宮之浦岳
- GPS
- 11:22
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 810m
- 下り
- 808m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船 飛行機
|
写真
感想
男性9名、女性7名平均年齢60歳超のメンバーである。
早朝5時バスでホテル出発、淀川登山口まで4〜50分かかる。
空はまだ暗闇、丁度新月で月明かりもなくヘッドライトを頼みに6時08分登山口出発、出発から約一時間で淀川小屋に着くここにはコース最後のトイレがある。
空も明るくなってきた、少し進むと素晴らしく透明度の高い川を渡る淀川というらしい。あまりに綺麗過ぎて魚はいないとのこと。
登山道脇には苔むした大木の切株に数種の木が着生し南国らしい様相をみせている。
出発から2時間半左手に高盤岳が見えてくる、山頂には見事に切られた大岩が見えるトーフ岩である、自然の驚異というしかない。
更に進むと黒味岳が見えてくる。目指すはあの山の向こうというからほんとに此処は島なのと思ってしまうくらいに奥深い。
出発から約3時間日本最南端の高層湿原小花之江河を経て花之江河に着く、屋久鹿が草を食していた。
花之江河はいくつかある島の南方から宮之浦岳に登るコースの合流地点になっている。更に進むと徐々に高木が少なくなってきて屋久島シャクナゲの大群落がいたる所に見える。
出発から4時間投石平に到着する。その名のとおり畳何枚分もあるような岩があちこちにある。
北側には目指す山頂の稜線も伺える。ここから先はがまるで芝生のようにそろった高さで一面が屋久笹である、その中に一段高くシャクナゲが映えている。
出発から5時間翁岳と栗生岳の鞍部には、人面とも動物とも見える奇岩があちこちに見えてくる。まるで自然彫刻展である。ゲンコツ岩は2004年の台風18号により一部崩落してしまったとのこと。振向けば翁岳の山頂にはまるでアニメ漫画にでもでてきそうな形の岩が乗っている。
栗生岳の山頂直下を更に進めば20分足らずで九州最高峰宮之浦岳山頂である。およそ6時間かかっての登頂である。
このとき頂上には我々を含め約30名はいただろう。山麓には雲がかかりその切れ間からしか海を確認することができず、種子島や他の島も確認することが出来なかったが雲上は快晴で九州第二の高峰永田岳と雲海とのコントラストは洋上アルプスに相応しい景観であった。
頂上で食事休憩後同じ道を下山する。小屋泊まりして縄文杉への縦走するというグループもあった。
同じ道であるが山の様相が行きとまた違うように見えるのが不思議なところだ。天候が味方してくれれば足取りも軽快となる、途中の景観を再び楽しみながら下山開始から約5時間日没前に淀川登山口へ帰着した。
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