光岳(最南端の2,500m級、光小屋テン泊、芝沢ゲートから易老岳経由ピストン)
- GPS
- 18:30
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,619m
- 下り
- 2,639m
コースタイム
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 11:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
(金沢から) 北陸自動車道ー国道41号ー国道471号ー安房トンネルー国道158号ー梓湖から野麦峠方面ー県道26ー木祖村ー国道361号ー伊那市ー国道153号ー県道251号ー国道474号(小川路峠道路トンネル)ー国道152号ー芝沢ゲート(北又渡ゲート) 遠かった・・・ 芝沢ゲートの駐車場へは前日の22時過ぎに到着 ゲート前の駐車場にラスト1台で駐車することができラッキーでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・芝沢ゲート〜易老渡まで長い林道 自転車をオススメ(ただしパンクしないこと!) ・易老岳まで長い登り(一部、痩せ尾根がありますが問題なし) ・易老岳〜光岳 最後のガレ場(三吉ガレ)は疲れた体で一踏ん張り |
その他周辺情報 | いいお湯でした♪ 遠山温泉郷 かぐらの湯 以下、ホームページより 〒399-1311長野県飯田市南信濃和田 営業案内 営業時間●AM10:00〜PM9:00(受付終了 PM8:30) 定休日●毎週木曜日(祝日の場合は営業) 入浴料金●大人/620円・小人/310円 お問合せ●TEL0260-34-1085 FAX0260-34-1088 http://tohyamago.com/osusume/kaguranoyu/ |
写真
装備
個人装備 |
GPS
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
笛
筆記具
ライター
ナイフ
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
シュラフ
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
非常食
|
---|---|
共同装備 |
テント
テントマット
コンロ
ガスカートリッジ
コッヘル(鍋)
カメラ
|
感想
【最南端の2,500m級はハードで地味ななかにも見所たくさんでした】
南アルプスは塩見岳以来となります。今回は最南端の2,500m級でアクセスが悪くて百名山をしている人でも最後に残る山と言われている光岳。実際に100座目という方や99座目という方など、経験豊かな方が多く登ってらっしゃいました。また、ひかりだけと書いてテカリと呼ぶ。ネーミングが面白い。
まずは芝沢ゲートまでのアクセスの悪さ・・・金沢から距離はまあまああるんですが、なんせ高速道路がない。地道に下道です。そして、芝沢ゲートから易老渡まで林道を歩く必要があるとうことで、無理やり自転車を2台積んで、駐車場で外におろして車中泊作戦!帰りのことを考えるとオススメです。帰りにパンクしてしまいましたが・・・(泣)
易老岳までの長い長い登りはなかなか高低差がありハード、テン泊装備にはこたえます。稜線に出てからは標高2,200mぐらいをアップダウンし、三吉平を過ぎ、疲れた体に三吉ガレの急登は最後の試練!しかし、登り終えると静高平・唯一の水場があり楽園気分。これほど水場の水が美味しく感じたことはありませんでした。
そして、ゼンジヶ原の亀甲状土、光小屋と360°の眺望が楽しめるイザルヶ岳からの富士山、南アルプスの山々の眺望、眺望のない光岳山頂、テカリ石・・・なかなか見所がたくさんあった山でした。今度は聖岳から光岳を眺めて見たいです!
【ちょっと心配・・・】
タイヤがパンクしたおかげで、芝沢ゲートまでの林道で、入山時にえっらい早く林道を歩いておられ、易老岳と光岳の間ですれ違い、翌日に聖岳へ登り、下山して来た方と林道でお話できました。途中、60代の男性お二人が林道に立っておられ、訪ねて来られました(16日の12:20ごろの事です)。
聞くと、芝沢から3人で聖岳に入り、前日に聖岳から下山予定が、1名(69才男性)が体力消耗のためはぐれ、苔平付近でビバークし、16日の午前5時すぎに苔平から下山するメールがあったとのこと。しかし、待っても(メールがあった5時すぎから7時間経過しても)林道を歩いて下山して来ないとのことで、こんな人、歩いていませんでしたか?と訪ねて来られた。
聖岳を下山して来た方は、同じコースを歩いて来ているが見かけていないとのことで・・・ヘロヘロになって西沢渡のゴンドラを引っ張るのは厳しいだろうしという話などお聞きしました。その後、無事下山したのか気になるところです。
【今回の反省点(n)】
1.芝沢ゲート〜易老渡までの未舗装路、下山時にママチャリがパンク(約半分の地点で)。未舗装路は徐行しないとダメ!と妻に言いながら自分のチャリがパンク。空気が少なかったのも原因。ちゃんと空気を入れておけば良かった。
2.易老岳から光岳への分岐を少し進んだ、シダゾーンでTJARの石田賢生選手(だと思う)にすれ違うも、すれ違った後に気づき声を掛けれなかったこと。残念! 今年のレースも頑張って欲しい!
