「夏山第一弾」三俣から蝶ヶ岳・常念岳を周遊
- GPS
- 53:26
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,519m
- 下り
- 2,518m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 5:17
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 5:54
天候 | 12日:曇り→雨 13日:晴れ 14日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三俣〜蝶ヶ岳:概してよく整備されているが、2400mくらいから上は急登で注意が必要 蝶ヶ岳〜常念岳:常念岳の登りは岩・石多く歩き難い 前常念〜三俣:稜線から樹林帯へ入るまで大岩が重なる歩き難い道 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
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感想
夏山の第一弾を今まで線が繋がっていなかった蝶ヶ岳と常念岳間を埋めるところから始めようと三俣からの集回を計画。
【1日目】
3月に起きた林道崩落で従来の駐車場まで行けず仮設駐車場を利用との情報で、混むのを恐れて4時半頃に到着。
車は半分くらい埋まっているが、準備している登山者はそれ程多くない。
5時45分に出発。30分ほど歩いて三俣登山口に着き、山行計画書を提出。少し行くと右に前常念岳方面の道を分け、小さな吊り橋を渡ると樹林の中の登りが始まる。天気は曇りだが気温はそれ程低くなく、湿度も高めなので少しの距離しか歩いていないのに疲労感が早い。
登山口か1時間半ほどでまめうち平に達して少し休む。やや年配の夫婦連れを追い越し、ここからはやや緩い斜度の登山道をゆっくり進む。それも1時間足らずすると急斜面をジグザグに登る道に変わり、ステップの大きな場所も増えて疲労が急激に溜まってくる。
標高が2400mを越えた10時頃から雨になり、登山道も歩き難くなってペースが急激に落ちる。疲労感が募るが1時間ほどかけて何とか蝶ヶ岳ヒュッテに到着。この日は20名ほどの泊まりでスペースもゆったり。
夜になっても天気は回復せず、早めに就寝する。
【2日目】
3時頃に外へ出てみると雲間に星が見える場所が広がっていて天気が回復してきた様子。カメラを持ち出し、日が昇る直前まで夜明けの山の様子を撮影する。
朝食を食べ終わり、支度をして小屋の外へ出ると青空が広がり、穂高から槍までの稜線の繋がりが美しい。泊まっていた数名の客と前後して常念岳へ向けて出発する。
蝶槍に着くくらいまでは快調だったが、その後のアップダウンを繰り返すと前日の標高差1400mの登りの疲労が効いてきて足が重くなってくる。
常念岳への最後の登りの半分くらいの地点で急に足が止まり、すぐそこに見えている頂上になかなか行きつけない。やっとのことで頂上へ辿り着いた時には、一緒に蝶ヶ岳を出た連れはもう誰もいなかった。
明日から連休なので、常念乗越小屋は割合に混んでいる。同室の数名と話していると色々な経験と予定を持つ人が多く面白い。
夕食後、日の暮れるのを待って外に出、小屋の前で暮れた空と遠くの槍ヶ岳稜線の写真を色々と撮影してから床に就く。
【3日目】
翌朝も晴れ。同室の客は殆どが4時前に出発していく。5時に朝食を摂り、ゆっくり目に準備して6時少し前に出発。昨日までの疲労で常念への登山道を登るのもしんどい。三俣分岐を左へ折れて前常念の稜線に向かう。
前常念の稜線は大きな石が積み重なる歩き難い道。晴れていてフリクションがあるからまだ良いが、雨で石が濡れているとかなり難儀するのではないかと思う。歩き出してすぐに、この時間に早くも下から登って来た人とすれ違い様にこの先の状況の情報収集。こちらが前常念に着く前に早くも常念の山頂を折り返して戻って来て追い越される!
やっとのことで前常念の山頂碑がある稜線の終端まで着くと、三俣からの登山者が次々と登って来始める。
山頂からの下りも最初はかなり大きな岩が折り重なって足の置き場を慎重に探す状態だが、少し下りると岩の間に道ができていてかなり歩き易くなってくる。
強い日差しの下、登って来る登山者とすれ違いながら、気を遣う登山道を下るのは非常に疲れる。頂上から40分ほど下って漸く樹林帯の日陰に入ることができてホッとする。
ちょうど道端にあったベンチ状の太い木の根に暫く座って休んでいる間に、下から登って来る人はどんどん増えてくる。既に十分疲れている人たちに、樹林帯を出てからの強い日差しと大岩の道の急登を伝えるのは辛い。
ここからの下り道もまだまだ長く、落ち葉や笹の葉が積み重なっていて滑り易い箇所が沢山ある。途中何度も転倒や木の枝との衝突の危険に遭いながら、頂上から3時間余りかかってやっと2日前に出発した登山口に戻る。
半分熱射病状態の疲労感で何とか車に戻り、何度も切り返して混み合う駐車場から車を出す。それでも連休の初日にしては駐車場周りの混雑は大したことないな、と思いながら下って行くと、駐車場の500mほど下から2劼墨砲辰篤始の片側に止めた車の列が続いていた。
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