荒川三山
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 3,113m
- 下り
- 3,105m
天候 | 快晴 午後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
3度目か、4度目かの正直。
毎度台風で中止になっていた荒川・赤石にようやく登れました。
東海フォレストの仕組みがイマイチよくわからなかったので経験者と行けてよかった。
アクセスが長すぎるので、運転交代できるメンバーがいたのもありがたかった。
◆1日目
初日は暑い暑い樹林帯歩きで、睡眠不足とあいまって意識朦朧。
本気で何度か意識が遠のいたので、(歩きながら視界が暗く狭くなっていく…)
これはまずいと途中で仮眠させてもらう。15分で起きてまた歩き始めた。
寝足りないけど少しはスッキリしたのでよかった。
樹林帯は本当につまらない…
何度時計を見てもさっきから10分も経ってない、ということに絶望することを繰り返す。
なぜか水を4リットルかついでる自分も本当にバカだった。重い。水場あるのに。
千枚小屋についてしまえば快適。
生ビールも飲めるし、天気がいいから外でご飯。今回のmaco’sキッチンは軽量化重視で麻婆春雨丼。
定番メニューだがお手製の肉味噌持ってくるあたりにこだわりを感じた。
同じ山岳会の別パーティとわいわいできたのも楽しかった。
とにかく眠すぎて19時に撤収、自炊小屋に帰りシュラフに入った瞬間に寝落ちた。
◆2日目
3時起床、外で朝ごはん。朝は各自個食。お湯だけ沸かして簡単に。
しばらくは樹林帯だが、涼しいし空が近いので気持ちよく歩ける。
じきに稜線に出てようやく「山を歩いている」感を味わえた。
千枚岳頂上では富士山、北アルプス、中央アルプス、南アルプスまでずらっと見通せて本当に眺望がよく感動。
ここからの道はずっとこんな感じで、「あ〜久しぶりの縦走!」と嬉しくなった。
たっぷり寝たのでこの日は朝から元気。やっぱり睡眠って大事だなとしみじみ…
気持のいい稜線歩きを楽しむが、そうはいってもアップダウンが激しくてなかなかに体力を消耗。
荒川(悪沢)岳を過ぎてから、荒川小屋の向こうに聳える赤石岳への距離に「あそこまで行くのか〜…」と心にダメージ。
赤石岳に登頂し、避難小屋についた時の安堵感と言ったら!
気持ちよかったけど疲れた。疲れたけど気持ちよかった。
到着後は外でご飯を食べてワイワイする。元気な呑兵衛たちは遅くまで飲んでいたみたいだけど、
自分は酔っぱらって眠くて早めに寝ついてしまった。
◆3日目
素晴らしい朝日を長い時間楽しんだ。みんなで撮影大会。
3000m超える高所に泊まるの久しぶりだったかも。絶景。
景色を堪能して下山開始!!長い長い下山。膝に、、、膝に来る・・・・!!
最後はやっぱり表情が消えるありさま。
下山後、バスを待つ間に昼ご飯を食べ、ひなたぼっこして昼寝。人はたくさんいました。
温泉で汗をさっぱり流し、また長い岐路へつきました。
数年越しの南ア南部にようやく行けて嬉しかった!!
ちなみにこのメンツ、5年前に裏銀座〜読売新道を歩いた時と同じメンバー。
とても思い出深い山行だったので、その時と同じ服装で行きました。(自己満足)
気心知れてる仲間がいると本当にありがたい。楽しかった。
6月に赤岳にいったとき、「海の日連休どっかいこーよ」ということで、3人で話し合い、Hさんがこれまで振られつづけていると荒川三山へ。
私は二度目の荒川三山、年前の8月に、腰椎骨折からの復活チャレンジでYchiと二人で歩いた山。
山を歩けることの幸せと喜び、いっしょに歩いてくれる仲間がいることのありがたさをかみしめながらあるいた思い出のある山だ。
南アルプスの南部はアプローチが不便なだけでなく、高低差、距離といったボリューム感もかなりのもので、私にとっては行くとなるとかなり気合いが必要なエリアである。しかし気心の知れたこのメンバーであれば気兼ねも不安もなく一緒に行ける。思いがけず二度目の機会を得ることができた。そしてこのメンバーで出かけるときは、ありがたいことにいつも天気に恵まれる。
毎年雨になやまされる海の日連休であるが、Pの晴れ女パワーのおかげか、今回もすばらしい好天にめぐまれた。
1日目
灼熱の森歩き
深〜い森をゆっくり1500M近く高度を上げていく修業道。
変化があまりなく、展望もない。睡眠不足と気温の上昇で気が遠くなりそうなのをがまんしながらひたすら無言で歩き続けた。。。
無心の境地に入ったのか、眠気で意識不明になってしまったのかよくわからないが、みんな無言のウォーキングデット。
とにかく暑くてまいった。コースタイムを2時間ほどオーバー。そういえば、前回来た時もこの道はつらかった・・・忘れていた。
やっとの思いで着いた千枚小屋での生ビールはまた格別。夜はURARAパーティと一緒にお食事しにぎやかに過ごしちょっと元気になったものの、疲労マックスのため電池切れ。早々に就寝。
2日目
快晴
日の出とともに森林限界へ到達。1日目とは打って変わったすばらしい稜線歩き。
富士山、南アルプス北部の山々、奥秩父、 北アルプス 、中央アルプス 御岳、その他諸々。。。甲信越地方すべての山が見えたんじゃないかとおもうくらいの絶景。
心地よい風が吹き、高山植物の可憐な姿に癒され、時々現れる荒々しい岩場に簡単し・・・・おおおお、まさしくこれが日本アルプスじゃああ!
昨年、仕事の都合ですこし山を離れていただけに、久々に見るみごとな景観に感動もひとしお。
おおらかな景色に心躍らせながら最高の稜線歩きを満喫した。
しかし天国はずっとはつづかない。
荒川小屋から赤石岳への登り返し。前回、ここでばてた、、、、先がわかっているので前回よりも多少ましだったかもしれないが、やはりこの登りはつらい。今回もやはりここでばてた。
メンバーに励まされ頑張って登頂。着いてからは再び天国。
カモメンと心行くまで(酒がなくなるまで)飲み、夜は、名物の小屋のご主人達とご一緒させていただき、満点の☆を眺めてから就寝。
3日目
未明に星空を撮影。すばらしい夜明け。山頂から見る夜明けは久しぶり。
やはり山の上で味わう夜明けは最高だ。3000Mで見る絶景、また忘れられない風景が増えた。
ご機嫌で下山を開始するも2000Mを一気に下る激下りで足はぼろぼろ、途中からは写真をとる余裕もなく、無言のウォーキングデッドと化すが、
肉体は疲労困憊していたが、心の中は大きな大きな南アルプスに抱かれた満足感でいっぱい。
メンバーの皆さん、ご一緒いただいたカモ面達、小屋の方々、本当にありがとう!
充実の海の日連休でした!
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