白馬三山＋不帰ノ嶮縦走(栂池自然園駅〜八方池山荘)

2018年07月15日(日) ~ 2018年07月16日(月)

• GPS: 29:24
• 距離: 24.8km
• 登り: 2,435m
• 下り: 2,403m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:47
• 合計: 5:42

9:36 栂池パノラマウェイ 自然園駅
9:40 9:40 栂池ヒュッテ
10:29 10:29 天狗原/白馬岳神社
10:33 10:33 風吹大池方面分岐
11:22 11:25 乗鞍岳
11:59 12:09 白馬大池山荘
12:45 12:54 船越ノ頭
13:24 13:33 小蓮華山
14:04 14:04 三国境
14:37 14:53 白馬岳
15:04 15:04 白馬山荘
15:18 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 8:43
• 休憩: 2:25
• 合計: 11:08

3:52 白馬岳頂上宿舎
4:01 4:01 丸山
4:48 4:58 杓子岳
5:56 6:05 鑓ヶ岳
6:23 6:23 鑓温泉分岐
6:44 6:59 天狗山荘
7:17 7:23 天狗の頭
7:53 7:53 天狗ノ大下り
8:34 8:48 不帰キレット
9:03 9:11 不帰嶮（不帰一峰）
10:05 10:06 不帰嶮（不帰二峰北峰）
10:19 10:26 不帰嶮（不帰二峰南峰）
11:13 11:24 唐松岳
11:38 12:34 唐松岳頂上山荘
13:16 13:24 丸山
13:38 13:38 扇雪渓
14:16 14:16 第三ケルン
14:28 14:28 八方ケルン
14:32 14:32 第2ケルン
14:42 14:42 石神井ケルン
15:00 八方池山荘

天候

1日目：晴れ
2日目：晴れのちガスのち晴れ、強風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

JR白馬駅からアルピコ交通バス白馬コルチナ行き「栂池高原」バス停下車
栂池パノラマウェイ（ゴンドラ＋ロープウェイ）片道1920円

コース状況／危険箇所等

乗鞍岳　天狗原の先、山頂手前の雪渓はアイゼン（6本以上）があったほうがいい
天狗の大下り　長い鎖
不帰ノ嶮　�喫�、�曲�北峰は鎖場、梯子
　　　　長野側は切れ落ちているので通行注意