3.気がつけばロングタイツに穴が空いていた。ショック。
4. yyさんにいろいろ書かれているとおり。。。
7月の三連休、毎年、どこに行こうか悩む。1週間前からてんくらとにらめっこ。最初東北を狙っていたが天気が不安定で、昨年同様、南アルプスに決めた。本当は、小屋が始まる前に、小屋泊にして楽をしたかったけど、ま、テン泊で。
で、本来、三連休明けのお仕事を考えると土日に登るのがよいけど、noriは、中々準備をしない。水曜から急かすけど、「準備なんて、すぐできる」といいはる。そうこうして金曜の朝、何にも準備できてないから、日月曜日に行く事に決めた。金曜の夜、お気に入りの靴下がないとかなんとか言って2時間かけて準備。何が、すぐできるん??って感じ。
私は、土曜はバーゲンの為帰省してくる娘と買い物した後、15時出発しました。途中、荒神の湯で10分お風呂でさっぱりし登山口へ。北陸から遠いなぁ。22時過ぎに到着。ゲート前の駐車場は、ギリ空いてました。距離はなくても、高速がない。ま、私は、運転しないけど。新車を購入して初遠出、燃費は、ハイブリッドだからかなり、よかったです。給油なし。今後も、東北や九州までスイスイいける感じ。
翌朝、5時出発。林道部分はチャリ押したり乗ったりでした。帰りに重宝すると、noriは楽しみにしていた事でしょう。この頃は。橋を渡って、易老岳目指して30番まである看板だけを励みにひたすら急登を登ります。最後の方は、もう何番かも分からなくなってくる感じ。
昼に易老岳に着き、カップうどんを食べますが、疲れすぎて珍しく一つ食べれない。嫌な予感。まさかの、高山病?3000mないよ?。隣に小学3年生の女の子がいて、元気をもらう。昨日聖岳を登り百名山96だって、すげー。後でわかるが同じ地元から来た方だった。てっきり関東の子と思ってたわ。
さ、光小屋目指して、頑張ろ。三吉平までは、そう思った。その先、あのガレガレがこれでもかってくらいあって、やはり死にました。何回1人石に座っていたか。noriは待ってくれない。あちー。足が上がらない。見上げても見上げても続いているょ。途中、水場までもうすぐだから行くよって励まされ、何とか一歩一歩歩き、水場へたどり着いた。頭から水をかけ、クールダウン。さっき励ましてくれたはるちゃんと小屋まで歩きました。亀の模様だよ🐢と説明してくれたりしながら、テント場まで一緒に歩いてもらいました。ありがとう。
テント場は、いっぱいできりセーフでした。秘密の第3のテント場も非公表であるらしいです。スパッツ脱いで、ビール飲んで、まったり小屋をふらついてたら、先程励ましてくれたはるちゃんグループが、頂上に行くとの事。明日、光岳アタック予定だったけど、時間もかかるだろうから今から行く事に。スパッツもう一回はくの嫌だから、生足でgo。虫刺されなくセーフでした。noriは光石へ、私はテン場に戻りました。一寝入りした。
夜ごはんは、鳥照り焼きとご飯。ご飯は、一杯食べれず半分くらいしか食べれなかった。昼といい夜といい、人間疲れると食欲が落ちるらしい。この時点で高山病でない事を実感。高山病だったら、もう吐いているから。19時過ぎには爆睡し2:30に起きてしまった。起きて、小屋まで散歩したら、星が綺麗で得した気分🌟。小屋前で、ご来光を見てると、昨日励ましてくれたはるちゃんがいて、話しながら、富士山のご来光を見ました。綺麗だ。何度見ても。
テント撤収後、ひたすらおります。易老岳の登り返しはあったけど、何とか、真面目におりました。お風呂に早く入りたくて。昼に易老渡に着きチャリで、ゲートまでスイスイ予定。noriに、石を踏むとパンクするから気をつけろって言われてたから減速して気をつけてたら、noriが、「パンクした、やばい」って叫んでいる。林道の半分もいってない所で。私は、自分で言っといてなんで??と思い、先に駐車場に行き、休憩してました。30分遅れでnori到着。車に二台のチャリを積んで、かぐらの湯で2日の汗を流しさっぱりしました。
あー、疲れた。
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