トムラウシ山【熊もモグモグタイム】
- GPS
- 09:57
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,544m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 9:49
天候 | 雲海 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
広範囲に渡り路面に窪みがあります。最も注意が必要なのは望岳台手前の分岐を左折した直後の右急カーブです。長雨の影響と思われる雨裂がカーブの出口に横断して、特に内側の溝が深く洗掘されているので出来る限り外側を通行することを勧めます。 フロントバンパーの長い車や車高の低い車は慎重に! |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険】 コマドリ沢に残っている雪渓は、部分的に薄くなっています。穴が開いている近くや境目の踏み抜きに注意して下さい。 【泥濘】 分岐まで数ヶ所大きな泥濘がありましたが、分岐から先はかなり改善されたようでした。 山守隊や有志ボランティアの方々による木道の増設、新得山岳会による排水溝の掘削等が功を奏したようです。 念のため、ゲイター、ロングスパッツ着用を勧めます。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 トムラウシ温泉東大雪荘 日帰り入浴500円(大雨による機器の故障により一部施設の休止あり) |
写真
感想
本格的な夏山を楽しもうとトムラウシ山に行って来ました。
空一面に低い雲の広がる十勝地方でしたが、カムイ天上辺りまで来ると眩しい程の晴天になり、心配していた泥濘も分岐を過ぎてからはほぼ問題無く快適に歩くことが出来ました。
関係者の皆さま、本当にありがとうございます。
カムイサンケナイ川の雪渓は完全に解け、コマドリ沢の半分程度が残るのみでした。そのコマドリ沢の雪渓手前に差し掛かった時です。多くのツアー客や本州からの登山者が立ち止まり進む気配がないので先に行こうとしたところ、ガイドらしき人が真剣な顔をして「熊が先ほどまで居ました!」と言うので、私は「いつもこの辺りにいる熊ですよ!(^_^)」と軽く流して先に行かせてもらいました。
雪渓は部分的に薄くなっているので踏み抜きには十分注意して下さい。
前トム平の手前の斜面での事でした。相方がクマ!と言うので探してみるとコマドリ沢源流部付近に大きな熊がモグモグタイムを取っているようでした。400〜500mくらいの距離があったので後から来た登山者達にも教え、暫くみんなで眺めていました。
最近は熊との縁が深まってきたようです(苦笑)
前トム平からトムラウシ公園、山頂にかけての風景は「この世の天国」です!といつも私が言ってますが、この日は過去最高の日になりました。
見事に咲き競う色取り取りの花々。神様が創作した庭園。残雪、雲海・・・
沢山の感動に心を踊らせて最後の登りに差し掛かった時でした。山頂からテン泊装備の小柄な女性が一人で下りてくるので、スゴい方だナ〜なんて思ったら・・・
なんと!ヤマレコのミクリさんでした。それも大雪から十勝連峰の縦走!久しぶりの再会に話が弾み、縦走の邪魔をしてしまった事をこの場を借りてお詫び申し上げますm(__)m
そして登頂!
広くはない山頂はいつものように本州方面からの登山者で賑わい、私はこの雰囲気も大好きです。
食事をして、山座同定や会話を楽しみ下山しました。
下山中にカムイ天上の泥濘対策に積極的に取り組んで下さっている、山守隊の方々が沢山の角材を荷揚げしている所をお見かけしました。
この暑い陽気の中、なんと2往復目だそうです。
この日は天気の影響も勿論ありますが、分岐以降快適に歩けたのは山守隊と有志のボランティアの方々。そして水はけ用の溝を雨の中掘って下さった新得山岳会の作業参加者の方々。
本当に心から感謝致します。
ありがとうございます
なんだか初めましてという感じはしませんけど初めましてhappykazooです。
このレコは大変為になりました。
今、行こうと計画を立ててる所でして僕の知りたい情報ばかりが明瞭簡潔にギュッと纏まっていて見易さ抜群ですね!