その他周辺情報

八方の湯　入浴大人800円　温泉うどん420円

写真

7/15 8:37

栂池高原からゴンドラとロープウェイを乗り継いで自然園駅までいく。

7/15 9:36

自然園駅に到着。ここからスタート

7/15 9:41

栂池山荘と自然園のあいだから登山道に入る。

7/15 9:49

天気はいいが、とにかく暑い

7/15 10:29

天狗原にとうちゃく

7/15 10:29

乗鞍岳の雪渓に行列がみえる。

7/15 10:46

ここでアイゼンを装備している人が多数。
自分は6本爪とシングルストックで行きました。

7/15 10:55

下りでスリップしてる人が結構いた。
登りは爪無しでも何とかなるけど、下りはアイゼンがあったほうがいい。

7/15 11:24

乗鞍岳に到着。
山頂って感じがしない。

7/15 11:30

白馬大池

7/15 12:07

白馬大池山荘に到着。
3連休の中日だけあって人がいっぱい。

7/15 12:11

雷鳥坂を登る。

7/15 12:26

坂の途中からみる白馬大池がきれい。
向こうに日本海もみえてる。

7/15 12:46

クルマユリ？

7/15 12:46

小蓮華山

7/15 13:24

小蓮華山山頂に到着。

7/15 13:25

7/15 13:29

白馬岳にむかう。

7/15 13:45

雲が湧き出してきた。
なんとか山頂まで晴れていてほしい。

7/15 14:04

三国境分岐

7/15 14:04

鉢ヶ岳

7/15 14:06

7/15 14:23

7/15 14:34

ウルップソウ

7/15 14:36

7/15 14:40

白馬岳山頂到着！

7/15 14:41

撮っていただきました。

7/15 14:49

海の向こうにうっすら見えてるのは能登半島か。

7/15 14:49

写真じゃわからないけど、佐渡島も見えた。

7/15 14:49

山頂全景。

7/15 14:53

白馬山荘に下る。

7/15 14:53

白馬村方面、下に見えているのは大雪渓かな？？

7/15 14:58

途中にある松沢貞逸レリーフ

7/15 15:04

白馬山荘に到着。

7/15 15:04

7/15 15:05

テン場のある白馬岳頂上宿舎に向かう。

7/15 15:10

それにしても白馬山荘は大きい小屋だなぁ。
この三連休は1000人超えだったとか。

7/15 15:15

旭岳

7/15 15:15

白馬岳頂上宿舎にやっと着いた。
予想はしていたけど、テン場はもういっぱいだ。

7/15 15:16

7/15 15:18

7/15 15:26

7/15 16:47

一番奥の隅っこになんとか張れた。

7/15 18:20

夕暮れ時に丸山からの白馬岳。

7/15 18:47

杓子岳と白馬鑓ヶ岳。

7/15 18:50

遠くに槍も見える。

7/15 18:59

剱岳と立山。
こちら側から見ると立山は尖って見える。

7/15 19:05

剱岳あっぷ

7/15 19:12

日本海に日が沈む。

7/16 4:01

2日目、不帰キレット、唐松岳に向け出発。

7/16 4:08

昨晩から富山側からの吹き上げる風がかなり強い。
まずは杓子岳と白馬鑓ヶ岳を目指す。

7/16 4:28

杓子岳は途中で山頂と巻き道に分かれるが、今回は山頂へ。

7/16 4:48

杓子岳に到着。

7/16 4:48

長野側は切れおちていて断崖絶壁。

7/16 4:49

高妻山と妙高山。

7/16 4:49

八方尾根の向こうに富士山と八ヶ岳と南アルプスがみえる。

7/16 4:49

富士山あっぷ

7/16 4:52

白馬鑓ヶ岳に向かう。

7/16 5:10

雷鳥の親子と遭遇。驚かせてしまったようで雛だけ逃げてしまった。

7/16 5:13

コマクサと雷鳥の親子。

7/16 5:13

雛3羽。あと1羽いて全部で4羽の雛がいた。
このあと天狗の大下りでも雷鳥の親子を見ることができた。

7/16 5:16

コマクサ。

7/16 5:41

7/16 5:54

富山側から滝雲が不帰ノ嶮を越していく。この先お先真っ白決定か。

7/16 5:54

槍と穂高あっぷ

7/16 5:54

剱岳あっぷ

7/16 5:55

剱、立山。

7/16 5:55

富山湾方面。

7/16 5:56

白馬鑓ヶ岳に到着。

7/16 5:56

白馬岳も朝日を浴びて輝いてる。

7/16 5:58

滝雲の向こうに北ア。剱岳から大天井岳まで横並び、鹿島槍南峰の後ろにかろうじて常念も見える。

7/16 5:58

富士山

7/16 5:58

雲海に浮いてるのは浅間山かな？

7/16 6:04

あっちゅうまに真っ白になってしまった。

7/16 6:11

西穂以来のブロッケン。

7/16 6:23

白馬鑓温泉分岐、鑓温泉へは通行止め。

7/16 6:40

元気なウルップソウを見つけた。

7/16 6:42

