だったので断念。ルートの目星が立っていた八ヶ岳の山荘に電話してみたら予約が取れたが、3連休につき個室はNGで大部屋。大部屋初体験となるはずだったが、美濃戸山荘も赤岳天望荘も超ラッキーなことにキャンセルが出たため個室に変更してもらえた。といっても美濃戸山荘は大部屋でも5人程度で余裕だったようだ。
さて、土曜日の午後、美濃戸山荘に向かう林道を走る。美濃戸口を超えるといきなりの悪路。轍がえぐれていて車輪の通る場所を選ばないとSUVといえども下回りをぶつけそう。実際、ガリっと音がしたし、砂利でスリップしていったんバックしてから進まないといけない箇所も。午後なので下ってくる車も多く、数か所ですれ違うためのバック走行もした。ただ、到着すると乗用車も多く、この悪路、みんな頑張ったなーと感心。
美濃戸山荘泊なので一番奥まで車で入れたのだが、ヤマレコで予習していた以上のアブの大群。車の乗り降り、荷物の出し入れだけででかいアブが車内に入りまくり。これには参った。林道を歩いて下山している人たちはタオルを振り回してアブを追い払っていた。
しかし、このアブの大群、夜には姿を消し、翌日の登山時もほとんど悩まされることがなかったのには助かった。下山時はやはりそれなりにアブがいて車内に入られたが(^^;
この三連休、下界は酷暑。山の上はさすがにそこまではひどくなく快適な登山を楽しめた。それでも汗はたっぷりかいたので水分補給には気を使って経口補水液OS-1の500mLを3本持参してきた。あとはボトルに水を補給して。
プルトップのボトルなので山荘の部屋で飲み口を引っ張ったら、噴水のように水が20cmほど飛び出した(;´Д`) 気圧差には気を付けないといけません。
メジャーな高山はまだ数えるほどしか登っていないけど、雄大な景色を堪能するとハマりますねー。山小屋泊はまだこれで3度目、かつ、大部屋未経験なのだが少しずつハードルが下がっていてこれからもいろいろとチャレンジしていきたい。
山小屋の感想
美濃戸山荘
宿泊者はここまで車で上がれるので美濃戸口から登り1時間短縮できるのは助かる。宿泊日に着てきた服も車に置いておけるので。トイレは戸外だがシャワートイレあり。風呂は故障中、下の山荘の風呂を利用できるらしいがこの悪路は走りたくないのでタオルで体を拭いた。と思ったら、夜はアブは消えたし、やまのこ村だったらすぐに歩ける距離だったので行けばよかったかな。朝食をお弁当にしてもらうと出発時間が自由になるのでおすすめ。
赤岳天望荘
運よくキャンセルが出た個室を利用させてもらった。布団2枚ギリギリの狭い部屋だが大部屋よりはずっとマシと思う。風呂があるのがありがたいが妻が男女切替時間間際に滑り込みでゆっくりつかれたのに反し私は1時間ほど順番待ちの上、シャワーの水も枯れた後。汚れた湯舟のお湯で汗を流すのみ・・・orz でも汗を流せたのはありがたい。到着時間ごとに食事時間が決められており交代制、席につけないということもなくよく工夫されていた。山上での生ビールがうまかった!
夜は9時の消灯後もひっきりなしに廊下を歩く音でなかなか寝付けず(;´Д`) 気圧が低いのも寝つきに関係しているのかな? 朝は3時前ぐらいから多くの人が起きだして廊下が騒がしい。うとうとできたのは2〜3時間程度だが、それでも帰宅まで眠いということはなかったので布団に横になれるだけで十分なのだろう。
出会った人
美濃戸山荘の夕飯時、隣の席の若いカップル、翌日は赤岳鉱泉に泊まり温泉とステーキを堪能すると言ってた。かわいい彼女さんだったので硫黄岳山荘から横岳付近あたりですれ違うかと妻共々楽しみにしていたのだが会えずじまいで残念。なんと、7/1の山開きの日には尾瀬の至仏山を同じルートで登っていたそうな。
逆隣りは男2人組。先輩に連れられての若者は虫嫌いでアブ大群に言葉を失うほどの撃沈ぶりだったらしい(笑) こちらも7/1には尾瀬の燧ヶ岳というからこれまた偶然。八ヶ岳天望荘泊と同じ予定なのだが、天望荘はかなり大人数なので会えるとは思わなかったがこれまた偶然にも夕飯時隣同士に。
コメント
この記録に関連する登山ルート

AERIALさん今晩は〜
素晴らしき3連休山行ですねー
青空とピークのコントラストが素晴らしいです。
あーウラヤマシイ
相変わらず猛暑低山を徘徊するsubaru5272
subaruさんおはようございます。通勤ラッシュと汗かきを避けるため6時すぎの電車に乗ってもう会社にいるのですが、6時台にもかかわらず昨日今日とすさまじい暑さです(;´Д`)
高温、特に湿気の多いときにめっぽう弱い私なので、こんな酷暑でも低山修行をされるsubaruさんの男気を感じます。
そして低山徘徊中の通行手形、「漢」ですなー(笑)
体調万全にしての遠征記録、楽しみにしています
AERIALさん
八ヶ岳縦走お疲れ様でした!
そして、赤岳登頂おめでとうございます^_^
いやーさすがに噂には聞いてましたが、八ヶ岳はスリリングな箇所が多いですね。地図は購入してはおるのですが、難易度が高そうでなかなか手が出ません(^◇^;)
天気も良く、赤岳への青空の稜線も良い感じですね!最高の山旅でしたね!
それにしても、八ヶ岳の山小屋のご飯ってレベル高いですね。どこも美味しいご飯が出て、中にはステーキが出る所もあるとか…^_^ 山小屋目的で行くのも良さそうですね^ ^
色々と、勉強になりました。
参考になりました!
自分も行けるように、計画してみたいと思います。
deraさん、コメントありがとうございます。
妻が高所恐怖症なのでビビッている写真を載せましたが、横岳のあたりがちょっと崖っぽいだけで全然怖くないです。赤岳の南側の岩斜面は急ですが手を添える鎖がありますし。
ただ、阿弥陀岳は同じような傾斜だけど鎖なしでよじ登る感じと聞きました。ヤマレコのマップの赤線伸ばしとしては短い距離でさほど貢献度がないと思いましてスルーしましたが(^^;
私は地図はスマホの「山と高原地図ホーダイ」を使ってます。月額400円ですが個別地図買うよりお得かなーと。あとは、ヤマプラで作ったコースをプリントしてもっていきます。
水は登山口の美濃戸山荘で汲んでいきましたが、中腹の赤岳鉱泉(ステーキ食の山小屋です)や行者小屋で補給できます。スポドリ以外の水は下から持ち上げる必要ないです(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する