蚊が多い、服の上から刺してくる、雪渓の状態、南沼テント場の様子、トイレ、山頂最後の登り、そして登山口までのアクセス状況。
あれ?僕が既に質問してて回答してくれてるのかなの様なレコに感謝です。
熊が遠くでモグモグタイムしてても構わず登っちゃうんですね。
僕がその状況に遭ったらガイドより真剣な顔して内地の人と一緒に停滞してたでしょう。
華麗にその停滞組をすり抜けて行く格好良さに惚れました。
僕も北海道の登山者としてそうあらねばと鼓舞されました。
僕も今度からこんな情報力のあるレコを書く事が出来ればなあと思います。
コメント失礼しました。
追伸
i-tomoさんといつも腐し合ってますね、仲悪いんですか?(笑)
どっちが晴れ男だとか。
happykazooさん、
これ程にも持ち上げて頂いてなんか恥ずかしいですよー(>_<)
近々トムラウシを予定されているのですか?
週末は登山口に停めきれないくらい多くの車が来る時があるので、早い時間にお越しになられると良いと思います。
南沼の水は現在は豊富ですよ(^_^)
happykazooさんとのコラボも早く実現したいと思っておりますので、お時間が合いましたら宜しくお願いしますm(__)m
i-tomoさんとの仲ですか?
ドMなi-tomoさんだから喜ばせたくて言葉で弄ってるだけですよーd=(^o^)=b
(笑)(笑)
南沼の水は現在は豊富なんですね。
よし!これで食事用の水は大分減らして軽量化しようと思います。
またまたタイムリーな情報ありがとうございます。
登山始めた時からの憧れの山なんです。
登山歴3年で鍛えた筋肉と知識でそろそろトムラウシ山に行こうかなと思っている今日この頃です。
度々のコメントまた失礼しました。
追伸
亀が追いかけて来るなんて自分の調べでは今まで聞いた事ありませんでしたので、これも楽しみです。
きっと今が花のベストシーズンかなぁ?なんて思っています。
前トム平から先は立ち止まってばかりでなかなか進めないという、嬉しい悲鳴を上げてましたネ(笑)
そう、亀さんに注意して下さい!
追いかけて来ますから(笑)
前トム平辺りから出没しますよ・・・(゜ロ゜)
ezo-wolfさん、こんにちはー
さきほど無事に下山したところです。
偶然のスライドでお会いできて、とっても嬉しかったです^ ^
こちらこそ長いこと引きとめてしまって、申し訳ありません。
ずっーと、蝦夷梅雨みたいな天候で、久しぶりの山日和でしたものね。
トムラウシ山はいつも最高ですね!
それにしても、熊慣れ度が上がられていますね。
本当にあの瞬間は嬉しかったです!
何しろずーっと雨が降り続いた後の久しぶり青空の下で、冬の最高の日高をご一緒したミクリさんとバッタリお会いするなんて・・・・・
しかも最高のトムラウシで(;゜0゜)
大雪から十勝連峰の縦走ともなれば、天気の崩れやアクシデントは付きものでしょう・・・
この話は年末にじっくり聞かせて下さいネ(^_^)v
熊は5月の芦別岳でにらみ合いという貴重な経験させて頂きました(゜ロ゜;
でもボクよりもミクリさんの経験の方がずっと怖そうですよ(冷汗)
ヘエーmikuri さんと会ったんですね
待ち合わせでもしていないと会えないですよね
本当に待ち合わせでもしたかのようですネ(^-^)
私は短縮登山口からのピストン
mikuriさんは大雪から十勝連峰の縦走
たまたま同じ日にトムラウシ山にいたとしても、南沼分岐から山頂の僅かの区間で限られた時間内ですから奇跡的ですネ!
こんな事があるからヤマレコって面白いです。
akadake5さんのレコを参考に道東の山々も進出したいと思っています。
よろしくお願いしますm(__)m
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