天狗山荘手前の雪渓トラバース。雪切りしてあって、目印も置いてある。

7/16 6:44

天狗山荘に到着。
今年は売店とテントの営業のみ。

7/16 7:17

天狗の頭。

7/16 7:44

天狗の頭を過ぎた辺りから時折青空がのぞく。

7/16 7:51

7/16 7:53

いよいよ天狗の大下り。

7/16 8:12

長い鎖をたどって下りる。多少ザレてるところもあったので慎重に下った。

7/16 8:19

ガスが晴れて不帰ノ嶮の全貌がみえた。

7/16 8:19

完全に晴れてきてテンションがあがる！

7/16 8:32

不帰キレットに到達、ここから先が不帰ノ嶮。

7/16 8:32

1峰

7/16 8:34

○と矢印があるので迷うことはない。（と思う）

7/16 9:03

1峰の頭

7/16 9:05

1峰の頭の剱岳

7/16 9:11

1峰の頭から核心部の2峰を望む。

7/16 9:20

1峰と2峰の鞍部。

7/16 9:23

ここから長い鎖場を登る。

7/16 9:32

鎖場を登りきると梯子の橋が掛かっている。

7/16 9:35

渡りきって上から橋を見下ろしたところ。

7/16 9:41

7/16 9:44

7/16 9:48

長野側は切れ落ちていて狭いところもある。

7/16 9:51

7/16 9:54

7/16 9:57

7/16 9:59

7/16 10:03

7/16 10:05

不帰2峰北峰に到着！なんとか核心部は無事に抜けられた。

7/16 10:06

2峰南峰へ向かう。

7/16 10:19

2峰南峰。

7/16 10:19

南峰から核心部を振り返る。

7/16 10:29

3峰は富山側を巻いていく。

7/16 10:52

3峰C尾根ピークからの唐松岳。

7/16 11:12

7/16 11:13

不帰ノ嶮、なんとか完走、長かった〜

7/16 11:15

唐松岳、到着

7/16 11:59

五竜山荘まで行くつもりだったけど、膝痛の兆候があったので八方尾根で下山することにした。

7/16 12:00

今回も棒ラーメンがうまー

7/16 12:29

7/16 12:34

頂上山荘裏手の迂回ルートの夏道はまだ通行止めなので冬道を通る。

7/16 12:36

剱岳も見納め、また来るよ。

7/16 13:16

丸山に到着。

7/16 13:17

八方尾根からの下山は、丸山からの不帰ノ嶮が見たかったというのもある。

7/16 13:17

7/16 14:16

八方池

7/16 14:20

ここからだと天狗の頭から唐松岳まで全部みえる。一番切れているところが不帰キレット。

7/16 14:27

毎度のごとく顔ケルンに癒される。

7/16 15:01

八方池山荘に無事下山。

7/16 15:26

夏の下山後はやはりこれ。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR1100 カシオ

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 軽アイゼン

感想

まるた

3年前に北アルプスデビューで唐松岳に登った時に、
いつかは行けるといいな、と思った不帰ノ嶮に行ってきました。

八方尾根は何度も登っているので、スタートは栂池自然園駅から。
天狗原を過ぎたあとの乗鞍岳の雪渓はアイゼンあったほうが楽だし安全です。
結構下りで滑り落ちてくる人がいました。
さすがに3連休中日で乗鞍岳〜白馬大池まではすれちがい渋滞が多かったです。
小蓮華山を過ぎた辺りから雲が湧き出してきましたが、
白馬岳山頂まで晴れ間も持ってくれました。
白馬岳頂上宿舎のテント場は遅い到着なのでほぼ埋まっていて、
いちばーん奥の張りにくいところにやっと建てれました。
テントの微妙な張り具合に夜から風が強くなって飛ばされんじゃないかと、
ヒヤヒヤとバタバタ煩いのとであまり眠れませんでした。

2日目は今回の縦走のメインイベントの「不帰キレット」。
ちなみに山を始めてから初の破線コース。
富山側から吹き付ける強風の中スタート。
早朝は晴れていたのに白馬鑓ヶ岳に着いたあたりで、
流れ込んだ滝雲とともにあっという間にガスってしまい、
しばらくは何も見えない白い中をすすんでました。
それでも時折青空がでて剱や遠くは槍穂高までみえたので悪くなかったです。
キレットに下りたあたりでまた晴れたし。
不帰ノ嶮の核心は�喫�〜�曲�北峰のあいだで、
○や矢印もあるので迷うことはなく、久々の鎖と岩々祭りで楽しめました。
昨年行った八峰キレットよりは難易度がちょい高な感じがしました。
コースの性格上、前日の白馬岳までに比べて極端に人が少なく静かでした。
なんとか無事に唐松岳についたころにはもうかなりヘロってました。
このあと五竜まで行くつもりでしたが、膝痛が出始めていたのと
丸山ケルンからの不帰ノ嶮がみたくて八方尾根で下山しました。

3年前の「行けたらいいなぁ」、を実現できていい山旅になりました。