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Yamareco

記録ID: 1529075
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

「夏山第一弾」三俣から蝶ヶ岳・常念岳を周遊

2018年07月12日(木) ~ 2018年07月14日(土)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
53:26
距離
21.4km
登り
2,519m
下り
2,518m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:58
休憩
0:19
合計
5:17
距離 7.4km 登り 1,492m 下り 51m
5:45
30
スタート地点
6:15
26
6:41
6:44
59
7:43
7:57
180
10:57
10:58
3
11:01
11:02
0
11:02
宿泊地
2日目
山行
5:49
休憩
0:05
合計
5:54
距離 6.1km 登り 637m 下り 842m
6:47
27
宿泊地
7:25
7:30
5
7:35
255
11:50
51
12:41
3日目
山行
5:43
休憩
0:05
合計
5:48
距離 7.8km 登り 384m 下り 1,623m
5:23
128
7:31
7:32
188
10:40
10:44
27
11:11
ゴール地点
天候 12日:曇り→雨
13日:晴れ
14日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三俣の崩落箇所前にある駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
三俣〜蝶ヶ岳:概してよく整備されているが、2400mくらいから上は急登で注意が必要
蝶ヶ岳〜常念岳:常念岳の登りは岩・石多く歩き難い
前常念〜三俣:稜線から樹林帯へ入るまで大岩が重なる歩き難い道
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
【1日目】三俣の仮設駐車場を出発
2018年07月12日 05:46撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 5:46
【1日目】三俣の仮設駐車場を出発
林道の崩落箇所
2018年07月12日 05:48撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 5:48
林道の崩落箇所
駐車場から約30分で三俣登山口
2018年07月12日 06:13撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 6:13
駐車場から約30分で三俣登山口
登山道の始まり
2018年07月12日 06:14撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 6:14
登山道の始まり
蝶ヶ岳方面と常念方面の分岐
2018年07月12日 06:16撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 6:16
蝶ヶ岳方面と常念方面の分岐
吊り橋で本沢を渡る
2018年07月12日 06:26撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 6:26
吊り橋で本沢を渡る
急登の始まり
2018年07月12日 06:42撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 6:42
急登の始まり
1時間半でまめうち平
2018年07月12日 07:43撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 7:43
1時間半でまめうち平
この後はやや緩い登り
2018年07月12日 08:35撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 8:35
この後はやや緩い登り
頭上はガスに覆われている
2018年07月12日 08:46撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 8:46
頭上はガスに覆われている
標高2400m付近で雨になった
2018年07月12日 09:39撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 9:39
標高2400m付近で雨になった
ヨレヨレで蝶ヶ岳ヒュッテに到着
2018年07月12日 11:00撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/12 11:00
ヨレヨレで蝶ヶ岳ヒュッテに到着
【2日目】明け方、空は少しずつ晴れてきた
2018年07月13日 03:50撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 3:50
【2日目】明け方、空は少しずつ晴れてきた
穂高から槍への稜線が朝日に照らされる
2018年07月13日 05:11撮影 by  X-T2, FUJIFILM
2
7/13 5:11
穂高から槍への稜線が朝日に照らされる
常念岳、表銀座方面
2018年07月13日 05:12撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 5:12
常念岳、表銀座方面
霞沢岳と乗鞍岳
2018年07月13日 05:12撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1
7/13 5:12
霞沢岳と乗鞍岳
蝶ヶ岳ヒュッテを出る
遠方に富士山と南アルプス
2018年07月13日 06:50撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 6:50
蝶ヶ岳ヒュッテを出る
遠方に富士山と南アルプス
花は結構咲いている
2018年07月13日 06:59撮影 by  X-T2, FUJIFILM
2
7/13 6:59
花は結構咲いている
ライチョウの母子は2家族見た
2018年07月13日 07:11撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1
7/13 7:11
ライチョウの母子は2家族見た
黄色い花
2018年07月13日 07:23撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 7:23
黄色い花
蝶槍はカッコいい
2018年07月13日 07:32撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 7:32
蝶槍はカッコいい
ナナカマドの花だとのこと
2018年07月13日 08:08撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 8:08
ナナカマドの花だとのこと
ニッコウキスゲの群落と蝶槍
2018年07月13日 08:42撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 8:42
ニッコウキスゲの群落と蝶槍
2512mピークから望む常念岳
2018年07月13日 09:25撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 9:25
2512mピークから望む常念岳
この辺で足が止まる
2018年07月13日 10:28撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 10:28
この辺で足が止まる
やっと常念岳山頂に着く
2018年07月13日 11:33撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 11:33
やっと常念岳山頂に着く
2018年07月13日 11:37撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 11:37
槍の雲も消えた
2018年07月13日 12:03撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1
7/13 12:03
槍の雲も消えた
今日の宿、常念小屋が見えてきた
2018年07月13日 12:08撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 12:08
今日の宿、常念小屋が見えてきた
常念小屋に着
2018年07月13日 12:41撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 12:41
常念小屋に着
日没後、ガスの合間から覗く大キレットのシルエット
2018年07月13日 19:42撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/13 19:42
日没後、ガスの合間から覗く大キレットのシルエット
空気が冷えてガスが収まり、槍穂稜線が見え始める
明るい星は金星
2018年07月13日 19:54撮影 by  X-T2, FUJIFILM
1
7/13 19:54
空気が冷えてガスが収まり、槍穂稜線が見え始める
明るい星は金星
【3日目】この日も快晴
2018年07月14日 05:25撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 5:25
【3日目】この日も快晴
三俣への分岐
2018年07月14日 06:34撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 6:34
三俣への分岐
槍方面
2018年07月14日 06:36撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 6:36
槍方面
大岩の積み重なる前常念稜線
2018年07月14日 06:44撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 6:44
大岩の積み重なる前常念稜線
行っても行っても続く
2018年07月14日 07:04撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 7:04
行っても行っても続く
やっと前常念岳山頂
2018年07月14日 07:21撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 7:21
やっと前常念岳山頂
山頂直下の下り
2018年07月14日 07:31撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 7:31
山頂直下の下り
昨日歩いた稜線が見える
2018年07月14日 07:57撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 7:57
昨日歩いた稜線が見える
山頂から1時間くらいで樹林帯に入る
2018年07月14日 08:23撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 8:23
山頂から1時間くらいで樹林帯に入る
霧が出てきた
2018年07月14日 09:24撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 9:24
霧が出てきた
やっと三俣の分岐まで戻る
2018年07月14日 10:43撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 10:43
やっと三俣の分岐まで戻る
登山口到着
今日も無事下山!
2018年07月14日 10:46撮影 by  X-T2, FUJIFILM
7/14 10:46
登山口到着
今日も無事下山!
撮影機器:

装備

個人装備
半袖シャツ 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ

感想

夏山の第一弾を今まで線が繋がっていなかった蝶ヶ岳と常念岳間を埋めるところから始めようと三俣からの集回を計画。


【1日目】
3月に起きた林道崩落で従来の駐車場まで行けず仮設駐車場を利用との情報で、混むのを恐れて4時半頃に到着。
車は半分くらい埋まっているが、準備している登山者はそれ程多くない。

5時45分に出発。30分ほど歩いて三俣登山口に着き、山行計画書を提出。少し行くと右に前常念岳方面の道を分け、小さな吊り橋を渡ると樹林の中の登りが始まる。天気は曇りだが気温はそれ程低くなく、湿度も高めなので少しの距離しか歩いていないのに疲労感が早い。

登山口か1時間半ほどでまめうち平に達して少し休む。やや年配の夫婦連れを追い越し、ここからはやや緩い斜度の登山道をゆっくり進む。それも1時間足らずすると急斜面をジグザグに登る道に変わり、ステップの大きな場所も増えて疲労が急激に溜まってくる。

標高が2400mを越えた10時頃から雨になり、登山道も歩き難くなってペースが急激に落ちる。疲労感が募るが1時間ほどかけて何とか蝶ヶ岳ヒュッテに到着。この日は20名ほどの泊まりでスペースもゆったり。
夜になっても天気は回復せず、早めに就寝する。


【2日目】
3時頃に外へ出てみると雲間に星が見える場所が広がっていて天気が回復してきた様子。カメラを持ち出し、日が昇る直前まで夜明けの山の様子を撮影する。

朝食を食べ終わり、支度をして小屋の外へ出ると青空が広がり、穂高から槍までの稜線の繋がりが美しい。泊まっていた数名の客と前後して常念岳へ向けて出発する。
蝶槍に着くくらいまでは快調だったが、その後のアップダウンを繰り返すと前日の標高差1400mの登りの疲労が効いてきて足が重くなってくる。

常念岳への最後の登りの半分くらいの地点で急に足が止まり、すぐそこに見えている頂上になかなか行きつけない。やっとのことで頂上へ辿り着いた時には、一緒に蝶ヶ岳を出た連れはもう誰もいなかった。

明日から連休なので、常念乗越小屋は割合に混んでいる。同室の数名と話していると色々な経験と予定を持つ人が多く面白い。
夕食後、日の暮れるのを待って外に出、小屋の前で暮れた空と遠くの槍ヶ岳稜線の写真を色々と撮影してから床に就く。


【3日目】
翌朝も晴れ。同室の客は殆どが4時前に出発していく。5時に朝食を摂り、ゆっくり目に準備して6時少し前に出発。昨日までの疲労で常念への登山道を登るのもしんどい。三俣分岐を左へ折れて前常念の稜線に向かう。

前常念の稜線は大きな石が積み重なる歩き難い道。晴れていてフリクションがあるからまだ良いが、雨で石が濡れているとかなり難儀するのではないかと思う。歩き出してすぐに、この時間に早くも下から登って来た人とすれ違い様にこの先の状況の情報収集。こちらが前常念に着く前に早くも常念の山頂を折り返して戻って来て追い越される!

やっとのことで前常念の山頂碑がある稜線の終端まで着くと、三俣からの登山者が次々と登って来始める。
山頂からの下りも最初はかなり大きな岩が折り重なって足の置き場を慎重に探す状態だが、少し下りると岩の間に道ができていてかなり歩き易くなってくる。
強い日差しの下、登って来る登山者とすれ違いながら、気を遣う登山道を下るのは非常に疲れる。頂上から40分ほど下って漸く樹林帯の日陰に入ることができてホッとする。

ちょうど道端にあったベンチ状の太い木の根に暫く座って休んでいる間に、下から登って来る人はどんどん増えてくる。既に十分疲れている人たちに、樹林帯を出てからの強い日差しと大岩の道の急登を伝えるのは辛い。
ここからの下り道もまだまだ長く、落ち葉や笹の葉が積み重なっていて滑り易い箇所が沢山ある。途中何度も転倒や木の枝との衝突の危険に遭いながら、頂上から3時間余りかかってやっと2日前に出発した登山口に戻る。

半分熱射病状態の疲労感で何とか車に戻り、何度も切り返して混み合う駐車場から車を出す。それでも連休の初日にしては駐車場周りの混雑は大したことないな、と思いながら下って行くと、駐車場の500mほど下から2劼墨砲辰篤始の片側に止めた車の列が続いていた。

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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳−蝶ヶ岳(三股登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
須砂渡ゲート〜蝶ヶ岳
利用交通機関:
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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